【フレディマーキュリー】は晩年に足を切断していた？真相を調査！

フレディマーキュリー(Freddie Mercury)とは

フレディ・マーキュリーは有名ですが、詳しく彼について知っている方は彼自身のファンかQueenのファンの方ばかりではないでしょうか。

映画「ボヘミアン・ラプソディー」のヒットにより再注目を集めている今こそ、今一度フレディ・マーキュリーについて詳しく知っていきましょう。

プロフィール

本名 : ファルーク・バルサラ

生年月日 : 1946年9月5日

出身地 : インド マハーラーシュトラ州

身長 : 177cm

死没 : 1991年11月24日 45歳没

フレディマーキュリーの生い立ち

フレディの両親はインド出身で、父親はイギリスの植民地官僚をしていました。映画でも描かれていますが、フレディは両親との折り合いがあまり良くありませんでした。

5歳頃からザンジバル宣教師学校に通うようになりました。8歳からはより良い教育を受けるためにとインドに行き、全寮制男子校に入ります。両親とは年に1度顔を合わせる程度で、心の距離があったようです。

1963年にフレディーが落第し退学した事で家族で暮らすようになりましたが、ザンジバル革命が起こり家族でイギリスに難民として移り住みました。

映画でもフレディが差別を受けるシーンが描かれおり、本名を西洋風に変えたのもこの差別が嫌だったからだと言われています。世界的スターも順風満帆な人生ではなかったようです。

映画で再燃したフレディマーキュリーの人気

「ボヘミアン・ラプソディー」は映画館で上映されるや否や世界中で賞賛され、Queenのファンのみならず多くの人々に愛される映画となりました。この映画を機にフレディ・マーキュリーへの関心も高まり注目が集まっています。

世界的に大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」

クイーン結成前にギターのブライアン・メイと、ドラムのロジャー・テイラーが組んでいたバンド「スマイル」のメンバー不足で悩んでいたところにフレディが自分の歌を売り込むところから物語は始まります。

その時に出会ったメアリー・オースティンとの交際、婚約、Queenが上り詰めるまでが描かれ、フレディとQueenが人気者になり世界ツアーが決まる瞬間まで詳細に明かされています。

私生活ではメアリーと離婚し、新たにジム・ハットンという男性と恋におちるフレディ、バンドメンバーとは衝突が多く、メンバーとの仲は亀裂が入っていました。

そんな最中生まれた曲が「ウィー・ウィル・ロックユー」、この曲は世界中でヒットし、クイーンは人気バンドとして有名になっていくのでした。

映画のタイトルになった楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」

1975年に発売された「オペラ座の夜」というタイトルの4作目のオリジナル・アルバムに収録された曲です。全米シングルチャートで9周にも渡り1位を獲得し、大ヒットとなりました。

ロック史上最高の曲と称され、2004年グラミー殿堂賞を受賞するなどQueenを語る上では欠かせない代表曲となっており、劇中にも使われ映画の題名に使用されるなど特別な曲である事がわかるでしょう。

フレディマーキュリーは晩年に足を切断していた？

フレディの死後、彼が晩年足を切断していたという噂が多く出回るようになりました。ここからは噂の出どころや真相について詳しく見ていきましょう。

噂の出どころはフレディの死後語られたブライアン・メイ の証言

Queenのギターである「ブライアン・メイ」 のインタビューの証言で、「とても悲しいことに足に問題があって、フレディの足はほとんど残っていなかったんだ。」とコメントしています。

エイズに感染していたフレディは症状の進行が酷く、足を切断するほど重症だったのではと憶測され、切断していたというニュースになったようです。

ブライアン・メイの証言によると、生前のフレディと出かけた際にフレディの足に違和感を覚えたブライアンが彼の足を見つめると、フレディが足の状態を見せてくれました。

そのあまりの状態の深刻さに言葉を失い、彼が痛みや症状を隠していた事もショックだったようです。それでもフレディは足やエイズの症状を隠し、最後まで歌い続けることを望んでいたそうです。

足について語った際使われなかった「切断」という言葉

フレディの足が切断されていたという確かな情報は実はありません。インタビューの際に「足がほとんど残っていなかった」というコメントをしたブライアン・メイですが、切断していたという表現はしていないからです。

ブライアン自身はフレディの足についてあまり詳しく語りたくないようで、「切断」していたのか「部分切除」なのか「痩せ細っていた」のかは明かされていません。

切断という表現はブライアン・メイ自身も肯定的ではなく、フレディ・マーキュリーの「弱っていく姿を晒したくない」という意思を尊重しての対応のようです。

最後の恋人「ジムハットン」の著書に足切断の記載はない

フレディ・マーキュリーの最後の恋人であり、死ぬ間際まで彼の側で支え続けたジム・ハットンは、フレディの死後、二人の私生活や普段のフレディの様子、死ぬ間際の状態など書籍化しています。

