誠実で頼りがいのある男性といった印象の俳優、サム・ワーシントンが気になるといった方も多いでしょう。そこで今回はサム・ワーシントンのプロフィールや現在の活動、プライベート事情やチェックしておきたい出演作品などについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
サム・ワーシントンのプロフィール
サム・ワーシントンの本名はサミュエル・ヘンリー・J・ワーシントン、Samuel Henry J. Worthingtonと綴ります。イングランド・サリー州出身の俳優で、1976年8月2日に生まれました。
しかし生後6カ月のときにに西オーストラリア州パースへ家族で移住し、以後、ロッキンガムで育ちました。ちなみにルシンダという名の姉妹が一人います。
オーストラリアの国立演劇学校出身
サム・ワーシントンはフリーマントルの高校で演劇について勉強していたものの卒業せず、中退した後はしばらくレンガ積み職人として働いていました。しかし19歳のときにオーストラリアの国立演劇学校の奨学生に選ばれ、そこで演技について学びました。
このオーストラリアの国立演劇学校はThe National Institute of Dramatic Artと綴り、通称「NIDA」と呼ばれています。1958年に設立され、現在は入学希望者100人中1人しか入れないという狭き門の演劇名門校として名を馳せています。
この名門校の卒業生の中には、現在演劇界で確固たる地位を築いている有名人が多く、サム・ワーシントン以外にケイト・ブランシェット、ジュディ・デイヴィス、ヒューゴ・ウィーヴィング、ミランダ・オットー、メル・ギブソン、さらに映画監督のバズ・ラーマンなどが卒業生リストに名を連ねています。
サム・ワーシントンの現在は?
サム・ワーシントンは現在何をしているのか、これから彼の出演する新作はあるのか気になる方もいるでしょう。ここでは現在の活動にスポットを当ててみるので、ぜひチェックしてみてください。
サム・ワーシントンの現在は新作の撮影中か?
サム・ワーシントンは新作アクションスリラー「Breathe」の撮影に2022年夏から参加していることが分かっています。こちらの作品には、ミラ・ジョボビッチやジェニファー・ハドソンも出演しており、その公開が待たれています。
同作は「ブラックリスト」という優秀脚本リストに選出されたダグ・シモンの脚本を基に製作されている映画で、優秀な新人監督として知名度を上げてきているステフォン・ブリストルが監督を務めています。
地球の酸素が不足し、やむを得ず地下で暮らすようになったマヤとその娘をめぐる物語は、サム・ワーシントンを始めとした俳優たちによりどのような展開を見せるのか、楽しみにしているファンも多いようです。
サム・ワーシントンの現在は俳優業を大活躍中!
サム・ワーシントンは2022年12月に公開される「アバター2 The Way of Water」、同年に公開予定の「9 Bullets」に出演しています。
さらに2024年12月公開予定の「アバター3」、そして2026年12月公開の「アバター4」のすべてに出演することが決まっているということで、俳優業がさらに忙しいようです。今まさに売れっ子俳優ともいえるサム・ワーシントンの活躍からますます目が離せません。
サム・ワーシントンは現在独身?
売れっ子俳優のサム・ワーシントンのプライベート事情が知りたい方も少なくないでしょう。ここではサム・ワーシントンの私生活について少し覗いてみます。
サム・ワーシントンの結婚
サム・ワーシントンは2013年10月にオーストラリア出身のモデルのララ・ビングルと交際していることをスクープされました。ララ・ビングルは1987年生まれで、サム・ワーシントンよりも11歳下になります。
2014年2月にララ・ビングルと一緒にいるところを写真に撮ったパパラッチが、ララ・ビングルのすねを蹴り、怒ったサム・ワーシントンがパパラッチを殴って逮捕されるというトラブルもありました。
そんな波乱万丈な出来事の中でも2人の愛は冷めることなく、2014年12月におめでた婚をしていたことが後にララ・ビングルのラジオでのコメントで明らかになりました。サム・ワーシントンは普段からプライベートについてはほとんど語らない姿勢を貫いており、このコメントで驚いたファンも少なかったようです。
2人はサム・ワーシントンの故郷であるメルボルンにて、こじんまりとした結婚式を挙げたそうです。その後、2015年に1人目、2016年に2人目、2020年に3人目の子供が誕生していることも知られています。
サム・ワーシントン妻のパパラッチ画像
