無性にホラー映画を観たくなる時はありませんか?しかし、ホラー映画は当たりはずれが激しく、どの作品を観ればよいか迷うでしょう。そこで、おすすめしたいのがリアリティのある演出が魅力的な日本の代表的なホラー作品たちなのです!
今回は、日本のホラー映画を厳選し25作品を紹介します。本当に怖い邦画作品をピックアップしているので、ぜひ家族や恋人、友人と楽しんで下さい。
日本のホラー映画が面白い!
日本のホラー映画は、ジワジワと追い詰められていく静けさが、妙な恐怖感を煽ってきます。海外のホラー映画に比べると、邦画のホラー作品は、幽霊が多く登場するためリアリティもありますし、演出はもちろん、作中に流れているBGMもより恐怖を加速させるでしょう。
また、邦画のホラー作品は物語も凝っており、ストーリー自体を楽しめますし、登場するキャストも有名芸能人が出演していることでB級感も感じさせません。ジャパニーズホラーは海外でも人気が高く、日本の代表的なホラー映画である『リング』はアメリカで『ザ・リング』としてリメイクされています。
本当に怖い日本のホラー映画おすすめ25選
さっそく、日本のおすすめホラー映画を紹介します。こちらで紹介する25作品は数多くの日本のホラー作品の中から人気の作品を厳選しているため、本当に怖く満足度が高いでしょう。『リング』や『呪怨』などの有名作品から古い作品、最新の作品と幅広いホラー映画をお楽しみ下さい。
日本のホラー映画①呪怨
『呪怨』は2003年に公開された日本を代表するホラー映画です。大ヒットしたことで、この後に何シリーズもの呪怨作品が製作されており、こちらで紹介するのは『呪怨』の一番初めの作品となります。
映画をきっかけに人気キャラクターともなった「俊雄」や「伽耶子」、佐伯家の始まりが分かる作品でもあるので、まだ観たことのない方はぜひチェックしてみて下さい。
主要キャスト
仁科理佳:奥菜恵/徳永仁美:伊東美咲/遠山いづみ:上原美佐/徳永勝也:津田寛治/徳永和美:松田珠里/徳永雄治:田中要次/佐伯俊雄:松山タカシ/佐伯伽耶子:藤貴子
あらすじ&見どころ
主人公の仁科理佳は、介護施設でボランティアをしている大学生です。連絡が取れず無断欠勤が続くスタッフの代わりに、一人で徳永幸枝の訪問介護に行くことを頼まれた理佳は、徳永幸枝の自宅へ向かいました。
自宅へ着いてみると部屋の中はひどく荒らされており、不信感を抱いた理佳は徳永幸枝に話しかけます。しかし、徳永幸枝は介護職員の誰にも心を開か居ない老婆で、話しかけても無反応を貫き通し状態が把握できません。
すると、2階からガタガタと何か音が聞こえるため、理佳が2階の襖を開けると1匹の猫と顔の傷跡があり虐待の疑いがある少年が閉じ込められていたのでした。
『呪怨』は、観るお化け屋敷とも言われており、これまでのホラー映画とは比べもにならないくらい頻繁に伽耶子が登場します。
ところが、物語自体は時系列が複雑に入り組まれているため、頭で整理しないと話を理解できず考えているうちに、伽耶子が登場と一切油断ができないのです。一秒一秒に神経を研ぎ澄ませてホラー映画を観たい方はぜひ『呪怨』を観てみて下さい。
日本のホラー映画②リング
『リング』は、1988年に公開された中田秀夫監督が手掛けるホラーサスペンス作品です。鈴木光司の同名小説を元に映画化した作品で、原作のサスペンス要素も残しつつ、映画ではホラーに力を入れた演出が魅力となり、日本のみならず海外からも人気を集める作品になりました。
主要キャスト
浅川玲子:松嶋菜々子/高山竜司:真田広之/高野舞:中谷美紀/大石智子:竹内結子/大石良美:しみず霧子/山村貞子:伊野尾理枝/山村志津子:雅子/大高力也:浅川陽一
あらすじ&見どころ
