「007」シリーズで一躍名を馳せた俳優、ピアーズ・ブロスナンが気になるという方もいるでしょう。ピアース・ブロスナンはジェームズ・ボンド役以外にもいろいろな作品で活躍しています。
そこで今回はピアース・ブロスナンのプロフィールや若い頃、その息子についてや、現在の本人の姿などについてご紹介します。
ピアース・ブロスナンとは
「007」でのジェームズ・ボンド役が印象的なピアーズ・ブロスナンですが、どんなプロフィールや経歴を持っているのか、ここでスポットを当ててみましょう。ピアーズ・ブロスナンという俳優の基本情報を知れば、さらに興味が深まるかもしれません。
ピアース・ブロスナンのプロフィール
ピアーズ・ブロスナンの本名は「Pierce Brendan Brosnan」と綴り、ミドルネームはブレンダンです。ミドルネームを抜かした本名で活躍している模様です。
ピアーズ・ブロスナンは1953年05月16日生まれで、70代目前です。身長は187cmと長身で、「007」内でもそのすらりとしたスタイルが魅力的に感じた女性も多いことでしょう。
ピアース・ブロスナンの生い立ち・経歴
ピアーズ・ブロスナンはアイルランド共和国ミーズ県のナヴァン出身で、10代でイギリスへ移住しています。1982年から1987年の5年間、アメリカで放映されていたテレビドラマ「探偵レミントン・スティール」にて主役のレミントン・スティールを熱演し、お茶の間での人気を獲得しました。
映画デビューは1979年にテレビで放映された映画「Murphy’s Stroke」のエドワードオグラディ役で、残念ながら日本では放映されていません。英語に自信のある方はオリジナル版を探してみるのもよいでしょう。
その後は時折テレビドラマに出演したものの、現在に至るまで映画を中心に俳優活動をしています。特に1995年に公開された「007 ゴールデンアイ」にて主役のジェームズ・ボンドを演じて以来、劇場公開の映画が主になっています。
ピアース・ブロスナンのかっこいい若い頃
ピアーズ・ブロスナンの若い頃の画像や映像を見ると、そのかっこよさにほれぼれとするファンも少なくないようです。ここでは彼の若い頃の魅力が特に感じられる作品4つについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ピアース・ブロスナンの若い頃①探偵レミントン・スティール
ピアーズ・ブロスナンの若い頃のハンサムぶりを感じたいのであれば、「探偵レミントン・スティール」は外せない作品です。
女探偵のローラ・ホルトは念願の探偵事務所を立ち上げ、事業を始めたものの女性一人というのがネックになっていると感じた彼女は、「レミントン・スティール」という架空の男性の探偵をでっち上げます。
そんなある日、本物の「レミントン・スティール」を名乗るハンサムな男性が事務所を訪れ、居座るようになるというストーリーです。
突然こんなハンサムな男性が自分の事務所にいついてしまったらドキドキするのは間違いありません。ローラを演じているステファニー・ジンバリストとの絡みにも注目したい作品です。
ピアース・ブロスナンの若い頃②007のジェームス・ボンド
ピアーズ・ブロスナンの名を世界的に有名にした作品と言えば、「007」です。ピアーズ・ブロスナンがジェームズ・ボンド役を得るまでには波乱万丈な裏事情があり、最初は3代目ボンドのロジャー・ムーアが引退した直後にボンド役をオファーされていました。
しかし「探偵レミントン・スティール」に引き続き出演することが決まり、当時33歳だったピアーズ・ブロスナンは一度ジェームズ・ボンド役を辞退しています。そこで白羽の矢が立ったのがティモシー・ダルトンで、彼は2作品においてジェームズ・ボンド役を演じました。
その後「007」は興行収入が振るわなかったということで、しばらく作品制作が中断されるトラブルに見舞われ、1994年6月に再度ピアーズ・ブロスナンにジェームズ・ボンド役がオファーされ、受け入れています。
ピアース・ブロスナンの若い頃③マーズ・アタック!の大学教授
「007」でのセクシーでシリアスな演技以外にも、ピアーズ・ブロスナンはコミカルな役を「マーズ・アタック!」で演じています。「マーズ・アタック!」は1996年に公開されたSFスリラーコメディ映画で、同作において火星人に拉致され、しゃべる生首状態にされるという大学教授役を見事に演じています。
ジェームズ・ボンド役でイメージが定着し、限定した役しか来ないことを恐れていたというピアーズ・ブロスナンですが、この作品ではコミカルな演技もできるという実力を見せつけています。
ピアース・ブロスナンの若い頃④ダンテズ・ピークの地質学者
ピアーズ・ブロスナン1997は年に公開された映画「ダンテズ・ピーク」にて、主役の地質学者ハリー・ダルトンを好演しています。小さな町で起こった火山噴火の脅威から住民を守ろうと必死に奔走するその姿は、ジェームズ・ボンドとはまた違った頼もしいヒーロー像だと評判になりました。
ピアース・ブロスナンの息子もカッコいい?
