韓国発の映画には、人生で一度は見ておきたい面白い作品がたくさんあります。この記事では、韓国で制作された映画の中でも特におすすめしたい、選りすぐりの作品をまとめます。この記事を参考にして、奥深い韓国映画の世界に足を踏み入れてみませんか?韓国映画初心者から上級者まで、楽しめること間違いなしのラインナップです。
韓国の名作映画【コメディ】
韓国発の名作映画の中から、まずはコメディ作品をご紹介します。思わず笑ってしまうこと間違いなしの面白いストーリー展開が魅力の韓国コメディ。元気が欲しいときや、思い切り笑いたい時にぴったりなラインナップが揃います。
おすすめ韓国映画①サムジンカンパニー1995
1995年のソウルを舞台にした作品、「サムジンカンパニー1995」です。大企業サムジン電子に務める高卒の女性社員たちが、職場での昇格を目指して奮闘するストーリーです。
高い実務能力を持つものの、いつもお茶汲みや書類整理など、大卒社員のサポートにあたる地味な役割を担っている高卒の女性社員たち。しかしある時、会社の方針でTOEIC600点を超えると「代理」という新たな肩書きが与えられることになります。
ステップアップしたい彼女たちのうちの1人、ジャヨンは、ある時会社の工場から汚染水が川に流れ出ているのを発見してしまいます。その証拠を隠蔽しようとする会社に対し、ジャヨンたちは解雇されるリスクも顧みず真相解明に向けて励むのでしたが…。
おすすめ韓国映画②ノンストップ
韓国にて歌手や女優として活躍を広げるオム・ジョンファ主演の作品、「ノンストップ」です。ハイジャックされた旅客機で繰り広げられる出来事をアクションコメディとして描きます。
主人公のミヨンは、揚げパン屋を営みながらパソコン修理工の夫と娘と三人で幸せに日々を送っていました。ある日懸賞でハワイ旅行に行くことが決まった三人は、人生初の海外旅行へ向かいます。しかし、登場した飛行機には北朝鮮のテロリストが乗り合わせていたのです。
ハイジャックされた機内は危機に陥りますが、ここでミヨンの隠されていたある能力が覚醒し、高い戦闘能力を発揮することになります。一方のソクファンも、妻にさえ見せていない別の顔を持っており、その能力でこの危機を切り抜けようとしていました。
おすすめ韓国映画③エクストリーム・ジョブ
韓国発のドタバタコメディ「エクストリーム・ジョブ」です。日々一生懸命に働いているのにも関わらず実績の伸びない麻薬捜査班のリーダーを務めるコ班長。ある日彼は麻薬密輸の犯罪組織の情報を掴みます。
チャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンらとチームを組み、早速張り込み操作に乗り出しますが、24時間監視をする必要が発生します。そこで、犯罪組織のアジトの正面にあるチキン店を買い取り、偽装営業をすることになった彼ら。
しかしここで、絶対味覚の能力を持つマ刑事の才能によって、彼らの営業するチキン店は一躍有名店となってしまうのでした。チキンの販売で忙しくなった彼らに、ある日絶好のチャンスが訪れます。
おすすめ韓国映画④猟奇的な彼女
ラブコメディの名作、「猟奇的な彼女」です。主人公は、どこにでもいる平凡な大学生。そんな彼は、ある日地下鉄でたまたま出会った酔っ払いの女性と付き合うことになります。
凶暴でやりたい放題の彼女に振り回されながらも、順調に付き合っていた彼でしたが、ある日彼女にお見合い話が来ます。
2人はある約束をして別れることになるのでした。原作は、1999年に大学生のキム・ホシクがインターネットの掲示板に書き込んだ体験談に基づきます。
ちょっと変わった女の子とのデートの体験記だったのですが、これが人気を博し単行本化。さらにベストセラーとなったことで映画化が実現したのです。
おすすめ韓国映画⑤7番房の奇跡
韓国のアカデミー賞・大鐘賞で歴代最多の12部門ノミネート、4部門を受賞した、感動の話題作「7番房の奇跡」です。主人公は知的年齢が6歳の父親・ヨング。娘は6歳ながらもしっかりもので、2人は貧しくも幸せに生活を送っていました。
