占術の一つである、「数秘術」を試してみたら、自分の数字が「33」だったという方もいるでしょう。この数字を持つ人はどんな性格をしているのか、またその恋愛スタイルや使命、適職、カラーやこの数字を持つ有名人などにスポットを当ててみます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
カバラ数秘術とはどんな占術?
ちまたで最近よく耳にする占術の一つに「カバラ数秘術」というのがあります。一体どんな数秘術なのか、ここでカバラ数字術についてご紹介します。カバラ数秘術における運命数の計算方法などについてもご説明するので、試してみてください。
カバラ数秘術とは
カバラ数秘術の「カバラ」とは、ヘブライ語で「伝承」という意味を持ち、ユダヤ教における神秘思想の一つです。
カバラ数秘術では、その人の生年月日から宇宙的な法則によって、その人が持つ運命や性格、生まれ持った才能などが割り出せるとされており、人生の指針として役立てている方も少なくありません。
しかしながら、同じ生年月日を持った方でも、その生育環境などにより才能を開花する方法や分野は異なります。たとえばコミュニケーション能力に優れた人が営業職やサービス業で活躍することもあれば、学校の先生として教え子に慕われるということもあります。
このように、カバラ数秘術で発覚した才能や性格はあくまでも自分の内面にあるものを客観視するためにあり、どう生かしていくかは本人次第になるのです。いまいち自分に合っている仕事の業種がわからない、将来どんな進路に進んだらよいのか迷っているという方には、参考になることでしょう。
運命数の計算方法
カバラ数秘術では、自分の生年月日から「運命数」というものを計算します。ここではその運命数の計算方法についてご紹介します。あなたの運命数はいくつなのか、計算してみてください。
まず調べたい人の生年月日を紙にかき出します。この際、生まれた年は西暦で書くようにしましょう。そしてそれぞれの数字をすべて足していきます。たとえば、1990年1月1日であれば、1+9+9+0+1+1とします。
答えは21になるので、今度はこの2と1を足して、「3」という数字が導き出せます。これがいわゆる「運命数」です。しかし中には、1990年7月7日のように、合算した数字が「33」と出る方もいます。
このようにゾロ目が揃った場合は、3+3とせず、そのまま33が運命数になります。占術の世界では、ゾロ目が揃った運命数は「マスターナンバー」と呼ばれています。
数秘術・運命数33の性格
ここでは運命数33を持つ方の性格についてチェックしていきます。ご自身が33の場合、当てはまるのか確認してみると面白いかもしれません。また、友人や家族の運命数が33の場合、その性格を改めて知ることにより、より付き合いやすくなることでしょう。
性格①癒し系の天然
運命数33の方は、非常に優れた集中力を発揮して、目の前のことに夢中になるという特徴があるので留意しましょう。
仕事などの場合、驚くべき集中力で仕事を片付けることができるのですが、その間はほかのことに目が向かないため、話しかけても気がつかなかったりほかのことを忘れてしまったりなど、おっちょこちょいな部分が見られます。
その作業が終わっても、頭のどこかがまだ現実世界に戻っておらず、どこかふんわりと思考が漂っているような印象を与えるため、周りからは「天然キャラ」と評されることもあります。しかしやるべきことはしっかりと集中してやるので、その性格がマイナス評価されることは少ないようです。
性格②愛情が深い
運命数33を持つ方の特徴として、愛情深い一面が挙げられます。慈愛に満ちており、周囲の人に愛情を注ぎ慈しみの精神をもって接しています。子供がいる場合は、愛情に満ちた日常生活を送ることができるでしょう。
共感力が非常に優れているので、友人の悲しい報告などにも共に心を痛め、ときには寄り添いながら自分のことのように涙を流すケースもあります。映画やドラマなどでも感動したり悲しんだりして涙を流しやすい傾向にあります。
共感し過ぎて、知らぬ間に精神的疲労をため込むこともあるので要注意です。直接自分とはかかわりのない出来事はほどよく自分と切り離して考える習慣を持つことも、自分を守るために大切です。
性格③頑張り屋
運命数33の方は、基本的に努力家で頑張り屋です。どんなことにも一生懸命、全力で取り組むので、周りからも好感度は高いです。その反面、自分にできること、出来ないことの見切りをつけることが早く、出来ないと感じたことは、努力もしないうちに投げ出してしまう傾向があります。
普通の人であれば何気なく過ごしてしまう毎日も、ひとつひとつのことに真剣に取り組んで頑張っているので、ときには心身ともに疲れてすべてを投げ出したくなる衝動に駆られる場合もあります。
性格④真面目