サム・ワーシントンのモデル妻のパパラッチ画像についてご紹介します。11歳年下の美人妻ということで、サム・ワーシントンと共にパパラッチから密かに注目を浴びている存在です。
サム・ワーシントンの代表的な出演作品
サム・ワーシントンの出演している作品が気になる方のために、ここでは彼の魅力が堪能できる代表作を4つご紹介します。ぜひ一度鑑賞してみてください。サム・ワーシントンの良さにはまるかもしれません。
サム・ワーシントンの代表作①アバター 特別編
日本で2010年10月に公開された「アバター 特別編」は、2009年に公開された「アバター」の3D版ということで、この作品の魅力を改めて3Dで体感したという方も多かったようです。
「アバター」は、アメリカの叙事詩的SF映画であり、ほぼ10年間にわたり、世界最高の興行収入歴代1位の作品にもなっています。それだけ全世界から注目を浴びたこの作品、もしもまだ見ていないようであれば必見です。
壮大な物語は、アルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマス最大の衛星パンドラを舞台に繰り広げられます。戦争で下半身不随となっているジェイクは、一卵性双生児の兄が急死したことにより、兄のDNAを元に作られたアバターを引き継ぐことになります。
アバターとなったジェイクは、パンドラでの資源採掘を狙うRDA社の指令により、パンドラに住む先住民ナヴィ族に接触を試みます。しかしある日仲間とはぐれたジェイクは、ナヴィ族のリーダーの娘ネイティリに助けられ、親しくなるうちにRDA社の行いに疑問を抱くようになるのです。
主人公のジェイクをサム・ワーシントン、ネイティリをゾーイ・サルダナが熱演しています。ジェイクがどのようにしてナヴィ族の信頼を得るのか、最終的にジェイクはどんな道を選ぶのか、見どころ満載です。
サム・ワーシントンの代表作②ハクソー・リッジ
2016年に公開されたアメリカの伝記映画「ハクソー・リッジ」をご覧になった方もいるかもしれません。「ハクソー・リッジ」というのは、沖縄戦で浦添城址の南東にある「前田高地」と呼ばれた日本軍陣地の呼び名です。
この作品の中でサム・ワーシントンはジャック・グローヴァー大尉を熱演しています。名優メル・ギブソンが監督を務めたこの作品では、決して武器に触れず衛生兵として任務を全うしようとする意志の強い一人の兵士デズモンド・ドスの姿が描かれています。
デズモンド・ドスは沖縄戦で多くの人命を救ったことにより、「良心的兵役拒否者」として初めて名誉勲章を受賞した人物でもあります。
サム・ワーシントン扮するジャック・グローヴァー大尉はこのデズモンド・ドスに厳しく当たる上官であり、ストーリーの中でどのようにして2人の関係性が変化していくのかもポイントです。
サム・ワーシントンの代表作③ドリフト
2013年に公開された映画「ドリフト 神がサーフする場所」は、1970年代のオーストラリアでサーフィンビジネスで成功を収めた兄弟の姿を描いた作品です。
実話を基にしており、オーストラリアの美しくも荒々しい自然も見どころの一つです。サム・ワーシントンは劇中で、放浪の旅をしているカメラマンJBを好演しています。
マイルズ・ポラード演じるアンディ、そしてゼイヴィア・サミュエル演じるジミーの兄弟は海辺の町で母親と共に慎ましい生活を送っていました。しかしある日カメラマンJBと出会い、大きな刺激を受けた2人は仕事をやめ、サーフショップを立ち上げるのです。
念願の店を立ち上げたものの、いろいろなトラブルに巻き込まれていく兄弟はどのようにしてその困難を克服していくのか、その生きざまから学びの深い内容となっています。
サム・ワーシントンの代表作④崖っぷちの男
映画「崖っぷちの男」は2012年に公開されました。ある計画を実行するために高層ビルからの飛び降り自殺を計画する男、ニック・キャシディと自殺をやめさせようと説得する女性刑事リディアとのやり取りが中心の作品です。
30億円のダイヤモンドを強奪した罪で収監された元刑事であるニックをサム・ワーシントン、リディアをエリザベス・バンクスが演じています。ほかには共演者としてが名前を連ねています。
エド・ハリス、ジェイミー・ベル今よりも若く、少し髪の長いスタイルのサム・ワーシントンにも注目です。
サム・ワーシントンの現在も活気に溢れている!
今回は「アバター」で一躍人気俳優の仲間入りをした、サム・ワーシントンについてご紹介しましたがいかがでしたか?サム・ワーシントンはオーストラリア出身の俳優で、プライベートではモデル出身の美人妻と3人の子供に囲まれ、充実した生活を送っています。
今回の記事を参考にして、サム・ワーシントンの出演している作品をチェックして、その魅力に浸ってみてください。これから公開される「アバター」続編にも注目です。