しかしある日、ヨングに殺人の容疑がかけられ逮捕・収監されてしまうことになります。刑務所の中で、7番房の房長と仲間たちの命を救うことになったヨング。
ヨングへの恩返しがしたいと意気込む彼らは、ヨング父子を会わせるために娘を秘密裏に刑務所内に潜入させるための作戦を決行します。しかし、2人の幸せは長くは続かないのでした。
韓国の名作映画【恋愛】
お次に、韓国の恋愛映画の名作をご紹介します。恋愛映画は昔から韓国の映画業界が最も得意としていた分野と言っても過言ではありません。そんな珠玉のラブストーリーを、ぜひ楽しんでみてください。
おすすめ韓国映画⑥息もできない
ヤン・イクチュンが監督・主演を務めた作品、「息もできない」です。この作品がデビュー作にも関わらず、国際映画祭、映画賞で25以上もの賞を受賞しました。
主人公のサンフンは、いつも苛立ちながら暴力ばかり振るう日を送る取り立て屋。そんな彼は、ある日道端で唾を吐いて女子高生ヨニのネクタイを汚してしまいます。強面のサンフンに怯むことなく突っかかるヨニ。この出来事をきっかけに、2人の奇妙な交流が始まるのでした。
愛を知らない暴力男のサンフンが、自分と似た境遇を持つ女子高生ヨニと関わることで次第に変化を見せる様子が丁寧に描かれます。
おすすめ韓国映画⑦私の頭の中の消しゴム
2004年に制作された韓国映画、「私の頭の中の消しゴム」です。ある日、不倫相手と駆け落ちをしようとしていたスジンは、相手に裏切られてしまいます。落ち込みながらコンビニに立ち寄ると、偶然ある男性と同時に飲み物に手を伸ばし、横取りをする形になってしまいます。
しばらくして、仕事で店舗改装が必要になったスジンが業者を呼ぶと、なんとあの時コンビニで出会った男性が現れたのでした。2人は恋に落ち、やがて結婚します。幸せな日々を送る彼らでしたが、ある時を境に彼女の物忘れがひどくなります。
病院に行くと「若年性アルツハイマー」と診断を下されたスジン。2人は苦境の中、夫婦の記憶を繋ぎ止めようと努力するのでしたが…。
おすすめ韓国映画⑧シュリ
1999年に公開された韓国映画、「シュリ」です。北朝鮮のスパイと韓国の諜報員の攻防戦を描いた作品ですが、同時に男女の悲哀をも描いていたことから、韓国では社会現象を巻き起こすほどヒットしました。
秘密情報機関では働く特殊要員ジュンウォンとジャンギルの2人は、多発している暗殺事件の背景に、謎の女スナイパーの影を感じていました。そんな中、ついに自分の命が狙われることになったジュンウォンは、恋人をホテルへと匿います。しかし、どこか普段と様子が違う彼女。
一方、驚異的な破壊力を持つ液体爆弾CTXが強奪されてしまいます。同じ頃、ソウルでは韓国・北朝鮮の両首脳が出席するサッカーの試合の準備が進められていたのでした。
おすすめ韓国映画⑨オアシス
イ・チャンドン監督が手がけた、純愛を描く作品「オアシス」です。家族に疎まれながら日々を過ごす前科三犯の青年ジョンドゥが、重い脳性麻痺を煩い日常生活を送ることさえ困難な女性・コンジュと惹かれあっていく様子を描きます。
最初は同情の気持ちからコンジュに近づいたジョンドゥですが、やがて本当の恋愛感情を抱くようになります。主演2人の目を見張る演技にも注目が集まる作品です。
おすすめ韓国映画⑩ビューティー・インサイド
一風変わったストーリーが目を引く作品「ビューティー・インサイド」です。寝て起きるたびに姿が変わる主人公と恋する女性とのラブストーリーを描きます。なんと123人もの俳優が1人のキャラクターを演じるという設定で、 従来のロマンス作品とは一味違った物語に仕上がっています。
原作は、インテルと東芝が合作で制作した40分余りのストーリーで、2013年カンヌ国際広告祭グランプリを受賞した作品です。これをクリエイターとして活躍するペク監督が映画化しました。日本で活躍する女優の上野樹里も出演するなど、見どころの多い作品です。
韓国の名作映画【サスペンス】
