1990年代から2000年代にかけて流行っていた子供服ブランドを、覚えているでしょうか。今回は、当時小さな子供からティーン世代まで、そして親世代からも壮絶な支持を集めていた人気子供服ブランドを一挙ご紹介していきます。あの頃人気だったブランドは今現在どうなっているのでしょうか。おしゃれなコーディネート例も一緒にご紹介して行くので、是非最後までご覧ください。
1990年代〜2000年代に流行った懐かしい子供服ブランド10選
今回は、1990年代から2000年代にかけて当時爆発的な人気を誇っていたブランドを全部で10選ご紹介していきます。懐かしさ満点のブランドたちを一緒に見ていきましょう。
1990年代〜2000年代の子供服ブランド①BETTY’S BLUE
まず最初に「BETTY’S BLUE」は、ストライプインターナショナルの傘下にあるレディースアパレルブランド会社のキャンが運営しているファッションブランドです。1985年に誕生し、”キュート&ラブリー”をコンセプトにしながらキッズライン向けの洋服を展開していました。
ポップでインパクトのあるロゴや絵柄などが当時女の子たちの間で大流行しました。中でもブランドのマスコットキャラクターであったエイミーちゃんのプリントアイテムは、看板商品として非常に高い人気を誇っていました。
2009年に惜しまれながらもブランドが休止されその後長らく音沙汰がなかったのですが、2021年に新たなファッションコンセプトを掲げたブランドとして再スタートすることが発表されました。新たなターゲット層は20代以降の幅広い世代の女性たちです。
幼い頃「BETTY’S BLUE」を着て育った女の子たちが再び大好きな「BETTY’S BLUE」の洋服を手に取れるように、当時のターゲット層の成長に合わせてブランドがリスタートしています。
ブランドのパッションや弾ける存在感はそのままに、当時を思い返しながら今の自分らしいファッションを楽しむことができるブランドとして再び愛されており、今後ますます注目度も上がることでしょう。
1990年代〜2000年代の子供服ブランド②COCOLULU
平成のギャル文化の象徴ブランドの1つとも言える「COCOLULU」も、当時爆発的な人気を誇っていたファッションブランドです。中学生から高校生くらいまでのティーン世代をメインターゲットとし、原色を使ったアメリカンカジュアルミックスなテイストの洋服を多く展開していました。
“JOY FASHION!”をコンセプトとして掲げていた「COCOLULU」はファンの間では「CO&LU」という通称で親しまれていました。人気のギャルモデルたちが直接ディレクションとバイイングを行なっており、リアルなターゲット層の声をうまく取り込んだブランド戦略で人気を博しました。
ブランド自体は2016年に全てのショップが閉店となっており、現在は運営されていないようです。Twitterでは当時の主要店舗であった渋谷109店のアカウントのみログとして残されている状態です。
1990年代〜2000年代の子供服ブランド③3年2組
「3年2組」は、神戸発のスクールバス会社が運営していた子供向けのアパレルブランドです。学校をコンセプトに、ウェアーの他にもファッション雑貨やインテリア、文房具など子供たちに人気のある商品を多数展開していました。
ブランドのメインアイテムである3年2組の文字が描かれたロゴの商品は、かなりインパクトと存在感があり当時も非常に話題になっています。現在、ブランドはクローズしています。
1990年代〜2000年代の子供服ブランド④BLUE MOON BLUE
1994年に設立されたファッションブランド「BLUE MOON BLUE」は、”海・ナチュラル・ヘルシー”をメインコンセプトに、飾らずナチュラルにリラックスしながら自分らしいファッションを楽しめるとして当時の女の子たちから高い人気を集めていました。
サーフ系アイテムを多く扱っていたブランドではありますが、海が好きな人やサーフィンが好きな人だけでなく非常に幅広い層のファンを獲得しているブランドとして知られています。
中学生・高校生向けのティーン層をターゲットにしたシリーズを中心に小学生向けのキッズラインも豊富に展開していましたが、2014年にブランドが終了されています。
1990年代〜2000年代の子供服ブランド⑤ANGEL BLUE
日本屈指の子供服メーカーであるナルミヤ・インターナショナルから登場していたのが「ANGEL BLUE」です。当時のナルミヤ・インターナショナルを牽引するビッグブランドの1つとして、幼稚園生から小学生を中心に高い人気を誇っていました。
当時であればブランド名を知らない子はいないというほど、子供達のパイだではかなり定番なブランドだったようです。2000年代初頭には人気絶頂期だったアイドルグループの派生ユニットであるミニモニのメンバーが着用したことで話題になりました。