女子高生の大石智子の家には友達の雅美が来ており、二人で楽し気な会話をしていました。智子は先日、大学生の男性と伊豆へ旅行へ行っており、その際に奇妙なビデオを観たと言うのです。
すると、突然電話が鳴り怯える二人でしたが、雅美が電話に出ると智子の母からでした。ホッとする二人は再びじゃれ合いますが、智子がテレビをつけると表情は一変。智子はそのまま命を落としてしまったのです。
場面は変わって、シングルマザーで記者でもある浅川玲子は姪である智子の葬式に息子と二人で参列していました。その葬式に参列していた智子の同級生から奇妙な噂が聞こえ、玲子は思わず女子高生に話しかけます。
実は智子と一緒に伊豆旅行へ行ったメンバーは全員その後死亡しており、全員がなどのビデオを観ていたと言うのです。奇妙に思った玲子はその謎のビデオについて調査を始めたのでした。
『リング』の見どころはやはり、代表的なドラム管テレビから貞子が出てくるシーンでしょう。作中はずっと不穏な空気が漂っており、映像も薄暗く視聴者側も自分自身の背後に何かいるような気がしてきます。
また、実際に呪いのビデオの映像が流れるため、観てはいけない映像を見る恐怖も加わり、後味の悪い余韻が残るでしょう。
日本のホラー映画③着信アリ
『着信アリ』は2004年に公開されたホラー作品です。バイオレンスの巨匠と呼ばれる三池崇史監督が手掛けている邦画で、呪い自体のホラー要素も満載ですが、登場人物の死に方も残酷なのでお子様には観せられないでしょう。より強い恐怖を味わいたい方にお勧めの作品です。
主要キャスト
中村由美:柴咲コウ/山下弘:堤真一/小西なつみ:吹石一恵/本宮:石橋蓮司/岡崎陽子:永田杏奈/河合ケンジ:井田篤/水沼マリエ:筒井真理子/藤枝一郎:松重豊/丘:岸谷五朗/水沼美々子:大島かれん/水沼菜々子:清水聖波
あらすじ&見どころ
主人公の由美は友人のなつみと合コンに来ており、楽しくお酒を飲んでいます。すると、喪服姿で陽子が現れ、葬式の帰りだったことを打ち明けました。
その葬式と言うのが陽子の後輩のもので、ダイビング中に亡くなった後輩は酷い形相で死んでいたそうです。最近、由美たちの周りでは不審全なしを遂げる人が続出しており、陽子は不気味がっています。
すると、陽子の携帯がいきなり普段の着信音とは違う着信音で鳴り出しました。電話はすぐにきれてしまいましたが、携帯を確認すると「着信アリ」と表示されており、自分自身から電話がかかって来ていたのです。
不気味に思っていると留守番サービスに切り替わり、誰かの悲鳴と陽子の声が録音されているのでした。『着信アリ』の恐怖はなんと言っても、あの不気味な着信音でしょう。耳に残る音と、逃げられない恐怖が襲い掛かる作品で、心臓に悪いシーンがたくさん登場します。
日本のホラー映画④こどもつかい
『こどもつかい』は2017年公開の子供の虐待をテーマにしたホラー作品です。ホラー映画には珍しく元ジャニーズの滝沢秀明さんやジャニーズの有岡大貴さんも出演しており、注目作品として話題になりました。
主要キャスト
こどもつかい:滝沢秀明/江崎駿也:有岡大貴/原田尚美:門脇麦/笠原蓮:中野遥斗/小松洋子:西田尚美/近藤創:尾上寛之/原田千賀:河井青葉/原田尚美(幼少期):根本真陽/ジェームズ・サザーランド
あらすじ&見どころ
新聞記者の江崎駿也は、最近見かけられる変死事件を追っています。一番最近では、子供が行方不明になり捜索をしていた母親が3日後に亡くなったと言う事件がありました。実はその母親は離婚でメンタルがおかしくなっており、子供に虐待をしていたのです。
一方、駿也の彼女である原田尚美は幼稚園で保育士をしています。幼稚園には虐待を疑える児童がおり、自身も虐待を受けていたことから、尚美は特別その気にかけてかけていました。家庭訪問をするものの母親には会えず悶々といていると、翌日児童の母親が変死してしまいます。
