気になる人、好きな人がいるけれど、さりげなく自分の好意を伝えたいという方もいるでしょう。そんな方のために、今回は、さりげなく自分の好意を伝える方法を、行動編とLINE編に分けてご紹介します。ぜひ参考にして、好きな人と良い関係を築いてみてください。
目次
さりげなく(遠回し)に好きと伝える効果
好きな人、気になる人にはっきりと告白するのは気が引けるけれど、何となく自分の気持ちは知っていてほしいというケースもよくあります。こんなとき、どうやって伝えればよいのか迷ってしまいます。
ここではさりげなく、遠回しに好きと伝えた場合の効果についてチェックしてみます。好きと伝える際に心に留めておいてください。
効果①脈ありに!
同僚や友人、大学のサークル仲間など、気になっているけれど相手からなにも興味や好意らしきものが感じられないということもあるでしょう。こういった脈なしの関係も、さりげなく好きという気持ちを伝えるだけで、相手から異性として意識してもらえるようになります。
今までは特に意識していなかった異性から、こちらを意識している言動をとられると、急に相手もあなたのことを異性としてとらえ始め、魅力を感じるようになる可能性があります。
最初から「どうせ異性として見られていない」と諦めるのではなく、まずはさりげなく自分の存在をアピールして「脈あり」の状態までもっていってみましょう。
効果②自分のことを知ってもらえる
勇気を振り絞って相手に好きという気持ちを伝えると、相手は少なくともこちらに悪意ではなく、好意を持つようになります。人は誰でも自分のことを「好き」でいてくれる人を最初から嫌うことはありません。
「どうして自分のことを好きになってくれたんだろう」と、その相手に対し興味を持ち、より知ろうと努力してくれるようになります。もちろんストーカーのように、一線を越えた言動をとる人に対しては警戒心を抱き、嫌悪感を持つこともあるので、何事にも限度が大切です。
デメリットもある
それとなく好きという気持ちを伝えたときに、相手があなたのことを苦手だと感じていると、それをきっかけに避けられてしまうこともあります。相手にしてみれば、下手に告白でもされるときまずいから、その前に距離を開けてしまおうと考えるのです。
また、相手にプレイガールやプレイボーイといった軽い存在に思われてしまう可能性も否めません。「好いてくれているから、こちらにパートナーがいないときのつなぎにしよう」と、2番目的な位置でキープされ、都合よくあしらわれることもあります。
これらデメリットについても把握した上で、こちらの気持ちをそれとなく伝えるようにしたいものです。くれぐれもキープにならないように注意しましょう。
さりげなく好きと伝える方法【行動】
相手に自分の好意を伝えたいけれど、はっきりと「好き」という言葉を口にするのには勇気が必要です。それとなく行動で好意を伝える方法もあります。まずは言葉ではなく行動で示してみましょう。
方法①恋人の有無を聞く
会話の中で現在恋人がいるのかどうかを聞くのも、簡単な方法です。普通に考えて、友達同士の付き合いでよいのであれば、相手に恋人がいようといまいと関係ありません。しかしそれをはっきりと聞くということは、少なくとも気になっているというアピールになります。
また、見るからに恋人がいなさそうな人にはそういった質問はしないので、「あなたは恋人がいてもおかしくないほど魅力的だ」というメッセージをさりげなく伝えることもできます。
「恋人いるの?」というセリフは、口にするのも難しくないので試しやすい方法です。聞かれた方は、「どうしてそんなことを聞いてくるんだろう」「もしかして気になってる?」と自問自答し、次第にあなたのことを異性として意識し始めるでしょう。
方法②ミラーリングする
相手と同じ動作をするミラーリングも、それとなく好意を伝えたいときに便利です。一緒にカフェに行ったときに、相手が飲み物を口に運んだときに、同じように飲んだり、髪を触る仕草をそれとなく真似したりしてみましょう。
ただし、相手が気付かない範囲ですることが大切です。自分と同じような仕草をするあなたが無意識に視界に入り、親近感を持ってくれることでしょう。
方法③彼について質問をする
相手についていろいろ質問をするのも名案です。たとえば「休みの日はなにしているの?」「趣味はなに?」というように、相手のことをもっと知りたいという姿勢を見せてみましょう。思い切って「好みのタイプ」について聞いてみるのも一案です。
