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黄色やオレンジ色の宝石15種類の特徴や石言葉をご紹介!

宝石・ジュエリー

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数ある宝石の中でも、圧倒的な華やかさを秘めているのが黄色やオレンジ色をした宝石たちです。今回は、そんなパッション溢れる鮮やかな黄色とオレンジ色の宝石が持つ特徴や気になる石言葉について徹底的に調査いたしました。ご紹介する宝石は全部で15種類です。ネックレスやリングなどのアクセサリーとして着用したい方も、パワーストーンとして携帯したい方も、この記事を読んで是非今後の宝石選びの参考にしてみてください。

黄色やオレンジ色の宝石が与える印象とは?

見るもの全てを魅了するきらめきを放つ宝石は、性別や世代を問わず、世界中で愛されています。ネックレスやリング、ブレスレットなどのアクセサリーとしてはもちろん、パワーストーンとしてその効力にあやかることができる宝石は使い道も様々です。

今回はそんな宝石の中でも特に華やかで鮮やかなカラーが魅力の、黄色やオレンジ色をした宝石たちをピックアップしてご紹介していきます。

黄色やオレンジは一般的にビタミンカラーと呼ばれており、フレッシュで健康的なイメージの強い色味として多くの人々に親しまれています。また、ランドセルカバーやひよこのカラーと一体イメージから、幼さや可愛らしさなどの純粋さを連想させる力もあります。

黄色もオレンジもどちらも暖色系のカラーに属するので、温かみのある親しみやすい色として性別や世代を問わず多くの方に好感を持たれているのです。

黄色・オレンジ色の宝石15種類の特徴や石言葉を紹介

ここからは早速、黄色・オレンジ色をした魅力ある宝石たちを種類ごとに詳しくご紹介していきます。宝石は色味や見た目の美しさだけでなく、その歴史や産地、持っているパワーや効力などにも様々な特徴が秘められています。

黄色・オレンジ色の宝石①シトリン

まず最初にご紹介するのは、こちらの宝石「シトリン」です。ブラジル・マダガスカル・モザンビーク・タンザニアなどを主な原産地とする「シトリン」は、フランス語でレモンを意味するcitronという言葉からその名が付けられました。

水晶の一種である「シトリン」は市場に出回っているほとんどが人工的に加工されたものと言われています。もともと水晶は黄色に変色しにくく、天然の「シトリン」は非常に珍しい宝石なのです。

従って、多くの「シトリン」が採掘されたアメジスト(紫水晶)を熱加工して、黄金色に変色させたものになっています。また、この宝石は11月の誕生石としても親しまれており、知名度も比較的高いです。

シトリンの石言葉

  • 友情
  • 輝き
  • 生命力

黄色・オレンジ色の宝石②イエローサファイア

「イエローサファイア」は名前の通りサファイアの一種で、ダイアモンドの次に硬い鉱物であるコランダムと呼ばれる宝石に属します。

サファイアと聞くと青色の宝石をイメージされる方が多いかもしれませんが、実はイエローの他にもグリーンや紫など様々なカラーが存在するカラフルな宝石の1つなのです。鉱物に中の内包物の量や物質の成分によって宝石ごとに色が変化するという仕組みになっています。

「イエローサファイア」の中でもゴールデンサファイアと呼ばれる深みのある黄色の宝石は特に希少価値が高いと言われています。

イエローサファイアの石言葉

  • 誠実
  • 慈愛
  • 真理
  • 貞操
  • 友情

黄色・オレンジ色の宝石③イエローダイヤモンド

炭素の結晶によって完成する世界一高価な宝石であるダイアモンドの中にも、黄色味を帯びた「イエローダイアモンド」という種類の宝石が存在します。「イエローダイアモンド」はダイアモンドの中でも比較的出土量が多いと言われている宝石です。

中でも特に、カナリアのような鮮やかな黄色が美しいカナリー・イエローというイエローダイアモンドは別格です。無色のダイアモンドとも引けを取らない高額で取引されるほど、希少価値が高いと言われています。

イエローダイヤモンドの石言葉

  • 自信
  • 神々しさ
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黄色・オレンジ色の宝石④トパーズ

紅海にあるトパジオスという小さな島から名付けられたと言われているのが、続いてご紹介する「トパーズ」という宝石です。黄色い宝石の中でもかなりメジャーな宝石であり、多くは濃いオレンジがかった色味をしています。

現在の主な原産地にはブラジルが挙げられますが、かつては日本からも出土していました。今ではそのほとんどが海外へ流出してしまっているので、日本国内での採掘は見られていません。日本では黄玉という名前でも親しまれています。

トパーズの石言葉

  • 友情
  • 友愛
  • 希望
  • 潔白

黄色・オレンジ色の宝石⑤イエローアパタイト

緑がかった優しい黄色をしているこちらの宝石は、「イエローアパタイト」と呼ばれているものです。ペリドットやトルマリンなどの宝石と混同されることが多かったことから、惑わせるという意味のアパタイトという名前が付けられました。

宝石の中では比較的柔らかいタイプの石なので、傷がつきやすかったり壊れやすかったりするのが難点です。アパタイトの中でも定番のカラーであるブルーやグリーンに比べて圧倒的に数が少なく、希少価値が高いと言われています。

イエローアパタイトの石言葉

  • 欺く
  • 惑わす
  • 戯れ

黄色・オレンジ色の宝石⑥レモンクォーツ

「レモンクォーツ」は爽やかなレモンカラーが美しい水晶の一種です。光を反射するハニーイエローの明るいカラーが眩しく見る者の心を照らしてくれます。しかし、天然の「レモンクォーツ」はかなり珍しく、市場へはほとんど出回りません

