あなたの周りにマウントを取ってくる女性はいませんか。マウントを取る女のターゲットになってしまうととても不愉快です。この記事ではそんなマウント女の心理や特徴、マウントを取られたときの対策方法などを詳しくご紹介しています。ウザいマウント女をさらりとかわして快適な毎日を送りましょう。
目次
「マウントを取る」ってどんな意味?
「マウントを取る」は、動物が相手よりも自分のほうが優位に立っていることを示すために馬乗りになるマウンティング行動や、格闘技の「マウントポジション」に由来する言葉で、相手より上のポジションを得ようとする言動を指します。
言葉によって相手を蔑み、自分のほうが優位であるということをアピールする行動や言動のことを、「マウントを取る」と言います。
マウントを取る女の心理
マウントを取る女性は、なぜそのような発言や行動をしてしまうのでしょうか。ここからは、マウントを取る女の心理を3つの項目に分けて考察してみましょう。
マウントを取る女の心理①誰かに認めてほしい
マウントを取って周囲よりも自分の方が長けているということをアピールして、誰かに「すごい」と認めて欲しいのです。誰にでも認められたいという承認欲求はあって、普通のことですが、マウントを取る女の承認欲求は必要以上に強いのです。
「周囲から認められたい」「すごいと思われたい」「褒められたい」「注目されたい」と強く願っていて、マウントを取ることによって達成しようとします。他人より優れていることが認められることで大きな満足感を感じるわけなのです。
マウントを取る女の心理②他人に負けたくない
マウントを取る女は負けることを徹底的に嫌います。競争意識が強く、勝ち負けや優劣に強くこだわるのが特徴です。争うネタは数限りなく、特に偏差値や学歴、勤務している会社、収入、運動能力(足の速さや水泳のタイムなど)などの数値や客観的事実で比較ができるものについては容赦なくマウントを取って来ます。
マウント女の競争意識は勝つか負けるかの二択で、他人は全て敵で、勝つべきは自分という考え方を持っています。勝つためには地味は努力の積み重ねが隠れているのかもしれませんが、それが霞んでしまうくらい自己主張が強いので、周囲の人たちとは良好な関係は構築できません。
マウントを取る女の心理③自信のなさを隠したい
マウントを取る理由の1つとして、「自信のなさ」があります。誰かと比べて自分の方が長けている部分を見つけては、マウントを取ることによって「自分は優れている」とアピールします。
周囲に認められることで失っていた自信を回復し、自分の存在価値を見いだして安心感を得ているのです。対して本当に実力があって優秀な人は自分に自信がありますし、周囲もそれを認めています。ですので、マウントを取る女のように自分の優秀さをアピールする必要などないのです。
マウントを取る女の特徴
マウントを取る女の心理が理解できたところで、その特徴についてもみていきます。マウントを取る女の行動にはいくつかのパターンがあります。
マウントを取る女は頭の回転が良いので、繊細な日本語を巧みに使いマウンティングしてきます。会話を続けているとやがてマウントを取られていることに気付くはずですので、うまく対処して、自分自身にストレスがかからぬよう回避してください。
マウントを取る女の特徴①自慢話ばかりする
マウントを取る女は自分の自慢話が大好きです。始末が悪いことにあからさまに自慢するのではなく日本語ならではの遠回しな表現を使い、一見謙遜しているようで話を最後まで聞いていると自慢話だった、というパターンが多いのです。
相手の話しを受けて自分のことを話そうとしても遮られ、さらに彼女の自慢話が続くので非常にストレスを感じます。
SNSも自慢できる恰好のツールで、マウントを取る女のSNSはキラキラが溢れています。おしゃれなカフェ、少しリッチなディナー、流行りのショップの紙袋など、自慢できるシーンやアイテムの写真で埋め尽くされているのです。
友人や知人に見せつけたいのはもちろんですが、SNSで繋がっている不特定多数の人たちにも自分の生活レベルの高さやリア充であることをアピールしたいのです。
マウントを取る女の特徴②他人に負けるのがイヤ
負けず嫌いなマウント女は「自分のほうが優位・優秀である」とアピールするためにマウントを取る傾向があります。自分が負けることはあり得ないので、常に勝ち続けなければなりません。
仕事でもスポーツでも恋愛でも自分が相手より上であり、勝っていなければ満足できず、もし負けてしまえば劣等感にさいなまれてどうしようもなくなってしまいます。
マウントを取る女の特徴③余計な助言をしてくる
