ネット上で楽曲配信を行ったことをきっかけに大ヒットを遂げたシンガーソングライターのVaundy(バウンディ)さんですが、彼の素顔は良く知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、あまりメディアに姿を現さないバウンディさんの外見や、人気の理由について徹底調査しました。
目次
顔を隠したアーティスト・Vaundy(バウンディ)とは
まずは、ネット配信から一気に広まり、現在国内を代表するトップアーティストとして活躍するバウンディさんについて、基本的なプロフィールや経歴をご紹介します。
Vaundy(バウンディ)のプロフィール
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名前 | Vaundy(バウンディ)/本名非公開 |
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生年月日 | 2000年6月6日 |
出身地 | 東京都 |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | ボーカル、ギター |
レーベル | SDR 2019~ Vaundy Artwork Studio |
Vaundy(バウンディ)の名前の意味
バウンディさんは、小学校の頃にぶつかってきた子を跳ね返したことがあり、その出来事をきっかけに「バウンドボール」というあだ名で呼ばれていたそうです。最初は本人もそのあだ名をよく思っておらず、嫌だったようです。
しかし、高校1年生の時にバウンドボールを少し言い換えて「バウンディと呼ばれている」と自己紹介したというエピソードを本人が語っていました。嫌なあだ名を自らカッコよく言い換えて自分の名義にするというのは、この頃からバウンディさんの高いセンスが伺えます。
Vaundy(バウンディ)の経歴
バウンディさんは、中学生の時に音楽制作アプリケーションを用いた本格的な作曲活動をスタートさせます。高校生になると、ニコニコ動画上でボーカロイド曲の歌い手として活動した経験もありました。
その時から東京都内にある「音楽塾ヴォイス」に通い、シンガーソングライターとして成長するべく音楽全般について学びました。
この「音楽塾ヴォイス」というのは、音楽プロデューサーである西尾芳彦氏が主宰する音楽家のための教育施設で、歌手のYUIさんや絢香さん、家入レオさんなどを輩出したことでも有名です。
そして、19歳となった2019年6月にYouTube上にてVaundy名義で「pain」のミュージックビデオをアップします。この曲は、オリジナル曲として初投稿となりました。その後9月にデジタル配信シングル「東京フラッシュ」を発表し、MVは2ヶ月で100万再生を超える大ヒットを遂げました。
2020年になると、音楽ストリーミングサービス「Spotify」のネクストブレイクアーティスト10組「Early Noise 2020」に選出されました。同年5月には、世界的に活躍するアメリカのシンガーLAUV(ラウヴ)のリミックスアルバムに抜擢されます。
その後まもなくして、1stアルバムとなる「strobo」をリリースし、同アルバムの収録曲のうち2曲がドラマの主題歌に、そして「不可幸力」がSpotify Premium 全国地上波テレビCMソングとして起用されました。収録曲である「不可幸力」と「napori」はストリーミング累計1億回再生を突破しています。
12月には、ニッポン放送のラジオ番組「オールナイトニッポン0(ZERO)」のラジオパーソナリティに抜擢されました。翌年の2021年、コロナウイルスの影響で中止公演が続く中、8月に開催された「フジロックフェスティバル」では、初出演にして初日のトリを飾り、大好評となりました。
同年11月にリリースされた「踊り子」では、MVに女優の小松菜奈さんを起用し、公開からおよそ1ヶ月で1000万回再生を突破するという偉業を成し遂げます。
2022年9月には初となる日本武道館公演を成功させ、同年12月31日の紅白歌合戦への初出場が決定しています。YouTubeのチャンネル登録者数は現在124万人を記録し、2年という短期間の間に大きく飛躍した天才的なアーティストとして今後の活躍が期待されています。
Vaundy(バウンディ)はなぜ顔を隠していたの?
最近では徐々に自身の姿を公開するようになってきたバウンディさんですが、話題になった当初はほとんど顔出しをしておらず、どのような容姿なのか謎に包まれている状態でした。しかし、顔をあまり出さないことにはバウンディさんなりの理由があるということなので、ご紹介しましょう。
顔より楽曲が目立つように
バウンディさんがあまりメディアに自分の姿を出さない理由として、リスナーには歌詞やメロディから様々な背景を想像して欲しい、楽曲そのものの魅力を感じて欲しいという願いが込められているからだそうです。
音楽を聴いている時に、自然と歌い手の姿を想像しながら聴くということは恐らく誰にでもある経験でしょう。しかし、バウンディさんは歌い手の姿ではなく、楽曲から想像できる世界や歌詞の意味を存分に考えて欲しいと願っているのです。
顔出しは完全にNGではない
顔出しをあまりしないバウンディさんですが、Adoさんやyamaさんのように完全に顔出しNGというわけではありません。自身の楽曲「東京フラッシュ」のMVを始めとして、AppleのCMやテレビ番組にも出演しています。
また、ライブでもステージ上で歌っており、インスタライブなども自身の顔を映しながら行っています。そのため、顔を隠しているということではありませんが、CDジャケットやMVなどで大々的に顔出しすることは現在のところ避けているようです。
Vaundy(バウンディ)はどんな顔をしている?
