あなたは、自分自身の前世について考えたことがありますか?この記事では、「前世とは何か」を解説し、前世の記憶がある人の特徴や、思い出す方法も紹介しています。また、あわせて前世の記憶を知りたいときに注意するべきことについても書いているので、前世のことに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
前世って本当に存在するの?
前世について考えたことがありますか?前世が何かもわからない人や興味が無い人もいるかもしれません。そこでここでは、「そもそも前世ってどんなものなのか」を解説しています。
そもそも前世ってどんなもの?
人は、生きることと死ぬことをくり返す「輪廻転生」という考え方があります。その中で、今の自分が生まれる前に生きていた人生のことを「前世」と言います。魂は同じでも、住んでいる場所、時代、そして今の自分とは全くの別物で、別人だと考えられています。
人は何度も生まれ変わり、色々な生き方をしています。生まれながらにして前世の記憶がある人や、ふと何かがきっかけで思い出す人もいます。しかし、ほとんどの人は自分の前世のことを知らなかったり、思い出せなかったりします。
子供は前世の記憶を思い出しやすい
前世の記憶は、大人よりも子供の方が残っていると言われています。その理由は、子供は、生まれ変わってからまだ時間が経っていないためだとされています。
特に、言葉を発するようになる2~7歳くらいまでの年齢の子供であれば、前世の記憶を思い出し、話せることが多い傾向にあります。
前世は存在する?前世の記憶がある人の特徴
前世についてどのようなものかおわかりいただけたと思います。そこで続いては、前世の記憶がある人の特徴について詳しく解説していきたいと思います。
特徴としては、①他人が知らない情報を知っている、②子供時代に前世の記憶を話したことがある、③デジャブが起こりやすい、④生まれつきの傷があるなどがあげられます。
特徴①他人が知らない情報を知っている
よくテレビ番組で報じられている未解決事件の中で、過去に自分を殺した犯人のことや、詳しく明かされていない捜査情報を知っている人が出演していることがあります。
これは、すでに亡くなった人の生まれ変わりの人であることが多く、指示された場所に遺体があったり、犯人と被害者にしかわからない情報など、実際の証言を元に解決された事例が存在することがあります。
特徴②子供時代に前世の記憶を話したことがある
前世の記憶がある子供が突然、「本当に住んでいる家は〇〇という場所だよ」「〇〇年〇月〇日に死んだ」といった具体的な地域や日付を言うときがあります。このことは、決しておかしいことを言っているわけではなく、実際に前世の記憶がある人の特徴になります。
この記憶は、年齢や経験と共にだんだん薄れていき、8歳頃には消滅するか、話さなくなるということが分かっています。誰にでも存在しうる前世の記憶を話すか話さないかで特徴がわかることもあります。
特徴③デジャブが起こりやすい
寝ているときに夢を見ることがありますが、この夢の記憶の中で未来を見ていることもあります。このことを「デジャブ」と言い、「このシチュエーション、前にもどこかで見たような…」「前にも同じような場面に遭遇した」が多いときは、前世の記憶がある可能性が高いです。
デジャブは、霊感に近く、近い将来に起きる知らせを予知夢として見ることがあります。過去に経験したことは、魂に残りやすく、現世で行ったことがない土地に行くと初めてじゃない感じがするときなどはこちらのケースに当てはまることがあります。
特徴④生まれつきの傷がある
前世の記憶がある人の中には、生まれつきの傷があることがあります。その傷は、前世で何らかの障害があったことや、亡くなった際にできた傷と関係していることを指します。前世の記憶がある人の特徴としては珍しくもないので、ある日ふと思い出すかもしれません。
前世の記憶を知りたい!呼び覚ます&思い出す方法
ここまで、「前世とは何か」「前世の記憶がある人の特徴」についてお話しました。次に、前世の記憶を呼び覚ます・思い出す方法について紹介します。
方法としては、①退行睡眠、②瞑想、③自分の感情を見つめ直す、④夢日記をつける、⑤専門家に頼るなどがあげられます。
呼び覚ます&思い出す方法①退行睡眠
「退行睡眠」とは、眠っている状態で現在から過去、幼少期から胎児期、生まれる前の状態まで戻って前世の記憶を取り戻す方法のことです。このやり方は、慎重に記憶をさかのぼることが特徴で、睡眠退行のプロに施術してもらうのが一般的です。
睡眠退行で得られた記憶は、必ずしも正しいとは限りません。もともと何かの問題があり、その解決策を求めて記憶を取り戻していた場合は、前世を思い出す過程で何か得られるものがある可能性が高いです。