運命数33の持ち主は真面目な性格をしていることでも知られています。真面目というと堅物な性格を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、運命数33の方の場合、自身の独特の感性に基づいた行動に忠実なので、周りから見ると分かりにくい真面目さかもしれません。
感性に合った職場や人間関係の中では、その真面目さが目に見えてわかりやすく評価されやすいので、自分の真面目さが活かせる居場所を見つけることが大切です。
数秘術・運命数33の恋愛と結婚
現在の独身の方の場合、運命数33の恋愛と結婚運が気になるかもしれません。ここでは、運命数33の方の恋愛傾向や結婚運、相性の良い相手などについてご紹介します。ぜひ役立ててみてください。
運命数33の恋愛傾向
すでにお話ししたように、運命数33の方は愛情をたっぷりと持っています。相手の年齢や国籍なども超越して愛を注いでくれるので、他者からは好かれやすい傾向になります。
また、一夜の恋といった情熱的に燃え上がる恋愛にはあまり興味がなく、どちらかというとじっくりと付き合いながら愛をはぐくんでいくタイプです。いわゆる電撃結婚というのはなく、友人として自然と絆が深まり、やがて恋愛に発展し、結婚という流れが多い傾向にあります。
天然癒し系の性格をしており、集中しているときにはほかのことを忘れてしまう一面もあるので、そんなおっちょこちょいな部分を優しく見守ってくれるようなパートナーが向いています。
運命数33の結婚運
運命数33の方は愛情があふれ出ているので、自然と結婚前に交際した人数も多いことがしばしばあります。結婚したパートナーに愛情を注ぐのはもちろんですが、結婚したからと言って周囲の人への慈しみの心を絶やすわけではないので、結婚相手が焼きもちを焼くこともあるかもしれません。
愛情深い運命数33の方の性格をよく把握し、広い心でその言動を見守れるような方とであれば幸せな結婚生活が送れますが、独占欲の強いタイプのパートナーとはしばしば火花が散ることもあるでしょう。
運命数33と相性の良い相手
運命数33の方は家族や周囲の人にたくさんの愛情をもって接する反面、自分のことに対してはないがしろにする傾向が強いです。自身の体調がすぐれないにも関わらず、誰かから何かを頼まれたら一生懸命取り組むなどアンバランスな部分があります。
そのため、結婚相手には運命数33の方の日常生活をしっかりと管理してサポートしてくれるような人を選ぶようにしましょう。しっかりと生活ペースや健康状態をチェックしてくれる相手であれば、バランスの良い生活が送れます。
数秘術・運命数33の特徴・使命
数秘術で運命数33を持つ方の特徴や使命について具体的に確認していきましょう。まず、運命数は一桁の数字が多い中で、33のようなゾロ目は「マスターナンバー」と呼ばれ、数秘術の中では特別な数字として扱われています。
一桁の運命数の方よりも波動が高く、人生の中で起こる出来事も波瀾万丈で幅が広く、ときにはスケールの大きい出来事が起こるケースもあります。使命の幅も広いので、あらかじめ数秘術で知っておくと、どんなことに対しても冷静に取り組めます。
数秘術・運命数33の適職
運命数33の方は、数秘術ではどんな職業が向いているとされているのか、ご紹介します。就職活動中である、もしくは転職を考えているという方はぜひ参考にしてみてください。
運命数33の持ち主は、慈愛に満ちているので介護や看護などをする仕事に向いています。他者のお世話をするのは得意分野なので、こういった仕事では天性の才能を発揮し、入所や入院している方、患者さんなどから感謝されることでしょう。
数秘術・運命数33のカラー
数秘術では、それぞれの運命数によりラッキーカラーが存在しています。運命数33の方のラッキーカラーは「レインボーカラー」となっており、垣根を超えた他者への愛情や幸福、他者との協調性の高さなどを意味しています。
数秘術・運命数33の有名人
芸能界にも、運命数33の方は何人かいます。ここでは生年月日を公表している有名人から、運命数33を持つ方についてご紹介します。
運命数33を持つ有名人には、今年の夏にパリに移住した女優の杏や、男女関係なく多くのファンを魅了している深田恭子、その美貌で海外からも注目されている女優の石原さとみなどがいます。
ほかにも歌舞伎役者の中村獅童や歌手兼俳優として幅広い活躍を見せている福山雅治、世界を舞台に華やかな滑りを見せている羽生結弦や荒川静香などがいます。この顔ぶれを見て、なるほどと思われた方もいるでしょう。
数秘術・運命数33の性格や恋愛傾向を把握しよう
今回は数秘術において運命数33を持つ方の性格や恋愛傾向、ぴったりの仕事や有名人などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?運命数33を持つ方は愛情にあふれ、まじめで頑張り屋な方が多いです。
自分自身が33の方はもちろん、周囲に運命数33の方がいたら、その性格を踏まえてお付き合いしていくようにしましょう。