実はこの変死事件は子供に恨みを持たれた大人が死ぬと言う呪いにも似た内容だったのです。『こどもつかい』は『呪怨』でお馴染みの清水 崇監督が手掛けています。子供の虐待にスポットを置いた切ない物語にもなっているので、気になる方は観てみて下さい。
日本のホラー映画⑤来る
『来る』は2018年に公開された澤村伊智の小説『ぼぎわんが、来る』を映画化したホラー作品です。監督は『告白』や『渇き。』でお馴染みの中島哲也さんが務めています。
主要キャスト
野崎和浩:岡田准一/田原香奈:黒木華/比嘉真琴:小松菜奈/比嘉琴子:松たか子/田原秀樹:妻夫木聡/津田大吾:青木崇高/逢坂セツ子:柴田理恵/高梨重明:太賀/田原知紗:志田愛珠/香奈の母:蜷川みほ/店長:伊集院光/秀樹の母:石田えり
あらすじ&見どころ
田原秀樹は愛する娘と妻を大切にする一家の大黒柱です。秀樹には心配事があり、その原因は最近身の回りで多発している不気味な出来事でした。
悩んでいた秀樹は友人の津田大吾に相談し、オカルトライターの野崎和浩を紹介してもらいます。秀樹の悩みを聞いた和浩は、霊媒師・琴子妹である真琴を連れて調査を始めるのでした。
『来る』は日本ホラー大賞を受賞した『ぼぎわんが、来る』を元に製作されているため、怖さやストーリーも十分見ごたえがあります。
それに加えて岡田准一さんを始めとした日本を代表する豪華キャストが次から次へと登場することも見どころです。実力派俳優たちが全力で恐怖心を煽ってくるので、覚悟して観てみましょう。
日本のホラー映画⑥女優霊
『女優霊』は1996年公開のファンタジーホラー作品で、秀夫監督のデビュー『リング』でお馴染みの中田作でもあります。物語はホラー映画の撮影中に実際に写り込んでしまった女優の幽霊を軸に進みます。設定からしてリアリティがあり強い恐怖があることがわかるでしょう。
主要キャスト
村井俊男:柳ユーレイ/黒川ひとみ:白島靖代/村上沙織:石橋けい/フィルムの女:李丹/大谷:大杉漣/関川:サブ/六さん:高橋明/定岡:芹沢礼多/友保:染谷勝則/粕谷:吉田祐健/筒見トキコ:根岸季衣
あらすじ&見どころ
新米監督の村井は、デビュー作となる映画の撮影機関が間近に迫ってきており、やる気に満ち溢れていました。撮影前にテストフィルムを再生すると、いきなり別の映像が映し出されます。村井は未現像のフィルムの上に焼き重ねてしまったのだと考えますが、再生された映像はどこか見覚えがあるのです。
なんと、村井は小学生の頃にこの映像をテレビで見たことがあり、写り込んでいた髪の長い女性は実際に存在した女優だったのでした。『女優霊』は『リング』の貞子のような幽霊の話で、監督だけでなく脚本家も同じです。
幽霊の登場シーンは少ないですが、BGMがなんとも不気味で、作中は不穏な空気がずっと続きます。昔の作品と言うのもあり、絶妙に映像が荒いことも恐怖を倍増させるでしょう。
日本のホラー映画⑦犬鳴村
『犬鳴村』は2020年に公開されたスリラー作品で、舞台となる犬鳴村は福岡県に実在する心霊スポットです。また、『呪怨』の清水崇監督が手掛けているため、間違いなく満足度の高いホラー映画として公開前からホラーファンの間では話題になっていました。
主要キャスト
森田奏:三吉彩花/森田悠真:坂東龍汰/西田明菜:大谷凛香/森田晃:高嶋政伸/森田綾乃:高島礼子/優子:奥菜恵/籠井摩耶:宮野陽名
あらすじ&見どころ
森田悠真はホラー好きな彼女の明菜に連れられ最近若者の間で噂の心霊スポットに来ています。恐がる悠真は早く帰ろうと急かしますが、まったく怖がっていない明菜は動画を撮影する始末です。そして、噂の深夜2時に電話が鳴ると言う電話ボックスに着くと、本当に2時ぴったりに電話が鳴りだしました。
