大好きな彼氏・彼女から突然別れ話を切り出された、もしくは別れたいと思われているのではないかと察しているあなたは、一度冷静になって自分の行動や態度を振り返ってみることも大切です。この記事では、別れ話をされた時の説得方法や逆効果となるNG行動をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
別れたくないのに別れ話をされたら別れるしかないの?
別れ話は、どちらかが悩みに悩んだ結果出した結論であるという場合が多く、一方に好意が残っていたとしてももう一方の気持ちが冷めていたら別れてしまうカップルが多いでしょう。
しかし、中には中途半端な気持ちや悩んでいる途中で別れ話を切り出してしまい、相手の説得により別れず関係を修復したというカップルや、一度別れるという結論に至ってもすぐにヨリを戻したというカップルも実際に存在します。
そのため、別れ話をされても相手のことが好きで別れたくないという気持ちがあるならば、すぐに諦めず一度別れないための方法を提案してみるというのもアリです。
彼氏・彼女から別れ話をされる前のサイン
彼氏・彼女が別れを考えている時は、付き合っている時点で何らかのサインを出しているはずです。そこで、別れ話をされる前のサインについて良くあるケースをご紹介しましょう。
サイン①以前より態度が冷たい
彼氏・彼女との別れを考え始めると、自然と態度が冷たくなってしまうというのは良くあることです。ただし、長く付き合っているカップルだとお互いの存在に慣れてきて、交際当初より落ち着いてきたり自分のありのままの姿をさらけ出していくものなので、態度が冷たいというわけではありません。
では冷たい態度とはどういったものかと言うと、例えば、何を話しても反応が薄い、あなたに興味がなさそう、返信の頻度が極端に落ちた、次のデートの話をしてもあまり乗り気ではないなどの状態です。
相手はあなたとの今後より「いつ別れ話を切り出そう」ということばかり考えているので、先の話をされたところで「もうこの先はない」ということを案じているのです。勘の良い人ならば、恋人の態度の変化で「最近なんだかおかしい」と察することができるでしょう。
サイン②返信が遅くなった
最もわかりやすいサインとも言えるのが、LINEの返信が遅くなることです。特に男性の場合、もともと友達や家族に対しても連絡がマメでなく、疑問形でなければ返信しないという人も少なくありません。しかし、好きな相手に対しては違います。
常にその相手の存在が頭にあるので、レスポンスは少々遅かったとしても必ずどんな内容にも返信するでしょう。これまで、相手からの返信は必ずあり、会話が途切れたとしても相手からまたLINEを送ってくれたはずです。
ただ、気持ちが冷めてくると友達や家族への対応と同じか、それ以下になっていきます。返信の優先順位が下がるため、何日か返信が無かったり、相手発信でのメッセージは一切なくなるでしょう。こうなったら、明らかにおかしいと考えるべきです。
サイン③会う回数が減った
これは自然なこととも言えますが、気持ちが冷めてくると「会いたい」と思う気持ちも薄れていきます。また、別れを考えていれば「むやみに会うと期待させてしまう」という理由で会う頻度を意図的に少なくするという人もいるでしょう。
これまでと比較して、明らかにデートに誘ってくれる頻度が減ったと感じる場合や、誘っても「仕事が忙しい」などの理由で断られることが増えたら、注意すべきです。そもそも、病気や体調不良でない限り、好きな相手であれば少しでも時間を作って会いたいと思うものです。
仕事が立て込んでいたとしても「遅くなっても良ければ会える?」などと言ってくれるでしょう。しかし、明らかに会ってくれる回数が減っているのであれば、別れることを考えているのかもしれません。
彼氏・彼女に別れたくないのに別れ話をされる人の特徴
続いて、彼氏や彼女から別れ話をされてしまう人の特徴を解説していきます。恋人の態度がおかしいと感じている場合や、何らかの変化があった場合は、以下にあてはまる特徴がないか、自分自身の行動を見直してみてください。
特徴①束縛をする
お互いがヤキモチ妬きで2人とも束縛が激しいという場合はまだ良いですが、あなたの依存心が強くて恋人に対して一方的に束縛をしてしまっている場合は、相手の気持ちが徐々に離れていくことが考えられます。
例えば、異性と2人きりで遊ばないで欲しい、毎日連絡が欲しいという程度ならば相手も耐えられるでしょう。しかし、誰かと会うときは必ず連絡して、返信はすぐにして、など相手の行動に過剰な規制をかけたり、面倒だと思われるようなことを強要したりすると、嫌気がさして気持ちも冷めていきます。
