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【ネタバレ】映画『セブン』あらすじや残された謎を徹底解説!

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映画『セブン』はご存じですか?『セブン』はキリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件と、その事件を追う刑事たちの姿を描いたサイコ・サスペンス作品です。

今回は、『セブン』のあらすじや出演キャスト、衝撃のラストなどを紹介していきます。また、『セブン』にまつわる謎も解説していくので、サスペンス作品が好きな方は、ぜひチェックしてみましょう!

映画『セブン』とは

映画『セブン』は、 1996年1月27日に日本公開されたミステリー・スリラー作品です。「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」や「ゴーン・ガール」でお馴染みのデビッド・フィンチャー監督が手掛けており、デビッド・フィンチャー特有の色彩を抑えた映像が特徴的となっています。

また、主演はブラッド・ピットが務め、他にもモーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロー、ケヴィン・スペイシーなど大物が勢ぞろいしている点も『セブン』の見どころでしょう。

映画『セブン』の簡単なあらすじ

まずは、『セブン』を観ていない方向けの簡易的なあらすじを紹介します。定年間近のベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、自ら志願して殺人課に配属された新人刑事ミルズ(ブラッド・ピット)は、奇怪な猟奇連続殺人事件を捜査することになりました。

捜査を続けていると、犯人はキリスト教における7つの大罪に基づいて殺人を繰り返していることが明らかになり、サマセットとミルズは容疑者を割り出すことに成功します。

ところが、犯人と思われる人物に逃げられ、さらにミルズの素性が知られていたことも発覚します。犯人の思惑は何なのか、捜査を進めていくうちに、事件は思わぬ方向に舵を切っていくのです。

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映画『セブン』のネタバレあらすじ

次に、ネタバレを含む具体的なあらすじについて紹介します。各曜日ごとに起こる、重要な出来事を分かりやすいよう記載していくので、映画を観たけどもう一度振り返りたい方はぜひ参考にしてみて下さい。

ネタバレあらすじ①日曜日

サマセットは、夫を殺された被害者の妻と2時間口論した後、殺害現場へ赴き、事情聴取をしています。駆けつけていた巡査は「これほど犯人が明らかなものはない」と漏らしますが、サマセットは殺された男性の息子が殺害現場を見たせいで、トラウマになっていないか心配していました。

そこに、1日早く着任の挨拶をしに、若い刑事ミルズがやってきます。ミルズは、1週間後に定年を控えているサマセットの後任として配属されました。刑事としての活躍を望んでおり、自ら殺人課に志願したのです。

やる気満々なミルズは、「5年間殺人課に所属していた」とアピールしますが、サマセットは「ただ7日間見ておけ」と冷たく返すのでした。

ネタバレあらすじ②月曜日

ミルズとサマセットは殺害現場で落ちあい、2人で現場を見ました。発見された男性は、異様なまでに太っており、スパゲッティの中に顔をうずめて死んでいたのです。椅子に座っており、手足が拘束されていたことから他殺と判明し、検死した結果、胃の内壁が裂けていました。

12時間以上に渡り永遠と食べさせられ食物を過剰摂取した後、腹部を蹴られたことによる内臓破裂だろうと検死官は告げます。

現場に残されていたレシートを見ると、犯人は2度買い物に行っており、事件が連続する可能性があると悟ったサマセットは、年前にする仕事じゃないと事件から外れようとしますが、分署長に任命されてしまうのでした。

ネタバレあらすじ③火曜日

また、新たな殺人事件が発生しました。被害者は弁護士で、現場には血文字でGREED(強欲)と書かれており、デスクにあった写真の女性には血で眼鏡の様に目の周りが覆われています。

サマセットは昨日の肥満男の胃から出てきた破片を手掛かり、再度現場へ向かい捜査をしていると、冷蔵庫を動かした際に床が削れた破片が、男の胃袋の破片だったことが分かります。

また、冷蔵庫の裏側を見ると、Gluttony(大食)と書かれており、もう一つ「地獄より光に至る道は長く険しい」と書かれたメモが残されていました。メモの内容がミルトンの失楽園のものだと突き止めたサマセットは、七つの大罪になぞられて事件が起きていることに気づくのです。

だとしたら、後5つは殺人事件が起きるはずだと、サマセットは捜査から一方的に降り、ミルズに事件への手がかりとなるアドバイスをまとめたメモを作りをし、残りの定年退職までの時間を穏やかに過ごそうとしました。

ネタバレあらすじ④水曜日

サマセットが事件を降りたことでミルズも完全な独り立ちとなり、サマセットの後を引き継いでいると、電話が鳴ります。電話の相手はミルズの妻トレーシ―からで、今晩サマセットも誘ってディナーをしようと提案されました。

サマセットとミルズは一緒にミルズの自宅へ帰宅し、トレーシーと3人で他愛もない会話を交わしながら、穏やかなひと時を過ごしました。これまでに、お互いに厄介者扱いしていたサマセットとミルズはこの日を境に、認め合う関係性になり、ディナーを終えたふたりは、事件の話題へ移ります。

