「推し」と「好き」の違いがわかりますか?どちらも相手へ好意を抱いていることは一緒ですが、実は決定的な違いがあります。この記事では、「推し」と「好き」の基本的な意味や、違い、10項目の診断チェックをまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
目次
好きな人に抱いた感情は「推し」?それとも「好き」?
まず初めに、好きな人に抱いた感情は「推し」なのか、それとも「好き」なのかを説明していきます。ここでは、「推しとは」「好きとは」について、基本的な意味を解説します。
推しとは
「推し」という言葉は、「自分が気に入っているモノや人」のことを指します。もともとは、「推薦する」という意味の「推す」が語源になっています。
アイドルやアニメのキャラクター、俳優など様々なジャンルにおいて、気に入っているものを「推し」と呼びます。そのため、「推し」の相手は、比較的恋愛の対象になりません。
好きとは
「好き」とは、相手に対して「仲良くなりたい」「付き合いたい」という恋愛感情があります。「推し」への相手は、一方通行の感情であるのに対し、「好き」は、見返りや何らかのアクションを求めています。
好きな人が自分以外の女性といるところや、楽しく話しているのを見て嫉妬心が芽生えるようであれば、「好き」に該当します。
推しと好きの違いとは
続いて、「推し」と「好き」の違いを具体的な例で紹介していきます。ここでは、「距離感」「立場」「好意(LIKE)か恋愛(LOVE)か」に分けて解説しています。
推しと好きの違い①距離感
「推し」の相手との距離は、遠いことが多いです。「遠くから応援する」というような距離感です。一方、「好き」の相手は近づくことができる距離にいます。
仲良くなりたい気持ちがあるため、積極的に行動すれば近づくことができる距離感なのです。「推し」の相手は、積極的というよりもむしろ「会えたらラッキー」くらいの距離感という違いがあります。
推しと好きの違い②立場
「推し」と「好き」は、立場の違いにも特徴があります。「推し」の立場は、自分の地位や名誉よりも上の人のことを指すことが多いです。
「推し」と交際することは「ありえない」「おこがましい」と考える場合もあります。一方、「好き」の立場は、自分の位置と同じ・対等と考える人が多い傾向にあります。
推しと好きの違い③好意(LIKE)か恋愛(LOVE)か
他にも、好意(LIKE)か恋愛(LOVE)かという違いがあります。恋愛(LOVE)は、ゴールがなく、いつまでも求め続け、愛情が大きくなるほど苦しみや嫉妬心が生まれます。時に傷ついたり、裏切られたりすることあります。
そのような感情が無いのであれば、好意(LIKE)に分類されます。「推し」には、「愛することで生まれる痛み」が存在しません。そのため、「推し」のことを考えていても、楽しい気持ちのまま傷ついたり苦しんだりすることはありません。
推しと好きの違いを診断チェック!
続いて、あなたの感情が「推し」なのか「好き」なのか違いを確かめてみましょう。診断チェックは以下の10項目です。あまり深く考えずに当てはめてみましょう。
診断チェック①普通に会話できない?
普通に会話ができない場合は、「好き」に該当します。「普通に会話するこができない」のは、相手と話そうとすると緊張してドキドキしたり、顔が真っ赤になったり、会話が成り立たないくらい上手く話せない状態のことを指します。
普段の自分と違う様子であれば、その状態は相手のことを好きでときめいているということです。逆に全然緊張せずに落ち着ける状態であれば「推し」ということになります。
診断チェック②相手を思うと切ない?
相手のことを思うと切なくなる場合は、「好き」です。あなたが相手に対して恋心を抱いている状態です。
「好き」な相手の場合は、積極的にアプローチすることで近づくことができるので、「声が聞きたい」「そばにいたい」「ぬくもりを感じたい」「会いたい」と相手を求める感情は「好き」ということです。
反対に、考えていても全然切ないという感情が無い場合は、「推し」にあてはまります。前向きな気持ちやとにかくハッピーな気持ちになるので、不安になったり切なくなることはありません。
診断チェック③ふたりでいたい?
相手とふたりでいたいか考えたとき、「そう思う」という場合は、「好き」に該当します。「好き」な相手は、ふたりの時間を作ることが可能なので、一緒にいたいと強く思いがあふれます。
「ふたりでいたいと思わない」場合は、「推し」の要素が強いです。「推し」の相手は、憧れの存在や、日々の癒しになるので、見ているだけで幸せな気持ちになることができます。
診断チェック④カッコいい姿だけ見ていたい?