明菜は電話に出ると「そちらに行きます」と言い、犬鳴トンネルに向かいます。トンネルを超えると犬鳴村に入り、明菜は廃墟のトイレに入っていきました。
恐がる悠真は一人で辺りを捜索していると、明菜の叫び声が聞こえます。明菜の元へ行くとひどくパニックになっており、犬鳴村から脱出し日常に戻っても明菜は頭のおかしい行動ばかりとるようになってしまったのです。
『犬鳴村』に登場する犬鳴村は日本地図に載っていないことから、日本の法律が通用しない村と噂されており、実際に付近では多数の霊の目撃証言があります。実際にある村だからこそのリアリティある作品となっているので、気になる方はチェックしてみましょう。
日本のホラー映画⑧富江
『富江』は、1999年公開の伊藤潤二さんの漫画を映画化した作品です。富江を演じるのは実力派女優の菅野美穂さんで、美しいからこその怖さを見事に演じきっています。
主要キャスト
泉沢月子:中村麻美/川上富江:菅野美穂/細野辰子:洞口依子/原田省二:田口トモロヲ/斎賀祐一:草野康太/吉成佳織:留美/山本武史:水橋研二/野村和美:奈良岡寿美/佐々木大輔:小野嘉朗
あらすじ&見どころ
精神科に通う泉沢月子は、3年前の事故により記憶障害と不眠症に悩まされていました。担当医師の紺野は、月子の失った記憶を取り戻すために、睡眠療法を使用してヒントを得ようとします。そして、「トミエ」と言うワードを見事聞き出すことに成功しました。
ところが、月子はトミエが誰だかわかりらずに記憶障害の状況は中々進展しません。しかし、トミエと言うワードを口にしてしまった所為か月子の記憶は失われたまま、月子の身の回りでは不可解な出来事が起こり始めるのでした。『富江』の魅力は菅野美穂さんの富江でしょう。
『富江』事態にホラーシーンはそこまで多くはないものの、やはり菅野美穂さんの富江が登場するシーンは脳裏にこびりつきます。恐さで言うと、そこまで過激なものではないので、ホラー映画が苦手な方もチャレンジできる作品かもしれません。
日本のホラー映画⑨八つ墓村(1977年)
『八つ墓村』は1977年に公開された古いサスペンスホラー映画で、横溝正史の同名ミステリー小説を映画化しました。当時は大ヒットした作品としても知られており、金田一耕助の謎解きとホラー両方が楽しめる見ごたえ抜群の内容です。
主要キャスト
金田一耕助:渥美清/寺田辰弥:萩原健一/森美也子:小川眞由美/多治見久弥:山崎努/多治見春代:山本陽子/多治見小竹:市原悦子/多治見小梅:山口仁奈子/井川鶴子:中野良子/多治見要蔵:山崎努
あらすじ&見どころ
平家の落ち武者8人が惨殺されたことから名前が付いた八つ墓村では、数百年後に再び多治見要蔵による32人が惨殺される事件が起こりました。要蔵は当主で妻もいましたが、若い鶴子を気に入り無理やり襲い軟禁をしていたのです。
少し経つと鶴子は要蔵との子である辰弥を出産すると子と共に脱走しました。鶴子を失った要蔵は気が狂ったように人を斬っていき、それが32人惨殺事件として現在でも語り継がれているのです。
さらに年月が経った現在、またもや連続殺人が起こり始めたため、過去の彩道を繰り返してはならないと村人たちは私立探偵金田一耕助に依頼したのでした。『八つ墓村』は、松竹映画の歴代に残る大ヒット作で、作中に村人が発言する「祟りじゃ?」は流行語になったそうです。
また、金田一耕助と言えばミステリー作品ですが、映画『八つ墓村』では惨殺事件は祟りによるものであることから、ホラー作品に様変わりしています。これまでの金田一耕助とは違う作風だったこともあり人々の心を掴んだのでしょう。
日本のホラー映画⑩クロユリ団地
『クロユリ団地』は2013年に公開された中田秀夫監督作品です。老巧化した薄暗い団地が舞台になっており、普段よく見かけるどこか活気のない公園や団地など身近な景色にスポットライトを当てているため、日常生活まで支障をきたす恐怖があります。
