お付き合いをしているわけではないのに、男女が2人で会ったり出かけたりする場合、いったいどのような心理が働いているのでしょうか。その心理には男性と女性で違いがあるのです。それを知っておくことで好きなあの人は脈ありなのか脈なしなのかを見極めて、恋愛を成就させましょう。
目次
付き合ってないのに2人で会う・出かける男性の心理
付き合っているわけではないのに2人で会おうと誘ってきたり、出かけたりする男性がいます。そんなとき男性はどのような心理状態なのでしょうか。いくつかの心理別にご紹介します。
心理①仲良くなりたい
好意を持った女性と仲良くなりたい、その女性のことをもっと知りたいと思うのは自然な感情です。2人だけの時間を持つことができれば、2人だけで会話ができるのでその女性の好みや価値観など、知りたかったことが聞けるチャンスです。
その会話をきっかけに自分自身のことを知ってもらうこともできるかもしれません。まずは一緒に過ごす時間を持つことで、女性との心理的な距離を縮め、仲良くなりたいと思っているのです。
心理②相手をもっと知りたい
一般的に男性は回りくどかったり面倒だったり時間のかかることは苦手です。男性が付き合ってもいない女性のために時間を作り、約束をし、2人で会うという行為自体、彼女のことをもっと知りたいと考えているからこそです。
相手の女性に興味や好意があって、できるだけスムーズに彼女のことをもっと知りたいと考えている男性は、まずは自分のことについて語ることが多いです。自分のことを相手に知ってもらい信頼関係を構築した上で、彼女にも自分のことを教えて欲しいと考えているのです。
心理③相手の気持ちを確かめたい
探り合いと言ってしまったら身も蓋もないですが、お付き合いを申し込んでダメになるのは男性としてもやはり避けたいものなのではないでしょうか。
したがって、相手の女性が好意を持ってくれていると感じていても、まずは2人で会う機会を作って相手の女性の気持ちをしっかりと確かめたいと考えます。
デートという形でいろいろな場所やシーンで2人の時間を共有することによってさまざまな話題が出て、会話の流れの中でお互いの気持ちを確かめることができるかもしれません。
心理④想いを伝えたい
彼女が好きだ!付き合いたい!と気持ちが固まれば、その想いを伝えなければなりません。想いを告白するには他人が同席していると都合が悪いので、2人だけで会う必要があります。
うまい具合に2人だけになれたとしても、いざとなると場違いな雰囲気になってしまったり、恥ずかしくてなかなか言い出せなかったりすることもあるでしょう。
女性側もそんな男性の雰囲気を察したなら、さりげなく告白しやすい雰囲気を作ってあげるようにしてみるとうまくいくかもしれません。
付き合ってないのに2人で会う・出かける女性の心理
では、女性が付き合っていない男性と2人きりで会ったり出かけたりする場合には、どのような心理が働いているのでしょうか。男性とは少し違う女性の心理についてチェックしてみましょう。
心理①好意がある
女性は割り切ってものごとを考えるので好きでもない男性と2人きりで会ったり、出かけたりはしません。男性からの誘いを断らず、食事や映画などまるでデートのような時間を共に過ごす機会が重なるようなら、その女性は男性に好意を抱いているに違いありません。
休日に誘ってもOKしてくれるようなら、これはもう間違いなく好意を持ってくれていますし、今現在お付き合いしている彼もいないと思って良いでしょう。女性は男性からのお付き合いの申し込みを待っているのかもしれません。
心理②深い意味はなく楽しい
共通の趣味があったり、好きな食べ物が同じだったり、ペット同士が仲良しだったりなど、その男性と一緒にいると楽しいので2人で会うという場合もあります。
女性側は男性を異性として意識していないので、付き合う、付き合わないや彼女の有無など関係なく誘ってきます。
この場合、2人で多くの時間を過ごすうちに女性側がだんだんと男性を異性として再認識し、恋愛感情に発展することも思いのほかよくあることです。
心理③友達と思っている
女性が男性を友達だと思っている場合、抵抗なく2人で会ったり出かけたりすることもあるでしょう。友達だと思っているので信頼はしていますが、異性としての好意は持っていません。
女性のほうから恋愛相談をされたりしたら、間違いなく異性として捉えられていないということになります。しかし、思いがけない出来事がきっかけとなって、友達関係から男女の関係になることもあるかもしれません。
心理④寂しかった
1人きりの誕生日やクリスマス、好きな男性にふられてしまった直後など、寂しくてやりきれないとき、付き合っていない男性の誘いに乗って会ったりすることもあります。
寂しくて仕方がないので、それほど好きでもない男性の誘いにも応じてしまうかもしれませんが、いくら寂しくても嫌いな男性やあからさまに下心を見せてくる男性の誘いには乗りませんから、多少なりとも好意は持っていると考えて良いでしょう。
