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「徳を積む」とは?徳を積む方法や得られる効果を解説!

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「徳を積む」とは一体どのような行為のことを指す言葉なのでしょうか。また、どのように行動すれば徳を積むことができるのでしょうか。この記事では、徳を積むと言う言葉の意味や、その具体的な実践の方法をご紹介します。また、徳を積むことで得られる効果についてもまとめますので、ぜひ参考にしてみてください。

「徳を積む」とは


「徳を積む」という言葉は日常で耳にしますが、正しい意味やその由来をご存知でない方もいらっしゃるのではないでしょうか。まずは、この記事で紹介する「徳を積む」という言葉について、その意味と由来をご説明します。

徳を積むの意味


「徳を積む」とは、日頃から善い行いを積むという意味の言葉です。見返りを求めず他人に親切にしたり、誰もみていなくても人の益になるような行動を続けていくことはもちろん、見返りを求めながらも善い行動をすることも含め、「徳を積む」というのです。

徳を積むという言葉は「陰徳」と言い換えることもできます。人しれず善いことをするという意味の言葉で、他人に知られると「陽徳」に変わります。「陽徳」になると自然に対価が支払われることになります。

徳を積むの由来


徳を積むとは、もともと仏教の教えです。日々善行をすることで、過ちを許されたり自身の幸せを願うのです。他人の見ていないところで善行を続けていると、天がそれを見て幸運を授けてくれるという教えによるものです。

また、仏教には因果応報という考え方があります。善行も悪行も、自分のしたことは全て自分に返ってくるという意味の言葉で、過去や前世の行いによって今の幸せが変わり、今善行をすることで未来や来世で報われるというものです。

徳を積むと得られる効果


徳を積むと、具体的にはどのような良いことが起きると期待できるのでしょうか。ここからは、徳を積むことによって得られる効果をご紹介します。具体的にどのような幸運が訪れるのかを知っておくことで、より徳を積もうという気持ちが強まるかもしれません。

得られる効果①いい出会いに恵まれる


徳を積むと、人生において良い出会いに恵まれると言われています。「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、似ているもの同士は引き寄せられ合うものです。ですので、徳を積むと、同じように徳を積んでいるような素敵な性格の人に囲まれるようになります。

反対に、ネガティブなことや悪口を言うような人との縁は次第に切れていくでしょう。このことは仕事でも恋愛でも該当します。良縁に恵まれることで、人生はより豊かで明るいものとなっていくことでしょう。

得られる効果②人望が厚くなる


徳を積むことを心がけていると、周囲の人にも自然に親切な接し方ができるようになります。さらに、親切にされた人からは信頼を寄せられることになるでしょう。こうして、徳を積んだ人の周りにはたくさんの人が集まります。それに比例して、自然に人望も高まっていくということです。

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得られる効果③仕事がうまくいく


徳を積んだ人は、周囲から評価されるようになります。人望の高さや真面目な勤務態度が、仕事そのものの成功につながったり、技量の向上につながるのです。結果としてより多くのプロジェクトを任されることになるでしょう。

得られる効果④前向きになれる


徳を積むと、「人のために役立つことができた」と思えるようになり、それが強い自信につながります。自信を持つことで、気持ちはどんどんポジティブになっていくでしょう。また、善行を積むことで、その過程で他人から感謝れることもあります。

勇気を出して周囲の人を助けることによって、自分に自信を持つことができるようになります。そしてそれを日常的に続けることで、前向き思考がインストールされることになるのです。

得られる効果⑤欲しかったものが手に入る


他人に親切にしたり何かを与えて徳を積むと、巡り巡って自分の欲しいものが手に入るようになります。目に見える形のものはもちろん、目に見えない有益な情報や幸運が舞い込んでくることもあるでしょう。さらに、必要な時に必要なものが手中にできるだけでなく、金運が上がることもあります。

得られる効果⑥健康な体を維持できる


徳を積むとポジティブな気持ちになり、ネガティブな感情に押しつぶされることがなくなります。その結果、積極的に色々な物事に取り組むことができるようになり、ストレスが払拭されてやる気にみなぎるようになります。

心が活発になるにつれてよく行動するようになり、身体を動かすのが苦にならなくなるので、自然と健康な体を維持できるようになるということです。

徳を積むための5つの積み方とは


徳を積むにはどのような方法があるのでしょうか。ここからは、実際に徳を積みたいという方に向けて、実践するための5つの方法をご紹介します。徳を積む方法を知りたい方は要チェックです。

