シアーシャ・ローナンは、アイルランドのハリウッド女優です。彼女は若くしてアカデミー賞ノミネートの常連になり、他の受賞も多いなど、ひときわ異才を放っています。この記事で紹介するのは、シアーシャ・ローナンのプロフィールや近況、出演した作品です。シアーシャ・ローナンが気になる方や映画ファンの方は、ぜひ最後までご覧ください!
シアーシャ・ローナンのプロフィール
名前 | Saoirse Ronan(シアーシャ・ローナン) |
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生年月日 | 1994年4月12日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州・ブロンクス区 |
職業 | 女優 |
言語 | 英語 |
身長 | 168cm |
シアーシャ・ローナンは、1994年にニューヨークで生まれました。シアーシャ・ローナンが3歳になってから、アイルランドへ移住します。
子役時代には、アイルランドのテレビ番組に出演していました。映画デビューした作品は2007年に公開された「I Could Never Be Your Woman(原題)」です。
その後13歳で出演した『つぐない』で初めてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされます。その後もスティーブン・スピルバーグ製作で2009年に公開された『ラブリーボーン』やジョー・ライト監督による2011年の『ハンナ』など、有名監督作品に多数出演しました。
2015年の『ブルックリン』、2017年の『レディ・バード』ではアカデミー賞主演女優賞を受賞します。映画出演を始めた頃から期待の女優として注目を集めていましたが、実力派女優としての地位を確立しました。
シアーシャ・ローナンの経歴
シアーシャ・ローナンは幼い頃から子役として活躍し続け、現在は実力派女優として確固たる地位まで上り詰めました。ここでは、シアーシャ・ローナンの詳しい経歴を紹介します。
経歴①9歳から子役として活動
シアーシャ・ローナンは、俳優をしていた父親のポール・ローナンの元に生まれます。母親についての情報はあまり明かされていませんが、両親はどちらもアイルランド人です。一家は、シアーシャ・ローナンが3歳の時にニューヨークからアイルランドへ移住しました。
移住先のアイルランドでシアーシャ・ローナンは、9歳から子役として活躍します。当初はアイルランドのテレビ番組で出演していましたが、映画にも出演するようになりました。
経歴②13歳でアカデミー賞ノミネート
シアーシャ・ローナンは、13歳で出演した映画『つぐない』で、アカデミー賞助演女優賞とゴールデングローブ賞を受賞しました。本作では、思春期の少女の繊細な心の変化を見事に表現しています。
作中でのシアーシャ・ローナンは、姉の恋人に恋心と嫌悪感を抱きました。タイトルの『つぐない』は、大事な人たちの運命を変えてしまったことへのつぐないを表します。
シアーシャ・ローナンは、映画『つぐない』で発揮した繊細な表現力によって、期待の若手女優として注目を集め始めました。
経歴③15歳のときに初来日
シアーシャ・ローナンは、2009年に公開された映画『ラブリーボーン』で初来日しています。当時のシアーシャ・ローナンは、15歳です。
既に「15歳の天才女優シアーシャ・ローナン」と紹介されています。『ラブリーボーン』でシアーシャ・ローナンは、14歳の少女スーザンを演じました。
スーザンは家族と平和に暮らしていましたが、ある日連続殺人鬼によって殺されてしまいます。事件をきっかけに家族の心は荒んでしまいますが、スーザンは天国から必死に家族に声をかけ続けました。
『ラブリーボーン』でも、放送映画批評家協会賞若手俳優賞とラスベガス映画批評家協会賞若手俳優賞を受賞します。
シアーシャ・ローナンの現在
シアーシャ・ローナンは、若くしてアイルランドを代表する女優となりました。そのため多くの人からの関心を集めています。ここで紹介するのは、シアーシャ・ローナンの現在です。
女優としての現在だけでなく、恋愛状況やその他の注目したい近況なども解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
現在①女優として活躍中
シアーシャ・ローナンは、現在も女優として活動しています。アカデミー賞に複数回ノミネートされましたが、受賞経験はありません。
現在のシアーシャ・ローナンは、アカデミー賞受賞を目指しています。13歳からアカデミー賞にノミネートされ続けたシアーシャ・ローナンの活躍には現在も注目が集まっています。
