恋愛をするたびにいつの間にか彼氏に依存してしまい、苦しい思いをしていませんか?彼氏依存を直すためには、依存してしまう原因やデメリットを知ることが大切です。今回は、彼氏に依存しやすい女性の特徴をはじめ、依存してしまう原因や対処法を解説します。
目次
彼氏に依存してしまって苦しい…
彼氏に依存していると、やるべきことが手につかなくなったり、ちょっとしたことで不安になったりなど、さまざまな面で生きづらさを感じやすくなります。
彼氏に呆れられたり、友達が離れてしまったりして、苦しい思いをしている女性も多いのではないでしょうか?彼氏への依存は、やめようという気持ちだけでやめられるものではありません。
脱却するためには、あなたが彼氏に依存してしまう原因を知る必要があります。そこで今回は、彼氏に依存してしまう原因や依存しないための対処法を解説します。彼氏をやめたいけどやめられずに悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。
彼氏に依存しやすい女性にはどんな特徴がある?
はじめに、彼氏に依存しやすい女性の特徴について見ていきましょう。「どんなときでも彼氏を優先してしまう」「連絡が途切れると落ち着かない」など当てはまる項目が多いほど、彼氏に依存している証拠と言えます。自分の気持ちや彼氏に対する行動を振り返りながらチェックしてみてください。
特徴①どんなときでも彼氏との約束を最優先にする
彼氏に依存しやすい女性は、どんなときでも彼氏との約束を最優先にします。自分の予定は二の次で、彼氏の都合に合わせて自分のスケジュールを組んでいるのです。
具体的には「彼氏が会いたいって言ってるから」と友達からの誘いを断ったり、必要な用事をキャンセルしたりすることが多いでしょう。本当に会えるかどうかわからないのに「もしかしたらこの日に会えるかもしれないから」と予定を入れずに待っていることも少なくありません。
特徴②彼氏の行動を把握したがる
彼氏の行動を把握したがるのも、彼氏に依存しやすい女性の特徴です。頻繁にSNSをチェックしたり、LINEやメールで「どこにいるの?」としつこく問いただしたりして、離れているあいだの彼氏の行動を知ろうとします。
彼氏の都合を考えずに、何回も電話をかけてしまうことも少なくありません。誰しも一度は「好きな人のことは何でも知りたい」と思うものですが、彼氏に依存しやすい女性の場合は極端な行動に出やすいのが特徴です。
特徴③常に連絡を取り合っていないと落ち着かない
彼氏に依存しやすい女性の特徴として、常に連絡を取り合っていないと落ち着かないということも挙げられます。依存しがちな女性にとって、彼氏との繋がりは毎日を生きる楽しみとなっているため、少しでも連絡が途切れると不安になってしまうのです。
数時間~1日連絡が取れないだけで「彼氏を怒らせたかもしれない」「私のこと嫌いになったのかな」と悩んだり「浮気されているのかも」と疑ってしまったりすることも少なくありません。
特徴④彼氏の言うことを何でも聞いてしまう
「会いたいと言われれば夜中でも会いに行く」「頼まれごとをされれば自分の苦手なことでもOKする」というように、彼氏の言うことを何でも聞いてしまうのも特徴です。彼氏が欲しがっているからと、収入に見合わない高級なプレゼントを用意してしまうことも珍しくないでしょう。
自分のできる範囲で相手の喜ぶことをしてあげるのではなく、無理をしてまで相手に尽くしてしまうのが、彼氏に依存しやすい女性なのです。
特徴⑤本心を出せる相手が彼氏しかいない
家族や友達に心を許すことができず、彼氏にしか本心を出せないのも、依存しやすい女性の特徴です。幼い頃からの友達や仲の良い同僚など、親しい相手がいれば彼氏に執着してしまうことはないでしょう。
しかし、彼氏に依存しやすい女性の中には、過去のトラウマやトラブルが原因で他人を信用できないという人もいます。そのような女性にとって、彼氏は自分の本心をさらけ出せる唯一の相手となるため、依存度が増してしまうのです。
彼氏に依存してしまうのはなぜ?原因を解説
彼氏との約束を最優先にする・彼氏からの連絡がないと落ち着かないなど、依存しやすい女性にはさまざまな特徴があることがわかりました。彼女たちはなぜ、それほどまでに彼氏に依存してしまうのでしょうか?