積み方①体施


体施とは、「体を使って徳を積む」ことです。「施」は「施す」という意味ですから、体施はこのような意味になるのです。

例えば掃除をしたり子守をしたり、人のために何かを作るなどの行為も体施の一つです。思いついたらすぐに行動に移すことができる体施は、わかりやすい徳の積み方ということができるでしょう。

積み方②物施


贈り物をしたり、所持品をあげるなどといった行為が物施です。日頃からお世話になっている人に品物を贈ったりすることはもちろん、使わなくなったものを寄付したりするなどの行為も物施です。

一方で、贈る相手が欲しくないと感じるものや、嫌がるような押しつけのプレゼントをすることは物施とはいいません。相手が喜んでくれるものを真剣に考えてプレゼントすることが物施なのです。

積み方③顔施


顔施とは、常に笑顔で他人を明るく接し、柔和な雰囲気で周囲の人に安らぎを与えるような接し方をすることです。相手との接し方や心の持ちようを意識するだけで与える印象は大きく変わりますから、顔施を心がけることは大切なのです。

とはいえ、無理をして明るい笑顔を作ろうとする必要はありません。ただ、無愛想な表情にならないよう、穏やかな表情でいることだけでも十分です。

積み方④念施


他人の幸せを願う行為を念施といいます。身近なところでは、家族や親しい友人が幸せになることを願ったり、会社が発展すること、広い視点では世界平和を願うなどの行為がこれに当てはまります。念施は最も簡単にできる徳の積み方であり、日々続けていくことの難しくない方法であるといえます。

積み方⑤法施


法施の法とは、より良い人生を送る上での教えを意味しています。ですから、法施とは他人に教えを説くという意味を持つ言葉なのです。人に助言をしたり、相談に乗ることも法施に含まれます。困っている人を助けるというのもこちらに含まれます。

徳を積む方法【行動】


次に、行動によって徳を積む方法をご紹介します。どのような行動をとれば徳を積むことができるのでしょうか。具体的な行動を知ることは、日頃徳を積む上で役立ってくれるでしょう。自身の行動で徳を積みたい方は必見です。

徳を積む行動①掃除・整理整頓をする


日頃過ごしている部屋はもちろん、キッチンや風呂場なども含め、普段使う場所を掃除することで徳を積むことができます。特に家族共用のスペースを掃除することは、人のためにもなるでしょう。また、整理整頓することも徳を積む上で大切です。

ただしこの時注意したいのは、見返りを求めないことです。「自分ばかりが掃除している」「有難がられない」などと考えてしまうのではなく、掃除も整理整頓も、あくまで自身の気持ちを綺麗にするためなのだと思って取り組むようにしましょう。

徳を積む行動②他人の幸せを心から願う


人の幸せを祝福したり、心から願うことができなければ、そもそも他人のために何か行動することなどできません。利己的な考えを捨てるためには、他人の幸せを心から願うことが大切です。まずは自身の中にある不満を取り除いた上で、他人の幸せを願えるような心の余裕を持ちましょう。

徳を積む行動③誰にでも笑顔で接する


誰とでも笑顔で接する、「顔施」と言われる行動も徳を積む方法の一つです。常に柔らかい表情でいれば、他人から「冷たい人」などと誤解されることもありません。しかし、無理に作った笑顔だと人には悟られてしまいます。

そこで、自然な笑顔を見せられるように、日頃から柔らかい表情でいることを意識してみましょう。そのためには、なるべく明るい話題について考えることがおすすめです。

徳を積む行動④募金・寄付をする


募金や寄付をすることは、世の中に役立つ善行です。使用用途がはっきりと分かっている、透明性の高い団体に寄付すれば、大切なお金が無駄になることなく有意義に活用されることでしょう。

徳を積む行動⑤周りの人に親切にする


周囲に親切にすることも、徳を積む方法の一つです。助けを求めている人がいないか探しながら過ごしていれば、必ずヘルプを出している人が見つかるはずです。例えば、迷っている人に道を教えるだけでも立派な人助けの行為です。

徳を積む行動⑥物を大切に扱う


人に親切にするのはもちろん、物を大切に扱うのも徳を積むための方法の一つです。物を大切にすることは、物を作ってくれた人のことを大切に思うことでもあります。物を大切にすると、自然とお金の無駄遣いも減るでしょう。

