高い演技力と甘いマスクでハリウッドに君臨し続けるレオナルド・ディカプリオは、言わずと知れた大スターです。中でも名作中の名作である『タイタニック』は誰が見ても映画の世界に入り込んでしまうこと間違いなしでしょう。
今回は、レオナルドディカプリオのプロフィールや出演作・代表作のおすすめ映画10選を紹介します。『タイタニック』のイメージが強いでしょうが、他にも面白い作品が多数あるので、ぜひご覧ください。
レオナルド・ディカプリオのプロフィール
氏名 | Leonardo Dicaprio/Leonardo Wilhelm DiCaprio |
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愛称 | レオ様 |
生年月日 | 1974年11月11日(現在47歳) |
出身地 | アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス/イタリア・ドイツ系アメリカ人 |
ジャンル | 俳優・映画プロデューサー・脚本家・環境保護活動家 |
レオナルド・ディカプリオの俳優人生
レオナルド・ディカプリオが俳優を目指すきっかけになった人物は、離婚した父親の連れ子のアレクです。アレクは当時子役としてCMで大金を稼いでおり、アレクに影響されレオナルド・ディカプリオも俳優を目指しました。14歳の頃、初めてのCMが決まると、テレビドラマに出演する機会が増えます。
1993年には出演した『ギルバート・グレイプ』で、19歳と言う異例の若さでアカデミー助演男優賞にノミネートされると映画業界でも話題になりました。
1996年の『ロミオ+ジュリエット』ではベルリン国際映画祭の銀熊賞 (男優賞)を受賞すると、翌年の1997年に代表作である『タイタニック』で知名度が一気に上がります。
超大作で、レオナルド・ディカプリオの演技も高く評価される中、アカデミー賞ではまさかの主演男優賞ノミネートされず世間で大きな話題になったのです。
その後、『アビエイター』や『ディパーテッド』、『ブラッド・ダイヤモンド』などいくつもの話題作に出演するものの、アカデミー主演男優賞は惜しい結果に終わります。
ところが、2015年の『レヴェナント:蘇えりし者』では生肉を食べたり、凍った川に入るなど過酷な撮影をやり遂げたことで、高い評価を呼び悲願のアカデミー主演男優賞を受賞したのです。
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レオナルド・ディカプリオ出演の人気映画10選
続いて、レオナルド・ディカプリオ出演のおすすめ映画10選を紹介します。若い頃の作品から最近の大人なレオナルド・ディカプリオが楽しめる作品まで幅広くピックアップしました。代表作である『タイタニック』を含む数々の名作を紹介していくので、ぜひチェックしてみて下さい。
レオナルド・ディカプリオおすすめ映画①ギルバート・グレイプ
『ギルバート・グレイプ』は、1993年に製作されたロマンスドラマ作品です。主人公を若きジョニー・デップが演じ、主人公の弟役を19歳のレオナルド・ディカプリオが務めた未来の2大スターが揃う貴重な作品となります。
アイオワ州の小さな町エンドーラから生まれてこの方出たことのない主人公の青年ギルバートは、スーパーの店員をしながら障害のある弟アーニーと、二人の姉妹、過食で太りすぎたため日常生活が送れない母親の世話に明け暮れていました。
自分の人生に希望や夢を抱く余裕のないギルバートは、ある日出会った、トレーラー・ハウスで旅をする少女ベッキーと出会います。ギルバートは、自分とは対照的に自由な生き方をするベッキーと関わるうちに、自信の人生について見直していくのです。
『ギルバート・グレイプ』は、ヤングケアラーであるギルバートが、一人の少女と出会ったことで、人生に希望を見出していくストーリーです。派手な演出などはありませんが、深く心に残る内容と、ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの若き頃の演技が楽しめる作品となっております。
レオナルド・ディカプリオおすすめ映画②バスケットボール・ダイアリーズ
『バスケットボール・ダイアリーズ』は、1995年に製作されたクライムフィクション作品です。天才詩人ジム・キャロルの自伝的小説をスコット・カルヴァート監督が映画化しました。劇中では、ジム・キャロル本人も麻薬中毒者の役で登場しているので、チェックしてみて下さい。
高校生のジムはバスケットボールの名選手でありながら、学校内では問題児としても有名でした。ジムはその素行には似合わないポエムを書いたノートを友人たちに除かれ散々バカに冷ますが、親友のボビーだけはポエムを笑わずに認めていくれています。
