映画「ワイルドスピード」を見ていて、ホブス役のドウェイン・ジョンソンが気になったという方もいるかもしれません。彼はワイスピ以外にもいろいろな映画に出ていますし、ひと目見たら忘れないような鍛えられたボディも魅力的です。そこで今回はドウェイン・ジョンソンについて迫ってみましょう。
目次
ドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson)とは
まるでCGかと見まがうほどにしっかりと鍛えられた大きな体、端正な顔立ちとドウェイン・ジョンソンには魅力がたくさんあります。
ドウェイン・ジョンソンとはどんな俳優なのか、どんな背景を持った人物なのか、ここで彼のプロフィールについてご紹介します。今まで知らなかった、意外な一面が発見できるかもしれません。
プロフィール
ドウェイン・ジョンソンという名前は本名なのか、今何歳でどこ出身なのか、彼のプロフィールについて探ってみましょう。
本名
ドウェイン・ジョンソンの本名はドウェイン・ダグラス・ジョンソン(Dwayne Douglas Johnson)です。ミドルネームのダグラスを省略しているだけで、本名で俳優として活動しているということになります。
リングネーム
ドウェイン・ジョンソンという名前よりも「ザ・ロック」という呼び名を耳にすることが多いという方もいるかもしれません。ザ・ロック(The Rock)というのはドウェイン・ジョンソンがかつてプロレスラーとして活躍していたころのリング名です。
プロレス好きの方であれば、ドウェイン・ジョンソンという名前よりもザ・ロックという名前の方になじみがあることでしょう。
生年月日
ザ・ロック、ことドウェイン・ジョンソンの生年月日は1972年5月2日で、現在アラフィフということになります。その健康的な筋肉美を見ているともっと若く見えるかもしれません。
年齢を重ねるごとにその魅力は衰えるどころか、ますます男性として味のある雰囲気を身にまとうようになってきた印象があります。
出身地
ドウェイン・ジョンソンの出身地はアメリカ合衆国カリフォルニア州ヘイワードです。ヘイワードはカリフォルニア州の中でもアラメダ郡にある市で、ゴールドラッシュの時にこの土地にやってきた靴職人ウィリアム・ヘイワードがホテル業で大成功をおさめ、現地の経済活動に大きく貢献しました。
ウィリアム・ヘイワードのおかげでこの街は農業と観光業によって著しい発展を遂げ、ヘイワード市と呼ばれるようになったそうです。
当時のカリフォルニアは人種差別が多かったものの、1950年代以降はベイエリアからヘイワードにアジア系移民が移り住むようになり、カリフォルニア内での人種差別を緩和する役割も果たしました。
身長
映画で演じている様子を見ても、ドウェイン・ジョンソンはほかの俳優に比べても身長が高くかなり大柄な印象です。身長は196㎝と公表されており、その背の高さに納得される方も多いでしょう。
ドウェイン・ジョンソンの生い立ち
ドウェイン・ジョンソンは黒人というには顔立ちが少し違う気もしますし、白人とのミックスなのか気になる方もいるでしょう。ドウェイン・ジョンソンはサモア系の母親と黒人系の父親のもとに生まれました。
母方の祖父は伝説のサモア人レスラー、「ハイ・チーフ ピーター・メイビア」です。1977年よりWWWF(WWF)に登場し、大きな活躍を見せました。のちに孫のドウェイン・ジョンソンもこのWWEで活躍しています。
ドウェイン・ジョンソンの父は絶大な人気を誇ったカナダ出身の黒人レスラー、「ソウルマン ロッキー・ジョンソン」で1983年よりニューヨークのWWEに参入し、大きな功績を残しました。
こうして彼の生い立ちをみると、ドウェイン・ジョンソンはプロレスラーになるべくしてなった、プロレス界のエリートと言えるでしょう。
ドウェイン・ジョンソンはなぜ「ロック様」と呼ばれる?