「カッコいい姿だけ見ていたい」と思う場合は、「推し」です。「推し」は、あなたの前では常にカッコいい魅力的な存在なので、万が一カッコ悪い姿を見てしまうとショックを受ける場合があります。
ショックを通り越して幻滅してしまう可能性もあります。しかし、カッコ悪い一面が見えたとしても「かわいい」「愛くるしい」「おもしろい」という感情になるのであれば、「好き」に該当します。
診断チェック⑤弱みを見せられる?
相手に弱みを見ることができる場合は「好き」にあてはまります。自分自身の弱い部分をさらけ出せる相手であれば、「好き」という感情になります。
反対に、自分の弱いところを見られたくないというのであれば、「推し」になります。「推し」の相手には常に良い状態の自分を見せたいと感じている人が多いのです。
診断チェック⑥やきもちを焼く?
やきもちを焼く相手であれば、「好き」です。例えば、相手に彼女がいるまたは新しくできたと聞いたときに、「悲しい」「嫌だ」という感情は、やきもちを焼いている証拠です。
しかし、相手に彼女という存在がいても、「めでたい」「嬉しい」「幸せになってほしい」という感情になるのであれば、「推し」になります。「推し」の相手に彼女がいても、寂しさがありつつ、祝福できる気持ちになるのです。
診断チェック⑦デートシーンを想像できる?
相手とのデートシーンを想像できるのであれば、「好き」に該当します。「好き」な相手の場合、リアルに行く場所や雰囲気を想像することができます。
逆にデートシーンを想像できないのであれば、「推し」になります。「推し」は憧れの存在であるため、リアルな想像ができません。頑張ってデートしようとしても全然思い浮かびません。
診断チェック⑧遠くから見ているだけで満足?
遠くから見ているだけで満足できる相手は「推し」です。ただただ眺めているだけで幸せな気分になれる場合は、その相手が「推し」であることが多いです。
しかし、見ているだけで満足できずに、相手に近づきたいという願望が出てくるようであれば、「好き」ということになります。「好き」な相手に対しては、近づくことができますが、急接近したり、相手が嫌がるようなことをして近づいてしまうと、嫌われる可能性があるので注意してください。
診断チェック⑨恋愛対象になりたい?
相手の恋愛対象になりたいと思う場合は「好き」があてはまります。「好き」な相手に対して、少しでも恋愛の対象になりたいという願望があります。一方で、「恋愛対象に入らなくても全くかまわない」「その人と恋愛すらしたくない」という場合は、「推し」に該当します。
診断チェック⑩告白されたら付き合う?
告白されたら付き合う相手であれば「好き」です。反対に、告白されたら「きっと悩んでしまう」「戸惑ってしまうかもしれない」という場合は「推し」です。
相手に好意を持っているのであれば、告白された即OKしたいことでしょう。しかし、悩んだり、付き合うことについて不安を覚えるような相手は、「推し」になります。
推しは恋愛対象外なの?
ここまで、「推し」と「好き」の違いは、恋愛対象になるかならないかということでした。しかし、「推し」の相手であっても恋愛の対象になる場合があります。
「推し」は「相手が気になっている」ことは間違いないので、双方の気持ちやタイミングが合えば、付き合う可能性も十分にあります。また、人によっては、「好き」だけれでも、照れ隠しで「推し」と言ってしまっている場合もあります。
素直に気持ちや言葉を伝えられずに、「好き」と言わず「推し」と言って興味を引こうとしている可能性もあります。「推し」「好き」どちらにしても、好意を抱いていることについては同じなので、相手の様子や言動をよく観察してみることもおすすめです。
推しと好きな人では結局どっちが大事?
「推し」と「好きな人」を天秤にかけ「結局どっちが大事なのか」と疑問に思う場合があります。上記の動画は、「推し」と「好きな人」どちらを優先するかのアンケートなので、参考にしてみてください。
もしあなたがどちらを優先するか迷っている場合は、1日の中で相手のことを考える時間を考えてみてください。また、交際相手がいない場合、想像であてはめてみてください。
推しから恋愛に進む可能性はある
いかがでしたか?今回は、「推し」と「好き」の違いを解説しました。違いや特徴を知り、診断チェックをしてみて「推し」と「好き」について理解を深めましょう。