続いて紹介するのは、韓国の名作サスペンス映画です。手に汗握るような展開が続くサスペンス作品の中にも、たくさんの面白い映画が隠されています。サスペンス好きの方は必見のラインナップが揃います。
おすすめ韓国映画⑪グエムル 漢江の怪物
モンスターパニック映画、「グエムル 漢江の怪物」です。韓国漢江に突如現れた怪物に娘を奪われてしまった一家の奮闘を描く作品です。原案・監督・脚本は全て、ポン・ジュノが務めています。ただのモンスター映画ではなく、ヒューマンドラマとしての側面も持ち合わせています。
制作を手がけるのは「アバタ―」のWATAデジタルと、その映像クオリティの高さにも注目が集まります。シッチェス・カタロニア国際映画祭などで多くの賞を受賞しており、その面白さはお墨付きです。
おすすめ韓国映画⑫哭声(コクソン)
日本の名俳優國村隼も出演している韓国映画「哭声(コクソン)」です。サスペンスホラーが好きな方は見逃すことのできない作品です。
舞台は平和な田舎の村。そんな村に、ある日得体の知れないよそ者がやってきます。どのような理由で、そしていつ彼がこの村に訪れたのか、誰も知る者はいません。
男について様々な噂が広がるうちに、村人が自分の家族を惨殺するという事件が多発していきます。そして、殺人を犯した者は例外なく、濁った目に爛れた肌で、言葉を発せない状態で現場にいるのでした。
事件を担当する村の警官ジョングはある日、自分の娘の肌に殺人犯たちと同じ湿疹を発見します。
おすすめ韓国映画⑬コインロッカーの女
ハン・ジュニによる、長編映画初監督作品「コインロッカーの女」です。主人公は、チャイナタウンでで闇貸金業を家業にする“母(オモニ)”の手で育てられたイリョンという女性。
生まれてすぐにコインロッカーに置き去りにされてしまった過去を持つ彼女は、成長し組織の一員として働くようになります。
あらゆる感情を排除して、命令をただこなすだけ日々を送っていた彼女。ある日、父の借金を肩代わりさせられた青年ソッキョンの元へ取り立てに行くこととなります。そこで彼女は、不幸に見舞われながらも前向きに生きようとするソッキョンの姿に惹かれていくのでした。
おすすめ韓国映画⑭KCIA 南山の部長たち
ウ・ミンホ監督、イ・ビョンホ主演による作品「KCIA 南山の部長たち」です。1979年10月26日に起きた事件を描きます。それは、大韓民国大統領直属の諜報機関、中央情報部(通称:KCIA)の部長キム・ギュピョンが大統領を射殺したという事件。
大統領に次ぐ権力を持つといわれるKCIAのトップはなぜ、このような事件を起こしたのか…。遡ること40日前、KCIAの元部長パク・ヨンガクは、亡命先のアメリカで韓国大統領の腐敗を告発しました。
これに激怒した大統領に事態を収拾するよう命じられたキム部長は、アメリカでかつての友人ヨンガクに出会います。しかしこの再会こそが、やがて自らの運命をも狂わせることへとつながるのでした。
おすすめ韓国映画⑮殺人の追憶
「パラサイト 半地下の家族」で有名になったポン・ジュノ監督の初期の長編作「殺人の追憶」です。印象的なシーンが要所に見られ、一度見たら忘れられないほど記憶に残る映画です。1980年代、韓国で実際に起きた華城連続殺人事件を元にして作られました。
殺人犯を突き止めようとする土着の刑事と、ソウルから派遣された刑事2人の、それぞれ違った視点から事件に迫る様子を描いています。丁寧な心理描写が特徴で、最初から最後まで目を離せなくなる内容です。
この映画の公開時点では題材となった事件は未解決でしたが、2019年に別件で服役していた受刑者が容疑者であることが判明し、再びこの映画は注目を浴びることとなったのです。
おすすめ韓国映画⑯パラサイト 半地下の家族
韓国映画界で鬼才として名を轟かせているポン・ジュノ監督による「パラサイト 半地下の家族」です。第92回アカデミー賞にて、作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞を受賞した名作です。
