名俳優兼名監督として知られるハリウッドスター、クリント・イーストウッド。俳優として数々の映画に出演し、大ヒット作「ダーティハリー」シリーズのハリー・キャラハン役は自身最大の当たり役となり、映画史にその名を残すほどスーパースターの地位を不動のものにしました。ここでは、そんなクリント・イーストウッドの現在や若い頃の出演作、イケメン画像を一挙ご紹介していきます!
目次
クリント・イーストウッドの基本プロフィール
- 誕生日 : 1930年5月31日
- 星座 : ふたご座
- 年齢 : 92歳
- 出身 : アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ
- 職業 : 俳優・映画監督・映画プロデューサー・作曲家
- 活動期間 : 1954年~
クリント・イーストウッドの若い頃と現在のイケメン写真
2022年5月31日で93歳を迎えるクリント・イーストウッドですが、若い頃から現在までの姿がイケメン!と注目されています。こちらが若かりし頃の写真になりますが、今の時代でも十分通用するスタイリッシュイケメンであることがお分かり頂けるでしょう。
193cmの高身長で、とても筋肉質で引き締まった身体をしていたようです。当時のアメリカ人の平均身長178cmより15cmも高く、顔もイケメンとあれば、さぞかし女性からモテモテだったのではないでしょうか。
こちらが現在のクリント・イーストウッドの写真です。イケメンは年を重ねてもイケメンということが分かります。今年93歳になるので、シワも増え年は取りましたが、渋さが増してとてもダンディに見えませんか?同年代の男性と比較すると違いは歴然で、イケメンぶりは健在です。
クリント・イーストウッドの出演作から監督作品をご紹介
ここからは、クリント・イーストウッドの出演作から監督作までを一挙ご紹介していきます。クリント・イーストウッドの魅力が存分に楽しめる作品ばかりなので、是非観てその偉大なる足跡を振り返ってみて下さい!
若い頃から現在までの作品①ローハイド
『ローハイド』は、1959年から約7年間にわたり放送された、クリント・イーストウッド初主演のTVドラマです。イースト・ウッド扮するロディを筆頭に個性的なキャラクターが繰り広げる西部劇で、ロディ達が巻き込まれる事件を解決しながら旅をしていく物語です。
日本でも最高視聴率43.4%を記録するなど人気を博し、世界的人気と知名度を確立するきっかけとなった作品と言って良いでしょう。2010年にファン待望の初DVD化、貴重なTV放送時の日本語吹替音声も収録されています。
若い頃から現在までの作品②荒野の用心棒
『荒野の用心棒』(日本 : 1965年公開)は、クリント・イーストウッドの出世作でもある映画です。アメリカとメキシコの国境沿いの小さな町を舞台に、クリント・イーストウッド演じる流れ者のガンマンが町の勢力争いに飛び込んでいく姿が描かれています。
クリント・イーストウッドとセルジオ・レオーネがタッグを組んだ第1弾の作品で大ヒットを記録、クリントはこれを機に世界のスターの仲間入りすることになります。黒澤明監督の「用心棒」を無断でリメイクし、法廷闘争に見舞われた曰く付きの作品としても有名です。
若い頃から現在までの作品③ダーティハリー
『ダーティハリー』は、クリント・イーストウッド演じるアウトロー刑事、ハリーの活躍を描くアクション映画です。刑事ハリーとクリント・イーストウッドのハードボイルドな雰囲気がぴたりとハマり、彼の代名詞とも言える作品となりました。
1971年に第1弾が公開され、その後シリーズ化され全5作あります。シリーズ通して大ヒットを飛ばし、後のアクション映画にも大きな影響を与えました。徹底的に悪を憎み、正義を執行する為には手段を選ばないハリーと、冷酷非情な殺人鬼との息詰まる攻防戦は必見です!