相手に興味がなければ、普通特に質問などしません。自分に興味を示してくれるということは、「もしかして脈ありなのかな」と感じてくれることでしょう。
方法④挨拶は笑顔で
気になる人を目の前にすると、自然と緊張して顔がこわばってしまう人もいます。しかし挨拶はできるだけ笑顔でするようにしたいものです。
いつもニコニコしながら挨拶をすれば、相手も好感を持ってくれること間違いなしです。なるべく自然な笑顔で、目や口元が引きつらないよう心掛けてみてください。
方法⑤出来る限り近くにいる
好きな人へ話しかけるのは勇気が必要ですが、なんとなくそばにいるというのであれば、比較的簡単に実践できるはずです。
相手が社内の給湯室へ行くのに席を立ったら、同じタイミングでお茶を入れに行ったり、ミーティングやゼミなどでさりげなく近くの席に座ったりするなど、出来る限り近くにいるように心がけましょう。
近くにいれば、相手がほかの人としている会話も聞こえ、相手についての情報も耳に入ってきます。また、相手もあなたに話しかけやすくなるので、自然と言葉を交わす頻度も増えていくことでしょう。
方法⑥名前で呼ぶ
職場や学校などで、相手のことを名字で呼んでいるという方も少なくないでしょい。しかし苗字のままだと、いつまでたってもよそよそしく感じ、心の距離が縮まりません。思い切って、相手を下の名前で呼んでみるのも名案です。
突然下の名前で呼ぶのは抵抗があるといった場合は、「下の名前で呼んでもいいかな?」というように、相手の許可を得てから呼ぶと、スムーズにいきます。友人としてそこそこ交流がある場合は、突然下の名前で呼び始めて、相手をドキドキさせてみるのもよいでしょう。
もしかすると相手もあなたのことをしたのなまえでよんでくれるようになるかもしれません。もしくは「私はあなたのこと、下の名前で呼ぶから、あなたも私の子と下の名前で呼んでね」というように、伝えるのもおすすめです。
方法⑦アイコンタクトを増やす
いつもなんとなく周りを見渡したときに目が合う相手のことを、自然と人は意識していきます。好きな相手とのアイコンタクトを増やしてみるのも、「好き」という気持ちを無言で伝えるのにぴったりの方法です。
相手がふと目を上げたときに、あなたと目が合い、にっこりとされると、相手の心に温かい気持ちが流れるかもしれません。相手が気が付かないふりをしても、内心「どうしてあの子とよく目が合うんだろう」と考える可能性もあります。
普段からさりげなくそばにいるようにし、相手の目線に自分の目線を合わせられるように努力してみましょう。目が合ったときに、さっとそらしてみるのも、相手の好奇心をあおるのに効果的です。
さりげなく好きと伝える方法【LINE】
ここまでは言動でさりげなく好きと伝える方法についてご紹介してみました。ここでは、LINEでどうやって好意を伝えたらよいのかについて、説明していきます。
LINEだと仕草や声のトーン、アイコンタクトなどといった方法が使えず、文章とスタンプで気持ちを表現することになります。文章も書き方によっては相手の捉え方が変わってくるので、さまざまな点に注意する必要があります。ぜひ一読して、役に立ててみてください。
方法⑧褒める
LINEで気になる相手とやり取りするときは、合間にほど良く相手を褒めることが大切です。「〇〇さんて優しいですよね」「こうしてLINEしていると、仕事の疲れも吹き飛んじゃいます」というように、相手の性格やそのときの雰囲気などを褒めてみるのが良いでしょう。
LINEでは文章とスタンプでしか気持ちが伝えられないので、実際の会話よりももう一歩踏み込んだ表現で気持ちを伝えることがポイントです。「少しダイレクトすぎるかな?」と思うぐらいの表現でないと、相手に伝わらないケースも多々あります。
相手の心に届きそうな言葉を選んで、褒めてみましょう。あまり毎回褒めすぎると、かえって相手が引いてしまうこともあるので、ほど良いさじ加減で試してみてください。
方法⑨会った後のお礼のLINEを必ずする
一対一はもちろん、ほかの友人や同僚と一緒に会った後でも、お礼のLINEを送ってみるのも効果的です。
「さっきはフォローありがとうございます。おかげで助かりました」や「来ていただいてありがとうございました。無事に帰れました?」というように、相手をさりげなく気遣う一文を入れると、相手に思いやりが伝わります。
