彼氏の束縛が激しいと感じ、悩んでいる方や別れを検討しているという女性は、彼の束縛が激しくなってしまった原因や上手な付き合い方について一度見直してみてはいかがでしょうか。今回は、束縛彼氏診断チェックと、束縛する主な心理、付き合い方、スムーズな別れ方について解説していきます。
束縛彼氏診断チェック!共通する特徴8つ
束縛彼氏には共通した行動や言動があります。以下でよくある例をご紹介するので、自分の彼氏にあてはまらないかチェックしてみてください。当てはまる項目が複数ある場合は、束縛彼氏の可能性が高くなります。
束縛彼氏の特徴①しょっちゅうLINEや電話をしてくる
こちらの都合は考えずにLINEや電話を頻繁にしてくる場合、束縛彼氏だと言えるでしょう。LINEは朝の「おはよう」のメッセージから始まり、夜の「おやすみ」で終わるのが基本で、その間も「今何してる?」「お昼何食べた?」「今日はどんな予定?」など事細かにLINEで聞いてきます。
更に、返信が数時間返ってこないと「どうしたの?」と催促のメッセージまで送ってくる男性も少なくありません。電話も夜寝る前に必ずしてくるなど、ルーティーンとして決まってることもあるでしょう。このように常に連絡を取り合って、彼女が一日何をしているのか監視しているのです。
束縛彼氏の特徴②女友達との付き合いさえも制限する
彼女が男友達とコミュニケーションを取ることを嫌がるのは大前提として、束縛彼氏は女性の友達との付き合いも制限してきます。
男友達の場合であれば「連絡先を消して欲しい」「一切遊ばないで欲しい」などと関係を断つ方向で要求してくることが多いですが、相手が女友達の場合は「俺が会えないときは〇〇ちゃんと会っていいよ」「〇〇ちゃんと遊ぶのも良いけど、最優先は俺だからね」などと言ってくるのです。
束縛彼氏は、常に優先順位は自分が1番でありたいと考えており、自分との時間を削ってまで他の人と過ごすことには納得がいきません。そのため、親友であっても会う時間は程々にしておかないと、最終的に「〇〇ちゃんと会うのやめて欲しい」と言ってくることもあります。
束縛彼氏の特徴③自分以外の人の話になると機嫌が悪くなる
束縛彼氏の場合、彼女が他の人の話を楽しそうにしたり、他の人と遊びに行ったことや食事に行った感想などを話すと、途端に不機嫌になります。これは、彼女が自分以外の人を褒めたり、自分以外の人と楽しい時間を過ごすことが許せないという感情の表れなのです。
束縛彼氏は、彼女には「自分以外の人を褒めて欲しくない」「自分と過ごす時間だけ楽しいと思っていればいい」という歪んだ考え方を持ってしまっているので、第三者の話題を出すことはタブーとなります。
束縛彼氏の特徴④彼女のスマホを常にチェックする
束縛彼氏もエスカレートしてくると、彼女のスマホをチェックするようになります。例えば、一緒にいるときに突然「スマホ見せて」と言ってきて、アルバムやLINEのトーク履歴、通話履歴、SNSのDM履歴などをくまなくチェックします。
彼女が何も文句を言わずに黙って見せてくれるなら良いですが、拒否られたりした場合は、彼女がトイレに行っている時やお風呂に入っている時、寝ている時を狙って陰でスマホチェックをするのです。これは、彼女が浮気をしていないか、自分の悪口を言っていないかなどを見ています。
束縛彼氏の特徴⑤彼女のスマホにGPSアプリを入れる
彼女の行動を疑っている束縛彼氏は、彼女のスマホにGPSアプリをダウンロードして、常にどこにいるのか監視しているというケースもあります。これはかなり重症度の高い行動ではありますが、本気で疑っている場合は彼女の見ていないところでこっそりGPSアプリを仕込む人もいるのです。
GPSアプリをダウンロードしておくと、彼のスマホからいつでも彼女のスマホのある場所がわかるので、彼女が嘘をついていないか、浮気をしていないかなどを常にチェックしているというわけです。
束縛彼氏の特徴⑥何があっても自分との約束を優先させる
友達と遊ぶ、先輩と食事に行くなどの予定だけでなく、上司との食事会や家族と会うための帰省、大切な接待など自分にとって最優先にしたい予定があったとしても、束縛彼氏は自分との約束を優先するよう訴えてきます。
仕事や上司、家族という存在は時に彼氏より優先するべき存在であり、自分の将来を左右する場合もあります。しかし、束縛彼氏はそんなことは1ミリも考えず、自分の幸せが第一です。彼女が自分といる時間を最も多く取る、自分との予定を最優先にするという事実が彼にとって最も幸福なのです。
束縛彼氏の特徴⑦飲み会の参加を禁止する
束縛彼氏は、飲み会に参加することを良く思いません。特に、男性が一人でも参加する飲み会である場合、職場の大切な飲み会であっても参加を禁止してきます。お酒が入ると理性を失ったり、酔って介抱されることもあるため、そういった状況を防ぐためには行かないことが一番だと考えているのです。