ドウェイン・ジョンソンはそのファンから「ロック様」と呼ばれることもしばしば。ドウェイン・ジョンソンはザ・ロックというリング名で1990~2000年の間にプロレスラーとして大ブレイクし、一世を風靡しました。
日本でWWEが放映された際、字幕放送にて「ロック様」という表記がされ、それ以降「ロック様」として日本のファンの間では親しまれているようです。WWEでのドウェイン・ジョンソンの振る舞いは、まさしく「ロック様」というネーミングがぴったりとはまる演技でした。
主に俳優として活躍するようになってからは、そちらの契約上怪我をするわけにはいかず、プロレスラーとしての大きな活躍はみられませんでした。2019年8月1日、米テレビ番組に出演した際、レスリングからは引退したと公言しています。
ドウェイン・ジョンソンのおすすめ映画3選
ドウェイン・ジョンソンはプロレスラー時代から俳優として活躍しています。ここでドウェイン・ジョンソンが出演しているおすすめ作品についてご紹介します。気になる方はチェックしてみてください。
おすすめ映画①「ワイルド・スピード MEGA MAX」
ドウェイン・ジョンソンの代表作の一つと言えば、映画「ワイルド・スピード」シリーズです。2011年に公開されたワイルド・スピードシリーズの第5作「ワイルド・スピード MEGA MAX」にてアメリカ外交保安部の捜査官ルーク・ホブス役で登場。
ルーク・ホブスは荒々しい見た目と違い、細かな観察力と確かな推理力を持つ凄腕の捜査官という設定で、ドウェイン・ジョンソンのはまり役となりました。
劇中ではヴィン・ディーゼル演じるドミニクと互角以上の勝負を繰り広げ、窮地に陥ったときにドミニクの仲間に救ってもらったことからドミニクの協力者として活躍します。
2013年公開の「ワイルド・スピード EURO MISSION」や2015年公開の「ワイルド・スピード SKY MISSION」、2017年公開の「ワイルド・スピード ICE BREAK」、2019年公開の「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」などにも同役で出演しています。
ドウェイン・ジョンソンについて詳しく知ってから「ワイルド・スピード」シリーズをみると、また違った楽しみ方ができるかもしれません。
おすすめ映画②「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」
映画「ハムナプトラ」シリーズの第二作である「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」は2001年に公開され、同作がドウェイン・ジョンソンの映画デビュー作となりました。
ドウェイン・ジョンソンは同作にリング名のザ・ロック名義で出演、劇中では下半身がサソリ姿という古代エジプトの伝説の戦士スコーピオン・キングを熱演しています。
おすすめ映画③「スコーピオン・キング」
2002年に公開された映画「スコーピオン・キング」は「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」に登場したスコーピオン・キングを主役にしたスピンオフ作品で、「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」に登場したスコーピオン・キングの若かりし頃を中心に描いたストーリーです。
「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」にてドウェイン・ジョンソン演じるスコーピオン・キングがあまりに好評だったため、作られた作品のようです。
ドウェイン・ジョンソンのプライベート
劇中では常にたくましくて頼りがいのある印象のドウェイン・ジョンソンはどんなプライベートを過ごしているのか、ここで彼のプライベート事情に焦点を当ててチェックしてみます。
プライベート①結婚と子供
ドウェイン・ジョンソンは1997年に最初の結婚をしたものの、2001年に長女・シモン・ガルシア・ジョンソンが誕生した後に離婚しています。離婚後も2人は円満に友人としてつながっているのだとか。
2007年ごろからシンガーソングライターのローレン・ハシアンと交際しており、2人の間にはジャスミン・ジョンソンとティアナ・ジョア・ジョンソンという2人の女の子がいます。
ちなみに長女のシモン・ガルシア・ジョンソンは現在モデル兼女優として活躍しており、父であるドウェイン・ジョンソンとの仲も良好なようです。
プライベート②SNSのフォロワー数がスゴイ
ドウェイン・ジョンソンは積極的に情報発信を行っており、SNSおよびYouTubeのフォロワー数は合計1億7500万を超えています。
2018年にはハリウッド・レポーター誌の「ソーシャル・メディアで影響力のある俳優ランキング」で9週連続1位を記録したことも。世界中のロック様のファンが、彼のSNSやYouTubeなどをチェックし、その動向を見守っているようです。
プライベート③愛犬家
ドウェイン・ジョンソンは愛犬家としても知られており、フレンチブルドックを2匹飼っています。この2匹の犬を飼い始めたとき、うっかり2匹がプールの中に落ちてしまい、うち1匹は自力で助かったもののもう片方が泳げずあうやく溺れかけたとか。
このときドウェイン・ジョンソンはプールに飛び込んで愛犬を助け、この経験で得た「泳げない犬もいる」という教訓をインスタで投稿しています。
プライベート④「ザ・ロック基金」を設立
子ども好きのドウェイン・ジョンソンは、自らの身体の鍛錬を通して世界中の子どもたちの教育をサポートする目的で「ザ・ロック基金」を設立しています。病気で苦しんだり、恵まれない環境で苦労したりしている子どもたちの支援活動を中心に行っています。
2020年11月にはゲーマーズ・アウトリーチ基金と提携し、アメリカ全国にある小児病院20軒に大量のカスタムXbox Series Xを無料で提供し、メディアからも注目されました。
ドウェイン・ジョンソンは強面で愛される俳優
今回はザ・ロックこと、ドウェイン・ジョンソンについてご紹介しましたが、いかがでしたか?ドウェイン・ジョンソンは強靭な肉体を武器に活躍してきた元プロレスラーで、現在は主に俳優として活躍しています。
一見強面ですが、プライベートでは娘たちを愛する優しいパパとしての一面も持っており、インスタではたびたびそのパパぶりが話題を集めています。これをきっかけに、ドウェイン・ジョンソンが出演している作品を鑑賞してみるのもよいでしょう。