韓国の格差社会を題材にしており、常に先の展開が読めないと話題になりました。半地下に住む貧しい家族が、ひょんなことから富裕層の家庭に出入りして働くことになり、事態は思わぬ方向に進んでいく…という内容の作品で、これまでにない展開を楽しめます。
おすすめ韓国映画⑰白頭山大噴火
災害アクションとして大ヒットした映画「白頭山大噴火」です。イ・ビョンホンとハ・ジョンウという2人の名優が初共演したことでも知られています。北朝鮮と中国の間にある白頭山が未曾有の噴火をしたことで、大混乱に陥った韓国が舞台の作品です。
専門家により更なる大噴火が訪れると言われたことで、朝鮮半島の崩壊が危惧されることに。それを阻止するべく、ある極秘ミッションが影で動き始めるのですが…。
おすすめ韓国映画⑱The Witch/魔女
特殊な施設で大きくなったジャユンは、8歳の時に施設を抜け出します。しかし彼女は記憶を失っており、助けてくれた酪農家の娘として暮らすことに決めます。そこで10年もの月日が流れたある日、ジャユンは頭に異変を感じ始めます。
手術費用を稼ぐため、また経済的に苦しい養父母のため、賞金獲得を目指して歌のオーディションを受けることにしたジャユン。しかし、テレビ番組でとあるマジックを披露したことにより、謎の男たちから追われることとなってしまうのでした。
おすすめ韓国映画⑲SEOBOK/ソボク
2021年に公開された映画「ソボク」です。古代中国の時代の人物、ソボクの伝説を元にしたSF作品です。ソボクは秦の始皇帝の時代、不老の霊薬を探し求めていたというストーリーが残されている人物です。
主人公ギホンを演じるコン・ユは、「新感染 ファイナル・エクスプレス」などに出演する韓流スターです。元情報局エージェントとして、ハードなアクションをこなしつつも、ソボクと出会ったことによって変化する内面を見事に演じ切っています。
対し、人類初のクローンであるソボクを演じるのは、青春スタートして一躍有名になったパク・ボゴムです。生まれて初めて実験室から出たことで外の世界を知ったソボクの天真爛漫な表情や、自分を狙う勢力への厳しい目つきまで、ありとあらゆるソボクの感情を演じます。
「建築学概論」を手がけたイ・ヨンジュが監督を務めるこの作品。死ぬことがないクローンと、死から逃れることのできない男の対比を鮮やかに描きます。
おすすめ韓国映画⑳幼い依頼人
2019年公開の映画、「幼い依頼人」です。職活動中の主人公ユン・ジョンヨプは、ロースクールを卒業してから様々な事務所に面接へ向かいますが、ことごとく落とされてしまいます。
それでも諦めず、大手事務所の集団面接に挑んでいたジョンヨプでしたが、その面接の場ではアメリカで起きた事件を題材にして質問が出されます。
その事件とは、女性が何度も刺されているところを38人もの人々が見ていたのにも関わらず、誰も助けず通報もしなかったというものでした。
面接で問われたのは、この時にいた目撃者たちは有罪なのか、無罪なのかという問いでした。その場で面接を受けていたものは全員有罪であると答えますが、ジョンヨプだけは無罪であると主張します。
自分の身を守るためなら仕方がない、という理由で無罪を主張したジョンヨプでしたが、面接には不合格になってしまいます。それからもしばらく就職先が決まらなかった彼は、姉に言われて児童福祉施設で持ち前の資格を生かし働くことに決めます。
ある日、母親に暴力を振るわれたと訴える少女が警察に連れられジョンヨプの働く施設へやってきました。少女には弟がいて、2人は父の再婚相手から暴力を受けているというのです。
ジョンヨプともう1人の職員が少女を連れて家を訪れますが、再婚相手の女性にうまくはぐらかされてしまいます。結果、家に帰って再度虐待を受けることになってしまった少女と弟。果たしてジョンヨプは彼女たちを救い出すことができるのでしょうか。
おすすめ韓国映画㉑チェイサー
実際に起きた事件を題材にした映画、「チェイサー」です。2003年から2004年にかけて起こった「ソウル20人連続殺人事件」をもとにしたサスペンスアクションで、実話ベースとは思えないほどのドラマ性があります。
