本気の恋愛だと信じて付き合っているはずが、実は自分が単にキープされているだけの女性だったら…?それが現実なら、女性にとって受け入れ難い事実だと感じるでしょう。今回は、女性をキープしておきたいと思う男性心理をはじめ、明らかにキープするだけの女性に対してとっている行動や態度についてご紹介します。いったいどのような男性の言動が女性をキープしていると表現するのか、男性心理を探りながら徹底解説していきます。
目次
「キープ」とは友達以上恋人未満のこと?
あえて女性をキープしようとする男性は、その女性に対して本気の恋愛を求めているわけではありません。どちらかと言うと、友達でもなく、恋人として付き合うこともない、いわば中途半端な関係性を持ちたいと思っています。
直感的に表現すると、肉体関係を持つ意味では友達以上、また、彼女として正式に付き合いたいわけではないため恋人未満と定義されるでしょう。
このように女性をキープする男性は、単に遊び目的であったり、自分の寂しさを埋めるためにキープ女性が必要であったにすぎません。
そのため、キープする女性と情熱的な恋愛関係へと発展することはまず考えにくく、真剣な恋愛の対象者でないことが分かります。このように、男性が女性をキープするのには、自分本位な心理が働いていると言えるでしょう。
女性をキープする男性の心理
では、男性はなぜ、女性をキープしようとするのでしょうか?男性同士であればその心理状態を理解することができるはずですが、女性からするとなぜそのような心理が働くのか疑問です。
ここでは男性が女性をキープする時にどのような心理状態でいるかを以下に詳しくみていきます。中には自分が感じたことのある心理であるかもしれないため、ぜひチェックしてみてください。
モテる男をアピールしたい
男性は、自分がモテる男であるということを周囲の人に自慢したいというさりげない思いを持っています。これは一種の見栄でもあり、モテる自分に自信を持ちたいという心理状態であることが分かります。
また、女性からモテる男だと見られることで、これまで何人の女性と付き合ってきたか、セックスの経験人数が多いと見せかけることがステータスだと感じているのです。
自分はモテる、すごい存在ということをアピールし、自慢したいという思いから、女性をキープすることにつながっていることが分かるでしょう。
とりあえず誰かにそばにいてほしい
男性は基本的に寂しがり屋な性質を持っているため、特に年間を通して行われる各種イベントごとなどの時こそ、一人で過ごすことを避ける傾向です。
たとえば、誕生日やクリスマス、バレンタインなど、あらゆるイベントの時は彼女や異性と一緒に過ごすことを強く望んでいます。その時に一人でいることを思うと、誰でも良いので女性が一緒にいてくれたら…などと思うあまり、女性をキープしようとします。
実際のところ、キープされる側の女性も、男性のこのような性質を理解している一面もあり、自分が都合よく使われていることに気付いている可能性もあります。
つまり、分かっていながらそのような男性の思い通りに使われることに対して特に感情を抱かない女性もいるようです。中には感情的になって自分を彼女として認めてもらうことを強要するタイプの女性もいるかもしれません。
このように、男性は誰かが自分のそばに常にいてくれることを望んでいることから、女性をキープしようとするのです。
自分の欲求を満たしたい
私たちは誰もが性に対する欲求を持っていると言われています。それは男性の方が強く抱く思いであることが多く、自分の欲求を満たしたいためだけに女性をキープすることもあります。
これは、単に女性とのセックスを求めているにすぎません。実際、それ以上の関係性は何も望んでいないのです。つまり、身体の関係を持っていながらも、形式的に恋人同士として付き合っている訳でもないのです。
身体の関係だけを保ち続けていくことができれば、自分の欲求を満たすことができるとしか考えていないと言えるでしょう。このように、彼女として受け入れることはできないけれど、身体の関係だけを続けていきたいために女性をキープしていることが分かります。
このような思いを持って女性を探している男性は、これまでの経験人数も多ければ、見た目も中身も遊び人である可能性があります。ダイレクトに女性の気を引くような言動を起こすわけではありませんが、どちらかと言うと身体だけの関係を築きたいと思っています。
本命彼女が相手をしてくれない
本当は自分には本命の彼女がいて、週末がくれば彼女に連絡をとり、一緒に遊びに出掛けるなど、そのような恋人同士によくある関係性を持ちながらも、楽しく過ごしてきています。
