俳優として高い演技力を誇るマーク・ウォールバーグは、これまでに数々の出演作に恵まれてきました。この記事では、マーク・ウォールバーグの若い頃に出演した映画の中でも特におすすめのものをピックアップしてご紹介します。また、彼自身にまつわる噂にも迫りますので、マーク・ウォールバーグが気になる方は要チェックです。
目次
マーク・ウォールバーグのプロフィール
マーク・ウォールバーグは、アメリカ・マサチューセッツ州ボストン出身、1971年06月05日生まれの俳優・歌手です。身長は172cmで、元々は「マーキー・マーク」という名でラッパーとして活躍していました。
その後、俳優に転身し人気を博します。また、マーク・ウォールバーグには兄弟がおり、実の兄はニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのドニー・ウォールバーグです。
マーク・ウォールバーグの若い頃の出演作
ここからは、若くして俳優としての成功を収めたマーク・ウォールバーグのかつての姿が見られる出演作をご紹介します。若い頃のマーク・ウォールバーグの演技を堪能するのにぴったりな作品をピックアップしてご紹介しますので、彼のこれまでの活躍が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
若い頃の出演作①勇気あるもの
1994年製作のアメリカ映画「勇気あるもの」です。ジャンルはヒューマンドラマで、監督を務めたのは「プリティ・リーグ」などで知られるペニー・マーシャルです。製作は、サラ・コールトン、エリオット・アボット、ロバート・グリーンハットが担当しています。
さらにエグゼクティヴ・プロデューサーとして、ペニー・マーシャルとバズ・フェイシャンズが共同で参加したほか、ジム・バーンスタインが脚本を担当しました。撮影担当は、「ジュニア」などで知られるアダム・グリーンバーグです。
音楽の担当は「トゥルー・ロマンス」のハンス・ジマーで、美術はジョフリー・カークランドが手掛けました。主演はダニー・デヴィートが、共演にはマーク・ウォールバーグの他、「コットンクラブ」のジェームズ・レマーや「まごころを君に」のクリフ・ロバートソンなどが揃います。
ストーリーは次の通りです。主人公のビル・レイゴーは、優秀な広告マンとして働いていました。しかしある日会議に出席できず会社をクビになってしまいます。そして職を求めて向かった先の職業安定所では、陸軍の落ちこぼれ兵士を担当する国語教師の求人を紹介されます。
娘に会うも、自分の気持ちをわかってもらえずに非難を受けたビルは、陸軍へいき落ちこぼれの兵士たちに出会います。そこにいたのは、リーロイたち個性揃いのメンバーでした。
読書の感想を話す授業では漫画についてしか話さない彼らに、ビルはシェイクスピアの「ハムレット」を紹介します。するとやがて彼らはその内容を理解するようになり、巡業公演に参加するまでになりました。
そうしていくうちに、ビルは失いかけていた自信を取り戻し、兵士たちも「ハムレット」からさまざまなことを学ぶことで、次第に状況が好転していくのでした。
若い頃の出演作②バスケットボール・ダイアリーズ
1995年に製作されたアメリカ映画「バスケットボール・ダイアリーズ」です。ニューヨークに生きる高校生が麻薬に手を染めて破滅の道へ進む様子を描いた青春ドラマで、ベースとなっているのは60年後半の詩人ジム・キャロルによる自伝的小説です。
この映画の監督を担当したスコット・カルヴァートは、主にミュージックビデオなどを手掛けており、本作は初監督作となりました。製作ほおてレコード会社アイランド、プロデューサーを務めたのはリズ・ヘラーです。
脚本は、原作を書いたジム・キャロルの知人のブライアン・ゴルボフが担当しました。音楽は、「タンク・ガール」などで知られるグレアム・レヴェルが手がけ、さらに音楽家としても活動している原作者キャロルの曲も使われています。
主演はレオナルド・ディカプリオ、脇を固めるのはロレイン・ブラッコジュリエット・ルイスらです。さらに、ジム・キャロルも麻薬中毒者の役で出演しています。ストーリーは次の通りです。
ニューヨークの片隅で、カトリック系の高校に通うジムは問題児として知られていました。しかしジムはバスケットボールでは名選手で、仲間にはミッキーやペドロ、ニュートロンらがいました。
また、彼の書いている詩を唯一理解してくれる親友のボビーもいましたが、彼は白血病で亡くなってしまいます。それをきっかけにジムはヘロインに手を染めてしまい、瞬く間に中毒になってしまいます。
さらに、ジムはコーチのスィフティから肉体関係を迫られたことに腹をたて、怒りに任せて殴ってしまうのでした。また、ジム、ミッキー、ペドロはニュートロンの忠告も聞かないで麻薬漬けになり、試合の最中意識が朦朧とするようになります。
ついに神父とスィフティが警察をよんで、3人は退学させられてしまいます。ジムは母から問いただされ、家出してしまうのでした。グレた3人は、窃盗や強盗で得た金で麻薬をかい、のめり込んでいきます。