デリヘル嬢が次々に行方不明になることを不審に思った元締めの元刑事は、捜査をする中で1人の男に行き着きます。男性は自分が犯した殺害を自白しますが、女は生きていると言います。
元刑事はその言葉を信じ彼女を探し続けるのですが…。この映画は大韓民国映画大賞など数々の賞に輝いており、ハリウッドではあのレオナルド・ディカプリオがリメイク権を得ています。
おすすめ韓国映画㉒悪人伝
ヤクザと刑事がタッグを組む「悪人伝」です。アクション映画から任侠映画まで、幅広いジャンルの映画で活躍を見せる人気は俳優マ・ドンソク。今作では彼の持ち味を生かしヤクザの組長を演じます。
ある日、ヤクザの組長チャン・ドンスは何者かによって突然襲われてしまいます。不意の攻撃に対し防御が間に合わず、重傷を負ってしまうチャン・ドンス。さらにその頃相次いで起こっていた数々の殺人事件も、同じ人物の仕業であるとチョン刑事は睨んでいました。
そこで、チャン刑事はヤクザのドンスと手を組むことに決めます。お互いに情報を流し合いながら、協力関係を結ぶ両者。ドンスは警察よりも先に犯人を捕まえることで、法に縛られず相手へ復讐することを心に誓っていました。
一方の警察も、ドンスの力を借りながらもヤクザよりも先に捕まえることを誓います。犯人の魔の手は、ドンスに笑顔を見せてくれた女子高生にまで及び、その日人道的な振る舞いはエスカレートしていきます。
果たしてヤクザと警察、どちらが先に犯人を捕まえることができるのか、そしてその先にはどのような結末が待ち受けているのでしょうか。
おすすめ韓国映画㉓母なる証明
2009年に公開された「母なる証明」です。監督を務めるのは、世界的に有名なポン・ジュノ。さらに、ウォンビンが兵役から復帰して第一作目に出演した作品でもあります。韓国で上映されるや否や、大ヒットを巻き起こしました。
舞台はある静かな田舎町。そこに住んでいた子供のように純粋な心を持つ青年のトジュンは、知的障害を抱えながらも懸命に生きていました。そんな息子のことを自分の全てであると感じていた母。漢方薬店で働きながら、2人仲睦まじく過ごしていました。
ある日、女子高校生が無惨な姿で発見される殺人事件が起き、容疑者としてトジュンが捕らえられてしまいます。息子は無実であると確信を持つ母は、真犯人を探すために奔走することに決めるのでした。
おすすめ韓国映画㉔復讐者に憐れみを
2002年に公開された映画「復讐者に憐れみを」です。主人公は先天性の聴覚障害を持つリュウ。重い病気を患う姉のことを看病し、支える日を送っていました。両親が亡くなった後、長らく自分の面倒を見てくれた姉への恩返しを込めて、腎臓を提供することを決意します。
しかし、検査をすると不適合という結果が出てしまいます。また、看病をするために欠勤が続いたことにより職場を解雇されることになってしまったリュウ。彼の身にはさらなる災難が降りかかり続けます。
おすすめ韓国映画㉕アジョシ
2010年に公開された「アジョシ」です。本格アクションでありながら社会問題を描いた作品でもあります。他人に心を開かなくなってしまった孤独な男と、彼を慕う少女。
ある日、少女は巨大組織に誘拐されてしまいます。自分を慕ってくれた少女を助けるために、男は果敢に組織へと立ち向かうのでしたが…。
俳優ウォンビンが初めてアクションに挑戦した作品でもあるので、その演技にも注目したい作品です。
韓国の名作映画は1度は見ておいた方が良い!
韓国で製作された映画には、あらゆる名作が存在します。ジャンルも幅広く、映画好きな方ならきっと楽しめる作品が見つかるはずです。シナリオ自体が面白いものから、意外な結末を楽しめるものまで、映画好きを語るなら見ておきたい作品ばかりの韓国映画。
この記事に目を通して気になる作品が見つかった方は、ぜひ一度鑑賞してみてください。気がつけば、他の韓国映画も見たくなっているはずです。
その他の関連記事はこちらから