ピアーズ・ブロスナンには3人の息子がいますが、一部のメディアでは彼らのカッコよさが話題に上ることもしばしばあります。ここではピアーズ・ブロスナンの3人の息子についてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
息子①ショーン・ブロスナン
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長男であるショーン・ブロスナンは最初の結婚相手であるカサンドラ・ハリスとの間にできた子供です。カサンドラ・ハリスは1991年に卵巣がんで死去しており、ピアーズ・ブロスナンにとって、忘れ形見的な存在でもあります。
ショーンは映画俳優および監督としても活躍しており、過去には2012年公開の映画「UFO 侵略」にてジャン=クロード・ヴァン・ダムと共演するなど、ハンサムなルックスと演技力で安定した活躍を見せています。
息子②ディラン・ブロスナン
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ピアーズ・ブロスナンの再婚相手であるジャーナリストのキーリー・シェイ・スミスとの間に生まれた次男がディラン・ブロスナンです。ディランは父親と母親の良いとこどりをしたような、繊細で端正な顔立ちをしており、イヴ・サン=ローランなどの大手ブランドと契約を結び、モデルとして活動しています。
たびたびピアーズ・ブロスナンのインスタにも登場しており、仲の良い親子ぶりは業界だけでなくファンの間でも有名な話のようです。
息子③パリス・ブロスナン
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パリス・ブロスナンはキーリーとの間に生まれた三男で、兄のディランと同じくモデルとして活動しています。ディランとはまた違った魅力を持った顔立ちで、そのハンサムぶりに注目しているファンも少なくありません。
彼のインスタでは、おしゃれでクールな印象のモデルショットも多く投稿されているので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
ピアース・ブロスナンの現在
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ピアーズ・ブロスナンの現在の姿やプライベート事情について確認してみます。これからの出演作を鑑賞するに当たり、知っておくとより理解が深まるかもしれません。
妻との関係
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ピアーズ・ブロスナンは現在も再婚相手であるキーリー・シェイ・スミスと仲が良いことで知られています。キーリー・シェイ・スミスは若い頃にモデルをしていたこともあり、再婚当時の写真を見ると、その美しさにピアーズ・ブロスナンの心が奪われたのも納得です。
しかし出産をきっかけに、キーリーはすっかり体型が変わってしまい、一部メディアやファンからは、ピアーズ・ブロスナンと釣り合わないと意地悪なコメントをされるほど見た目が変わってしまいました。
一時期は誹謗中傷に悩み、脂肪吸引などを検討したこともあったようですが、過去に卵巣がんで最初の妻を亡くしたピアーズ・ブロスナンから、脂肪吸引はするなと言われ、現在もそのままのふくよかな体型のままです。
妻の見た目を気にせず、世間からの酷評も気にしないピアーズ・ブロスナンは、夫としても最高の人物であることが感じられます。
アイルランド国内大使に
ピアーズ・ブロスナンは2001年より、ユニセフのアイルランド国内大使としての一面を持っています。アイルランド生まれのピアーズ・ブロスナンにとって、母国に貢献できる大切な役割のようです。
俳優としてもまだまだ活躍
ピアーズ・ブロスナンは、現在撮影中の映画「The Last Rifleman」にて、主役を熱演しています。この作品は2014年に当時89歳のバーナード・ジョーダンが起こした出来事を基に製作されており、ピアーズ・ブロスナンは特殊メイクを施してバーナード・ジョーダンに扮しています。
2014年、第二次世界大戦のノルマンディー上陸から70周年に、特別な祝賀会がフランスのノルマンディーで開催されました。当時イギリスのケアホームにいたバーナード・ジョーダンはその祝賀会に参加しようと、一人こっそりとホームを抜け出し、フェリーとバスを乗り継いで現地へ向かったという話です。
演じる役柄は変わってきましたが、ピアーズ・ブロスナンは現在も俳優として欠かせないポジションをキープし続けています。これからも彼の出演作は必見です。
ピアース・ブロスナンは若い頃も現在もかっこいい
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今回はピアース・ブロスナンやその息子たちについてご紹介しましたが、いかがでしたか?ピアース・ブロスナンは若い頃はもちろん、現在も魅力にあふれ、多くのファンを魅了しています。
今回の記事を参考にして、これからもピアース・ブロスナンの出演作をチェックし、過去の作品と見比べてみるのもよいでしょう。モデルをしている彼のイケメン息子たちの活躍ぶりにも注目です。