映画『パラサイト』は、1998年に製作されたアメリカ映画です。学生達が異星の生命体と戦うSFホラーとして描かれています。この記事で紹介するのは、映画『パラサイト』のネタバレを含むあらすじです。主要キャストについても詳しく解説するので、本作に興味がある方はぜひ最後までご覧ください!
目次
映画『パラサイト』の作品情報
映画『パラサイト』は、1998年に製作されました。舞台は、田舎の高校です。在籍する高校生たちと突然現れた異星の生命体との戦いが描かれています。
監督は『フロム・ダスク・ティル・ドーン』で有名なロバート・ロドリゲス監督です。脚本は『ラストサマー』や『スクリーム1、2』のケヴィン・ウィリアムソンが務めました。
本作は、ホラー作品の製作に携わった経験のある監督と脚本家によるSFホラー映画です。ホラーと青春時代の雰囲気が同時に楽しめる作品として描かれています。
映画『パラサイト』の主要キャスト
まずは映画『パラサイト』で活躍した主要キャストを紹介します。あなたが知っている俳優や女優がいないか確認してみてください。
主要キャスト①ジョシュ・ハートネット:ジーク
ジョシュ・ハートネットは、アメリカ・サンフランシスコ出身の俳優です。高校時代はアメフト選手として活躍していましたが、怪我をきっかけに将来の夢を俳優へと方向転換しました。
映画デビューを果たしたのは、本作と同じ1998年に公開された『ハロウィンHD』です。近年の作品だと2017年公開の『マイナス21℃』で主演以外にも製作を務めています。
映画『パラサイト』では、賢い不良であるジーク・タイラーを印象的に演じました。本作での強い存在感をきっかけに人気俳優となります。
主要キャスト②ジョーダナ・ブリュースター:デライラ
ジョーダナ・ブリュースターは、パナマ出身の女優です。本作で映画デビューを果たしました。その後、2001年に公開された『ワイルド・スピード』でさらに人気を獲得します。
特に男性から高い人気を獲得しており、アメリカの男性誌が主催したセクシーな女性100人を選ぶ企画では、3年連続で選ばれました。2011年には11位を獲得しています。
映画『パラサイト』では、新聞部とチアリーダーを兼任する高校生女子のデライラを演じました。高い洞察力でいち早く学校の異変に気付いた人物です。
主要キャスト③イライジャ・ウッド:ケイシー
イライジャ・ウッドは、アメリカのアイオワ州出身の俳優です。映画俳優として活躍する以前は、子役としてコマーシャルやテレビ出演で活躍していました。特に2001年に公開された『ロードオブザリング』のフロド役で有名です。
映画『パラサイト』では、成績優秀でありながらもいじめられっ子のケイシーを演じました。勇気ある行動で仲間たちを窮地から救います。
主要キャスト④クレア・デュヴァル:ストークリー
クレア・デュヴァルは、アメリカ・ロサンゼルス出身の女優です。自分で生活費を稼いでいた10代半ばに女優を志し、厳しい境遇でありながらも女優として活躍するようになります。『パラサイト』 の出演がきっかけに知名度を上げました。
本作では、SFオタクの高校生女子のストークリーを演じています。他社との関わりを避けている変わり者という立ち位置です。
映画『パラサイト』のネタバレあらすじ
ここからは、映画『パラサイト』の詳しいあらすじを解説します。内容の根幹に触れますので、ご都合に合わせてご覧ください。
ネタバレあらすじ①起
オハイオ州のハリントン高校では、アメフト部の厳しい監督が部員たちを怒鳴っているのが日常風景でした。アメフト部の練習が終わってから夜に、校長は教師たちを集めて経費削減するよう説明をしています。
説明が済んだ校長は帰宅しようとしますが、忘れ物をしたので校長室へと戻りました。しかし、突然現れたアメフト部のウィリス監督が校長を襲います。
逃げ場を失った校長はオルソン先生に助けを求めましたが、異様な雰囲気を醸し出すオルソン先生にハサミで切り裂かれました。事件の翌朝、物語に深く関わる高校生たちが現れます。
不良のジークだけが派手な車で現れました。スクールバスから出てきたケイシーは、新聞部でチアリーダーのデライラで見とれていたところで誰かから殴られます。
その風景を見ていたのが変わり者のストークリーでデライラの彼氏であるスタンもいました。ブロンドで転校生のメアリーベスは少し遅れてやってきます。個性豊かな生徒たちは、それぞれ思い思いに学校で過ごしていました。
ネタバレあらすじ②承
スタンはアメフト部で大活躍する選手でしたが、退部するつもりでした。付き合ってるデライラに退部の意思を伝えると「あなたが人気選手でなければ付き合いたくない」と言われてしまいます。
それでも自分の意思が固まっていたスタンは、ウィリス監督に辞意を伝えました。その後スタンは、ブランメル先生が「あいつらは1人残らず寄生する気だわ!」と言ったのを聞きます。
ブランメル先生は、火傷したような異様な外見でした。スタンは側にいたケイシーに助けを呼ぶよう言いましたが、オルソン先生に「ブランメル先生は病気で精神がおかしくなった」と説明されます。
