別れた恋人が忘れられない、ずっと好きだった相手に恋人ができてしまい吹っ切れられないという経験は、男女問わず多くの方がしているはずです。そんな時は、ダラダラとその思いを引きずらず、きっぱり忘れて次の恋愛へ進むのがベターでしょう。今回は、好きな人を忘れるために効果的な方法をご紹介しますので、悩んでいる方は一度参考にしてみてください。
好きな人を忘れたい理由とは？
好きな人を忘れたいと思う気持ちには、様々な理由が挙げられます。多くは、交際していた恋人と別れた、もしくは振られてしまったというケースが多いのですが、中には好きな相手に恋人や想い人がいたという場合もあります。良くあるパターンをいくつかご紹介しましょう。
理由①好きな人と別れた
実際に交際していた恋人と別れてしまった場合、たとえ円満に終わった関係だとしても、付き合った期間や相手を好きであった期間が長ければ長いほど引きずってしまうものです。
別れる時は相手に気持ちがなくなったと思っていても、いざ会わなくなると寂しくなったり、ふとした瞬間に思い出に浸ってしまうこともあるでしょう。しかし、このケースは時間が経つにつれて思い出す頻度が減っていくことがほとんどです。
しかし相手の浮気が原因で別れた場合や、一方的に振られてしまった場合は、つらい気持ちが強くなるため、できるだけ早く忘れたいと思うのが普通です。しばらくは心のモヤモヤが継続し、諦めきれない気持ちになることも多いため、様々な方法で気を紛らわす必要があります。
理由②叶わない恋愛
好きになった相手に恋人がいた場合や、他に好きな人がいた場合は叶わない可能性が非常に高いでしょう。また、既婚者であった場合は諦めるしか手段はありません。想い続けても自分が傷つくだけなので、早めに忘れて次の恋愛へ進むことがベストです。
どうしても諦められないという時は、過度な期待を持たず、長い期間をかけて徐々に距離を縮めていきましょう。相手はあなたに気持ちがないわけなので、しつこく連絡をしたり、わかりやすくアプローチすると、かえって嫌われてしまう可能性もあるため注意が必要です。
理由③友達と好きな人が一緒
仲の良い友達と同じ人を好きになってしまった場合、友達との仲を優先して身を引くという方も多いでしょう。もちろん、きっぱり割り切ってアプローチを続ける方もいますが、自分が身を引くことを決断した場合は、できるだけ早く忘れてしまいたいと思うものです。
「相手のことが好きだけど、友達との仲が壊れるのも嫌だ」「恋のライバルになって友達から敵意を向けられるのが怖い」と思う気持ちがあるのならば、いっそのこと好きな人は諦めて他の人を探すという手段もアリなのかもしれません。
好きな人を思い出してしまう瞬間
好きな人を忘れたいと思っていても、自分の気持とは裏腹に相手のことを思い出してしまう瞬間は少なからずあります。特に以下のようなパターンの時に思い出しやすいので、避けられそうな場所などはなるべく行かないようにすると良いでしょう。
思い出のある場所や物を見た時
好きな人と交際していた場合や、付き合っていないけれど仲が良かったという場合などは、一緒に行った場所や一緒に購入したもの、相手からのプレゼントなどを見たときに思い出してしまうことが多いでしょう。
特に、物は処分したり誰かにあげてしまえば忘れられますが、場所に関してはどうしても避けられないこともあります。友達と外出した際や新しい恋人とのデートで、また同じ場所に訪れた場合、ふと頭をよぎることは誰でも有り得ます。
幸せそうなカップルを見た時
好きな相手と別れてしまったときや、ツラい恋愛を経験した時は、街で幸せそうなカップルを見ると、つい付き合っていたときの自分たちの姿と重ね合わせたり、楽しかった過去の出来事を思い出してしまいます。
今までの恋愛に終止符を打ち、心がなんだか寂しいとナイーブになっている時期は、周りのカップルを見て嫌な気分になることもあるでしょう。しかし、他人に当たったり、自分へ好意を抱いてくれる異性を都合よく利用するなどといった行動だけは避けてください。
好きな人に偶然出会った時
好きな人を忘れたいと思っている時は、もちろん連絡をやめて、相手の行きそうな場所なども避けるようになります。しかし、近くに住んでいたり同じ職場や学校に通う相手だったりした場合は、偶然会ってしまうこともあるでしょう。
そんな時に、一言挨拶する程度で済めば良いですが、ついつい楽しく話し込んでしまったり、相手の姿を見て「やっぱり魅力的だ」と思う場合は、少なからず気持ちが残っている可能性大です。のめり込みすぎず、自分の気持ちをしっかりコントロールしましょう。
好きな人を忘れて吹っ切る5つの方法
ここで、好きな人を忘れて吹っ切るための効果的な方法を5つご紹介します。中でも最も大切なのは、連絡を断つことと会わないことですが、コンタクトを取っていなくても思い出してしまうという方は、以下全ての方法を試してみてください。