相談をもちかけられてもいないのに、「あなたはこうしたほうがいい」などど、求めてもいない助言をしてくるのもマウントを取る女の特徴です。知識や経験が豊富で自分のほうが上だとアピールしているわけです。
他人に助言して影響を与えている人としての自分が大好きで、話題が得意分野であればより饒舌になります。不得手な分野であってもネットなどで広く浅く情報を仕入れ、それをもとに助言してきます。
逆に他人に助言をされるととたんに不機嫌になります。自分が同じことをして相手に嫌がられていることなど、まったく気にも留めないのです。
マウントを取る女の特徴④「でも」「だって」が口癖
助言されたり、相手が優位であることが許せないマウントを取る女は、相手の発言を「でも」「だって」などの言葉を使い否定します。たとえ正論であっても素直に同調しようとはぜず、持論を展開します。自分が全て正しいという自己中心的なところがあるため、マウント女と意見交換をしたり発展的な議論をするのは不可能です。
マウントを取る女は自分は特別で優秀だと思っていますので、「あなたはそうかもしれないけれど」などの上から目線なフレーズも良く使います。常にあなたは下でわたしは上という身勝手な結論づけをしたいのです。
マウントを取る女の特徴⑤他人と比べたがる
他人に負けたり、下に見られることが大嫌いなマウントを取る女は、常に他人と自分を比較して自分が上であることを確認しています。
バッグや時計などの持ち物はもちろん、自分の学歴や勤めている会社ももちろん比較の対象です。ブランド品や資産、学歴や収入、恋人やパートナーのプロフィールなど、周囲の人が持っていないものを自分だけが持っている、ということが大切なのです。
あきらかに自分より優れたものを持っている人に対してはその点はスルーして、自分が上になれる他のテーマで比較しようとします。
マウントを取られやすい人っているの?
マウントを取る女がいるいっぽうで、マウントを取られやすい人もいます。マウントを取られやすい人には以下のような特徴がある場合が多いです。もし思い当たるふしがあれば、マウント女の前では行動や言動に注意してみてください。
自分の意見や考えを伝えられない人
大人しく物静かでいつも聞き役になりやすい人は、自分の意見や考えを発言することも少ないかもしれません。あまり自己主張せず、他人の発言や意見に対して反論しない人はマウントを取る女に捕まりやすいでしょう。
マウントを取る女は自分の話しをえんえんと聞いてくれて、肯定してくれる人が大好きです。気持ち良く自慢し、安心して優位に立っていられるので格好の相手となってしまいがちです。
人から好かれたいと思っている人
人から好かれたいという願望を持っていると、多少失礼なことを言われたり理不尽な扱いを受けたりしても「寛容な自分」を演出するためにぐっと我慢してしまいがちです。そうすることで周囲に我慢強く寛容で心が広い人、と思ってもらいたいのです。
また、皆が嫌うマウントを取る女に対してもきちんと向き合うことで「徳のある人」に見られたいとも思っています。マウントを取られて不快な気持ちになっても、その気持ちを表情に出すまいと頑張ってしまいます。
残念ながらマウントを取る女は空気を読むのが得意なので、なぜ我慢強く怒りをあらわにせずこらえているのかをすぐに見抜いてしまい、マウントを取りに近づいてきます。
ネガティブな思考の人
運動神経が鈍い、顔や体型に自信がない、勉強が苦手で成績が伸びない、仕事が遅い、などを理由に自分に劣等感を抱いている人もいるかと思います。劣等感からネガティブ思考が強く自分に自信の持てない人は、周囲の空気を読んで意見を変えたり、同調したりすることがあります。
マウントする女から見れば、そんな人は絶好のターゲットです。なぜなら自分の意見を言わず、言い返すこともなく、反発もしてこないことが分かっているからです。「どうせわたしなんか…」と言っていると、マウント女に隙を突かれてしまいます。
マウントを取る女への対策方法
不愉快なマウントを取る女を撃退するにはどのような対策方法が有効なのでしょうか。ここからは、もしマウントを取られてしまったらどのように対処したら良いか、いくつかのパターン分けてご紹介します。
対策方法①軽く受け流す
マウントを取る女は他人より自分が優位であることをアピールし、羨ましがられたり、悔しいと思わせたくてマウントを取って来ます。マウントされるのは良い気分ではありませんが、同じ目線で言い返すのは絶対に避けましょう。
言い返したところで相手の思うつぼです。マウントを取る女は自分の意見や考えが絶対だと思っているので、ますます頑なに意見を曲げずたたみかけてくるでしょう。