弁護士の事件現場にあった例の写真に目を付けたサマセットとミルズは、早速夫人に聞き込みに行くと、壁に飾ってある絵の向きが違うが違うことに気づきます。絵について調べようとすると、絵が飾ってあった壁に指紋でHELP ME(助けて)と書かれていたのです。

ネタバレあらすじ⑤木曜日

昨晩の謎の指紋の身元が割れたと署長に告げられ、サマセットとミルズは部隊を組んで容疑者と思わしき場所へと突入します。しかし、指紋の主は、ベッドに括り付けられており衰弱していました。指紋の主に左手は無く、惨い状態で死んでおり、壁にはSloth(怠惰)と書かれています。

男は、1年前からベッドに括り付けられていたようで、見るに堪えない状態だったのです。その時、死んだと思っていた男が生きており、慌てて救急車を呼び対応します。ミルズは興奮状態の為、サマセットがなだめていると、通信社の記者だと名乗る男が現れ、許可なく現場に入りミルズの写真を撮ります。

無断で写真を撮られたミルズは乱暴に記者を追い払うのでした。その後、病院へ搬送された被害者は、1年間強制的にベッドの上で生活をさせられ、薬を投薬されたり、舌を嚙み切るほどの地獄の中にいたことが判明しました。

ネタバレあらすじ⑥金曜日

サマセットはトレーシーに呼び出されており、トレーシーは町に越してきたばかりで、信頼できるのはサマセットしかいないと、妊娠したことを告げます。しかし、ミルズがあまりにも悲惨な事件を捜査していることも踏まえ、まだ隠しておくべきだとサマセットは言うのでした。

サマセットは何かを思いつき、ミルズと共に図書館に寄りダイナーへと向かいます。FBIで密かに図書館のある特定の本の貸し出し傾向をチェックしている男性に現金を渡し、7つの大罪や失楽園などの本のリストから、共通する人物を割り出そうとしているのです。

その結果ジョン・ドゥと言う人物にたどり着き、ジョン・ドゥの家を訪ねます。そこに帰ってきた一人の男性が、ふたりに向けて銃を発砲します。すぐに追いかけたミルズは殺されかけサマセットに助けられました。

すぐさま家宅捜索をしたいところですが、賄賂を渡し公にできない方法で辿り着いたので、ホームレスにお金を渡し、演技をしてもらい令状を取ることに成功します。家宅捜索を進めていると、ミルズとサマセットが以前ジョン・ドゥと会っていたことが判明するのです。

なんと木曜日に会った謎の記者がジョン・ドゥ本人で、ジョン・ドゥの日記が2000冊ほど発見されます。途方に暮れているとジャン・ドゥから電話がかかってきて、よくぞここまで辿り着いたと言うと一方的に電話を切られてしまいました。

ネタバレあらすじ⑦土曜日

バーから通報があり、サマセット刑事とミルズ刑事は駆け付けます。現場には殺された娼婦が発見され、LUST(肉欲)と書かれていました。男が凶器を腰につけられ、口に拳銃を突きつけられて強要されて性行為に及び、腰に付けた凶器で娼婦が死んでしまったようです。

ジョン・ドゥの行方も未だわかっていない中、サマセットは犯人が頭のいかれたサイコパスではなく、狡猾であることを何度もミルズに言い聞かせます。しかし、ミルズは聴く耳を持ちません。

難航する一方の事件を考慮し、分署長はサマセットに定年後も事件が解決するまで、手伝ってほしいと打ち明けるのでした。

ネタバレあらすじ⑧日曜日

警察署にジョン・ドゥから「また、やったぞ」と電話がかかってきます。現場に向かうと、ホテルの一室に美女モデルが死んでおりPRIDE(高慢)と書かれていました。

ジョン・ドゥはモデルの顔を切り刻み、片手に受話器を、もう片方の手に睡眠薬を握らせ、切り刻まれた顔と命を取るか、死ぬかの二択を迫り、自ら睡眠薬を飲んでモデルは死んだのです。警察署に戻ったサマセットはもう少しだけ捜査を続けることを告げます。

そこに、血まみれの服を着たジョン・ドゥが現れ、自首しにきます。突然自首をしてきたことには必ず意味があるとサマセットは思いながら、ジョン・ドゥの案内の元、犯行現場に向かいました。車中で少しずつ、ジョン・ドゥがミルズを挑発し始めます。

高圧線の鉄塔のそばに着くと車は停止しました。すると、搬送屋がやってきて、ミルズ宛の箱を持ってきます。サマセットは箱を開けるとショックを受け、思わずミルズの方へ振り返ります。箱の中身はミルズの妻であるトレイシーの首だったのです。ジョン・ドゥは自身をENVY(嫉妬)にしようとします。

サマセットは、罠だと繰り返し言い挑発に乗るなとミルズに言いますが、ジョン・ドゥがトレイシーが妊娠していたことを告げると、ミルズは引き金を引き全弾をジョン・ドゥに撃ちこんでしまいました。