若い頃の出演作③悪魔の恋人
1996年製作のアメリカ映画「悪魔の恋人」です。「摩天楼を夢みて」「パーフェクト・ストレンジャー」などで知られるジェームズ・フォーリーが監督を務めました。危険な本性を持つ男と付き合ったことで、恐怖に襲われる少女と家族の運命を辿るサイコサスペンスです。
女子高生のニコールは、友人と行ったクラブでデビッドという爽やかな青年と知り合い恋をします。しかしニコールの父はデビッドに違和感を覚え、交際に反対するのでした。
一方のニコールはすっかりデビッドのことを好きになり、一向に父の忠告を聞こうとしません。そして、デビッドはニコールに通常では考えられないほどの執着を見せるようになるのでした。
若い頃の出演作④ブギーナイツ
1997年に製作されたアメリカ映画「ブギーナイツ」です。ポール・トーマス・アンダーソン監督が長編を手掛けたのは、この作品が2作目になります。1970年から80年代のポルノ業界を描いた作品で、アングラな世界で生きる人々の葛藤が見られます。
1977年のロサンゼルス郊外、クラブの皿洗いバイトをしていた高校生のエディ・アダムスはポルノ映画を手掛ける監督、ジャック・ホーナーにスカウトを受け、ポルノ男優となります。エディはその世界で、個性的な人々に囲まれスターになりますが、成功に伴いドラッグ漬けになっていくのでした。
マーク・ウォールバーグの若い頃のエピソード
映画スタートして知られるマーク・ウォールバーグですが、若い頃にはさまざまな問題を起こしていたことがあります。ここからは、マーク・ウォールバーグの若い頃のエピソードをご紹介します。
若い頃のエピソード①ドラッグや暴力に明け暮れる
マーク・ウォールバーグは、若い頃ドラッグの常習犯で、黒人への偏見による暴力を繰り返していました。児童自立支援施設の感化院に収容されたこともあるほど、その問題行動は目に余るものでした。
若い頃のエピソード②ボストン警察に25回も世話になる
マーク・ウォールバーグは、15歳の頃遠足をしていた黒人の子供たちに石を投げて人種差別的な言葉を投げつけました。16歳の時には、コカインとアルコールを摂取してベトナム人男性に襲いかかり、罵詈雑言を浴びせながら木の棒で殴りかかりました。
このことで、マーク・ウォールバーグは殺人未遂で起訴されましたが、45日後には出所しています。21歳の時には近隣の住民に暴力を振るって、顎の骨を粉骨したことがあります。このような蛮行を繰り返したことで、ボストン警察にお世話になった回数は実に25回に上ると言います。
マーク・ウォールバーグが過去の犯罪歴の削除を要請
これまで数々の問題を起こしてきたマーク・ウォールバーグですが、彼はそれらの犯罪歴の削除を要請したことがあります。一体どんな理由からそんな行動に出て、結果的にどうなったのかをまとめます。
犯罪歴の削除を要請した理由
マーク・ウォールバーグは、ベトナム人男性に対する殺人未遂の罪で捕まってから26年経ったころ、起こしてきた罪に対する赦免を要求しました。その理由は、「過去の罪に対し赦しを受けることこそ、前に進み子供達に良い例を見せることになる」というものです。
大バッシングにより手続きは行わず
犯罪歴の削除を要請したマーク・ウォールバーグですが、世間からは「この事件の後も近所の人に暴行して大怪我を負わせているし、全く反省していない」「白人セレブという立場を使って罪を消そうとするなんて、とんでもない」と大バッシングを受けることになりました。
そのあまりの勢いに、彼は2016年のトロント国際映画祭で「赦免を申請したことを後悔している」と話し、「アドバイスをもらって申請しただけ」と言いました。結局、赦免申請の手続きはその後行わず、取り下げという形になったようです。
マーク・ウォールバーグの現在
問題行動ばかり起こしてきたマーク・ウォールバーグですが、現在はどのように過ごしているのでしょうか。ここからは、結婚や子供、俳優としての活動など、マーク・ウォールバーグの現在の様子に迫ります。
結婚と子供
マーク・ウォールバーグはレアダーハムという女性との間に、3人の子供を設けながらも結婚せずにいました。しかしその後、2009年に結婚することとなr、その翌年には4人目の子供が誕生しています。
俳優としての活動
現役で俳優として活動するマーク・ウォールバーグですが、引退について「あまり遅くなることはないだろう」としています。今のところ、マーク・ウォールバーグには生涯現役でいるというつもりはないようです。
若い頃とは違うマーク・ウォールバーグの今後に期待
若い頃は数々の犯罪行為を起こしてきたマーク・ウォールバーグですが、俳優としての演技力は一流で、現在は父として子供達に良い姿を見せられるよう、心を入れ替えて頑張っているようです。本人曰く、早めの引退を考えているようなので、今のうちに彼の活躍をリアルタイムでチェックしてみましょう。
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