そのジム・ハットンの著書「フレディ・マーキュリーと私」の内容によると、フレディの亡くなる3日前の様子で「素足のまま手すりにつかまり、よろよろと階段をおりていった」と記されていました。

自分の足で歩いている事や、亡くなる瞬間まで事細かく書かれたこの著書に足を切断した事が全く書かれていない事からも、フレディ・マーキュリーの足は切断されていなかったのではないかと言われています。

フレディマーキュリーの足が注目される理由

なぜこんなにもフレディの足の切断の話題が世界的に騒がれているのでしょうか。それには生前フレディ・マーキュリーが行っていたパフォーマンスや、持ち前のスタイルの良さが関係していました。

長い足を存分に使ったパフォーマンスが格好いい

フレディは、一般人が着こなせないような全身タイツや、レオタードなどスタイルを露わにするファッションも華麗に着こなしていました。

彼のファッションに憧れ、真似をしたりコスプレしたりする者も多く、ファン達を魅了し続けました。ですが似合うのはやはりフレディ・マーキュリーだからこそです。

そんなスタイル抜群で足が長い彼だった事もあり、そんなフレディの足が切断されていたのではないかという噂はファンからしたら大きなショックになった事でしょう。

MVで目を引く魅力的なフレディの足

真っ白な衣装に身を包みパフォーマンスするフレディ・マーキュリーの姿は神々しくもあります。全面鏡ばりで作られたセットにフレディの全身が360度写り、彼のスタイルの良さを余す事なく楽しめるMVです。

フレディ最後のMV「輝ける日々」

こちらはフレディの亡くなる前に撮られた最後のMVとなっています。メイクや映像加工でフレディの具合の悪さを隠しながら撮影されたMVで、派手なパフォーマンスはありませんが彼の魅力を感じられるQueenのこだわりの詰まった作品となっているのでおすすめです。

フレディマーキュリーの死因

フレディ・マーキュリーが亡くなった原因は切断された足にあったのでしょうか。ここからは彼がどうして亡くなってしまったのか、詳しく見ていきいましょう。

死因は足の病気ではなく「ニューモシスチス肺炎」

フレディ・マーキュリーの死因は足などは関係なく、エイズのキャリアになってしまったが為に合併症を起こし「ニューモチスシス肺炎」になった事が原因で亡くなりました。

エイズは今では治療ができ早期治療で完治も可能な病ですが、1990年代までは有効な治療方法が確立されていなかったので、肺炎と同じ不治の病とされておりフレディも病に勝つことは不可能でした。

長く辛い放射線治療を受けて闘病生活を送っていましたが、日に日に衰弱していき最後は恋人であるジム・ハットンに看病されながら死を迎えています。

ゾロアスター教で行われた葬儀と埋葬

フレディの葬儀はロンドンのケンザル・グリーン霊園で執り行われ、家族の他に親しい友人達やバンドメンバーら35人が参列しました。ゾロアスター教徒の葬儀は鳥葬で、死体を鳥に食べてもらうという風習があります。

しかしロンドンでは死体を自然に放置する方法は禁止されており、フレディの遺体は火葬され、その灰を自然に撒くという方法がとられました。

遺灰は、元婚約者であり生涯の友人でもあるメアリーが、フレディとの生前の約束に基づきある場所にまいたと報じられていますが、詳細は誰にも知らされていません。

フレディの遺言により分与された遺産

彼の死後、膨大な財産は親しい友人や恋人などフレディの遺言を元に分与されました。恋人だったジム・ハットンは当時のレートで1億1900万、当時フレディが住んでいたガーデンロッジの同居人である「ピーター」と「ジョー」も同じ額を受け取っています。

元婚約者であるメアリー・オースティンは、遺産の半分を渡すというフレディの遺言によって日本円で45億円ほど手にしたと言われており、大邸宅であるガーデンロッジも彼女に譲渡されました。

更に映画「ボヘミアン・ラプソディー」のフレディ分のロイヤリティも彼女に支払われ、7億5000万もの大金が支払われたようです。現在ではメアリーの総資産は132億とも報じられています。

フレディマーキュリーの足については今も公表されていない

様々な記事や噂が飛び交い、本当の真実は明らかにされていませんがフレディの足が切断されていたという確かな情報は無い状態です。

真実は分かりませんが、それだけ彼のスタイルを生かしたファッションやパフォーマンスは人々を魅了し、今でも愛されていることが伺えます。

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