また、彼は彼女が男性から誘惑される可能性なども考慮しているので、人間関係が仕事に影響する上司との飲み会であっても断るよう言ってくるでしょう。
束縛彼氏の特徴⑧彼女の服装や髪型に口出しをする
束縛彼氏は、彼女の服装や髪型も自分の好みに合わせるよう口出ししてきます。特に、露出度の高い服装は「ほかの男性を誘ってる」と思われ、デートに着ていくと露出のない新しい服を購入して着替えるよう提案してくることもある程です。
また、自分の好みのファッションや雰囲気がある場合は、それに合わせた服装やヘアスタイルをして欲しいと要求してくる男性もいるでしょう。
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なぜ束縛する?束縛彼氏の心理
では、束縛彼氏はなぜ強く束縛してくるのでしょう。その心理について考えられる原因や特徴について解説していきます。
束縛彼氏の心理①本当に愛されているか不安
本当に愛されているのか、彼女は本当に自分のことが付き合っているのかといったことがわからず、不安になるあまり束縛が加速していくというケースは多いでしょう。
普段からあまり愛情表現をしない女性や、ドライな性格の女性、表情があまり変わらない女性、恋愛体質ではない女性などと交際すると不安が募り、もともと束縛をする性格ではない男性でも束縛彼氏になってしまう場合があります。
また、バリバリ働くキャリアウーマンなども、恋愛より仕事を優先させる場合が多いと、彼との心のバランスが取れず束縛するようになってしまうのです。
束縛彼氏の心理②ほかの男に取られたくない
他の男性に取られてしまうのではないかという気持ちから、束縛に走ってしまう男性も少なくありません。彼女の外見が可愛い、綺麗だったり、性格が良く男女問わず人気のある女性である場合は「他の男も狙っているはず」と過剰に心配し、周りとの関わりを断たせたくて束縛してしまうのです。
また、彼の家庭環境が複雑で、愛情不足な状態で育った男性は、自分への愛情を真っ先に向けて欲しくて「他の男に笑顔を見せて欲しくない」「他の男に優しくして欲しくない」という理由で束縛するという心理を生み出す場合があります。
束縛彼氏の心理③過去に浮気されたことがある
過去に浮気をされて酷く傷ついた経験を持つ男性は、その時の気持ちがトラウマとなり、同じことを繰り返したくないと思うあまりに束縛してしまうのです。
こういった男性は最初から100%彼女のことを信用せずに付き合っているので、自分が常に監視していたり、自分のそばに常に置いておけば浮気もできないだろうという心理になるのでしょう。
また、他の男性に対しての警戒心も高いので、男友達や男の先輩との関係を一切絶つよう言ってくるのもこのタイプの男性が多いです。
束縛彼氏の心理④彼女を自分だけのものにしたい
独占欲の強い男性、彼女に依存しやすい男性は、彼女を自分だけのものにしたくて束縛をしてきます。彼にとって彼女は「一人の人間」というより「自分のもの」という感覚が強いので、基本的に彼女の要望や意見にはあまり耳を傾けず、自分のしたいように彼女を動かすという状況になってきます。
そのため、性別や立場などは関係なく、周囲の人間との関わりを一切持たせようとしてくれなかったり、自分を最優先にさせるなどの行為は独占欲の強い男性に多く見られる特徴だと言えます。
束縛彼氏との上手な付き合い方
彼氏の束縛が激しくてストレスに感じることがあるけれど、別れたくはないという場合、付き合い方を少し工夫すると関係は長続きするでしょう。ここで、束縛彼氏との上手な付き合い方について解説するので、参考にしてみてください。
上手な付き合い方①予定を事前に伝える
束縛彼氏は、彼女が何をしているのか把握していないと不安になりがちなので、1日の予定を全て事前に伝えておいてあげると、彼も安心してしつこく連絡して来たり不機嫌になるということも少なくなるでしょう。
また、予定を伝える際は「〇〇ちゃんと遊ぶよ」だけでなく、「〇〇ちゃんと何時から~(場所)へ行く予定だよ。〇時ごろ帰る予定だから、帰るときは連絡するね」と細かく伝えておくと、その時間帯は彼も落ち着いていられるはずです。
ただし、帰りの時間を伝えた場合、万が一時間が延びる際はその都度連絡を入れないと不安にさせてしまうので注意してください。
上手な付き合い方②わかりやすく愛情を表現する
彼女からの愛情を感じることができず束縛をしてしまっている男性は、愛情表現を定期的にしてあげることで改善される可能性もあります。
例えば、月に1回は「好きだよ」と言葉でハッキリ伝えたり、会っている時はスキンシップを欠かさず行う、記念日や誕生日は必ず予定を空けるなどといった配慮も忘れてはいけません。
