かつて『クロコダイル・ダンディー』などに出演して人気を博した女優のリンダ・コズラウスキーは、現在どのように過ごしているのでしょうか。この記事では、リンダ・コズラウスキーのかつての出演作や結婚・子供の噂について迫ります。まだ知らない映画と出会いたい方や、リンダ・コズラウスキーの現在を知りたい方は必見です。
目次
リンダ・コズラウスキーのプロフィール
リンダ・コズラウスキーはコネチカット州フェアフィールド出身の女優です。1958年1月7日生まれのポーランド系で、1981年にジュリアード学院を卒業しています。
1986年、映画『クロコダイル・ダンディー』に出演したことでブレイクするに至りました。その後は同作の続編にあたる『クロコダイル・ダンディー2』や、SFホラー映画『光る眼』などに出演し、世間の注目を集めます。
その後、2001年の『クロコダイル・ダンディー in L.A.』に出演したのを最後に女優業を引退しました。私生活では『クロコダイル・ダンディー』で共演した俳優のポール・ホーガンと結婚し、息子を一人授けています。
しかし2014年、「和解しがたい不和」によりコズラウスキーの申し立てにより離婚が成立しました。
リンダ・コズラウスキーの主な出演作品
リンダ・コズラウスキーはこれまで、多くの映画に出演しています。ここでは、リンダ・コズラウスキーの代表的な出演作をご紹介します。リンダ・コズラウスキーのキャリアを追う上で視聴必須の作品が並びます。
出演作品①クロコダイルダンディー
1986年製作の映画「クロコダイルダンディー」です。オーストラリアの奥地で生活をする探検家「クロコダイル・ダンディー」がニューヨークの地で騒動を巻き起こす様子をユーモラスに描いた作品です。
ジョン・コーネルが製作を、監督をピーター・フェイマンが務めました。ピーター・フェイマンが劇場用映画を手がけるのはこの作品が初めてのことです。原案はポール・ホーガンが、脚本はポール・ホーガンとケン・シャディー、ジョン・コーネルが共同で手がけています。
撮影はラッセル・ボイド、音楽はピーター・ベストがそれぞれ担当しました。オーストラリアで製作された映画です。
ニューヨークで働く新聞記者の女性、スーはある日、オーストラリアに向かいます。彼女の目的は、オーストラリアのジャングルでワニと戦いながら生きながらえる男、マイケル・クロコダイル・ダンディーに会うことでした。
そして無骨ではあるものの人間として温かみの感じられるダンディーと対面した彼女は、記事を執筆するために彼と共にジャングルの奥地へと旅立つのでした。
出演作品②クロコダイルダンディー2
「クロコダイルダンディー」の続編にあたる映画「クロコダイルダンディー2」です。製作・監督は前作に引き続きジョン・コーネルが担当し、共同製作にジェーン・スコットが名を連ねます。
また、脚本・主演は前作「クロコダイル・ダンディー」でお馴染みのポール・ホーガンが担当しました。共同脚本にはブレット・ホーガンがいます。
撮影、音楽はそれぞれ「クロコダイル・ダンディー」に引き続きラッセル・ボイドとピーター・ベストが手掛けます。前作と同じく製作はオーストラリアの地で、1988年に作られました。
記者のスーと、共に旅をすることになったクロコダイル・ダンディーの二人は恋人同士となり、ニューヨークで暮らしていました。そんな時、スーの前夫でカメラマンをしていたボブ・ターナーが麻薬組織に殺されてしまいます。
しばらくして、スーのもとへ死んだはずのボブからの荷物が届くのでした。そこにはフィルムが同封されており、それを狙う組織の者たちがスーを捕らえてしまいます。彼女の救出に向かったクロコダイルは、二人で故郷のオーストラリアに逃亡することを決意するのでした。
出演作品③Mr.エンジェル/神様の賭け
1990年製作のアメリカ映画「Mr.エンジェル/神様の賭け」です。自分のことを天使と信じる泥棒と車椅子の青年が触れ合う様子を描くファンタジー作品で、脚本はポール・ホーガンが担当しました。
監督はジョン・コーネル、撮影はラッセル・ボイド、音楽はモーリス・ジャール、編集はデイヴィッド・スティーヴン、美術はヘンリー・バムステッドがそれぞれ担当しています。
泥棒のテリーは、刑務所を出たばかりでしたが、ある日子供を助けようとしたことで代わりに自分が車にはねられてしまいます。