レモンクォーツの石言葉

  • 前向きなエネルギー
  • 明るい未来へ向かう

黄色・オレンジ色の宝石⑦カナリートルマリン

様々なカラーがあるトルマリンの中でも、特に珍しいと言われているのが「カナリートルマリン」という宝石です。

カナリアの鳥のような鮮やかなイエローをしていることから名付けられており、大手ジュエリーブランドのティファニー社によって販売されたことがきっかけでその人気に火がつきました。主な原産地はアフリカのザンビア共和国が挙げられます。

カナリートルマリンの石言葉

  • 心身強化
  • エネルギー
  • 活力
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黄色・オレンジ色の宝石⑧コハク

樹木から分泌される樹液が化石化することで誕生する「コハク」は、日本でも古くから親しまれている宝石の1つでしょう。海外では香気を放つ物質という意味のamberという名前で呼ばれています。

「コハク」の多くは黄色みのある飴色をしており、少し濁りのある独特な重厚感の漂う見た目をしています。ジュエリーとしてはもちろん、その効力の強さからパワーストーンとしても使用されることが多いです。

コハクの石言葉

  • 抱擁
  • 活性
  • 癒し
  • 家族の繁栄

黄色・オレンジ色の宝石⑨ファイアオパール

続いてご紹介するのはこちらの「ファイアオパール」という宝石です。鮮やかなイエローの中にも様々な色味のきらめきが見えるのは遊色効果のあるオパールの特徴と言われています。

中にはコモンオパールと呼ばれる遊色効果のないタイプも存在しますが、一般的にはきらめきがより美しいプレシャスオパールと呼ばれる遊色効果のある石の方が希少価値が高いようです。古代ギリシャ語で宝石という意味を持つオパールはまさに、宝石の中の宝石と言えるでしょう。

ファイアオパールの石言葉

  • 情熱
  • 生命力
  • 創造力

黄色・オレンジ色の宝石⑩スフェーン

きらめきの強い宝石が好きな方にオススメしたいのが、続いてご紹介する「スフェーン」です。ジュエリーやアクセサリーとしてよりもパワーストーンとしての使用率が高いのがこの宝石の特徴となっており、日本では楔石という名前で親しまれています。

スフェーンの石言葉

  • 永久不滅
  • 純粋

黄色・オレンジ色の宝石⑪パパラチアサファイア

鮮やかで華やかなオレンジ色が目を引くこの宝石は、「パパラチアサファイア」と呼ばれている石です。数あるサファイアの宝石の中でも特に稀少性が高いことから別名「幻の宝石」とも言われており、市場に出回ることは滅多にありません。

ピンクみのある赤っぽいオレンジ色から黄色みの強いオレンジ色まで、様々な色もの宝石が採掘されています。その鮮やかな彩度の高さからドイツでは夕焼けの色とも称されているようです。

パパラチアサファイアの石言葉

  • 光の花
  • 一途な愛
  • 運命の恋

黄色・オレンジ色の宝石⑫スファレライト

「スファレライト」は、高い分散率と屈折率で宝石の王様ダイアモンドにも劣らない美しさと言われています。非常にきらめきが強く薄くしい宝石ですが、高度が低いため装飾用としての利用はあまりされていません

褐色がかったオレンジや赤みを帯びたレッドオレンジなどのカラーが多く、透明度はやや低めなのが特徴です。稀に高い透明度を誇るクライオフェンというタイプの「スファレライト」が発掘されますが、かなり希少価値が高く、限られたコレクター間のみで取引されることがほとんどとなっています。

スファレライトの石言葉

  • 幻惑
  • 調和

黄色・オレンジ色の宝石⑬クリソベリルキャッツアイ

淡い黄緑色やブラウンみのあるイエローのカラーが魅力的なこちらの宝石は、「クリソベリルキャッツアイ」と呼ばれている石です。シャトヤンシー効果が猫の目のように見えることからキャッツアイという名前がつけられています。

日本では金緑石という名前で親しまれており、ジュエリーやアクセサリーとしてよりもパワーストーンとして使用されることが多いのが特徴です。

クリソベリルキャッツアイの石言葉

  • 守護
  • 慈愛

黄色・オレンジ色の宝石⑭スペサルティンガーネット

「スペサルティンガーネット」は、原産地であるドイツのSpessart(シュペッサルト)という地名が元になって名付けられ宝石です。サーモンピンクのような可愛らしいオレンジ色が魅力と言われています。

「スペサルティンガーネット」はこれまでに日本国内でも度々採掘されており、一般的には満礬柘榴石という和名で親しまれています。

スペサルティンガーネットの石言葉

  • 生命力
  • 貞節
  • 友愛

黄色・オレンジ色の宝石⑮スティルバイト

「スティルバイト」はクリームがかった柔らかな黄色の宝石で、微光を放つというギリシャ語のsilbeinからその名がつけられました。宝石の断面がガラス質となっている少し特殊なタイプの石で、角度によっては真珠のように見えることもあるようです。

古くから毒素を取り除く力があると言い伝えられているので、気持ちが落ち着かない時や不安に取り込まれた時などにそばに置いておくとその効力を存分に発揮してくれます。

スティルバイトの石言葉

  • 創造性
  • 気高さ

意味や効果を知って黄色やオレンジ色の宝石を身につけよう

いかがでしたか?今回は魅力溢れる宝石の中から黄色とオレンジ色のカラーを持った宝石たちをピックアップしてご紹介させていただきました。

健康的でフレッシュなイメージを持つビタミンカラーの宝石は、その効力だけでなく色味からも元気なパワーをもらうことができます。

アクセサリーとして使えばファッションやコーディネートのアクセントになることはもちろん、パワーストーンとして携帯すればいつでも力強いパワーを感じることができるでしょう。気になっている方は是非これを機に、お気に入りの宝石を見つけてみてください。

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