しかし、本命の彼女は特別な存在でもあり、一目置いているところもあるため、あまり無理をお願いすることもなければ、甘える姿勢を見せることもありません。
本命の彼女が自分の相手をしてくれない時でも、キープの女性がいれば、その女性に甘えたりデートを楽しんだりすることができます。
先述の通り、寂しがり屋な性質を持つ男性は、自分の寂しさを埋めるためだけに女性をキープしようとする心理が働いていることが分かります。
キープ女性にとる行動&態度
男性が女性をキープし、単にキープするだけの女性に対してどのような態度でいるかが気になります。ここでは、男性がキープ女性に対していったいどのような行動や言動、態度を見せているか詳しくご紹介します。
もしも自分がキープされている女性で、以下のような男性の行動や態度がみられた場合は、本気の恋愛ではないということに気付くはずです。それではひとつずつみていきましょう。
基本的にいつも受け身
キープ女性に対しては、男性は自分からデートに誘ったり、二人きりで過ごしたいという気持ちが湧かないため、あまり深入りするような態度はみせません。そのため、口では「会いたいね」「〇〇に行ってみる?」など女性を思うような素振りを見せた言葉を発します。
しかし、実はそこには気持ちがこもっておらず、いわば適当な態度ばかりをとります。結局いつも女性から誘うばかりで、男性は完全に受け身な姿勢でいることが多いです。
このように、自分が本気でその女性を好きだと思っていない、単なるキープ女性には、これらの態度が言動で接することが分かります。今、まさに自分がこのような状況である方は、確実にキープ女性であることに気付くでしょう。
食事やプレゼントにお金をかけない
本気の恋愛対象としていないキープ女性に対しては、男性は時間や労力をかけようとしません。そのため、キープ女性の誕生日があっても、一応、何気にプレゼントを渡すという行動はとりますが、そこに無駄にお金をかけようとはしません。
その分、いったい何をプレゼントしようかと悩む男性も多いようです。中には誕生日すらお祝いをすることなく、プレゼントを渡すこともしない男性もいます。
デートしても食事はいつも安くすませようとするのもキープ女性に対する男性の共通の特徴です。このように、食事やプレゼントにお金をかけようとする姿勢が見られない場合、それは女性がキープされているだけの存在であることが分かるでしょう。
深い話は避ける
男性は、自分が心から思う女性に対しては、自分のことも深く理解してほしいという欲求を求める傾向です。しかし、キープ女性に対しては自分のことを自ら話すことはまずありません。
そのため、自分の家族、恋愛経験、将来の夢など、あらゆる自分の経験や考えを一切はなそうとはせず、深い話は避ける傾向です。
その分、自分からキープ女性に対して根ほり葉ほり聞き出すようなこともしません。このような表面だけの付き合い方をするのもキープ女性に対する態度として見受けられます。
家族や友人に紹介しない
自分に彼女ができたら、本来なら友人や家族に紹介するのが一般的な流れです。しかし、男性の友達や家族にすら自分の存在を知らせることがない場合、確実にキープされているだけの女性であることが分かります。
そのため、長く男性と付き合っていると感じる女性でも、これまで男性の友人や家族の紹介を受けた経験がないという方は、男性にとって単なるキープされている女性という定義が成り立ちます。男性に本気だった場合、心を傷つけられてしまう可能性があるでしょう。
それでも男性はそのようなことを意にも留めていません。このように、家族や友人に一切紹介しようとしない態度が見られたら、それはキープ女性だという認識につながることがわかります。
気を付けて!キープされやすい女性の特徴
同じ女性でも、男性からキープされやすいと言われる女性がいます。その女性にはいったいどのような共通の特徴がみられるのでしょうか?ここでは、キープされやすい女性が持つ特徴を以下に3点ご紹介します。ひとつずつ詳しくみていきましょう。
雰囲気に流されやすい
とても清楚なタイプかつ、自分の意見を強く言えない消極的なタイプの女性は、男性にとって好都合な女性として映ります。そのため、キープ女性として捉えられてしまう可能性が高いと言えます。
それでも自分に目を向けてくれていることに喜びを感じてしまい、男性に思うがままに操られてしまいます。このように、周りの雰囲気や男性のペースにのって流されやすいタイプの女性がキープ女性となってしまうと言えるでしょう。
相手の言う通りに行動をする
