どこか不思議な雰囲気が漂う黒い蝶は、スピリチュアルの世界でさまざまな解釈があります。その内容は、不吉なものから幸運を招くものまで幅広く、あなたの未来を教えてくれます。
今回は、黒い蝶を見たときに、それはどのようなサインなのかを解説いたします。天からの使いとされる、黒い蝶のメッセージを理解するために、是非チェックしてみてください。
目次
黒い蝶の意味
黒い蝶には、さまざまな意味があります。特に、浄化そして転機を表す場合が多いです。黒い蝶を見たあなたには、人生の転機期が訪れ、幸運がもたらされるでしょう。
また、夢で黒い蝶に出会った場合、トラブル発生や問題が起きてしまうこともありますが、反対に素晴らしい吉夢となるケースもあります。ここから、黒い蝶の意味をチェックしてみてください。
意味①神の使い
スピリチュアル的に黒い蝶は、この世と死後の世界を繋ぐ神聖な存在とされています。神社という場所は、神様に最も近いので、そのような神聖な所に出没する黒い蝶は、神使である可能性が高いです。黒い蝶は神に言われて、天からのお告げをあなたに教えてくれている、貴重な存在なのです。
意味②亡くなった人
黒い蝶は死者であるという説もあります。あなたの知り合いで、命を落とすような方がいるとき、黒い蝶にその魂が宿って、あなたの所に訪れることがあります。それは、自分が死ぬことを伝えようとします。このように、黒い蝶は亡くなった方であるというケースもあります。
もし、黒い蝶を見て、その時に知っている方の声が聞こえた場合、それは大切なメッセージである可能性もあります。気になることがあれば、なるべく早めに、その方に連絡を取ることをおすすめします。
黒い蝶の種類
黒い色の蝶は、30種類以上も存在をしていますが、日本で見られるのは限られた種類のみです。これより、日本でよく目にする蝶について解説いたします。
クロアゲハ
アゲハチョウに分類されているクロアゲハは、東日本から西日本にかけて、主に暖かい場所に存在しています。45mmから70mmくらいの大きさで、鮮やかできれいな黒色が特徴となっています。
表裏ともに黒色で、羽の裏側には、赤くて小さい三日月型が見られます。羽の縁には白い帯があり、こちらは時間が経過すると黄色っぽく変わっていきます。春から秋に見られることが多く、木が多くて暗い場所を好みます。
カラスアゲハ
カラスアゲハは、北海道から九州にかけて生息する45mmから80mmの蝶です。夏は春よりも大きく成長します。羽の表側は青緑のような黒となっています。飛ぶ速さは、他の蝶と比較をすると遅いのが特徴です。花の蜜と湿った土を好みます。
ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハは日本以外にも、中国や台湾、そして東南アジアにも生息してる種類です。日本においては、近畿から九州にわたって多く存在しています。サイズは6cmから8cmくらいで、日本の中では最大クラスの大きさです。
スミナガシ
スミナガシとは、都会ではあまり見かけないタイプの蝶で、自然が豊かな森林に生息しています。青っぽい黒色をしており白斑が特徴的な印象です。昼間は活動せずに、主に夕方から夜にかけて活動します。
ジャコウアゲハ
ジャコウアゲハは、オスから麝香と呼ばれるムスクの香りがするので、この名となりました。秋田県から八重山諸島まで生息しています。毒があるので、触るときには注意が必要です。
黒い蝶にまつわる不吉な意味・迷信
黒い蝶にまつわる不吉な意味は多くあります。黒い蝶に関わる迷信は不吉なものが中心です。ここからは、黒い蝶にまつわる不吉な意味・迷信についてご紹介いたします。
死の前触れ
黒い蝶は、命を落とす前兆と言われています。蝶自体、死を暗喩しており、さらに黒という色がお葬式のイメージがあるため、黒い蝶は死に繋がると言われています。しかし、黒い蝶を見たからと言って、すぐに死んでしまうわけではありません。
ここでの死は、古いものが新しいものに変化する、という意味合いとなります。過去に執着せず、未来に向かっていこうという前向きなメッセージとなります。
家の中に入ってくると不吉
黒い蝶が急に家の中に入ってくると、驚いてしまうかもしれません。ただし、家に黒い蝶が入ってくるというのは、幸運の前触れだと言われています。中でも、人間関係で素敵な出会いがあるというメッセージとなります。
体調不良の前触れ
黒い蝶が、身体に止まった場合、体調不良が起こるという言い伝えがあります。しかし、これはあくまで迷信の範囲であり、絶対に体調が悪くなるという訳ではありません。
これを機に、自分の生活の見直しをすることをおすすめします。食事や睡眠の内容を正して、適度な運動をするなど、健康的な生活スタイルを目指しましょう。