主要キャスト
二宮明日香:前田敦子/笹原忍:成宮寛貴/二宮勲:勝村政信/二宮佐智子:西田尚美/ミノル:田中奏生/篠崎老人:高橋昌也/野々村早苗:手塚理美
あらすじ&見どころ
主人公の二宮明日香は、近所では幽霊が出ると噂の団地へ引っ越してきました。団地近くは地元でもなかったため、明日香は怪奇現象があることを知らずに越してきたのです。近所へ引っ越しの挨拶をしようと隣の部屋を訪ねますが、応答がなく挨拶ができませんでした。
明日香は時間つぶしに団地前の公園に来ると、一人で遊んでいるミノルと言う少年に出会います。少し話をしていると、ミノルは明日香の隣人はミノルの血の繋がりのない祖父だと言うのです。翌日、明日香は物凄い物音で目を覚ましますが、明日香以外の家族は聞こえません。
その後、不審に思う明日香をさらに加速させるように、友人からクロユリ団地の噂を聞いてしまうのでした。『クロユリ団地』は秋元康さんと前田敦子さんのAKBコンビに、中田秀夫監督と最強タッグで製作されている話題作なので、ぜひ観てみて下さい。
日本のホラー映画⑪ノロイ
『ノロイ』は2005年に公開されたドキュメンタリー風ホラー映画です。ホラー映画好きは一度は観たことのある『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』の監督である白石晃士さんが手掛けている作品で、物語と言うよりは実際に起こっている映像のような演出が魅力でしょう。
主要キャスト
小林雅文:村木仁/石井潤子:久我朋乃/松本まりか/ 堀光男:寺十吾/矢野加奈:菅野莉央/石井潤子の家にいた少年:神林秀太/大沢真一:柿澤隆史/矢野照之:田野良樹/ 矢野喜美子:長宗我部陽子
あらすじ&見どころ
怪奇実話作家の小林雅文は、奇妙な声が聞こえる家の隣に住む親子に取材をしていました。奇妙な声がする家の家主は石井と言い、小林が訪問すると怒りながら追い返しました。訪問した際に小林が起動していたカメラには妙な音声が録音されており、数日後隣人の親子は亡くなってしまいます。
その後も小林は数々の不可解な事件について取材し、やっと『ノロイ』を完成させました。ところが、その直後に小林宅は火事で全焼し、妻が遺体で発見され、小林自身はいまだに行方がわかっていないそうです。
『ノロイ』はフィクション作品ですが、怪奇実話作家の小林が取材する呪いの数々をドキュメンタリー風で追跡するストーリーになっています。ドキュメンタリー風のストーリーと、リアリティさを追求した演出がなんとも言えない不気味さを感じさせてくれるでしょう。
日本のホラー映画⑫残穢 住んではいけない部屋
『残穢 住んではいけない部屋』は、2015年に公開されたホラーサスペンス作品です。小野不由美さんのホラー小説『残穢』をホラー作品でお馴染みの中村義洋監督が映画化しています。
主要キャスト
小松由美子:竹内結子/久保さん:橋本愛/直人:滝藤賢一/平岡芳明:佐々木蔵之介/三澤徹夫:坂口健太郎/田村さん:山下容莉枝/梶川氏:渋谷謙人/山本くん:成田凌
あらすじ&見どころ
読者の投稿を元に小説を書く小松由美子は、一通の手紙に興味を持ちました。その内容と言うのが住んでいるマンションの部屋から声が聞こえると書かれているのです。由美子は以前にも似たような内容の手紙を別の人物からもらっていたため、同じ部屋なのでは?と疑います。
ところが、実際は同じマンションではあったものの違う部屋で、部屋自体に何かあるわけではないようです。しかし、そのマンションからは他に何人もすぐに転居してしまっているらしく、その後必ず不審死を遂げていたのでした。
