二刀流の大活躍で世界の注目を集めるエンゼルスの大谷翔平選手ですが、専属通訳の水原一平さんの人気と注目度が急上昇しています。この記事では大人気の通訳者、水原一平さんの経歴、プロフィール、気になる年収や人気の秘密などを詳しくご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
水原一平のプロフィール
アメリカメジャーリーグエンゼルスに所属する大谷翔平選手の専属通訳としてすっかりお馴染みとなった水原一平さんとは、どのような人物なのでしょうか。
水原一平は大谷翔平の専属通訳
水原一平さんのプロフィールをご紹介します。大谷翔平選手とは約10歳年上のお兄さんです。
名前 | 水原 一平(みずはら いっぺい) |
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職業 | 通訳 |
生年月日(年齢)/星座 | 1984年12月31日(38歳)/山羊座 |
血液型 | 不明 |
出身地 | 北海道苫小牧市 |
身長 | 186センチ |
ニックネーム | 一平さん、いっぺい |
水原一平の経歴
1984年に北海道苫小牧市で生まれた水原一平さん、和食の料理人のお父さんに伴って6歳でアメリカ、ロサンゼルスに移住しました。高校時代までバスケットボールとサッカーに熱中し、2007年にカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業しています。
当時ドジャースで活躍していた投手、野茂英雄さんの活躍に影響されメジャーリーグに興味を持ち、2012年に巨人や日本ハムで活躍した投手、岡島秀樹さんの通訳としてヤンキースに採用されたものの、岡島秀樹さんが入団前のフィジカルチェックで不合格になり、水原一平さんも同時に契約解除となってしまったのです。
その後水原一平さんは日本に帰国、地元北海道日本ハムファイターズの球団通訳として採用され、所属する外国人選手の通訳はもちろん、練習や生活面、家族のケアなど細やかな心遣いでサポートし、選手たちから厚い信頼を獲得しました。
水原一平の年収がスゴイ?!
ビッグスターとなった大谷翔平選手の年俸のすごさには驚きますが、専属通訳の水原一平さんの年収はいくらくらいなのか気になるところでしょう。
水原一平の渡米時の年収
水原一平さんと大谷翔平選手がアメリカに渡ったのは今から約5年前、2018年のことでした。水原一平さんは通訳としてエンゼルスと契約したわけですが、その契約内容は、6か月ごとの契約更新で月給40万円と言われていました。
年収に換算すると480万円ですから、日本の一般的な30代サラリーマンとそう大きな差異はないように感じます。
一方日本のプロ野球球団の専属通訳の収入は、球団によって差異は大きいもののおおよそ月収20万円台後半~50万円程度だそうです。日本とアメリカの球団専属通訳の年収は似たようなもののようです。
メジャーリーグ通訳の給料相場
水原一平さん以外の他のメジャーリーガーの通訳の給料はどのくらいなのでしょうか。メジャーリーグ7球団に所属経験のある青木宣親選手の通訳は年収約550万円、シアトルマリナーズで活躍した岩隈久志投手の通訳は年収約800万円、ヤンキースに所属していた田中将大投手の通訳は年収約900万円と言われていました。
通訳も担当する選手が球団を移籍すれば、それに伴って年俸や契約金の増減があると思われます。選手や球団次第の一面もある仕事とも言えるでしょう。
水原一平の2023年の年収はアップの見込み
水原一平さんが通訳として専属契約している大谷翔平選手は、2023年はこれまでに投手と打者の二刀流で大活躍を見せています。
その年俸はといえば、メジャーリーグに移籍した2018年は約6000万円、翌2017年は約7000万円、2021年にはなんと約3億円、2022年には約5億7000万円、2023年にはなんと約43億円になると言われています。
大谷翔平選手の2023年の年俸は一気にジャンプアップしたわけですが、これによって水原一平さんの年収もぐっと上がるのではないかと予測されています。
水原一平の仕事は多様!2023年の年収は1億越え⁈
今や通訳としてだけではなく、球団にとっても大谷翔平選手にとってもなくてはならない人物となった水原一平さんの仕事は実に多様です。そして年収はなんと1億円を超えるのでないかとも言われているのです。
水原一平の収入はエンゼルス以外にもあり!
