日本人2人目のメジャーリーガーである元プロ野球選手の野茂英雄さんは､新人王を獲得し､オールスターの先発も飾るなどの大活躍を見せた人物です。そんな野茂英雄さんは､プロ野球選手を引退した現在､どのような活動をされているのでしょうか?
今回は､野茂英雄さんのプロフィールや野球選手を引退した現在の活動について紹介します。また､野茂英雄さんの家族成功などもまとめているので､ぜひチェックしてみて下さい。
目次
野茂英雄のプロフィール
| 氏名 | 野茂 英雄(のも ひでお)/愛称:ドクターK・The Tornado |
|---|---|
| 生年月日 | 1968年8月31日(2023年11月時点:55歳) |
| 出身地 | 大阪府大阪市港区 |
| 出身高校 | 大阪府立成城工業高等学校(現:大阪府立成城高等学校) |
| プロ野球選手時代のポジション | 投手(右投右打) |
| ジャンル | MLBのサンディエゴ・パドレスでアドバイザー |
初めに､野茂英雄さんのプロフィールを紹介します。野茂英雄さんは大阪府出身の元プロ野球選手で､日本人2人目のメジャーリーガーです。小学生から野球を始めましたが､全くの無名選手だったと明かしています。
大阪府立成城工業高等学校に進学すると､高校2年からエースとして活躍し､その時すでにトルネード投法を思わせる「つむじ風投法」を投げていました。高校卒業時プロからの誘いを断り､新日本製鐵堺へ入社するとアマチュア選手として野球を続けます。
1989年のNPBドラフトで近鉄バファローズと推定1億2000万円で契約し､1990年4月10日でプロ初登板を果たしました。様々な活躍を見せるも球団・監督と確執が生じ､1995年2月13日にロサンゼルス・ドジャースに移籍します。
マイナーからのスタートでしたが､1年目からオールスターゲームにて先発投手に起用され､新人王を受賞するなど大活躍を遂げたのです。
1998年には日本人メジャーリーガー初本塁打を記録するなど活躍を見せると､メッツ→シカゴ・カブス→ミルウォーキー・ブルワーズ→デトロイト・タイガース→ボストン・レッドソックスと移籍を重ね､2001年~2004年まで再びドジャースに戻り､2005年に現役を引退しました。
野茂英雄の現在の仕事は？
続いて､野茂英雄さんの現在の活動について紹介します。日本人2人目のメジャーリーガーとして大活躍した野茂英雄さんは､2005年に現役を引退されてから現在までどのような活動をされているのでしょうか?
野茂英雄の現在①NOMOベースボールクラブの代表理事
野茂英雄さんは現在､社会人野球チームを応援する『NOMOベースボールクラブ』の代表理事をしています。『NOMOベースボールクラブ』は野茂英雄さんが現役時代の2003年に立ち上げた特定非営利活動法人です。
野茂英雄さんは社会人野球を経験したこともあり､企業が社会人野球を次々撤廃する状況をなんとか食い止めようと活動をスタートさせました。野球技術の向上や親睦交流に関する活動・アマチュア野球の普及発展に貢献する活動などをしており､活動資金の大半を野茂英雄さんが出しているようです。
野茂英雄の現在②プロ野球解説・タレント活動
野茂英雄さんは現在､精力的に行っているわけではありませんが､プロ野球の解説・タレント活動もしています。解説者の仕事は2010年頃から始め､阪神の試合限定で年に数回だけ行っているようです。また､関西のローカル番組にも出演したことがあり､タレント活動もごく稀にしているとのことです。
野茂英雄の現在③サンディエゴ・パドレスのアドバイザー
野茂英雄さんは2016年から､メジャーリーグ球団 サンディエゴ・パドレスのベースボール・オペレーションアドバイザーに就任しました。アドバイザーとして再びメジャーに戻った野茂英雄さんは「日本とアジア圏でパドレスの存在感を高めていきたいと思っています」とコメントしています。
また､パドレスはダルビッシュ有選手も在籍するチームで､2人は2007年頃から交流があり､オフも食事に行く仲のようです。ダルビッシュ有選手は野茂英雄さんの指導もあり､2023年8月には1919奪三振とし、日本人記録を塗り替えました。
野茂英雄の現在④コーヒー豆やオリジナルグッズのネット販売
野茂英雄さんは野球以外の活動も行っており､オリジナルブレンドのコーヒーも販売していたのです。京都府に実店舗もあったのですが､コロナ禍の影響などもあり2022年9月いっぱいで､6年間の営業に幕を閉じました。しかし､公式サイトでの販売は続けられているとのことです。