黒い蝶のスピリチュアルな意味
黒い蝶は、死後の世界とこの世を繋ぐ役割を果たすと言われています。ほかにも、スピリチュアルの世界での意味はさまざまで、不吉な内容もあれば、幸運を運んでくることもあります。ここからは、黒い蝶が私たちに伝えてくれる重要な意味をご紹介します。
スピリチュアルな意味①不幸が迫っている
黒い蝶は、死や再生の象徴です。昔から、虫の知らせという言葉があるように、黒い蝶を見た場合、知り合いの不幸が近いという可能性があります。
黒い蝶は、この世と天国を繋いでいる存在なので、三途の川を渡るタイミングの方が、黒い蝶になって、あなたにお別れを言いにきたと考えられます。
スピリチュアルな意味②守護霊からの警告
人ひとりには、3人以上もの守護霊がついているといわれています。守護霊はあなたを見守るサポート役であり、指導や環境の調整を行ってくれます。守護霊が黒い蝶となって、あなたにもうすぐトラブルが発生すると伝えてくれることがあります。
黒い蝶を見たら、対人関係や職場などで、トラブルが起こるかもしれませんが、守護霊からメッセージを冷静に受け取れば、大きな問題は避けられる可能性があります。もし仮にトラブルとなってしまっても、自分の成長に繋がる試練だと捉え、あまりネガティブになり過ぎないようにしましょう。
黒いアゲハ蝶のスピリチュアルな意味
黒い色をしたアゲハ蝶の、スピリチュアルな世界での意味は、大きく変わるということです。黒いアゲハ蝶を見たあなたは、人生の転換期に入り、環境が一新するかもしれません。
例えば、転職や引っ越し、昇進など幅広い変化が考えられ、これらをポジティブな内容にするか否かは、あなたの考え方次第です。素敵な変化にするために前向きに努力をしていきましょう。
ほかにも、黒アゲハ蝶には、仕事面での運が上昇するというメッセージがあります。大きなプロジェクトを任命されたり、ビッグチャンスを掴むことがあるかもしれません。
黒い蝶のいろいろなスピリチュアルな意味
黒い蝶は、神からの伝言役と言われれおり、見ると不思議な出来事が起こることもあります。ここからは、黒い蝶が示す特徴的な意味についてご紹介します。
黒い蝶の夢のスピリチュアルな意味
黒い蝶が夢に出てきたときの意味は、あなたには複数の選択肢がありますと示されています。どれを選ぶか迷ったら、自分の感情を信じて進んでくださいということを伝えています。ですので、自分が楽しいと思える方を選択することをおすすめします。
黒い蝶の恋愛のスピリチュアルな意味
黒い蝶が恋愛関連で伝えてくれることは、これからの幸運なことが起こるというものです。素晴らしい運気が味方をしてくれるので、もしパートナーも好きな相手もいない状況であっても、今後の出会いに期待できそうです。
ただし、自分からアクションを起こさなければ、運は味方をしてくれません。積極的に出会いの場に出向くことによって、素敵な人と出会うことができるのです。
黒い蝶の復縁のスピリチュアルな意味
黒い蝶の復縁に関するメッセージは、もうすぐチャンスが訪れるというものです。復縁を願っている方は、近いうちにベストなタイミングが訪れます。過度に焦らないようにして、いざそのチャンスが訪れたら、逃さないようにしましょう。
黒い蝶を神社で見るスピリチュアルな意味
神社で黒い蝶が舞っているのを見た場合は、神様から喜ばれているサインです。昔から黒い蝶は、神の使いであると考えられおり、特に、神社など神様のエネルギーが高まっている場所に集まりやすくなっています。そんな神社で黒い蝶と出会ったのであれば、素敵なことが起こる期待ができます。
黒い蝶が寄って来るスピリチュアルな意味
黒い蝶があなたに寄ってくる意味は、準備が整ったということです。あなたは次に向かう準備ができているので、新たな行動を起こすべきであるというメッセージです。まだ覚悟が出来ていなくても、それは進めながら整えていけば問題ありません。
現時点で完璧でなくても、あなたが歩みを進めていけば、足りない物事は用意されています。それを身に着けるために、今は積極的に行動を起こすことを優先しましょう。
黒い蝶の死骸を見るスピリチュアルな意味
黒い蝶の死骸を見たときのメッセージは、身代わりを意味します。その黒い蝶というのは、あなた自身またはあなたの知り合いの身代わりで死んでしまった可能性があります。その死んだ蝶は、あなた方の身代わりとなってくれたかもしれませんので、心から感謝をしましょう。
黒蝶を見る意味を意識してみよう
今回は、黒い蝶に関するスピリチュアルな意味をご紹介いたしました。黒い蝶のメッセージは決して不吉なものばかりではありません。正しいサインを理解して、あなたの人生に生かしてみてはいかがでしょうか。