現在②ジャック・ロウデンと交際の噂
シアーシャ・ローナンはジョージ・マッケイやマックスアイアンズなど、有名人男性との交際が多いことで有名です。現在は、2018年からジャック・ロウデンと交際していると噂されています。
映画『ふたりの女王とエリザベス』での共演が交際のきっかけでした。本作でシアーシャ・ローナンは主演のメアリーを演じています。一方ジャック・ロウデンは、メアリーの相手役のヘンリー・スチュアートです。
交際報道から破局したという情報はありません。2022年現在もシアーシャ・ローナンとジャック・ロウデンは、順調に交際していると考えられています。
現在③共同で映画製作会社を設立
シアーシャ・ローナンとジャック・ロウデンは、交際状況を周囲に公開していません。しかし、いつの間にかジャック・ロウデンのインスタグラムアカウントには、シアーシャ・ローナンが登場するようになりました。
さらに、シアーシャ・ローナンとジャック・ロウデンの2人で映画製作会社を始めたと報告をしています。会社名は「Arcade Pictures」です。
Arcade Picturesは、既にジャック・ロウデンが出演した『Kindred』を発表しています。次に発表する作品は、シアーシャ・ローナンが出演している可能性が高いでしょう。
シアーシャ・ローナンの出演作品
シアーシャ・ローナンは、実力派の女優として絶大な人気を獲得しています。そのため出演した作品の数は比較的多いです。
ここではシアーシャ・ローナンの魅力を堪能できる代表的な作品を紹介します。気になった作品は、ぜひ鑑賞してみましょう。
出演作品①つぐない
『つぐない』は、1935年のイギリスを舞台にしたイギリス・フランス・アメリカの合作映画です。ゴールデングローブ賞を始め、多くの賞を受賞しています。
姉の身分差の恋愛模様を目撃した少女は複雑な感情を抱き、2人の運命が変わる嘘をつきました。原作はイアン・マキューアンによる小説『贖罪』です。
純粋な少女の嘘によって、カップルの運命は大きく変わってしまいます。監督は『プライドと偏見』で注目を集めたジョー・ライトです。
出演作品②ラブリーボーン
『ラブリーボーン』は、アリス・シーボルドによる同名の小説が原作です。ファンタジーにカテゴライズされますが、悲しさを感じるストーリーとなっています。
シアーシャ・ローナンが演じるスージーは、殺人鬼に殺されたあと天国へたどり着きました。スージーが天国から家族と犯人の人生を見届けます。
出演作品③ブルックリン
『ブルックリン』は、アイルランドからニューヨークへ移住した若い女性の物語です。主人公のエイリシュをシアーシャ・ローナンが演じています。
当初は不安な気持ちしかなかったエイリシュですが、ニューヨークで出会ったイタリア系移民のトミーに恋心を抱きました。トミーとの関係が発展するなかで、エイリシュのもとに悲しい知らせが届きます。
『ブルックリン』は、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。複雑な男女の心理模様が表現されています。
出演作品④ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は、2019年に公開されました。主演はシアーシャ・ローナンです。原作は、ルイーザ・メイ・オルコットによる小説『若草物語』となっています。
1860年代南北戦争時代が舞台となっていますが、時折回想が入るため複雑な時系列で進行する物語です。原作とは雰囲気が異なるため、原作小説を読んだ方も楽しめる作品に仕上がっています。
厳しい時代を強く生きるマーチ家の4姉妹を描いた作品です。シアーシャ・ローナンは主人公のジョーを演じています。ジョーは作家志望ですが、舞台となっている南北戦争時代は女性が何かを表現をするのが難しい時代でした。
シアーシャ・ローナンの美しさは現在も変わらない!
この記事では、シアーシャ・ローナンのプロフィールや経歴、出演作品をご紹介しました。13歳からアカデミー賞に複数回ノミネートされているシアーシャ・ローナンの活躍にはこれからも注目です。
女優としての活躍だけでなく、恋愛模様や交際中の恋人とのビジネスも多くの人から関心を集めています。まだまだ若いので、多様な活躍が期待をしている方も多くいらっしゃるはずです。
実力派として有名であるため、出演作品には有名監督の作品も比較的多く、鑑賞するととても見応えがあります。特にシリアスな作品を好んで鑑賞したい方におすすめです。
シアーシャ・ローナンの美しさはもちろんですが、素晴らしい表現力を活かした細やかな心理描写にも注目して鑑賞してみましょう!