その背景には、幼少期の環境などさまざまな原因が関係しています。ここからは、彼氏に依存してしまう原因について解説します。
原因①幼少期の愛情不足
彼氏に依存しやすくなる原因としてまず挙げられるのが、幼少期に親や家族から十分な愛情を注いで貰えなかった経験です。子どもの頃、親の機嫌をうかがわなければいけなかったり、両親や家族に自分の努力を認めてもらえずに寂しい思いをしたりした経験はありませんか?
そんな風に寂しい幼少期を過ごしていた女性の多くは、愛情に飢えています。そのため、彼氏のように自分を無条件に愛してくれる存在が現れると、二度と離れていかないように必死に繋がりを保とうとします。
必要以上に相手の予定を把握しようとしたり、LINEの返事を催促したりするのは「この人もいつか自分から離れて行ってしまうかもしれない」という不安の表れなのです。
原因②自分に自信がない
彼氏に依存しやすくなる原因には、自信のなさも挙げられます。「私のことを必要としてくれる人なんていない」「自分は何をやってもダメな人間だ」と思い込んでいませんか。
自信がなく、自分で自分のことを認められない女性の多くは、彼氏に必要とされることで存在価値を見い出そうとします。彼氏に嫌われる=自分の存在価値がなくなると考えているため、DVなどの問題のある彼氏から離れられなくなってしまうことも多いです。
原因③恋愛以外に楽しめるものがない
恋愛以外に楽しめるものがないことも、彼氏に依存しやすくなる原因です。没頭できるような趣味がなかったり、友達との関わりが少なかったりすると、自分の時間を楽しむことができません。
そのような女性は、彼氏と離れているあいだに不安や寂しさを感じやすい傾向にあります。依存しやすい女性が暇ができるたびに彼氏に会おうとするのは、1人でいるときの寂しさや不安をまぎらわすためなのです。
原因④彼氏を信用していない
根本的な原因として、彼氏を信用していないことも考えられます。彼氏を信用できていれば「見捨てられるかも」「浮気されるかも」という心配をせずに済むでしょう。疑っているからこそ、ついついネガティブな妄想をしてしまい、彼氏から離れられなくなってしまうのです。
恋人に裏切られた過去がある女性や、親しい相手に傷つけられた経験を持つ女性ほど、このような状態に陥りやすいでしょう。
彼氏に依存しないために!デメリットを知っておこう
彼氏に依存した状態が長く続くと、2人の関係が悪くなるだけでなく、仕事や身近な交友関係に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。
彼氏に依存してしまっている状態を改善するためにも、デメリットを知っておきましょう。どのような悪影響があるのかを理解できれば「依存するのはやめよう」という気持ちになれるはずです。
依存するデメリット①重たい女だと思われやすい
依存するデメリットの1つめは、彼氏に重たい女だと思われやすいことです。付き合い始めのうちは、彼氏もあなたからの返信の催促や「会えなくて寂しい」といった主張を「かわいいな」と思えるかもしれません。
しかし、そのような言動が長期的に続いたり、束縛がエスカレートしてきたりすると、徐々に「この子、なんだか重たいな…」と思われてしまうようになります。彼氏にも自分の生活があるため、彼女からの催促を鬱陶しく感じてしまうのです。
彼氏が嫌がっているのに依存したままの状態を続けていると「距離を置こう」「別れよう」と言われてしまいかねません。大好きな彼氏と離れ離れになってしまう前に、適度な距離を保つ努力をしましょう。
依存するデメリット②周囲から孤立する恐れがある
彼氏に依存しすぎている女性は、友達との約束や優先すべき予定などをないがしろにしてしまうことがあります。「彼氏さえいてくれればいい」という気持ちが強く、恋愛以外の物事の優先度が低くなってしまうためです。
彼氏を大切にするのは良いことですが、度が過ぎると周囲からの信頼を失い、学校や職場で孤立してしまう可能性があります。「気付いたときには友達が全員自分の元から離れていた」「彼氏を優先しすぎて仕事をクビになってしまった」ということにならないよう、注意が必要です。
依存するデメリット③都合の良い女だと思われる場合も
都合の良い女だと思われてあなた自身が傷つくリスクが高まることも、彼氏に依存するデメリットです。「自分の彼氏がそんなことをするわけがない」と思うかもしれませんが、世の中には女性を都合よく利用する男性も存在します。
あなたが自分から離れられないことをわかっていて浮気を繰り返したり、約束を平気で破ったりなどのぞんざいな扱いをされたりする可能性がないとは言い切れません。