そこで取るべき態度は「軽く受け流す」ことです。無視せず話は聞いて、「へえ~」と感情を込めずに相槌を打ちます。気持ちがこもっていないことは相手にも伝わりますので、話をしていてもだんだんと面白くなくなってきます。
あるいは「なるほど、そういう考え方もあるのね」などと返答してそれ以上話を発展させずに終わらせるように仕向けます。言葉に出さずとも、自分には自分の考え方があるのであなたのことは相手にしませんよ、という雰囲気を醸し出し続けるとマウントを取る女もやがて去っていきます。
対策方法②褒めて満足させる
マウントしてくる相手が会社の上司や学校やサークルの先輩であるなど、軽く受け流しづらい場合は「すごいですね!」と適当に褒めて、相手の優位を認めてあげてちょっと持ち上げてみましょう。承認欲求が満たされれば目的が達成できたことになるので、満足して離れて行ってくれるかもしれません。
女性の上司であれば、「わたしも課長のようにキャリアを積んでいきたいです」などとヨイショして尊敬の念を表現して、良好な関係性を維持できるようにするのが得策です。
続けてマウントを取られないようにするためには、褒めるときはできるだけあっさりと短時間にし、それ以上自慢話を掘り下げないようにするのがポイントです。さじ加減が難しいですが、相手を手のひらの上で転がすように上手にコントロールする心意気で対処しましょう。
対策方法③やんわり忠告する
あまりにも頻繁にマウントを取って来る人や、目に余る発言が多い人にはやんわり忠告するのもアリです。無抵抗のまま許していると相手が調子に乗ってくる可能性もあります。
ただ、ぴしりと指摘したり否定したりしてしまうと、マウントを取る女はますます反発して持論を展開しますので、あくまでも「やんわり」忠告することが大切です。
「マウント取らないでよ~」「そんな傷つくこと言わないでよ」など、やんわりかつ直接的に指摘すると、言い返せなくなるでしょう。ごく親しい間柄であれば、「マウント取るのやめなよ」とはっきり言うのもアリです。
マウントを取る女の中には無意識にマウント行動を取っている人も居ますので、やんわりと忠告してあげることで自分の言動を見直すきっかけにもなります。
対策方法④距離を置いて関わらないようにする
マウントを取る女と深く関わると常日頃マウントを取られ相手が上の立場にいることになるので、だんだんとストレスが溜まっていきます。自分の心を守るためにもそんな相手とは上手に距離を取って関わらないように仕向けていきましょう。
「遊ぼう」「会おう」と連絡が来たら理由をつけてスルーします。食事会や飲み会で一緒になってしまったら、マウント女とはなるべく離れた席に座り、会話せずに済むようにしましょう。SNSにいいね!するのも控え、ブロックしないまでもミュートするのが良いかもしれません。
仕事やアルバイト、学校の先輩などどうしてもスルーしてしまうと支障が出そうな相手の場合は、家族や身内のこと、趣味やパートナーのことなどのあなたのプライベートな情報は出来る限り知らせないようにしましょう。
なぜなら、これらの情報はマウントを取るのに好材料だからです。相手にマウントされるような情報を与えなければ、マウントの取りようがありません。挨拶などマナーはしっかりと実行したうえで、距離を置いて関わらないようにしてください。
マウンティング女に振り回されないで!
マウントを取る女は、自分と他人を比べ、押しつけの優位性を確認することでしか自分の立場を確立できない人なのです。こんな人が周囲に居て、しょっちゅうマウントを取られていては疲れてしまいますし、嫌な思いをします。
マウント女をまともに相手にしていると、やがて相手が優れていて自分がダメだと思い込んでしまい、いわれのない劣等感を感じるようになってしまう可能性もあります。
いっぽうで、マウントを取る女は自分中心の極端な考え方に基づいて行動しているので、彼女が何を求めているのか分かりやすくもあります。
真正面から否定や指図をすると、ますますマウンティングがエスカレートすることもあるので、やんわりと、そして慎重に対処する必要があります。さまざまな対処法をご紹介しましたので、頭に入れておいて相手のパターンによって適切に対処しましょう。
他人は自分を映す鏡とも言います。こんなマウントを取る女のようにならないためにも、心に余裕を持ち、必要以上に自分を卑下しないようにします。他人のことを羨んでばかりいないで、自分の価値観や個性を大切にすることを心がけましょう。
誰かと比較しなくとも人は幸せになれますし、自分自身を好きになって可愛がってあげることが大切です。そして、マウントを取る女とはできるだけ関わらないようにしましょう。
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