交際していない異性と出かけたり食事に誘うことはデートと呼ぶのか、その境界線は曖昧なことが多いようです。そこで今回は、男性・女性それぞれが考えるデートの定義についてまとめたので、これから異性をデートに誘いたい、もしくは誘われたという方も含めて、ぜひ参考にしてみてください。
目次
デートに定義はあるのか?
デートと言えば「男女がお互いのスケジュールを合わせてどこかへ出かけたり、食事をしたりして楽しむこと」というのが一般的な考え方でしょう。人数は2人だけのことがほとんどですが、中には4~6人など男女の組み合わせ同士で行うこともあります。
しかし、互いに恋愛感情を持っていない男女でもデートになるのか、もしくは恋愛感情がある者同士がプライベートで会うことがデートなのか、曖昧な部分も多いため、その定義を具体的に解説していきましょう。
デートと遊びの違いは恋愛感情があるか
結論から言ってしまえば、恋愛感情を持った者同士で出かけたり食事をするのがデートだと言えます。それは、異性同士でも同性同士でも共通する定義であり、互いに恋愛感情がなければただの「遊び」に過ぎないでしょう。
既に付き合っているカップルならば満場一致でデートだと言えますが、交際をしていない状態でもどちらかが相手に対して恋愛感情を少しでも持っていれば、それはデートになります。
男性・女性別デートの定義とは?
男性と女性でもデートに対しての定義には少々違いがあるようです。以下で男女それぞれにとっての定義について詳しくお伝えしていきます。
男性が思うデートの定義
まずは男性が思うデートの定義について見ていきましょう。基本的には男性の方がデートを特別感のあるものとして考えている方が多く「好きな女性と2人きりでどこかへ行くこと」という定義がハッキリとしている印象です。
【好意がある相手とのお出かけや食事に行くこと】
お互いに好意があるとわかっていたり、自分が「この人と付き合いたい」と思っている相手と2人で、出かけたり食事に行くことがデートだと考えている男性は非常に多いです。告白するのはまだ早いという段階で、何度かデートを重ねて親交を深めるのが目的でしょう。
【定番のデートスポットに行くこと】
水族館や遊園地、映画、夜景やイルミネーションのきれいな場所、おしゃれなレストランなど、いかにもデートスポットだと言えるような場所に女性と2人きりで行くならば、それはデートだと定義している男性も少なくありません。
そもそも好意のない相手ならば、こういった場所に誘うことも少なく、女性側もなんとも思っていない男性から誘われたら断る可能性が高いでしょう。
【付き合っている相手と出かけること】
お互い自分の気持ちを伝えて交際に至った者同士が出かけることを、デートだと定義している男性もいます。好きな相手を恋人だと認識した上でどこかへ遊びに行ったり食事をすることで、初めてデートだと思えるのでしょう。
女性が思うデートの定義
続いて女性が思うデートの定義について見ていきます。女性は、同性の友達と遊びに行く時でもデートだと言うことがあるほど、デートに対する定義はある意味曖昧な方も多いでしょう。それでも、好意のある男性と出かけるとなれば、デートだとワクワクする女性は多いはずです。
【2人きりで出かけたり食事に行くこと】
既に付き合っている彼氏を含めたダブルデートなどでは無い限り、複数のグループではなく2人きりでどこかへ出かけたり食事に行くことがデートだと思う女性はたくさんいます。
特に、女性は今話題のデートスポットなどもチェックしている方が多いため、そういった場所に連れて行ってもらえたら、デートだと感じるのは自然でしょう。
【好意を持つ相手と出かけること】
これは彼氏であっても、まだ交際まで至っていない好きな男性であっても、好意を持っている相手と出かけるならばデートだと考える女性は多いです。相手の気持ちがまだわからないという場合は、好きな人を振り向かせるチャンスになるかもしれません。
【ボディタッチをされて不快に思わなかったとき】
最初はデートだと思わずに男性と2人で遊んでいた場合、ふとした瞬間に相手からボディタッチをされて嫌だと思わなければ、少なくとも相手に対して好意があるのかもしれません。
仮に好きな男性でない場合は、むやみにボディタッチをされると「気持ち悪い」と思ってしまう女性も少なくありません。相手への気持ちに気づいたら、それはデートだと思って一日楽しんでみましょう。
男性の本気でデートをする時の特徴
男性と女性が思うデートの定義についてご紹介しましたが、いざデートに誘われると「これはデートと考えて良いのかな」と不安に思う気持ちもあるでしょう。そこで今度は、本気でデートをするときの特徴を男女別で見ていきましょう。
男性の場合は、いかに自分が女性をリードできるか、好きな相手に一日楽しんでもらえるかといったことを最優先に考える傾向があります。