若い頃から現在までの作品④許されざる者
『許さざる者』(日本 : 1992年公開)は、クリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務めた映画です。19世紀のアメリカを舞台に描いた西部劇で、イーストウッドは年老いたガンマンを演じています。アカデミー賞4部門を受賞し、映画監督クリント・イーストウッドの評価を決定づけた作品となりました。
かつての残忍な悪党、ウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)が、娼婦の懸けた賞金を得ようと昔の仲間や若いガンマンと共に最後の追跡の旅に出るストーリーで、銃の腕も落ち、馬も巧みに乗りこなせなくなった老いたガンマンが、“伝説の男”として甦る姿がスタイリッシュに描かれています。
若い頃から現在までの作品⑤パーフェクトワールド
https://www.youtube.com/watch?v=fRttKFJdwwE
『パーフェクトワールド』(日本 : 1994年公開) は、クリント・イーストウッドが監督、自らは脇に回り、人気スター、ケビン・コスナーが主演を務めた作品です。
8歳の少年を人質にとって逃避行を続ける脱獄囚を描いたヒューマンドラマで、徐々に犯罪者と幼い少年との間に心の絆、奇妙な信頼関係が生まれていく姿は、感動で胸が熱くなるでしょう。
犯罪者プッチ(ケビン・コスナー)と少年を追跡する刑事レッドを演じたのが、クリント・イーストウッドです。スーパースター、クリント・イーストとケビン・コスナーがタッグを組んだことで、大きな話題となりました。
若い頃から現在までの作品⑥ミリオンダラー・ベイビー
『ミリオンダラー・ベイビー』(日本 : 2005年公開)は、 クリント・イーストウッドが監督・共同製作・音楽・主演を務めた、クリント・イーストウッド史上最高傑作と評される作品です。
初老のトレーナー(クリント・イーストウッド)と家族の愛に恵まれない女性ボクサー、お互いに父娘の関係をなくしている2人は、激しいトレーニングの中で人間的に歩み寄り絆が生まれる姿が描かれています。
2005年のアカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞の主要4部門を受賞、クリント・イーストウッドのみならず、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマンの圧倒的なパフォーマンスも見応え十分です。
若い頃から現在までの作品⑦グラントリノ
『グラントリノ』(日本 : 2009年公開)は、クリント・イーストウッド監督・主演を務めた映画で、アジア系移民の少年との心の交流を描いたヒューマンドラマです。
朝鮮戦争の従軍を経験し、今は孤独に暮らす気難しい元軍人の老人ウォルト(クリントイースト・ウッド)、一方学校にも行かず、仕事もなく自分の進むべき道が分からない少年タオ、近隣にいながら挨拶すら交わすこともなかった2人が、あることをきっかけに心を通わせ深い絆で結ばれていく物語です。
ちょっとしたさじ加減で笑いと哀愁を誘うウォルトの持ち味は、まさにクリント・イーストウッドならではで、ウォルト役は他の俳優では成り立たないと言っても良いでしょう。
若い頃から現在までの作品⑧運び屋
『運び屋』(日本 : 2019年公開)は、「The New York Times Magazine」に掲載された実話を基にしたドラマで、「グラン・トリノ」以来、10年ぶりにイーストウッド自らの監督作品で主演を務めた作品です。
機知に富み、麻薬取締局の捜査をかいくぐり、最年長の“運び屋”となった老人の実際にあった事件をモチーフに作られた物語で、2011年に逮捕された実在の人物は、逮捕歴もない87歳のありきたりな老人でした。この孤独でお金もない老人の生きざまをクリント・イーストウッドが見事に演じています。
若い頃から現在までの作品⑨リチャード・ジュエル
『リチャード・ジュエル』(日本 : 2020年公開)は、クリント・イーストウッド監督による、2人の死者と100人以上の負傷者を出した、1996年のアトランタオリンピック開催中に実際に起きた爆破テロ事件真実を描いた作品です。
大勢の命を救いながら容疑者とされた男の実話を映画化、英雄的行動により人々の命を救ったにも関わらず、容疑者にされてしまったリチャード・ジュエルと彼を救うために立ちあがった弁護士、真実を掴むまでの戦いが描かれています。
踏みにじられた真実と名誉を取り戻そうとする過酷な戦い…誰もが“加害者”にも“被害者”にもなりえる現代社会に警鐘を鳴らす傑作です。イーストウッド監督は「この物語は今、我々の周りで起きていることとすごく似ている」と語っています。
クリント・イーストウッドの現在は監督として活躍中
俳優として数多くの西部劇やアクション映画に出演、アカデミー賞を始めとする数々の賞を受賞しハリウッド映画界を代表する名俳優クリント・イーストウッドですが、近年は主に監督として活動しているようです。
1971年に監督デビューを果たしコンスタントに監督業を続け、これまで38作品の映画を世に放っています。監督デビューから50年、俳優として映画史に名を残しただけでなく、今も尚名監督として活躍し続けています。
クリント・イーストウッドの俳優作品も監督作品もどちらもおすすめ!
クリント・イーストウッドの数ある出演作・監督作の中から、代表する作品をピックアップしてご紹介しました。ここでご紹介しきれなかった名作もまだまだ沢山あります。
クリント・イーストウッドが出演、または手掛ける作品は、どちらもイーストウッドワールド全開で見応えたっぷりです。これを機に名作を時代と共に振り返り、ワイルドでアウトローなクリント・イーストウッドの魅力を存分に味わってみて下さい!