その日いた人みんなに、コピペで同じメッセージを送っていると思われないよう、相手とのやり取りの一部を会話に組み込んでみるのも一案です。会った後のお礼をLINEですれば、相手に好意を伝えつつ、礼儀正しい性格であることもアピールできます。
方法⑩適度に好意を伝える
普段からあまり会話を交わさないのに、突然LINEで好意を伝えると、相手も不思議に感じてしまいます。普段からなるべく立ち話でもよいので、ちょっとした挨拶や雑談をする機会を積極的に作っておきましょう。
そしてLINEでほど良く好意を伝えるようにすると、スムーズにいきます。恥ずかしがり屋の人には、自分から雑談をする空気へ持って行くのは難しいかもしれませんが、まずは挨拶から少しずつ始めてみましょう。
方法⑪ハートの絵文字を使う
LINEといえば、スタンプでも気持ちが伝えやすいのがメリットです。たとえば文章の最後に、ハートの絵文字を使うのもよいでしょう。
ハートそのままだと抵抗がある場合は、投げキスを飛ばしているような絵のスタンプや、スマイルマークにハートが一緒にデザインされているものなどを選ぶと、抵抗なく使えるはずです。
LINEでハートのスタンプがくれば、どんなに鈍い相手でも「あれ?もしかして?」とこちらの好意に気づいてくれるかもしれません。上手にハート型のスタンプを活用してみましょう。
方法⑫タイプであると伝える
あまり遠回しに言っても相手に通じにくい場合は、思い切って相手が自分のタイプであることを伝えてみるのもおすすめです。たとえば、「優しくて気配りのできる男性に憧れる」といいつつ、「〇〇さんって仕事ですごく気配りができて、周りからも評判が良いですよね」と書いてみましょう。
もしくは「私、高身長ですらりとした男性が好みなんですが、〇〇さんて身長どれぐらいですか?すごくスタイルよいですよね」というように、はっきり書いてみるのも一案です。
方法⑬モーニングコールをする
LINEの会話の中で相手が「明日も朝早いんだよね」と書いてきたら、「なら、モーニングコールしてあげようか?」と提案するのもよいでしょう。そこで相手もあなたのことを嫌っていないのであれば、スムーズに「お願いしていい?」とくるかもしれません。
くれぐれも朝、いきなり電話をするのはやめましょう。寝起きを想像もしていない相手からの電話で起こされると、相手がびっくりしてしまいます。あらかじめ「モーニングコールするね」と伝えてからかけるようにしたいものです。
さりげなく好きと告白する方法
それとなく好意を伝え、脈ありの雰囲気を感じ始めたら、さりげなく好きと告白してみましょう。あまり相手の気持ちを推し量る、駆け引きの時間が長すぎると、その間に相手の気持ちがほかの女の子になびいてしまうかもしれません。ほど良いタイミングで、好きという気持ちを伝えた方が前進しやすくなります。
告白①言い方
面と向かって「好きです」と伝えるのは気恥ずかしいこともあります。それならば会話の中で「いま彼女いないんでしょ?私、立候補しちゃおうかな」や「あなたのことが気になっている」と話してみましょう。
そこまで言えない場合は「一緒に過ごす時間に本当に癒されてる。また2人で出かけようね」と、2人で出かける約束をしつつ気持ちを伝えてみるのも一案です。こういった告白であれば、相手にも逃げ道があるので、追い詰めることがありません。比較的自由な空気の中で返事がしやすくなるのでおすすめです。
告白②付き合うためには
さりげなく「好き」という気持ちを言葉で伝えた後、相手がどう接してくるのかをよく観察するようにしましょう。たとえば、その後も2人で出かけることを快諾してくれたり、今まで通り明るいのりで接してきたりするならば、かなり好印象です。この場合、2人でデートをする機会を増やしてみましょう。
逆に、相手が距離を開けてきた場合は要注意です。それが好意を持っていないせいなのか、もしくは相手が戸惑っていて自分の気持ちを確かめている段階なのかはわかりません。
必ずしもダメということではないので、ほど良く距離を保ちながら、相手の言動を観察してみましょう。もしかするとそのうち相手の気持ちが熟して、再びチャンスが訪れるかもしれません。
さりげなく好きと伝えて、好きな人と良い関係を築こう
今回は相手にさりげなく好きと伝える方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?いつもの挨拶や雑談などに、さりげなく好きという気持ちが伝わるように工夫してみてください。今回の記事を参考にして、好きな相手と新たな一歩が踏み出せるよう、頑張りましょう。