束縛は一方的に行わず、相手の気持ちや意見を尊重しながら、2人のルールとして事前に決めておくと良い関係が築けるはずです。
特徴②自分勝手
彼氏や彼女に対してはもちろんのこと、周囲の友人など第三者に対しても自分勝手で自己中心的な行動が目立つ人というのは、恋愛が上手くいかない傾向にあります。やはり、他人の気持ちを考えられない行動や発言は、恋人を傷つけるだけではなく周りからも悪い評判が立ちやすいのです。
すると、友達からも「あの人とは別れたほうがいい」とアドバイスを受けたり、将来的なことを考えて結婚を考えられなくなったりとマイナスなイメージばかりが膨らみ、気付いたら気持ちが冷めていたという状況に陥ってしまいます。
恋人の気持ちを理解して尊重することや、周囲の人を思いやって友達からも信頼される人間になると、恋愛は自ずと良い方向に進んでいくでしょう。
特徴③努力をしない
彼氏や彼女がいつまでも胸を張って「良い恋人だ」と言えるよう、外見も内面も努力をして磨いている人は長く愛され続けます。
しかし、恋人がいるからという安心感から服装や清潔感などに気を配らなくなったり、デートの時も適当な身だしなみで臨んだりすると、恋人はもっと魅力的な人に目移りしてしまうかもしれません。
また、性格や普段の生活に関しても、恋人がせっかく指摘してくれたことを受け流して改善しようとしなかったり、その努力さえ見せないと、相手の気持ちはどんどん冷めていってしまいます。付き合うまでは一生懸命頑張っても、付き合えた途端に努力を怠るような人は、いつか見切りをつけられるでしょう。
彼氏・彼女に別れたくないのに別れ話をされたときの説得方法
彼氏・彼女から別れ話をされたけれど、自分は「別れたくない」というとき、どのような反応や接し方、説得をするのが効果的なのか、解説していきましょう。
説得方法①相手の話を聞く
突然別れ話を持ち出されると、頭が真っ白になって相手の言っていることが全く入ってこないというパニック状態に陥る人は少なくありません。そして、相手から何を言われても「別れたくない」の一点張りだと、彼氏・彼女を困らせてしまいます。
まずは、相手がなぜ別れたいと思ったのか、その理由をしっかり聞いて理解しましょう。中には、傷つくようなことを言われてしまったり、受け入れがたい事実を打ち明けられることもあるかもしれませんが、傷つくことは覚悟で話を聞くことが大切です。
相手もなかなか言い出しにくくて濁した言い方をされてしまう可能性もありますが「ハッキリと正直に打ち明けて欲しい」と伝えて、できるだけ冷静な態度で聞きます。そうすると、この先どのように対処すべきか、まだ自分に希望はあるのか判断しやすくなります。
説得方法②自分の意志を伝える
彼氏・彼女の別れたい理由などを最後までしっかり聞くことができたら、ここで自分の意思を伝えます。この時に、泣きわめいたりしながら「別れたくない」「嫌だ」と自分の欲求をぶつけるのではなく、あくまで落ち着いた態度で「自分はまだ好きだから別れたくない」ということを一言伝えましょう。
反対に、プライドが邪魔をして「わかった。それでいいよ」と強がって終わらせてしまう人もいますが、結果はどうであれ自分の正直な気持ちはしっかり伝えておかないと後悔することになるので、注意してください。
あなたが冷静に話を受け入れつつ、自分の真摯な気持ちを表現してくれたら、相手にとって考え直すきっかけとなる可能性もあります。
説得方法③感謝の気持ちを表す
恋人から別れを切り出されると「別れたくない」「どうにか別れないための手段は無いかな」と、受け入れたくない気持ちばかり先行して自分の意見を押し付けたり、相手に泣きながらすがってしまうことは良くあります。
しかし、その行動は相手の「別れたい」という気持ちを余計に膨らませて逆効果となるでしょう。恐らく相手も別れを拒まれる覚悟で話しているので、相手の気持ちが変わらないようであれば「自分はまだ好き」という気持ちを伝えつつも、しつこく粘るのはやめて感謝の気持ちを表現するのが良いです。
「今までたくさんの思い出を本当にありがとう」「〇〇のことを好きになって幸せだった」と相手を肯定して、素直に感謝していることを伝えると、相手は「こんなにすんなり別れていいのかな?」と予想外の反応に戸惑うはずです。そこで別れたいという気持ちに変化が現れるかもしれません。
説得方法④自分の悪い所は謝罪する