『残穢 住んではいけない部屋』は、思わず今自分がいる部屋や土地がどういった過去を持つのか調べておきたくなる内容です。恐さに妥協がなく、日本のホラー作品らしい恐怖が満載な作品なので、ホラー好きでも恐怖を感じること間違いなしでしょう。
日本のホラー映画⑬らせん
『らせん』は1998年に公開された『リング』の続編映画です。呪いのビデオの『リング』のその後が描かれており、同名小説を映画化しました。
主要キャスト
安藤満男:佐藤浩市/高野舞:中谷美紀/高山竜司:真田広之/宮下:鶴見辰吾/山村貞子:佐伯日菜子/吉野:松重豊/前川警部補:小木茂光/浅川玲子:松嶋菜々子/伊熊平八郎:伴大介/小林:真鍋尚晃/舟越:安達直人/安藤利恵子:加倉井えり
あらすじ&見どころ
東京都監察医の安藤は、息子を海で亡くしてからと言うもの、自殺について考える日々でした。そんなある日、大学の同級生である高山竜司が変死体となり、安藤の病院に届きます。昔の友人を解剖していると、胃の中に数字がかかれた紙切れを発見しました。
学生時代に高山は数字で暗号を作ることが好きで、その暗号が解けたのは安藤だけだと話していたことを思い出します。安藤は高山のダイニングメッセージだと解釈すると、その暗号を解読しようと試みますが、この一件を機に、謎のウイルス事件に巻き込まれていくのでした。
『らせん』は、『リング』の続編と言われていますが、そのまま物語が続いているわけではありません。おすすめの観方は、『リング』『らせん』を両方観ることで、2作品どちらも観ると、より貞子の呪いの恐ろしさを理解することができるでしょう。
日本のホラー映画⑭幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形
『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』は1970年に公開された東宝作品で、連続殺人と不可解な事件の謎に迫ります。幽霊役の女性はとても綺麗で、あまり怖くないですが、物語の雰囲気は昔のホラー映画独特の怖さがあり、おすすめです。
主要キャスト
佐川和彦:中村敦夫/野々村夕子:小林夕岐子/佐川圭子:松尾嘉代/高木浩:中尾彬/野々村志津:南風洋子/源造:高品格/吏員:浜村純/運転手:堺左千夫
あらすじ&見どころ
半年ぶりに帰国した佐川は恋人へ会いに行ってから行方不明になってしまいました。全然連絡の取れない兄の行方が気になる妹の圭子は婚約者の高木を連れ、兄の恋人である夕子の実家を訪ねます。すると夕子の母親は4日前に佐川は帰り、加えて夕子はすでに亡くなっていたと告げました。
兄の行方の手がかりが掴めない圭子と高木は落胆しますが、夕子のお墓の前に兄のボタンを発見します。やはり、夕子の実家に何かあると感じた二人は、再び実家へ戻り、一泊させてもらうことにしたのでした。
『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』は1970年公開とかなり古い映画で、50年以上前の映像がより怖さを引き立てます。日本の昔ながらのホラー作品が好きな方はぜひ観てもらいたい作品です。
日本のホラー映画⑮怪談
『怪談』は1965年公開のホラー作品で、小泉八雲の著書『怪談』から4つのエピソードが描かれています。カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞する輝かしい功績も残しました。
主要キャスト
『黒髪』武士:三国連太郎/妻:新珠三千代/第二の妻:渡辺美佐子/『雪女』巳之吉:仲代達矢/お雪・雪女:岸惠子/巳之吉の母:望月優子/『耳無芳一の話』耳無芳一:中村賀津雄/甲冑の武士:丹波哲郎/『茶碗の中』関内:三代目中村翫右衛門/作者:滝沢修/おかみさん:杉村春子
あらすじ&見どころ