そのまま意識を失い、彼は夢現の世界で神様に出会います。そこで「天使になって地上で人助けをしなさい」と告げられるのでした。そして善行を積むことに目覚めたテリーは、車椅子の青年と出会い、彼の家で居候を始めることになります。
なお、こちらの作品の主演を務めるのは「クロコダイル・ダンディー」の主演であり、リンダ・コズラウスキーのかつてのパートナーでもあるP・ホーガンです。
元泥棒の主人公が、夢の中であったことを現実のことだと思い言動を改めていく様子が、コメディテイストに描かれます。笑って元気になりたい時におすすめの映画です。
出演作品④光る眼
1995年製作の映画「光る眼」です。SFスリラーの名作「未知空間の恐怖/光る眼」をリメイクした作品で、アメリカで製作されました。とある静かな街で、住民たちが一斉に昏睡状態に陥ります。その後しばらくして、受胎可能な女性たちが一斉に妊娠するという事件が起こるのでした。
政府が介入し調査が行われますが、依然として原因はわかりません。そして彼女たちから生まれてきた子供たちは、驚異のスピードで成長していくのでした。子供たちは皆高度な知性と光る眼を持っており、周囲で不可解な現状が頻発します。
科学者バーナー博士に光る眼を持つ子供たちは地球の生命体ではないと聞かされた医師のチェフィーは、彼らに立ち向かおうとするのでしたが…。
元となっている「未知空間の恐怖/光る眼」は、60年代のイギリスの作品です。こちらの作品を先に鑑賞することで、リメイク版にあたる今作をより楽しめるかもしれません。60年代の映画作品に触れる機会はそう多くないでしょうから、是非この機会に視聴してみてください。
リンダ・コズラウスキーの現在【結婚・子供】
リンダ・コズラウスキーは現在、どのように過ごしているのでしょうか。ここからは、リンダ・コズラウスキーの結婚や子供に関する情報などをまとめることで、プライベートな一面に迫ります。
1990年にポール・ホーガンと結婚
リンダ・コズラウスキーは1990年、映画『クロコダイル・ダンディー』で共演したポール・ホーガンと結婚しています。二人は共に『クロコダイル・ダンディー』の主人公を務めており、映画の中での二人の役柄が親密になるにつれてプライベートでも惹かれあったものと思われます。
2014年にポール・ホーガンと離婚
リンダ・コズラウスキーは2014年、結婚23年目にしてポール・ホーガンと離婚しました。二人は2013年9月に別居し始めたようで、リンダが不和を理由に離婚を申請することになったようです。なお、夫のポールは離婚成立時74歳で、人生で三度目の離婚を経験することとなりました。
最初の離婚は1958年から1981年までパートナーだった最初の妻ノーリーンとのもので、彼女との間には5人の子供がいます。二度目は1982年に結婚し、4年後に離婚をした二人目の妻との間で成立したものです。
現在の結婚の噂は?
リンダ・コズラウスキーは現在、旅行に訪れたモロッコで出会った、現地でガイドをしているムーレイ・ハフィド・ババという男性と交際、2017年に結婚したという報道がなされています。
二人は共同でツアー会社「Dream My Destiny」を設立し、現在はモロッコのマラケシュとアメリカのロサンゼルスを往来しながら生活しているようです。
リンダ・コズラウスキーに子供はいるの?
リンダ・コズラウスキーにはポール・ホーガンとの間に一人の子供がいます。息子はチャンスという名前で、離婚当時リンダは共同親権を申し出た上で、夫からの配偶者扶養費も要求しています。
リンダ・コズラウスキーの現在【活動】
リンダ・コズラウスキーは現在、本業である女優業を続けているのでしょうか。気になるリンダ・コズラウスキーのその後についてまとめます。
2001年に女優を引退
さまざまな出演作に恵まれ公私共に順調な生活を送っていたリンダ・コズラウスキーですが、2001年に公開された『クロコダイル・ダンディー in L.A.』を最後に表舞台から立ち去ることとなりました。
リンダ・コズラウスキー出演作品は現在も楽しめる
女優としての活動を引退してしまったリンダ・コズラウスキーですが、これまでの作品を振り返ることでスクリーン上に何度もその輝きは甦ります。
また、リンダ・コズラウスキーの出演した数々の作品は、今も楽しめるものばかりと言えるでしょう。この記事に紹介したリンダ・コズラウスキーの出演作の中で気になるものがあれば、是非チェックしてみてください。
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