男性の本気のデート①プランが入念
男性が好きな女性をデートに誘った場合、一日のデートプランは入念に組む方が多いです。ただの友達ならば、行きあたりばったりであったり、時間を持て余したとしても特になんとも思いませんが、相手が好きな女性であれば話は変わってきます。
「相手にいかに楽しんでもらえるか」「相手の気持を自分に向けられるか」などといったことを一番に考えているため、ある意味真剣勝負の場だと言えるでしょう。
そのため、事前に「動物は好き?」「好きなお酒や食べ物は?」「屋内と屋外どちらが好み?」など、相手の好みや希望を聞いておく男性も少なくないはずです。
男性の本気のデート②女性にお金を出させない
デート中の食事代や、水族館・遊園地などの入場料、駐車料金など、デートにかかるすべての費用を男性側が持ってくれたならば、本気度の高さが伺えます。中には、好きな女性でなくとも女性にはお金を出させないと考える男性もいますが、基本的には友達としか思っていなければ割り勘にするはずです。
これは、好きな女性をデートに誘うのであれば「お金のことは気にせず楽しんでもらいたい」「ここは男らしく相手をリードしたい」「経済力があるという部分も見てもらいたい」などといった男性心理があるのでしょう。
男性の本気のデート③店の予約をしている
デート中に行くお店の予約を既に済ませてくれている場合、本気デートだと考えている可能性が高いです。なぜならば「美味しくておしゃれなレストランに好きな人を連れて行ってあげたい」「満席で店を何軒か回ったりグダグダになる状況を避けたい」という気持ちがあるためだと考えられます。
また、誕生日やお祝い事などがあった場合は、サプライズでケーキを頼んでくれていることもあるでしょう。特に仕事などで忙しい男性は、店を探したり予約するということ自体面倒だと考える方も少なくないので、好意のある相手でなければここまでしないのです。
女性の本気でデートをする時の特徴
続いて女性の本気デートの時の特徴を見ていきます。女性の場合は、好きな人といる時間をいかに大切にしているか、距離を縮めようとしてくるかといった点が本気と遊びの境界線になるでしょう。
女性の本気のデート①自然と体にふれてくる
女性は好きな男性ほど、自然と近づいたりボディタッチをしてしまう傾向があります。歩いたり座るときに距離が近いと感じれば、それは相手に好意を持っている可能性が高くなります。また、ふとした瞬間に腕に触れてくるなどのボディタッチも、頻度が高ければ高いほど脈アリだと考えて良いでしょう。
中には、ディナーなどの際にお酒が入ることで、自分の感情を表に出すようになる女性もいます。日中のデートでは友達感覚で一定の距離感を感じていたとしても、お酒が入った時にボディタッチが増えたり、恋愛トークをしてきた場合は、密かに恋心を抱いていたのかもしれません。
女性の本気のデート②スマホを触らない
好きな人といる時間は、できるだけ相手と同じものを見て楽しんだり、相手の姿を見つめていたいと思うのが女性の本音です。そのため、デート中は自然とスマホをチェックしたりメッセージのやり取りをする頻度は減るでしょう。
特に、普段からメッセージの返信が早かったりマメにやり取りしてくれる女性ならば、基本的にはスマホを定期的にチェックしているということです。しかし、一緒にいる時はほとんどスマホを見ないというのであれば、本気デートである可能性は高いと考えられます。
女性の本気のデート③彼氏欲しいトークになる
恥ずかしがり屋であったり、自分に自信がなくてなかなか恋愛に積極的になれない女性は、もちろん自分から告白したり、相手に「彼女いるの?」という質問すらできません。そんな時は「自分は今彼氏がいないよ」というアピールをするのです。
わざわざ自分から「彼氏欲しいな」というトークを持ちかけてきた場合は、遠回しに「あなたに彼氏になってほしい」ということを伝えている可能性があるので、このタイミングで告白してみたらあっさりとOKが出るかもしれません。
男友達とのお出かけはデートになるときもある?
お互いに異性という垣根を超えて、単純に自分をさらけ出せる「友達」という存在で見ている仲であれば、それは同性の友達と一緒にいる感覚と同じでしょう。つまり、異性の友達であってもデートではなく、あくまでも遊びに出かけているということになります。
しかし、どちらかに好意があったり、最初から計画的にお互い日程を合わせて出かける場所を相談しながら決めた場合などは、デートと呼ぶことが多いでしょう。
デートの定義は人それぞれ!お互いの基準を見極めよう
今回は、男女別で見るデートの定義について解説しましたが、実際のところ「デート」と呼ぶ定義は人それぞれです。この記事を参考にしつつも、あなたの好きな相手がどのような価値観を持っているのか慎重に見極めながら上手にアプローチしてみてください。