『黒髪』若い武士にはとても献身的な妻が居たので幸せでした。ところが仕えていた主君が堕落したことで、とても貧しくなった武士は妻を残して逃亡してしまいます。そして、遠い地に辿り着くと裕福な娘を妻にし、貧しさからは脱却しますが、やはりおいてきた妻のことが心配で、毎日悔やみます。
また、新しい妻はとても我儘だったため、耐えきれなくなった武士は、前の妻がいる家へ戻りました。久しぶりに家へ戻ると、ボロボロになった家でひとりで織物をしている妻を見つけ、武士は謝罪します。ところが、次の朝、妻は屍と化しており、長い黒髪が武士を襲うのでした。
『怪談』は『黒髪』の他にも、『雪女』、『耳無芳一の話』、『茶碗の中』が収録されています。1つの映画で4つの作品が楽しめるので興味のある方はチェックしてみて下さい。
日本のホラー映画⑯サイレン FORBIDDEN SIREN
『サイレン FORBIDDEN SIREN』は、2006年公開のサウンドサイコスリラーで、人気のゲームが映画化されました。監督は『トリック』の堤幸彦氏が手掛けており、ゲームの内容をそのまま映画化したのではなく、オリジナルストーリー作品だと思って観ると失敗しないでしょう。
主要キャスト
天本由貴:市川由衣/森本レオ:天本真一/南田豊:田中直樹/土田圭:阿部寛/里美:西田尚美/東:松尾スズキ/山中巡査:嶋田久作
あらすじ&見どころ
1976年の夜美島では、海は赤く、謎のサイレンが鳴り響き、島民は失踪してしまいました。島民は全員いなくなり、唯一発見されたのは気の狂った土田圭のみです。謎の怪事件から29年後、事件の面影を見せないほど平穏に戻った夜美島にある一家が転地療養のためにやってきました。
一家は29年前の事件を知らずに越してきましたが、平和な夜美島はサイレンが鳴ると一変するため、外に出ないよう隣人から忠告されます。果たして、サイレンはだれが何のために鳴らしているのでしょうか。
『サイレン FORBIDDEN SIREN』は阿部寛さんやココリコの田中さんと豪華キャストが登場します。他の土地とは違う異様な雰囲気の夜美島の恐怖をぜひ味わってみて下さい。
日本のホラー映画⑰輪廻
『輪廻』は2005年に公開されたサスペンスホラー作品です。『呪怨』でお馴染みの清水崇監督が手掛けた、ホラー隙を満足させるホラー映画となっています。
主要キャスト
杉浦渚:優香/松村郁夫:椎名桔平/村川忠司:杉本哲太/木下弥生:香里奈/尾西和也:小栗旬/森田由香:松本まりか
あらすじ&見どころ
群馬ホテル無差別殺人事件を元に映画が製作されることになり、新人女優の杉浦渚がヒロインに抜擢されました。渚は8歳の少女の役で、無差別事件の犯人の娘です。しかし、渚はオーディションに合格してからというもの、ぬいぐるみも持つ少女の霊が見えるようになります。
さらに、少女が見えるようになってから見知らぬ景色も記憶される不気味な現象も起こり始めたのです。そして、撮影に入るとさらなる恐怖が渚を襲うのでした。『輪廻』は輪廻転生をテーマとした作品で、優香さんや香里奈さん、椎名桔平さんなどの豪華俳優陣の迫真の演技が恐怖を加速させます。
日本のホラー映画⑱オーディション
『オーディション』は、2000年公開のホラー作品で、村上龍の同名小説を映画化しました。ホラーと言うよりもグロテスクなシーンがトラウマを生むと言われており、かなりヘビーな内容で知られています。
主要キャスト
青山重治:石橋凌/山崎麻美:椎名英姫/青山重彦:沢木哲/車椅子の老人:石橋蓮司/吉川泰久:國村隼/青山良子:松田美由紀/芝田:大杉漣/酒場のマスター:斉木しげる
あらすじ&見どころ
ビデオ制作会社を経営する青山は、7年前に亡くした妻を引きずり、息子と寂しく暮らしていました。息子も高校生になり彼女ができると、青山にそろそろ次の恋愛をしろと再婚を勧めます。
