魚に詳しい芸能人と言えば、だれでも「さかなクン」の顔が思い浮かぶことでしょう。魚については饒舌な彼ですが、本人のプロフィールや経歴については意外と知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「さかなクン」のプロフィールや経歴、プライベート事情などについてご紹介します。
さかなクンとは
「さかなクン」は、テレビで魚系をネタにしたバラエティ番組や教育番組、クイズ番組などがあると必ずと言ってよいほど出演しているタレントで、魚についての詳しい知識を披露し、周囲の人を圧倒させています。
大人だけでなく、子供向けの教育番組では魚について子供にもわかりやすく説明しており、さかなクンは子供にも人気のあるタレントでもあります。ここではさかなクンのプロフィールや経歴についてチェックしてみましょう。
さかなクンの年齢などのプロフィール
さかなクンは1975年生まれ、東京都出身です。本名は「宮澤正之(みやざわまさゆき)」といい、父親は囲碁棋士の宮沢吾朗九段です。現在は40代後半のさかなクンは見た目が若い上に、いつも独特の話し方でテンションが高いので実年齢よりも下に思われた方も多いでしょう。
血液型はO型で、東京海洋大学の客員准教授、そして名誉博士という肩書き以外に、お魚らいふコーディネーター、イラストレーターなど多くの肩書きを持っています。
さかなクンの経歴
さかなクンは東京都で生まれたものの、4歳のときに神奈川県綾瀬市に移住しています。そして1993年、18歳のときにテレビチャンピオンの「第三回全国魚選手権」に出場し、見事準優勝を果たしました。
その後も同番組の常連出場者となり5連覇を達成、殿堂入りをしています。その後は同番組のスタジオゲストや挑戦者の相手役兼審判として出場したり、同番組で使われるパネルのイラストを描いたりなど、番組に欠かせない存在として活躍していました。
2002年あたりはイラストレーターとして活動しており、テレビのドキュメンタリーなどに出演したのがアナンインターナショナルの会長の目に留まり、以後、同事務所に所属しながら活動しています。
現在は、日本魚類学会会員や農林水産省お魚大使、新潟おさかな大使などいろいろな機関に所属したり、大使として活躍したりなどしており、さかなクンの顔をメディアで見かける機会も少なくありません。
さかなクンの学歴
魚博士という印象があるさかなクンですが、この道に至るまでにはどこで勉強してきたのか、ここではさかなクンが通っていた学校にスポットを当ててご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
出身大学
さかなクンは高校生のとき、当時の東京水産大学(現在の東京海洋大学)の水産科を目指して勉強していたそうです。しかしながら入学できず、1994年4月に日本動植物専門学院アニマルケアー科に進学しています。
さかなクンが同大学を目指していたときに、すでに水産科はなくなっていたそうなので、合格していたとしても希望学科には入れなかったということになります。さかなクンは日本動植物専門学院を1996年3月に卒業しました。
魚については右に出るものがいないほどの知識を持っているさなかクンですは、大学出身ではないというのが少し意外に思われた方もいるでしょう。大学を出たからと言って、あれだけの知識が身につけられるわけではない、何事も本人次第というのがさかなクンの経歴から伝わってきます。
出身高校
さかなクンは神奈川県にある綾瀬西高校を卒業しています。この県立高校は偏差値レベルは決して高くないものの、生徒たちがのびのびとした雰囲気で通っていることで知られています。
ちなみにお笑いコンビの「ドランクドラゴン」の鈴木拓はさかなクンの高校時代の同級生だったそうです。鈴木拓が過去に、さかなクンが持っていた鉛筆や消しゴム、下敷きなどの文房具はすべて魚関連だったと語ったエピソードもあります。
さかなクンは小さいときから父親に連れられて登山をしており、幼少期は登山があまり好きではなかったものの、高校では父親との思い出が懐かしくなり登山部に所属していたそうです。
高校2年生のときは吹奏楽部に所属し、クラリネットを吹いていました。現在のさかなクンのイメージとは少しつながりにくいかもしれません。
ちなみに高校時代にスーパーの鮮魚コーナーや熱帯魚店などでアルバイトをし、魚をきれいに見せる方法やお客さんに魚についてわかりやすく説明する仕方などを学んだそうです。このときのアルバイトの経験が、現在のさかなクンの基礎を作ったと言えるでしょう。
出身中学校
さかなクンは綾瀬市立北の台中学校を卒業しています。同中学校の偏差値はあまり高くないものの、その分子供達がのびやかな空気で毎日を過ごしており、いじめなどが少ないという情報もあります。
高校で一緒だったドランクドラゴンの鈴木拓も同中学校卒業生です。ほかには野球選手の高田孝一、女優の志田未来などが卒業生として名を連ねています。中学ではさかなクンは「吹奏楽部」を「水槽のある部」と勘違いし、入部していたそうです。同部ではトロンボーンを演奏していました。
ちなみにさかなクンは、中学時代に学内で飼育していたカブトガニの人工ふ化に成功しており、新聞などでその功績を取り上げられ注目を浴びたこともあります。
出身小学校
小学校は綾瀬市立北の台小学校を卒業しています。小学校時代からさかなクンは絵を描くことが大好きで、ある日クラスメイトが描いたタコの絵に興味を惹かれ、魚屋や水族館へタコを見に出かけるなど、次第に海の生き物への興味が広がっていったそうです。
学校の図書室で魚の図鑑を眺めるなど、「好き」という気持ちから徐々に自身の知識を深めていったようです。
当時、おとなしい性格だったさかなクンは、勉強や運動は苦手だったものの、道場で出されるお汁粉めあてに、剣道を6年間習っていたそうです。この剣道のおかげで忍耐力がついたとも後に語っています。
さかなクンは結婚して離婚している?