大谷翔平選手のマネジメントをしているのは、アメリカのCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)という企業です。
大谷翔平選手はCAAのアドバイスで、専属通訳の水原一平さんに自身の年俸の1~2%の報酬を渡す契約を結んでいるそうです。すると水原一平さんの年収は球団からの給料と合わせ軽く1億を超えることになります。
大谷翔平の代理パフォーマンスもこなす
2023年6月28日、エンゼルススタジアムで行われたエンゼルス対ホワイトソックスの試合では、大谷翔平選手は投打の二刀流、2番DH兼投手で出場しました。1回1アウトの第1打席で、大谷翔平選手はライトスタンドに2試合連続となる27号ソロホームランを放ちます。
2023年のエンゼルスはホームランを放ってベンチに戻ると特製の「兜」を被る「兜セレブレーション」が話題となっていますが、このときの大谷翔平選手は次の回の投球に備える必要があったため、「兜セレブレーション」をすることなくベンチに下がってしまったのです。
兜は選手たちにより専属通訳の水原一平さんに回り、水原一平さんは苦笑いしながらも周囲の選手たちに促され兜を被ると、いつもの大谷翔平選手を真似てブルペンに向かって斧を振り下ろす動作、「スレッジハンマー」パフォーマンスまでやってのけたのです。
大谷翔平選手と水原一平さん、そしてエンゼルスの選手たちは皆良い関係性で結ばれていることが垣間見える「代理兜セレブレーション」に、観客をはじめもSNSも大いに盛り上がりました。
水原一平の通訳以外の仕事一覧
水原一平さんには通訳以外にもやるべき仕事があります。移動の際の車の運転やキャッチボールなどの練習相手は日常的な仕事ですが、さらに大切な仕事はボディガードです。
アメリカは銃社会でもありますし、あまり情報が表に出ない危険なエリアもあるそうです。それらの情報を把握して危険から選手を守るのです。
日本でも野球の試合ではときおり乱闘騒ぎがありますが、メジャーリーグでも同様です。2022年、対マリナーズ戦で死球から双方の選手がベンチから飛び出し乱闘騒ぎとなってしまいました。
大谷翔平選手もその乱闘に混ざっていたのですが、慎重186センチの水原一平さんが大谷翔平選手が怪我をしないようにぴたりと張り付いて守っていました。その姿を見たエンゼルスファンは水原一平さんを賞賛したといいます。
遠征先のおいしいお店をリサーチしたり、いわゆる追っかけのようなファンから選手をガードしたり、孤独になりがちな日本人選手の話し相手やときにはショッピングやゲームに付き合うなど、通訳の域を超え、「メンタルサポーター」として役割も果たしているのです。
水原一平の人気がスゴイ理由
水原一平さんの人気がうなぎ登りなのには理由があります。何よりもその誠実な仕事ぶりを球団をはじめファンも高く評価しているのです。
並みの選手より一平の方が歓声をあびる
エンゼルスのファンの間では水原一平さんは大変な人気者です。ホーム開幕戦のスタッフ紹介で水原一平さんの名前がコールされると大歓声があがりました。
エンゼルスの公式Twitterを見てみると、試合結果や選手たちの話題や動向と共に通訳の水原一平さんの動向もツイートされているのです。このことからもチームからもファンからも愛される水原一平さんであることが分かります。
さらに、アメリカでも人気の野球カードですが、なんと水原一平さんは野球カードにも登場しているのです。並みの選手より大きな歓声をあびる水原一平さんはもやはエンゼルスに欠かせない存在となっているのではないでしょうか。
理由①大谷翔平選手への献身的サポート
水原一平さんがファンの間で高い人気を誇る理由の1つは、大スター大谷翔平選手に対するサポートがとても献身的だからでしょう。
きめ細かな心遣いは日本人の特徴とも言えますが、通訳はもちろんボディガードやメンタルサポートなどあらゆる面において大谷翔平選手が快適にプレーできるようサポートしていることが分かりますし、2人のやりとりからその関係性の良さをうかがい知ることができます。
時には前へ出て危険から守り、時にはそっと後ろから見守るという水原一平さんの細やかな気遣いがあってこそ、大谷翔平選手が大活躍できるということを実証しているのです。
理由②エンゼルスのMVI(最優秀通訳)
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2021年11月エンゼルスは水原一平さんに球団が独自に設定した賞「最優秀通訳(MVI)」を授与しました。球団のスターとして大活躍する大谷翔平選手を支えるキーマンとして水原一平さんを称えたいという意図なのでしょう。
エンゼルスの公式インスタグラムでは、機内の窓から外を見つめる水原一平さんの写真に可愛らしく手書きで王冠を描いた姿を投稿して、内外にその栄誉を報告したそうです。
水原一平さんの年収は大幅にアップ⁈
大谷翔平選手の大活躍を受けて、エンゼルス、そしてファンからもその仕事ぶりを高く評価されている水原一平さんは、今季の年収はぐっと上がるのではないかと推測されています。
大谷翔平選手がますます有名になり、選手として評価が上がっていくにつれ、水原一平さんの責任も重くなっていくと思われます。重責を担っているのですから、年収も大幅にアップすることでしょう。これからの水原一平さんの仕事ぶりや活躍を楽しみに見守っていきましょう。