このように彼女からの愛情をしっかりと感じることができれば「自分は愛されているんだな」と心から実感することができ、自然と束縛されることも少なくなるでしょう。
上手な付き合い方③束縛を辞めてほしいとはっきり言う
束縛がどうしても嫌だと感じるのであれば、束縛を受け入れずにハッキリと「束縛しないで欲しい」と彼に訴えましょう。中には、ある程度束縛されていたほうが、彼から「愛されている」という実感が沸くと考える女性もいます。
しかし反対に、少しの束縛でもストレスに感じる、自由にさせて欲しいと考える女性もたくさんいるので、こういったタイプの女性は、まず自分の意見を伝えることが大切です。それでも辞めてくれないのであれば、別れを視野に入れるというのも仕方のないことです。
上手な付き合い方④2人のルールを決める
彼の束縛がエスカレートしていくなら、2人だけのルールをしっかり作っておくというのも方法の一つです。例えば、男性の連絡先を全て消して欲しいと言われた場合は「お互いに異性の友達とは、用事がある場合しか連絡を取らない」というルールを決めるのです。
他にも、飲み会には一切参加しないでと言われた場合「会社の大切な飲み会は参加する。プライベートの飲み会は、異性のいない飲み会だけ参加する」というルールにすると、彼も安心感が増すはずです。
このようにルールを明確に作ると、彼も彼女も同等の立場に立つことができます。また、お互いにそのルールを守りながら過ごせれば、彼も「約束はしっかり守ってくれるんだ」と彼女に対しての信頼感が生まれるようになるでしょう。
ただし、ルールを決める際は2人でしっかり話し合い、お互いが納得できる内容にしておかないと、やがてその約束が苦痛に感じるようになり、喧嘩や別れを招くことになります。
束縛彼氏と別れたい時はどうする?
束縛の激しい彼氏に嫌気がさしている、どうしても別れたいと考える女性も多いはずです。しかし、束縛彼氏に突然別れ話を切り出しても、すんなり受け入れる可能性は限りなく低いでしょう。そこで、束縛彼氏とできるだけスムーズに別れる方法をご紹介します。
徐々に距離を置く
束縛彼氏はメンタルもあまり強くない傾向にあるので、なんの前触れもなく突然彼女から別れを切り出されたら、ショックでパニックになってしまうでしょう。そのため、別れを考えるようになっても、すぐに別れ話をするのではなく、徐々に距離を置いていくことがおすすめです。
例えば、毎日「会いたい」と連絡が来ても時には断り、会う頻度を減らす、連絡はすぐに返さず頃合いを見て返すなどの行動を取っていくと、彼もすぐに「なんだか最近様子がおかしい」と気付くはずです。
そうすると、彼の中で「別れ」というワードが浮かんでくるようになり、いざ彼女から別れ話をされても驚かずに落ち着いて聞けるようになるでしょう。
わざと嫌われる言動を繰り返す
束縛彼氏は、どんな正当な理由を付けて別れ話をしても「嫌だ、別れたくない」の一点張りでなかなか別れを受け入れてくれない人も多いでしょう。そんな時は、わざと彼に嫌われるような行動・言動を繰り返して、彼の方から「もうこの人とは付き合えない」と思わせるという方法もあります。
やり方は簡単で、ただひたすら彼の嫌がるような行動を繰り返すだけです。嫌だと思う行動は人によって違いますが、例えばデートの日にドタキャンする、彼の気にしていることをグサグサと言い放つ、わざと下品な態度を取るなど、彼が幻滅するような行動を取るのです。
こういった彼女の行動を見た彼は、徐々に嫌気がさしていくので、上手くいけば彼の方から別れを切り出してくれるかもしれません。自分が嫌いになって別れるのであれば、彼にとっても精神的なショックが抑えられるため、今後しつこく言い寄ってくることもないはずです。
プライドを傷つけないように注意する
束縛彼氏に別れ話を切り出す際は、相手のプライドを傷つけないような言い方で別れを提案するのが良いでしょう。束縛をする男性は自分に自信がない、もしくはプライドが高く「自分が絶対に正しい」と思っている人が多いので、あまり彼の人間性を否定してしまうと、円満に別れにくくなります。
できる限り彼のプライドを傷つけず、思っていなくても「私にも原因があった」という言葉を添えてあげると、彼も納得がいくはずです。
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彼氏・恋人とは尊重し合える関係がベスト!
交際がスタートすると、相手のことを想うあまりに束縛をしてしまうという人は少なくありません。また、軽い束縛であれば受け入れられるという女性も多いでしょう。しかし、あまりにもエスカレートするとストレスが溜まって別れを招く可能性もあるので、我慢し過ぎず対処していくことが大切です。