好きな人を忘れる方法①連絡先を消去する
好きな人と別れた際や、恋を諦めたときには、まず相手との連絡を断ち切るという方は多いでしょう。しかし、スマホの中に相手の電話番号やLINEのアカウントが残っていると、ついつい連絡してしまったり、相手の名前を見るだけで思い出してしまうというケースは良くあります。
もう復縁する可能性もゼロで、本気で相手のことを忘れたいと思うのであれば、スマホ内にある相手の連絡先を全て消去するのが手っ取り早いでしょう。
「また友達として仲良くできる日が来るかも」など、完全に相手との関係を断ち切りたくないと思う気持ちもあるでしょうが、そんなことを言っていたらいつまで経っても未練タラタラです。
好きな人を忘れる方法②仕事や趣味に没頭する
相手に未練があると、ふとした瞬間に好きな人のことを考えてしまいがちです。特に、家で過ごしている時など、一人でいる時間が長いと余計なことばかり思い出してしまうので、仕事や趣味に没頭すると相手のことを考える時間が減るでしょう。
ヨガや料理、英会話など、自分自身を磨くことにも繋がる新しい趣味を探して始めてみたり、映画や音楽鑑賞の時間を増やすというのもおすすめです。新たなことに挑戦すると、それに伴って新たな出会いが訪れることも多いため、次の恋へ進むチャンスにも発展します。
好きな人を忘れる方法③時が過ぎるのを待つ
たとえ未練がなくても、長く付き合っていた相手などは少なからず、別れてからも思い出してしまいます。その場合は、深く考えすぎず時が経つのを待つだけで、自然と忘れられるでしょう。
別れたり恋が上手く行かなかったその瞬間は、悲しくツラい思いに胸を痛めますが、早ければ1ヶ月程度で自然と気持ちも落ち着いてきます。過剰に焦ったり絶望的にならず、ぐっと堪えながら時間が解決してくれるのを待つというのも大切です。
好きな人を忘れる方法④関連するものを処分する
好きな相手との写真や、プレゼントとしてもらったもの、一緒に購入したお揃いのアイテムなどは、できるだけ処分しましょう。いくら気に入っていたとしても、見るたびに思い出してしまうのであれば、身の回りに置かないほうが良いのです。
捨ててしまうのは勿体ないと思うのであれば、友達にあげたり、中古品の買取りショップなどに持っていくのも手です。処分できずにずっと持っていると、相手との関係性も断ち切れず、いつまでも中途半端なままになってしまいます。
好きな人を忘れる方法⑤会わないようにする
好きな人を忘れるために最も有効なのは、連絡を切ることと会わないことだと言われています。まだ相手のことを引きずっている状態で会ってしまうと、どうしても好きという気持ちが再燃してしまいます。つまり定期的に会っていると、いつまで経っても忘れられないのです。
とは言っても、同じ職場や学校などで会いたくなくても会ってしまうという場合もあるでしょう。その場合は、できるだけ同じプロジェクトやグループに属することは避けて、例えバッタリ会っても一言挨拶を交わす程度に留めておくことが重要です。
それでも好きな人を忘れられない時の対処法
あらゆる方法を試みても、どうしても好きな人のことが忘れられないという方はたくさんいます。そんな時は、過度に自分を追い込みすぎないようにしましょう。また、新たな恋をすることも効果的です。
無理に忘れようとしない
忘れたくても、どうしても忘れられないという場合は、もう無理に忘れようとせず大切な思い出として心にしまっておきましょう。
「好きな人を忘れなくちゃ」「思い出を消さなくちゃ」と強く思うがあまりに、精神的なストレスに繋がって体調を崩してしまったり、パニックに陥ってしまう人も少なくありません。その場合は、心に無理な負荷をかけすぎないようにして、ゆったりと過ごすことも忘れないでください。
積極的に次の恋愛を探す
新しい人に出会って新たな恋をすることで、好きな人への気持ちは自然と吹っ切れるものです。自分一人で忘れることはどうしても無理だと感じた場合、次の恋愛を積極的に探すことも非常に有効的です。合コンや飲み会には率先して参加したり、マッチングアプリに登録してみるというのも良いでしょう。
また夢中になれる相手を見つけることができれば、自分の中でその人の存在が大きくなり、気づいたときには前の相手を忘れらているはずです。
好きな人を忘れて次の恋愛に進もう
たとえ結婚まで視野に入れていた相手だとしても、別れてしまうことは誰にでもあります。また、ずっと想い続けてきた相手に恋人ができてしまい、諦めざるを得なくなったという方もいるでしょう。
そういった場合は、いつまでも同じ相手を引きずるのではなく、次の恋愛に進んでいったほうが毎日が充実します。落ち込む期間はほどほどにして、新しい出会いを見つけてみてください。