顔出しをほとんどせず、素顔がベールに包まれていたバウンディさんですが、2021年にテレビ初出演をしたことで大きな話題となりました。
ライブでもあまり自らの顔にスポットライトを当てず、顔が良くわからないという声も出ていたため、ファンの方もしっかりと彼の顔を見るのは初めてだという方が多かったようです。では、バウンディさんは一体どのような姿なのか、ご紹介していきましょう。
可愛い顔
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くるくるとしたパーマが特徴的なバウンディさんは、顔つきも可愛らしく、クールな雰囲気を感じる歌声とのギャップに驚く方も多いでしょう。この髪型、パーマをかけているように見えますが、本人いわく「天然パーマ」だそうです。
日本人では、なかなかここまでの天然パーマの方も珍しいので、パーマをかけている方からすれば羨ましい限りです。実際にバウンディさんのファンの方は、美容室で「バウンディのようにして下さい」と注文してパーマをかけられる方も多いようです。
テレビにも出演
バウンディさんは、何度かテレビ出演もされています。中でも、2021年1月に放送された「バズリズム02」に出演したときには、地上波初登場となり話題を呼びました。
バズリズムは、お笑いタレントのバカリズムさんがMCを務める音楽番組で「2021年 コレがバズるぞ!BEST10」という番組内でのランキングにて、バウンディさんが見事1位を獲得したためゲストとして出演されていました。
その他に、現在ではABEMAの対談企画などにも普通に出演しているため、バウンディさんの姿を見ることができます。
小さい時の顔も可愛い
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バウンディさんは自身のインスタグラムアカウントで、幼い頃の写真も何枚か公開しています。小さい時も可愛らしく、現在でもこの頃の面影が残ってるようにも感じられます。そして、幼い頃は今のような天然パーマではなく直毛だっということもわかります。
しかし、この画像には「髪の毛この時は真っ直ぐなんだよね 心と髪の毛がここから捻れていく」というコメントが添えられているため、現在のような天然パーマは生まれつきではなく、年齢とともに徐々に変化していったようです。
Vaundy(バウンディ)の人気の理由
最後に、バウンディさんはなぜここまで人気が出たのか、その理由は彼の魅力的な歌声と、現代の音楽シーンに上手くハマった楽曲の特徴にあります。詳しく解説していきましょう。
理由①エモい
バウンディさんの音楽が流行し始めた時、若者の間では彼の楽曲について「エモい」という言葉で表現する方が非常に多かったように感じます。そもそも「エモい」という言葉は、英語のemotional(エモーショナル)から来ており「感情的、感情を表現した」などの意味があります。
バウンディさんの曲は、明確な言葉として感想を言い表すことは難しいけれど、なぜか感情を揺さぶられる、心が動かされるといった魅力があり、そういった部分から「エモい」と言われ人気になったのでしょう。
理由②歌声
バウンディさんの歌声と言えば「天性の才能」という言葉がピッタリな、人の心を惹き付ける魅力があります。ハスキーながら透明感のある声も、力強く太い声も、気怠い声も、自由自在に操ることができ、ファルセットも非常に綺麗なため、歌唱力に関しても抜群です。
そして、彼の楽曲の特徴である、R&Bやシティポップ、アシッドジャズなどの要素をミックスさせた現代的なメロディにしっかりと馴染む歌声だと言えます。
伸びのある声なので、もちろんライブの時に会場で聴いても感動しますが、映画やドラマのBGMとして流れていても決して雰囲気を邪魔しない歌い方までマスターしているため、聴いてて心地が良いのです。
とは言っても、ここまで理論的に彼の歌声を分析しながら聴く方はごく僅かだと思いますが、理屈だけではなく感性としてリスナーの心に響く声が彼が人気となった大きな理由でしょう。
素顔が可愛いVaundy(バウンディ)の今後の活躍に期待
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クールで現代的な歌声や楽曲とは裏腹に、可愛らしい素顔を持ったバウンディさんは、現在でもあまり自身の姿を公にせず数多くの楽曲をリリースしています。天才的な音楽性を持った彼の今後に期待しながら、これからも応援し続けましょう。