別れたい理由の大半があなたへの不満だった場合、逆ギレしたり「〇〇もこんな悪いところあったよね」と相手の悪いところも指摘するという行為は禁物です。そう言われたところで、相手が「自分も悪かったし別れるのはやめよう」となることは、ほぼあり得ません。
それよりも、悪いところを正直に認めて「ごめんなさい。自分が悪かった」と素直に謝罪したほうが印象も良く、相手のあなたに対するイメージも少なからず変化するでしょう。そして「これから指摘された部分は真剣に受け止めて改善していくから考え直して欲しい」と伝えてみてください。
相手に別れの意志が固まっている場合は難しいかもしれませんが、改善してほしいという目的を持って別れ話を出しているなら、猶予をくれる可能性もあります。
説得方法⑤冷却期間を設けてもらう
突然の別れ話に混乱して冷静な判断ができなくなっていると感じたり、相手と少し話してみて粘っても無駄だと感じた場合は、一度「突然のことでどうしたら良いかわからないから、少し考えさせて欲しい」と冷却期間を設けてもらうというのもアリです。
相手も、あなたのことが相当嫌になって今すぐ別れたいという状況でもない限り、考える時間をくれるはずです。やはり自分にとってショッキングな出来事があると、正気を失って誤った行動を起こしがちなので、恋人の話を一通り聞いた後に自分一人で考える時間を持つことは大事だと言えます。
ただし、冷却期間中はできるだけ恋人には連絡せず、自分一人で考えたり友達や家族に相談したりして、相手に伝えるべき内容を整理する時間に当てましょう。
彼氏・彼女に別れたくないのに別れ話をされたときのNG行動
最後に、彼氏・彼女に別れ話をされた際、良くやってしまいがちなNG行動をご紹介しましょう。以下のような行動や発言は余計に相手からの印象を悪くするので、避けるのがベターです。
NG行動①相手を責める
別れ話をされたときに、相手を責めるような行為や言動は逆効果になるため、NGです。特に、別れたいという理由の中で、あなたの悪いところや、不満に思っていたことを打ち明けられるという場面もあるでしょう。
そんな時に思わずイラっとして相手を責めてしまったら、更にあなたに対する印象は悪くなります。相手も、一方的に別れを選んでしまい「申し訳ない」という気持ちを少なからず持っているはずなので、素直に謝ったり相手の意見を尊重してあげたほうが良い方向に向かいやすくなります。
NG行動②感情的になる
彼氏・彼女から「別れたい」という言葉を口にされた途端、泣く、怒る、頭ごなしに拒否するなど、感情的な行動を取ることは控えましょう。そんな態度を取ったところで、相手の気持ちが変わるということはほぼ無く、かえって面倒な人だと思われてしまいます。
泣かれると別れられないという優しすぎる人もいますが、別れない理由は「泣かれるのが面倒くさいから」というだけで、あなたのことが好きで付き合い続けているわけではありません。そんな関係は結局長続きしないので、お互い冷静になって話し合うべきです。
NG行動③しつこく連絡をする
一度別れを受け入れつつ、しつこく連絡し続けてヨリを戻そうと考える人がいますが、別れたあとも電話やLINEが毎日のように来るというのは、相手にとって迷惑でしかありません。
中には「別れたはずなのに毎日連絡が来て怖い」「ストーカー化したらどうしよう」と恐怖心を抱かせてしまう場合もあります。そうすると、ブロックや着信拒否をされて、もう二度と連絡が取れなくなってしまう可能性だって考えられるのです。
別れた後は潔く連絡をすることをやめて、自分の趣味や仕事に没頭すると、気持ちの整理も付きやすいでしょう。そして、相手も「パッタリ連絡が来なくなってしまった」と寂しく思い、向こうから連絡をしてくれるかもしれません。
NG行動④嘘をつく
別れ話をされても、嘘をついて説得するような行為は良くありません。例えば、あなたの浮気が原因で別れ話に発展したにも関わらず「〇〇とは本当になんでもない」とその場しのぎの嘘をついたりしても、それが事実では無ければいずれ必ずバレてしまいます。
土壇場で考え付いた嘘はたいてい隠し通せないので、相手が嘘だとわかったときに余計嫌われることになるでしょう。どんなに別れたくなくても、恋人とは誠心誠意向き合って正直な意見をぶつけ合うことが重要です。
別れたくないのに別れ話をされたら落ち着いて話し合うことが大事
大好きな恋人から別れ話をされたときは「別れたくない」という感情が先行して取り乱してしまいがちです。しかし、そんな時こそ落ち着いて冷静な態度で相手の話を聞き、正しい判断をすることで、関係を修復できる可能性も高まるでしょう。