男性にとっては単なる遊びで時間潰し的な存在にしか映っていないキープ女性でも、女性からすると男性にゾッコンで真剣な恋愛だと思っているかもしれません。
その分、男性の言いなりになってしまい、それが自分のできる範囲のことであれば、嫌われたくないために男性に言われた通りの指示に従う傾向です。それが男性にとってとても好都合なため、便利に利用されるようなキープ女性となってしまうのです。
男性にとっても、自分の言いなりになってくれる女性は扱いやすく、便利だと感じるために確実にキープしておきたいと感じるようです。
このように、男性に言われた通りの行動をする女性は、男性からキープされてしまう可能性が高くなるでしょう。だからと言って自分を見失ってしまうような女性にならないよう注意が必要です。
連絡がなくても文句も言わない
本当は自分にもっと目を向けてほしいと感じているキープ女性は、自分の気持ちを男性に素直に伝えることを苦手としています。そのため、もっとLINEやメールで連絡が欲しいと思っていてもそれを口に出して言うことができません。
そのため、男性から連絡がなかったとしても文句ひとつ言わずに気にしないように過ごしています。そのようなスキルが自然に身についていると言えます。
それが男性にとってとても居心地良く、仮に本命の彼女と一緒に過ごしていても、キープ女性にバレなければそれで良いのです。
だからと言って、都合よく使われてばかりはいられません。キープ女性の立場であっても、自分の思いを素直に男性に伝えられるようになることが大切です。
キープ女性になりたくないときの対処方法
女性からすると、本当は男性と本気の恋愛がしたいと思っていることでしょう。それなら、単なるキープ女性になることをあえて阻止することが必要です。
ここでは、キープ女性になりたくない場合、いったいどのような対処方法で男性に対応すれば良いのか、その方法を以下に3点ご紹介します。どのような方法を実践すればキープ女性にならずに済むのか詳しくみていきましょう。
相手の顔色をうかがうのをやめる
男性から嫌われたくないという思いから、キープ女性でも一緒にいられたら…などという思いでいた場合、一度マインドセットを行ってみてください。このままだとまったく状況が変わらないことは理不尽であると判断しなければなりません。
そのため、男性に嫌われても良いという思いを持ち、思い切って男性からの誘いを断る勇気を持ってみてください。そして、自分の思いを素直にぶつけてみましょう。
そうすることで女性をキープしたいと思う男性の心理を変えることができるかもしれません。ぜひ自分を奮い立たせて実践してみてください。
ほかの男性にも目を向ける
どんなに男性を好きになっても、すべての恋愛が自分の思い通りに成就するとは言い切れません。そのため、いつまでもキープされる女性の立場でその男性に固執することはなく、新しい恋愛へ方向転換することも大切です。
そのため、その男性とのコンタクトを遮断し、自ら他の男性へ目を向けていきましょう。自分がプラス思考の考えで行動することによって、これまで気付くことができなかったような素敵な出会いを実現させることができる可能性があります。
また、自分が心から思える男性に出会えるかもしれません。このように、現在の状況から脱却し、他の男性との交流を持てるよう、行動を起こしていきましょう。
安易に体を許さない
キープ女性は、男性の言いなりになることが多い分、男性からの性的欲求をすんなりと受け入れる傾向です。一度受け入れてしまうとこれは何度も繰り返されてしまいます。そのため、セックスなしでの付き合いは一切しない傾向です。
しかし、本気の恋愛であれば、相手を大切に思う気持ちが強い分、セックスばかりを強要することはありません。このような大きな違いのあるキープ女性は、今後、同じことを繰り返さないためにも、簡単に男性に身体を許してしまうことのないようにしましょう。
キープを目的に女性をコントロールしている男性が、女性からセックスを断られた場合、それがきっかけで男性から身を引いていく可能性もあるため、これを手法に対処してみても良いかもしれません。いつまでも都合よく扱われるキープ女性から脱却していきましょう。
キープ女性から抜け出して幸せになろう!
女性をキープしたいと感じる男性が持つ特徴や心理状態を探るとともに、キープ女性になることを避けるための最善の方法を詳しく解説しました。
好きな男性に嫌われたくないという思いから、ついキープ女性になってしまう方は、男性心理を理解するとともに、キープ女性から脱却することで、新たに素敵な人に出会うチャンスを掴むことができます。ぜひ自分ができることを実践し、恋愛を楽しんでいきましょう。