POP&CUTEで元気いっぱいな女の子のためのブランドとしてストリート系のロゴアイテムやプリントアイテムなどをメインに展開しています。中でも、ブランドのマスコットキャラクターであるナカムラくんを使ったアイテムは非常に注目度が高く、人気を集めていました。
1990年代〜2000年代の子供服ブランド⑥mezzo piano
1988年に誕生し現在でもキッズ世代に高い人気を誇っているのが「mezzo piano」です。ピンクやリボン、レーズニフリルなど女の子が大好きな可愛らしいモチーフをふんだんに使用しているベビー・キッズ向けブランドとなっています。
当時は「ANGEL BLUE」と並びナルミヤ・インターナショナルの主力ブランドとして人気を博しました。2006年からはアウトレットモールにも出店しており、一層勢いを強めている今後も大注目のブランドです。
現在ではあまり見かけなくなってしまっているものの、当時はみみちゃん・ぽぽちゃん・ベリエちゃん・ブルーベリエちゃんといったウサギやクマをモチーフとした愛らしいキャラクターが多くの商品でマスコットとして登場していました。
1990年代〜2000年代の子供服ブランド⑦pom ponette
フレンチテイストをメインキーワードにしているのが次にご紹介する「pom ponette」です。1997年からブランドがスタートしており、「mezzo piano」や「ANGEL BLUE」に続くナルミヤ・インターナショナルの注目ブランドとして人気を集めました。
ブランドマスコットにはミントちゃんという水色のクマのキャラクターが採用されており、当時はこのキャラのイラストがや刺繍が施されたアイテムが多く販売されています。
当時人気だったナルミヤ・インターナショナルブランドの中でもパステルカラーや爽やかなブルーなどを基調とした上品なテイストの洋服が多く展開されていました。
1990年代〜2000年代の子供服ブランド⑧LOVERS HOUSE
大きな瞳が印象的なケン&メリーという2匹のパンダがマスコットキャラクターとして人気を博していたこちらのブランドは、「SUPER LOVERS」のセカンドラインブランドとして設立された「LOVERS HOUSE」です。
2000年代を代表する原宿系ファッションの象徴ブランドとして、当時小学生から中学生の若い世代から注目を集めていました。近年では懐かしいアイテムの復刻版なども発売されています。
1990年代〜2000年代の子供服ブランド⑨SUPER LOVERS
1988年に誕生した「SUPER LOVERS」は、渋谷や原宿などのファッションをメインにポップでカジュアルなテイストのアイテムを多数展開していたアパレルブランドです。「LOVERS HOUSE」のファーストブランドとしても知られています。
“世界中にかつてないほどのLOVEを”をコンセプトに、最近新たなブランドとしての再スタートを切ったばかりなので、今後も変わらず注目しておきたいファッションブランドとなっています。
1990年代〜2000年代の子供服ブランド⑩DAISY LOVERS
トレンドと自分らしさの両方を大事にしたい女の子たちに愛されていたのが、ナルミヤ・インターナショナルから展開されていた「DAISY LOVERS」です。パッション溢れる爽やかなテイストにカジュアルさと程良いガーリーさが混ざったアイテムが多く発表されていました。
可愛らしい猿のルッキーがブランドマスコットとして人気を集めており、当時の小学生・中学生の間では憧れブランドとして知られています。
懐かしいブランドアイテムを活用したコーデ
最後に懐かしのブランドアイテムを使用したおしゃれなコーディネートをいくつかご紹介いたします。レトロな装いに今のトレンドをマッチさせて、自分だけの特別な着こなしをしてみるのもオススメです。
2000年当時大流行していた「ANGEL BLUE」のナカムラくんをとことん持ち寄せたコーディネートは、原宿っぽさとレトロな雰囲気が絶妙にマッチしたオリジナリティー溢れるコーディネートです。派手なスニカーにニーハイソックスでとことん当時をリバイバルするのもポイントです。
リボン付きブラウスにパステルピンクのフレアスカートを合わせてあげれば、「mezzo piano」らしいキュートでガーリーな雰囲気のコーディネートが一気に完成します。短めのくるぶしソックスを履けば、学生っぽいプレッピーな印象もプラスされてより可愛らしい印象に仕上がります。
昔懐かしい子供服ブランドはSNSでも人気!
いかがでしたか?今回は、1990年代から2000年代に流行っていた昔懐かしい子供服ブランドをご紹介させていただきました。近年SNSの普及により懐かしのブランドアイテムたちが再び注目され始めています。これを機に、懐かしいブランドのアイテムをもう一度チェックしてみるのも良いでしょう。