テレビではテンション高く魚についての知識を披露しているさかなクンですが、プライベートでは結婚しているのか気になるところです。ここではさかなクンが決して表には出さないプライベート事情にスポットを当ててみます。
愛知県の一般女性と結婚との噂
一部メディアで、さかなクンが2008年ごろに愛知県名古屋市出身の一般女性と結婚していたという噂が2011年に浮上したことがあります。しかしながらこの噂の出所についてはあいまいで、結局真相は不明のままです。
当時の噂では、すでに子供がいるという話もありましたが、さかなクンはこれまで一度も自身の結婚相手や子供の有無などについて語ったことはなく、ガセネタだと思われます。
さかなクンの結婚に関する発言
さかなクンはプライベートについてほとんど語ることがないため、結婚や子供の有無などが気になるところですが、2015年に「中居正広のキンスマスペシャル」に出演した際、結婚の事実について母校の生徒から聞かれたさかなクンは、「妻子はいない」と明言しています。
ネットを信じてはいけないとも話しており、さかなクンの性格からして子供相手に嘘をつくとは考えにくいので、本人の発言は信じて間違いないでしょう。
他にもあったさかなクン結婚の噂の原因
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さかなクンの結婚の噂はなぜ立ってしまったのか、ここではその原因について検証してみます。視聴者になぜ勘違いされたのか、ぜひ参考にしてみてください。
原因①ヤフー知恵袋の書き込み
デマ情報が出回った原因の一つに、何者かがさかなクンについて結婚しているという偽情報をヤフー知恵袋にて流したせいだというのがあります。この偽情報はあちらこちらの知恵袋に書き込みされ、それを読んだ読者が信じてしまったようです。
そのせいでさかなクンはあちらこちらのメディアで、自身の結婚説について否定する姿が見られました。ある意味とんだ災難だったと言えるでしょう。
原因②CMで付けた結婚指輪
このほかの原因としては、さかなクンがCMに出演した際、家族の父親役ということで左手の薬指に指輪をして出演したところ、本物の結婚指輪ではと勘違いされたそうです。演出であったにも関わらず、本物らしく見えてしまったということは、それほどさかなクンの演技がうまかったからともいえます。
さかなクンに結婚願望はあるの?
結婚の噂が何度もたったものの、実際は独身だと思われるさかなクンですが、結婚願望はあるのかどうかが気になります。2019年10月にさかなクンが「誰だって波瀾爆笑」二出演した際、結婚はあるかどうかについて聞かれると、「無理ですね」と語っています。
現在40代後半、50代まであと少しという年齢ですし、結婚に憧れる時期もすでに過ぎてしまったようです。今後さかなクンの方から女性にアプローチするというケースはほぼないかもしれません。
さかなクンは現在も結婚せずお魚一筋
今回はさかなクンのプロフィールや経歴、学歴、そのプライベート事情についてご紹介しましたが、いかがでしたか?さかなクンは結婚もせず、お魚一筋でこれまでの人生を歩んできました。
そのまっすぐな情熱はこれからも魚たちだけに向けられていくのでしょう。これからもその魚についての知識を活かしながら、いろいろな分野で幅広い活躍を見せてほしいものです。