中には、デートのたびに「お金を貸して欲しい」と頼んでくる男性もいるでしょう。そのような男性から離れて幸せな恋愛をするためにも、依存してしまう自分を直しましょう。
彼氏依存をやめたい!依存しないための対処法を解説
「彼氏に依存するのをやめたいと思っているけど、うまくいかなくて悩んでいる」という女性も多いでしょう。そこでここからは、彼氏に依存しないための対処法を5つ紹介します。
次の対処法を実践すれば、彼氏と適切な距離を保てるようになるはずです。なかなか依存がやめられなくて困っている方は、ぜひ参考にしてください。
対処法①恋愛以外の楽しみを見つける
暇な時間が多ければ多いほど、彼氏のことを考えてしまいやすくなります。彼氏依存をやめたいのなら、まずは恋愛以外の楽しみを見つけましょう。友達と遊ぶ予定を入れても良いですし、1人の時間が充実するような趣味を作るのもおすすめです。
読書・映画鑑賞・運動など、1人でも楽しめるものはたくさんあります。好きなことが見つからないという方は、資格の勉強をしたり、空いた時間で副業を始めてみたりするのも良いでしょう。
恋愛以外の楽しみを見つけることは、彼氏に「自立している人だな」と好印象を持ってもらうことにも繋がります。依存をやめるためにも、暇な時間に取り組めるものを探してみましょう。
対処法②彼氏と距離を置いてみる
依存しないための対処法2つめは、彼氏と距離を置いてみることです。「依存をやめよう」と思っているだけでは、彼氏依存をやめることはできません。あえて会わない期間を設けたり、連絡をやめてみたりして、距離を置いてみましょう。
ただし、突然「しばらく会えない」と言ったり連絡をやめたりすると、彼氏を不安にさせてしまう可能性があります。
「疲れているから、今週末は1人でゆっくり休みたい」「仕事が忙しくてなかなか連絡できない」など、何かしらの理由を伝えておきましょう。彼氏と物理的な距離を置くことで、恋愛以外の物事に目を向けやすくなるはずです。
対処法③物事を前向きに考える
物事を前向きに考えることも大切です。少し連絡がないだけで「彼氏に嫌われているかも」「浮気されているかも」とネガティブに考えてしまうことは、自分にとっても彼氏にとっても良くありません。
「今はただ忙しいだけかもしれない」「仕事が落ち着いたらすぐに連絡をくれるはず」と、ポジティブな考えを持つようにしましょう。前向きな姿勢でいれば、しつこく彼氏に連絡をしてしまったり、気持ちが不安定になってしまったりすることを避けられます。
あなたの気持ちが安定していれば、彼氏も安心してやるべきことに集中できるでしょう。彼氏に迷惑をかけないためにも、ポジティブ思考を心がけてみてください。
対処法④愛されている自信を持つ
彼氏と一緒に過ごしていると「自分なんかが彼女でいいのかな」と不安になってしまうこともあるかもしれません。それ自体はおかしなことではありませんが、不安になりすぎてしまうのは考えものです。
彼氏はあなたが好きだからこそ恋人同士になる道を選んだのですから、愛されている自信を持ちましょう。過去に恋人に裏切られた経験がある女性にとっては、難しいことかもしれません。
しかし、過去の男性と今の彼氏は別の人間です。「こんなに私を大切にしてくれる彼ならきっと大丈夫」と考え、自信を持ちましょう。
対処法⑤行動する前に彼氏の気持ちを考える
行動する前に彼氏の気持ちを考えてみるのも、依存しないための対処法の1つです。彼氏を束縛してしまいそうになったり、返信を催促したくなったりしたときには、彼になったつもりで「同じことをされたらどう思うか」を考えてみましょう。
自分の仕事が忙しいときや、精神的な余裕がないときに恋人から「寂しいから会いたい」と言われたり、LINEの返信を催促されたりしたらどう思うでしょうか?
最初のうちは応えてあげられても、何度か続くうちに「こっちの都合も考えてよ」とうんざりしてしまうでしょう。自分の行動や発言が彼氏の負担になっているとわかれば、執着することをやめられるはずです。
彼氏に依存しないためには自信を持つことが大切!
彼氏に依存してしまう原因にはさまざまなものがありますが、一番大きな原因は「自分に自信がない」ということです。自分に自信がないと、彼氏の浮気を疑いやすくなったり、不安を払しょくするために束縛してしまいやすくなったりします。
彼があなたを彼女に選んだのは、あなたにそれだけの魅力があったからです。「自分は彼に愛されている」という自信を持ち、物事をポジティブに考えていきましょう。彼氏に依存してしまう自分を変えられれば、恋愛やプライベートがより充実したものになるはずです。