呼び覚ます&思い出す方法②瞑想
前世を思い出す方法として、「瞑想」する方法もあります。瞑想する際に、「その時に見えた光景やモノをメモする方法です。また、就寝前にベッドにあおむけの状態になり、体全体の力を抜き、腹式呼吸をしてみましょう。
リラックスしながら思い出したものを後からメモに残しておくことで、前世について何らかの気付きがあるかもしれません。瞑想は、繰り返すことで、感覚が研ぎ澄まされていくので、断片的な記憶が戻ることがあります。
呼び覚ます&思い出す方法③自分の感情を見つめ直す
自分の感情を見つめなおすことも、前世の記憶を取り戻すことができます。見つめ直すといっても様々な方法がありますが、一番簡単なやり方は、生活の中で出てくる「好き・嫌い・不快・懐かしい・怖い・切ない」等の感情や感覚にアンテナを張ることです。
そうすると、今まで全然意識しなかった出来事を考えるようになるので、その根本的な理由を追求することで、前世を思い出すきっかけになることもあります。
呼び覚ます&思い出す方法④夢日記をつける
夢日記をつけることも前世を思い出す方法のひとつです。今まで会ったことのない人や、行ったことがない場所が出てくる夢は、前世と現世をつなげてくれる重要な手掛かりだと言われています。
夢というのは、その人の深層心理が出てくるということなので、そこに出てくるものや出来ごとは、魂が深く眠っていて、前世の記憶が夢に出てくることと同じです。その梅を日記としてつけておくと、前世の記憶の手掛かりをつかめるかもしれないと言われています。
呼び覚ます&思い出す方法⑤専門家に頼る
前世の記憶を効果的に思い出す方法は、やはり「専門家に頼る」ことがおすすめです。霊能力者など、前世が見える人に霊視してもらうという方法です。
自身で思い出すということではありませんが、霊視してもらったことがきっかけで、自分で前世を思い出すことがあります。手軽にできる前世占いから、本格的に見てもらえる占いまで試してみてもいいかもしれません。
前世の記憶を知りたい時に注意すべきこと
最後に、前世の記憶を知りたいときに注意すべきことについて解説しています。注意点としては、 ①トラウマが蘇る可能性がある、②自分の気持ちをしっかり持つ、③気分悪くなったら休憩することなどがあげられます。
知りたい時の注意点①トラウマが蘇る可能性がある
前世の記憶を取り戻したことで、トラウマがよみがえる可能性があります。前世を思い出すということは、良いことばかりだけではなく、悪いことも一緒に思い出すということであります。
死んだ時の記憶や、苦しくなるような出来事を思い出すこともあるので要注意です。ショッキングな内容は、人それぞれなので、それなりの覚悟を持って前世と向き合う必要があります。
知りたい時の注意点②自分の気持ちをしっかりと持つ
前世の記憶を思い出す過程で、経験していない出来事が記憶として戻ることがありますが、そのときにどういう感情が伴うか注意深く観察してみてください。
そういう記憶は突然来ることがあるので、現世ではなく、前世の記憶なので、実際に記憶でもあります。良い感情、悪い感情どちらが湧いてきたとしても、自分の気持ちをしっかり持つようにしてください。
あまり良くない方向に気持ちが向くようであれば、前世の記憶を取り戻すのはストップした方がいいかもしれません。
知りたい時の注意点③気分が悪くなったら休憩する
前世の記憶を思い出したときに、気分が悪くなったら一度休憩してみましょう。前世の記憶というは、辛いときや苦しいときの記憶の方が多いため、ネガティブな経験や想いは、エネルギーが強く残ってしまい、思い出されやすいことがあります。
何を見ても動じない、過去に影響されないような覚悟を持ってください。そのうえで、気分が悪くなったら休憩して再度挑戦してみてください。
前世の記憶を思い出すと新たな発見があるかも!
いかがでしたか?この記事では、「前世とは何か」「前世の記憶がある人の特徴」「前世の記憶を思い出す方法」について解説しました。前世とは、生きることと死ぬことをくり返す「輪廻転生」という考え方の中で、今の自分が生まれる前に生きていた人生のことです。
前世がある人の特徴は、他人が知らない情報を知っていたり、子ども時代に前世の記憶を話したことがある、デジャブが起こりやすい、生まれつきの傷があるということです。
また、前世の記憶を取り戻す方法として、退行睡眠、瞑想、自分の感情を見つめなおす、夢日記をつける、専門家に頼る方法があります。
前世の記憶を知りたいときは、「トラウマが蘇る可能性がある」「自分の気持ちをしっかりと持つ」「気分が悪くなったら休憩する」ことに注意しましょう。