その親友のボビーが白血病で亡くなったことで、ジムと友人のミッキー、ペドロはヘロインに手を出し始めました。いつしか、バスケの試合中に意識が朦朧とするほど依存し、高校も退学になると3人はストリートキッズとして道を踏み外していくのです。
『バスケットボール・ダイアリーズ』は、ドラッグの恐ろしさを描く作品です。まだ未熟な青年たちがドラッグに溺れていく様は、思わず眼を背けたくなるでしょう。また、息子が道を踏み外していき、葛藤する母親も見どころです。
レオナルド・ディカプリオおすすめ映画③ロミオ&ジュリエット
『ロミオ&ジュリエット』は、1996年に製作されたロマンスドラマ作品です。シェイクスピアの古典劇『ロミオとジュリエット』を現代版にアレンジしています。
対立するマフィアのモンタギュー家とキャピレット家は、長年に渡り抗争を繰り返していました。モンタギュー家の跡取りであるロミオは、キャピレット家の仮装パーティーに一人で乗り込むと、そこで出会ったキャピレット家の娘・ジュリエットに一目惚れをします。
敵対組織の娘への恋愛など許されるわけがないと分かっていながらも、ロミオのジュリエットへの想いは留まることを知らず、遂に告白をしました。ジュリエットもロミオを愛していたことで二人は相思相愛になりましたが、両家の対立は激化していくのです。
『ロミオ&ジュリエット』は、レオナルド・ディカプリオとクレア・デインズがひたすらに美しく、禁断の恋愛に溺れる若者の情熱的な想いが上手く再現されている作品です。ハッピーエンドで終わらないからこそ、儚くて良い余韻を残すでしょう。
レオナルド・ディカプリオおすすめ映画④タイタニック
『タイタニック』は、1997年に製作されたロマンスドラマ作品です。レオナルド・ディカプリオの代表作兼出世作で、20世紀最大の海難事故であるタイタニック号の悲劇を元にジェームズ・キャメロン監督が映画化した超大作となります。
1912年のイギリスでは、絶対に沈まない豪華客船タイタニック号の初航海で世間は賑わっていました。画家志望のジャックは賭けでチケットを手に入れたことでタイタニック号へ乗り込みます。
そこには今までの人生で見たことがないほど豪華な船内が待っており、ジャックは目を輝かせました。さらに、親が決めた婚約者との結婚や上流階級の生き方に馴染めず自殺を図ろうとしたローズと出合ったことで、ジャックはローズに引き込まれていくのです。
ローズも身分の格差から許されない恋だと分かっていながら、自由に生きるジャックに惹かれていきますが、巨大な氷山による悲劇が待っているのでした。
『タイタニック』は1997年の作品ですが、若い世代が見ても感動するであろう今もなお愛され続ける超名作です。若い二人は、その年齢に似合わない壮大な愛をタイタニック号で築き上げていきます。
クライマックスに流れる『My Heart Will Go On』はさらに感情を高める素敵な楽曲なので、ぜひチェックしてみて下さい。
レオナルド・ディカプリオおすすめ映画⑤キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、2002年にスティーブン・スピルバーグ監督によって製作されたクライム・ドラマ作品です。実在の詐欺師フランク・アバグネイルをモデルにした主人公を、レオナルド・ディカプリオ、FBI捜査官役をトム・ハンクスが演じます。
主人公のフランクは、家族が大好きでした。しかし、フランクが高校生になる頃両親が離婚したことで、現実を受け止めきれないフランクは家出をします。生活のため、小切手詐欺に手を出したフランクでしたが上手くいきません。
ところが、パイロットになりすますことで簡単に人を騙せることに気づくと、FBI捜査官に追われるほどの犯罪者に成長してしまうのでした。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、実在する詐欺師を元に製作された作品なので、リアリティがあります。寂しい青年である詐欺師の主人公とFBI捜査官の不思議な絆も見どころでしょう。
レオナルド・ディカプリオおすすめ映画⑥ブラッド・ダイヤモンド
『ブラッド・ダイヤモンド』は、2006年に製作されたサスペンス・社会派ドラマ作品です。監督は『ラストサムライ』のエドワード・ズウィックが務めています。
1990年代の内戦状態であるシエラレオネでは、アフリカから出たい元傭兵のダニー・アーチャーが資金稼ぎのためにダイヤの密売をしていますがバレてしまい、シエラレオネの刑務所に収容されました。
刑務所で出会った元漁師のソロモン・バンディーと紛争ダイヤの密輸の真相を探るジャーナリストのマ―ディー・ボウエンと目的が合致したことで、釈放後3人でダイヤの行方を追うのです。
『ブラッド・ダイヤモンド』は、紛争や戦争の惨さを知ることができる作品です。実際に世界の各地ではこの作品のようなことがたくさん起きています。
日本に住んでいるとフィクションの世界に感じられるかもしれませんが、ぜひ『ブラッド・ダイヤモンド』を見て、今一度戦争について考えてみて下さい。