サマセットは勤務延長することなく、定年最後の日に事件は解決し、ミルズは連行されていきます。最後にミルズの手によって七つの大罪が完成してしまったのでした。サマセットはこの事件に関して「この世は素晴らしい 戦う価値がある」この言葉の後ろの部分は賛成だと語り、物語は終わります。

映画『セブン』の主なキャスト

次に、『セブン』に出演している豪華キャストを紹介します。分かりやすいよう登場人物の設定やプロフェールを紹介していくので、チェックしてみましょう。

ウィリアム・サマセット/モーガン・フリーマン

ウィリアム・サマセット役は、モーガン・フリーマンが演じています。サマセットは定年退職まで1週間のベテラン刑事で、よく本を読んでいたことから、七つの大罪になぞられた事件だと発見します。

人心が荒廃していく世の中に疲れ切り、刑事の仕事を辞め穏やかに過ごしたいと思っていたが、本当は刑事の仕事が生きがいでもありました。

デイヴィッド・ミルズ/ブラッド・ピット

デイヴィッド・ミルズ役はブラッド・ピットが演じています。刑事としての成功を夢見る熱血新人刑事で、若さゆえに感情を抑えられないことも度々あります。また、この狂気的な連続殺人事件の最大の被害者でもあり、職も家族もすべて失ってしまいました。

ジョン・ドゥ/ケヴィン・スペイシー

ジョン・ドゥ役はケヴィン・スペイシーが演じています。最後まで表情一つ変えず、淡々と言葉を紡ぐ謎の存在で、犯行に対する異様な執念と、想像を超える異常さを持ち合わせている歪んだ人物でした。

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映画『セブン』に残された謎

次に、『セブン』に残された謎について紹介します。ジョン・ドゥの正体や、なぜ犯行に及んだのかなど明確にされないままラストを迎えてしまいましたが、様々な考察があるようです。

残された謎①ジョン・ドウとな何者だったのか

ラストまでジョン・ドゥが何者なのか突き止められずに死んでしまい謎に包まれています。そもそも、ジョン・ドゥとは名無しの権兵衛と言う意味なので、名前も明かされていません。

素性が何一つ明かされていませんでしたが、七つの大罪を元に犯行に及んでいたことから、自分のことを神様だと思っていたのではないでしょうか。

また、相手に罪を償わせると言った結末を迎えるように巧妙に計画された手口や、モデルに死か醜い顔で生きるかを選択させるなど殺しだけが目的ではなかったようです。

残された謎②ミルズの妻が狙われたののはなぜか

トレイシーが何故ジョン・ドゥに殺されたのかも明確な理由はわかっていません。ジョン・ドゥの計画的な犯行をみるとミルズの妻であることはわかっていたでしょう。

とは言っても、七つの大罪に当てはまる罪を犯していないトレイシーは殺される理由がありません。単なるジョン・ドゥの幸せな家庭への嫉妬のために殺されたのか、最後までわからないままでした。

残された謎③罪人と死亡者が不一致

罪人と死亡者が一致していないのも気持ち悪いポイントです。なぜなら、怠惰のベッドの上で拘束されていた男は生きており、憤怒のミルズも生きています。その代わりにミルズの妻とお腹の中の子供が殺されているのです。

一説によると、ジョン・ドゥは当初、憤怒にはベテラン刑事であるサンセットを当てはめようとしていたが、突然現れたミルズの方が悲劇的結末を迎えられるとシフトチェンジしたのではないかと言われています。

残された謎④サマセットの最後の言葉の意味

ラストのサマセットの「この世は素晴らしい 戦う価値がある」の意味も謎でしょう。残虐的な連続殺人事件を目の当たりにした人物が発言するようなセリフではないからです。ミルズがジョン・ドゥを殺すのを止められなかったサマセットは、辛くて悲しい彼の気持ちがわかりました。

だからこそ、何事もなかったように定年退職後、穏やかに過ごせない、戦う価値があると思ったのではないでしょうか。

『セブン』の衝撃的なラストシーンは脚本の取り違えから生まれた

『セブン』がウォーカー氏のオリジナルのラストシーンで制作されることになったのは、脚本の取り違えが理由と、脚本家 のアンドリュー・ケビン・ウォーカー氏が語っています。

当初は、箱の中に「頭部」はなかったようで、最初のチェチック監督が降板した後、脚本はハリウッドを転々とし、フィンチャー監督の元に辿り着いたときには、オリジナル脚本に変わっていたようです。

フィンチャー監督はその脚本に興味を示し、元の脚本ではなく、オリジナル脚本を元にあの驚愕のラストシーンが作られました。

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『セブン』はラストが秀逸な映画

今回は、映画『セブン』について紹介しました。キリスト教の七つの大罪になぞられた連続殺人事件と、犯行に対する異常な執着を持つジョン・ドゥは気持ち悪く、最後の衝撃的な結末は、観る人全員が後味の悪い気分になるでしょう。

何度も観ても飽きないストーリーと、観終わった後も謎がたくさん残されている余韻の長い面白い作品なので、興味のある方は、ぜひ『セブン』を観てみましょう。

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