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徳を積む行動⑦すべての人に平等に接する


誰に対しても平等に接するというのも、立派な徳を積む方法の一つです。苦手な人や相性が悪いと感じる人はいるかもしれませんが、だからといって意図的に差別的な行動をとってしまっては、その暗い感情が自分の心に影を落とすことになります。

また、目上の人物に好かれようとしてわざとらしく持ち上げたり、相手のためになるようなことをしても、それは見返りを求めた上での行為ですから、徳を積むということにはなりません。相手が誰でも、平等に接することが大切なのです。

徳を積む方法【言葉遣い】


言葉遣い一つで徳を積むこともできます。ここからは、どのような言葉遣いならば徳を積むことができるかについてまとめます。日頃の話し方を改めると、自然と自身の生き方にも違いが表れます。是非参考にしてみてください。

徳を積む言葉遣い①きれいな言葉を使う


日頃から口汚い言葉を使わないよう、綺麗な言葉遣いを意識してみましょう。汚い言葉遣いは、周囲の人を嫌な気持ちにさせることとなります。反対に美しい言葉遣いは、周囲を良い気持ちにさせるだけではなく、自分自身も明るく清らかな気分でいることにつながります。

言葉を口にすることは、その波動によって一度発した言葉に近いような言葉をまた発したくなるようになると言われています。ですから、人に感謝を伝えるような言葉は積極的に口にするようにしましょう。

徳を積む言葉遣い②悪口は言わない


人の悪口を言うことは、暗く重い雰囲気に身を置くことにもつながります。悪口を言ううちに、無意識に自分の心も傷ついていくことになるのです。さらに他の悪い空気も引き寄せることになるでしょう。

日頃から快い言葉を発するように心がけ、明るく前向きな空気を取り入れることで、幸せが近づきます。苦手な人がいても、悪口は控えるようにしましょう。

徳を積む言葉遣い③感謝の気持ちを言葉にする


親しい仲であればあるほど、素直に感謝の気持ちを口にすると言うことは難しくなる物です。しかし、親しい仲だからこそ礼儀を尽くす必要があるといえます。感謝すべき場面では、心の中で思うだけではなく口にして伝えるようにしましょう。

また、食事の時には「いただきます」「ごちそうさま」と言った基本的な感謝の言葉を口にするのはもちろん、作ってくれた人に直接お礼を言うことができるなら是非そうしましょう。生活の中で感謝を伝えることを習慣化することが大切です。

徳を積む言葉遣い④否定的な言葉は使わないようにする


なんでも頭ごなしに否定から入る人がいますが、そのように否定的な言葉を口にしていては徳を積むことはできません。何気ない会話の中でも、つい否定的なワードを取り入れてしまうことがあるものですが、なるべく否定をせずに受け入れる心を持ってみましょう。

もし間違っていると感じたことがあれば、改善できるようにアドバイスをするなど、マイナスな感情を伝える方法を工夫することが大切です。

また、あからさまな否定的な言葉だけではなく、「どうしてできないの」「やっぱりそうだと思った」「どうせ無理」「これはいいけど云々」など、婉曲的な否定表現にも気をつけるべきです。

相手を傷つけないようにととってつけた褒め言葉を用意してから注意するより、わかりやすく前向きな提案をする方が良い結果を生みやすくなります。否定的な言葉を使いたくなった時は、まずは相手の主張を全て聞いた上で、改善策を講じてみましょう。

他人を否定しないと言うことは、相手の考えそのものを受け入れることにつながり、さらには相手の立場に立って物事を考えることにもなります。この姿勢を続けるうちに、利己的ではない行動が取れるようになり、徳を積むことにつながるのです。

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徳を積む言葉遣い⑤お金の話をしない


お金の話そのものは悪いことではありませんが、時と場合を考えなくては、悪い結果につながることがあります。また、相手を選ぶことも重要と言えるでしょう。損得勘定につながりやすいお金の話では、内容に気を遣う必要もあります。

徳を積む言葉遣い⑥人を褒める


否定的な言葉よりも、前向きで肯定的な言葉の方が、他人には受け入れてもらいやすいものです。特に長所を褒めると言った行動は、それだけで相手に幸福感を与えることができます。他人を褒めることで自分の損になることはありませんから、積極的に肯定的な意見を口にしてみましょう。

徳を積むと自分にも周りの人にもプラスになる!


徳を積むと言う行為は、それが周囲の人に良い影響を与えることにつながるだけではなく、自分自身のためにもなります。ここで紹介したような方法を実生活に取り入れることで、効果的に徳を積んでより良い人生を送ることができるように心がけてみてください。

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