野茂英雄さんは現役時代から無類のコーヒー好きだったようなので､コーヒー隙も唸るオリジナルブレンドコーヒーに仕上がっているのではないでしょうか。また､コーヒーの通販サイトには､Tシャツやトートバッグなどのオリジナルグッズも販売しています。
野茂英雄は現在も年収がすごい！資産はいくら？
続いて､野茂英雄さんの現在の年収や総資産について紹介します。現役引退後もマルチな活動を続ける野茂英雄さんは､現在の年収も相当な額でした。また､驚きの推定総資産額もチェックしてみましょう。
MLBの年金が年間2000万超える！
メジャーリーグベースボールには､選手が死亡するまで貰える生涯年金制度があります。受給開始年齢は62歳からと定められており､現在55歳の野茂英雄さんはまだ貰えません。しかし､在籍年数で変動する生涯年金制度なので､12年間在籍した野茂英雄さんは満額の2,800万が受け取れると言われています。
年金以外の収入を合わせて年収は6000万⁈
野茂英雄さんは現在､野球解説・タレント業・NOMOベースボールクラブ理事・サンディエゴパドレスのアドバイザー・コーヒーショップと多彩な活動をされており､その年収は推定5,000万~6,000万円と言われています。
NOMOベースボールクラブ理事は特定非営利活動法人なので収入はありませんが､野球解説の仕事は1試合マックスの10万円､サンディエゴパドレスのアドバイザーの年収は推定5,000万円､オリジナルブレンドコーヒー通販が推定年収200万~300万ほどのようです。
あっと驚く野茂英雄の資産額は？
野茂英雄さんの生涯年俸は､49億4080万円と言われています。税金を払わなければいけないので､税金分を引くと25億円ほどでしょう。メジャーリーガー時代は､年俸を気にせず野球に打ち込んだため､もっと金額にこだわって契約していたとすると倍稼げたようです。
しかし､お金にこだわることなく､野球だけに集中し成績を残したので､アドバイザーとしてメジャーリーグに復活できたのかもしれません。
野茂英雄は現在の住まいは？アメリカ在住？
野茂英雄さんは現在､サンディエゴ・パドレスのアドバイザーとして活動されているので､アメリカに在住している可能性が高いです。野球解説の仕事も年に数回数える程度で､阪神の試合しかしないとのことなので､日本にずっといる訳ではないのでしょう。
また､サンディエゴ・パドレスの本拠地はカリフォルニア州サンディエゴにあるため､野茂英雄さんはサンディエゴの本拠地近くに住まわれているのではないでしょうか。
野茂英雄の家族
続いて､野茂英雄さんの家族について紹介します。常に野球中心の人生を送る野茂英雄さんは､どのような家族をお持ちなのでしょうか。妻・長男・次男の情報をまとめたので見てみましょう。
野茂英雄の妻は？
野茂英雄さんの妻は､一般女性の紀久子(きくこ)さんです。紀久子さんは姉さん女房のようで､現在は55歳よりも上の年齢となります。また､結婚前はチアリーダーをされていたようで､関西出身だとも言われています。
長男の野茂貴裕は日本ハムの通訳として活躍
長男は､日本ハムの通訳として活動する野茂貴裕さんです。野茂貴裕さんは3歳の頃からアメリカに住み､インターナショナルスクールに通っていたため､自然と英語を身に付けました。家の中では日本語､外では英語の暮らしを続け､2015年の22歳の年から日ハムの通訳の仕事に就いたのです。
また､野球は中学から高校までやったようですが､メンローカレッジ大学では選手ととしてではなく2年~3年の間だけマネージャーをしたと明かしています。
次男は東大卒⁈との噂も
野茂英雄さんの次男は､野球界とも関わっていないため名前も職業についても一切明かされていません。しかし､一部の噂によると東京大学出身の秀才なのではないかと言われているようです。長男の野茂貴裕さんもしっかりされた方ですし､野茂家は教育にも熱心な家庭だったのかもしれません。
メジャーリーグで活躍した野茂英雄は現在の収入も資産もスゴイ！
今回は､野茂英雄さんのプロフィールや現在の活動内容・年収について紹介しました。日本人2人目のメジャーリーガーとして大活躍された野茂英雄さんは現在､NOMOベースボールクラブ理事やコーヒーショップ・パドレスのアドバイザーなどマルチな活動をされており､年収は5,000万~6,000万と言われています。
また､メジャーリーグの年金も62歳から受け取れるとのことなので､現在の仕事を引退しても老後は余裕のある暮らしができるでしょう。