レオナルド・ディカプリオおすすめ映画⑦ウルフ・オブ・ウォールストリート
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、2013年に製作されたブラックコメディ作品です。お馴染みのコンビであるレオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督の5度目のタッグが楽しめる映画で、実在の株式ブローカー ジョーダン・ベルフォートの半生を描かれています。
主人公のジョーダンは、投資銀行へ飛び込んだ当初学歴もコネもない中、巧みなセールストークで富裕層の心を掴み、26歳で証券会社を設立すると、瞬く間に社員700人の大企業へと成長させました。
若くして年収4900万ドルを稼ぐジョーダンは飛躍年収と比例してプライベートも派手になります。あまりの豪遊に、捜査当局から目を付けられ始めたジョーダンは、この後予想だにしない転落劇が待っているのでした。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、パワフルな男のパワフルな人生をテンポよく描く映画です。実在する伝説的な株式ブローカーの驚愕の10年をぜひ観てみましょう。
レオナルド・ディカプリオおすすめ映画⑧シャッターアイランド
『シャッターアイランド』は、2010年に製作されたスリラー・ミステリー作品です。デニス・ルヘイン原作の同名小説をマーティン・スコセッシ監督が映画化しました。
ボストンにある孤島シャッターアイランドでは、精神病を患った犯罪者を収容するアッシュクリフ病院があります。
ある日、脱獄など不可能な立地にあるアッシュクリフ病院から脱走した謎の女性犯罪者を捜査するため、米連邦保安官テディ・ダニエルズはアッシュクリフ病院を訪ねました。驚きの立地に驚愕するテディ・ダニエルズでしたが、さらなる不可解が彼を襲うのです。
『シャッターアイランド』は、伏線が豊富に散りばめられた作品です。こちらの作品を観る際はネタバレを見ないまま、あなたも謎解きをしながら映画を鑑賞することをおすすめします。
レオナルド・ディカプリオおすすめ映画⑨華麗なるギャツビー
『華麗なるギャツビー』は、2013年に製作されたロマンスドラマ作品です。米作家F・スコット・フィッツジェラルドの小説『グレート・ギャツビー』を『ロミオ+ジュリエット』以来のバズ・ラーマン監督とレオナルド・ディカプリオで映画化しました。
1920年代の米ニューヨーク ロングアイランドでは、豪華な暮らしをする大富豪のジェイ・ギャツビーが住んでいます。ジェイ・ギャツビーは仕事も素性も明かされていない謎多き大富豪です。
偶然仕事でロングアイランドに移り住んだ青年ニックは、ジェイ・ギャツビーが開くパーティーに招待されたことで、彼の謎多き生い立ちを聞きだしていくのでした。
『華麗なるギャツビー』は、レオナルド・ディカプリオ主演の作品と、1974年に製作されたロバート・レッドフォード主演の作品の二つがあります。新旧二つの作品を見比べてみるのも一つの楽しみ方でしょう。
レオナルド・ディカプリオおすすめ映画⑩レヴェナント 蘇えりし者
『レヴェナント 蘇えりし者』は、2015年に製作されたサバイバル・アドベンチャー作品です。実話に基づくマイケル・パンクの小説を元にアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が映画化しました。
1823年のアメリカ北西部では、ハンターたちが先住民の襲撃を受け、船を捨てて陸路で逃走しています。
先住民からの襲撃で多くの犠牲を出したハンターたちは懸命に逃走しますが、ハンターの一人であるヒュー・グラスは熊に襲われ致命傷を負いました。逃走に足手まといだと判断したハンターのリーダー格は、ヒュー・グラスを置き去りにします。
ヒュー・グラスの息子は必死に父親を置き去りにすることを抗議するとリーダー格に殺されてしまい、その一部始終を見たヒュー・グラスは、リーダー格への復讐を目指し、厳しい自然の中で生き抜くのです。
『レヴェナント 蘇えりし者』は、ディカプリオが初のアカデミー賞主演男優賞を受賞した記念すべき作品です。撮影はかなり過酷だったそうで、本当に凍えた川に潜り、生肉を食べるなど身体を張った演技をしています。
レオ様の代表作を見尽くそう!
今回は、レオナルド・ディカプリオのプロフィールやおすすめの出演作を紹介しました。高い演技力と魅惑の甘いマスクが魅力のレオナルド・ディカプリオの作品は、若い全盛期は王子様のようなルックスも見どころで、ストーリーだけでなく視覚だけでも見ごたえがあります。
さらに、最近の貫禄が増したレオナルド・ディカプリオの作品は大物出演の安定感と、圧倒的なオーラがより映画の質を上げており、引き込まれること間違いなしです。昔と今の作品を見比べてみて、レオナルド・ディカプリオの魅力を再確認してみましょう。