異変に気付いたケイシーは、デライラと秘密を探りました。忍び込んだ教員用ラウンジで「ブランメル先生は老いすぎてたから失敗した」「教師はほとんど寄生した」と聞きます。
ネタバレあらすじ③転
ブランメル先生の遺体を見て驚き、盗み聞きが見つかった2人は逃げますが、周りにいる教師たちが異様な雰囲気を持っていたため2人は両親を頼りました。警官と両親が到着したときには遺体は消えていたうえに、未知の生命体は警官にも寄生します。
ケイシーは、SF好き仲間で変わり者のストークリーにここまでの事件を相談しました。SF作品を何個か挙げた2人は、寄生するエイリアン「パラサイト」の仕業だと推測します。
地球人はSFで起こる出来事を架空だと思っているので、エイリアンの作戦に引っかかりやすいかもしれないと地球の危機を感じ始めました。
メアリーベスは家庭環境が似ていることから、ジークと仲良くなりました。しかしメアリーベスは、ジークのドラッグは断ります。パラサイトに寄生されると、外見はそこまで変わらなくても異常に水分を欲する傾向です。
寄生された教師たちは、寄生されていない生徒たちを襲撃します。そのため、ここまでで寄生された人は教師だけでなく、生徒にも増えていました。
ネタバレあらすじ④結
ジークは、襲撃からを振り切れた生き残りです。ジークは、パラサイトは水がなければ生きられないという説を残った生徒たちに証明します。加えて、カフェインの利尿作用を使ったドラッグが効果的だと判明しました。
残った生徒たちはパラサイトと戦う決意をして、寄生されていないという証明をするためにジークのドラッグをみんなで吸います。しかし、デライラは既に寄生されていたため逃げました。
パラサイトの母体をドラッグで倒せばみんな亡びると仮説を立てて、校長にドラッグを吸わせようとしますが、パラサイトのボスは味方だと思っていたメアリーベスです。
寄生されていないのは、ケイシーのみとなりました。メアリーベスは「寄生されれば、いじめのない世界になる」とケイシーを誘惑しますが、ケイシーはメアリーベスにドラッグを吸わせます。
パラサイトの母体を倒せたので、寄生された人は元に戻りました。さらに、ケイシーは世界を救った人物として称えられるようになりました。
映画『パラサイト』の見どころ
『パラサイト』の見どころは、スクールカーストが違う生徒同士が団結して戦う点です。人気者の男子と人気者のサポートをする女子、文化活動に精を出す生徒たちや不良など、それぞれ立ち位置が異なります。
性格も個性豊かに描写されているため、共感できる方も多くいらっしゃるはずです。普段なら協力などしなさそうな生徒たちでしたが、学校の異変から地球の危機を感じ取り、生き残りをかけて団結します。
異変を表現する不気味なシーンやスリル溢れる展開など、日本だけでなく世界でもファンが多い作品です。怖さやスリルだけでなく、しっかりとしたストーリーも感じられます。
映画『パラサイト』の口コミ・評価
ここでは、実際に『パラサイト』を鑑賞した方の口コミ・評価をご紹介します。偏りなく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
良い口コミ
さまざまなタイプの高校生たちが、一丸となってエイリアンに立ち向かっていくお話。(どんでん返しあり)個人的には、なかなか楽しめました!
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/
最高のB級娯楽作になっている。何より嬉しかったのが物体Xの検査シーンへのオマージュが唯一成立してるから!
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/
中立的な口コミ
予想を裏切る展開でそこそこ面白かったです。突っ込みどころもありますが。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/
ストーリー展開、キャラが面白かった
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/
悪い口コミ
テレビシリーズものみたいな感じのチープなホラーでした。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/
C級のパラサイトパニック映画。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/
映画『パラサイト』はホラーと青春が楽しめる名作
この記事では、映画『パラサイト』のあらすじをご紹介しました。スリルがあるSF系ホラーでありがなからも、青春を感じさせる描写が程よくあるのも本作の魅力です。
恐怖やスリルの描写が強烈な作品ではないため、エイリアンの描写がよほど苦手な方でなければ全年齢の方が楽しめます。非日常な気分を味わいたい気分の時にもおすすめの作品です。日常からかけ離れすぎていないSF作品であるため、キャラクターたちに共感を感じながら鑑賞できます。
まだ本作を鑑賞していない方は、ぜひ気楽な気持ちで鑑賞してみましょう!ホラーと青春が程よく楽しめるので、良い気分転換になるでしょう。