寂しくて心が不安定なときの女性は「好きなのかな」と勘違いさせるほどに心のうちをさらけ出してくることもあります。
脈ありで付き合ってないのに2人で会う場合の特徴
脈ありではあるけれど、まだ付き合っていないという段階の男女が2人で会う場合には、どのような特徴があるのでしょうか。
特徴①褒める
2人で会ったときに何かと褒めてくれる男性は、相手の女性に好意を持っているに違いありません。他人と一緒のときは褒めてなどくれないのに、2人きりになると褒めてくれるのであればその好意は確定的でしょう。
ファッションセンスやヘアスタイルなど外見を褒めてくれるのはもちろん、「仕事を頑張っている」「思いやりがある」など常にその人を見ていないと分からない努力や、内面的な部分を褒めてくれるということは、その女性に大いに関心があるという気持ちの表れでもあります。
特徴②相談をする
2人で会っているときにちょっとシリアスな内容の相談をしてきたり、仕事の悩みを打ち明けてきたりしたなら、その男性は相手の女性に好意を持っていて、自分を認めて欲しい、自分の内面を知って欲しいと思っているのです。
相談するということは答えやアドバイスを求めているということなので、あっさりした会話では終わりません。お互いの内面を知りうるような深い会話になるはずです。
好きな女性でなければ相談などしませんし、軽いカジュアルな話題を選んで自分の内面をさらけ出すような会話は避けるでしょう。
特徴③質問をしてくる
男性が付き合っていない女性と2人で会ったときに、いろいろな質問を浴びせかけてくる場合はその女性に強い興味や好意を持っている証拠です。
プライベートに関することや、食べ物や趣味、興味を持っていることなどを質問して、その女性のことをさまざまな角度から深く知りたいと考えているのです。
相手の女性に好意を持っていない場合は、相手に質問するよりも自分のことについて積極的に話し、女性は聞き役に回ることが多くなりがちです。
特徴④次の約束もする
2人で会って楽しく過ごす最中に次に会う約束をしようとする男性は、相手の女性にかなり強い好意を持っています。2人で居ることが楽しく心地よいので次に会う約束をとりつけたくなってしまうのでしょう。
こうなると男性側は想いを告白して、お付き合いを申し込むタイミングを見計らっている段階かもしれません。女性側が告白しやすい状況をさりげなく作ってあげるのも良いかもしれません。
脈なし・検討中で付き合ってないのに2人で会う場合の特徴
次に、脈なしでお付き合いに発展する可能性はなさそうなのに2人で会う場合は、どのような特徴があるのでしょうか。
特徴①全く目が合わない
お互いに好意を持っていて2人で会って会話をしていれば、目が合うタイミングがあるはずです。好意があるので、お互いに相手を気にしますし見ていたいという感情が湧いてきます。
しかし脈なしの男性の場合は相手の女性と目が合うことはありません。なぜなら、その男性は女性を見ずに会話したり何かをやったりしているからです。その女性に興味や関心が無い証拠です。
特徴②会話が続かない
脈なしの男性は会話が盛り上がらないので話しがすぐに終わってしまい、続きません。男性が興味を持ちそうな話題を女性側が持ちかけても、会話のキャッチボールにならずどちらかの一方通行になりがちです。
例え共通の話題がなかったとしても、お互いに好意を持っていれば無理にでも会話を盛り上げようと努力するはずです。脈なしの男性の場合は、その女性と一緒に居ることや会話を楽しもうとする気持ちにはならないのかもしれません。
特徴③恋愛の相談をする
2人で会っているのに、他の女性との恋愛について相談されるということは、相談されている女性本人は恋愛対象として見られていないということに他なりません。
男性は好意を抱いている他の女性の態度や心理を知りたいので、相談をもちかけているわけです。相談されている女性本人は愉快ではありませんが、意地悪なアドバイスなどせず、大人の対応をしましょう。
特徴④家に呼ばれる
付き合っていないのに男性が女性を家に呼ぶのは、下心がある可能性が高いです。好意を抱いている相手であればプライベート空間である家を見せるということは1歩踏み込んだ関係に進展したということになりますが、そうでない場合は要注意です。
付き合っていないのに触れてきたりキスを求めてくるような男性には誠実さが感じられませんので、注意してください。
付き合ってないのに2人で会うのは脈ありとは限らない
付き合っていないのに2人で会う理由は、好意を持っているので相手と一緒にいたい、時間と空間を共有することで相手をより深く知りたいという欲求があるからです。
この場合、相手の気持ちを確かめることに成功すれば、お付き合いを申し込んで彼氏・彼女の関係に発展するでしょう。
しかしご紹介してきたように脈なしでも2人で会うこともあって、そのときの心理状態は男性・女性で異なりますし、さまざまです。相手は自分に対して好意を持っているのかいないのか、しっかりと見極めて会う約束をしましょう。