その話を親友の古川に話すと、青山がやっと先に進もうとしていることを嬉しく感じたようで、映画女優のオーディションと称して、その中から婚約者候補を選ぶことを提案されました。
古川の提案を受けた青山はオーディションを開催し、一人の女性に惚れこんでいくのですが、この後、とんでもない展開が待ち受けていたのです。『オーディション』はとにかく、青山が恋をした相手が怖すぎます。かなり心臓に悪いシーンが登場するので、気をつけて観て下さい。
日本のホラー映画⑲事故物件 恐い間取り
『事故物件 恐い間取り』は2020年に公開された実話を基にしたホラー作品です。芸人の松原タニシの自身の事故物件による恐怖体験を書いた原作を中田秀夫監督が映画化しました。
主要キャスト
山野ヤマメ:亀梨和也/小坂梓:奈緒/中井大佐:瀬戸康史/横水純子:江口のりこ/カオリ:MEGUMI/松尾雄二:木下ほうか/肉戦車:加藤諒、坂口涼太郎/佐々木:中田クルミ/団長安田/クロちゃん/バービー/定食屋店主:宇野祥平/伊崎努:高田純次/篠崎:小手伸也/有名タレント:有野晋哉、濱口優
あらすじ&見どころ
お笑い芸人の山野ヤマメと中井大佐は「ジョナサンズ」と言うコンビを組んでいますが中々売れず、そろそろ潮時かもしれない空気が流れていました。ついに、中井大佐から解散を突き付けられたことで「ジョナサンズ」は解散のため、関係各所に挨拶へ回ります。
すると、プロデューサーの松尾と中井大佐の会話から、山野ヤマメが事故物件に住み実録を放送する企画が立てられたのです。山野ヤマメはピン芸人になり仕事もないため、その企画を承諾しますが、ありとあらゆる事故物件を転々としていると、不幸が連続して起こるようになるのでした。
『事故物件 恐い間取り』は実話を基に製作されており、一番驚くポイントが松原タニシが今でも事故物件に住んでいることです。キャストも豪華で見ごたえ抜群の作品となっているので、チェックしてみて下さい。
日本のホラー映画⑳仄暗い水の底から
『仄暗い水の底から』は2002年公開の『リング』の鈴木光司氏による小説を映画化した作品となります。古い作品ですが、今でもホラーファンに愛され続けている映画で、黒木瞳さんの迫真の演技も見どころでしょう。
主要キャスト
松原淑美:黒木瞳/松原郁子:菅野莉央/浜田邦夫:小日向文世/神谷:谷津勲/淑美の保母:浅野麻衣子/弁護士:吾羽七朗/玲子:大塚ちひろ/河野:諏訪太朗
あらすじ&見どころ
松原淑美は離婚調停中で、元夫の浜田邦夫と娘の親権を争っています。新しい職場である出版社の近くのマンションに越してきた淑美は、新生活を始めました。しかし、生活を続けていくうちにマンションの不快な現象に顔を歪めていきます。
大きくなる天井のシミや、上階の子どもの足音など、あきらかに何かおかしな現象に淑美は嫌悪感を抱き始めると、ある日、娘の郁子が屋上へ向かうのを目撃するのでした。
『仄暗い水の底から』は、淑美の住むマンションの水が原因で様々な怪奇現象が起こります。じわじわと追い詰められていく恐怖が登場人物だけでなく視聴者にも襲い掛かるでしょう。
日本のホラー映画㉑黒い家
『黒い家』は1999年公開の、森田芳光監督によるサイコパスホラー映画です。実力派女優の大竹しのぶさんが殺人鬼を演じたことで、狂気的な恐怖を感じる作品となります。
主要キャスト
若槻慎二:内野聖陽/菰田重徳:西村雅彦/黒沢恵:田中美里/菰田幸子:大竹しのぶ/松井刑事:町田康/金石克己:桂憲一/三善茂:小林薫/角藤:伊藤克信/大迫外務次長:菅原大吉
あらすじ&見どころ
保険会社に勤める若槻慎二は、自殺でも保険金がおりるのか尋ねる菰田重徳の家に訪問することになりました。しかし、家に着くなり、菰田重徳の息子が首を吊り自殺している現場に遭遇します。
保険会社では菰田重徳が保険金詐欺をしようとしていると睨んでおり、保険金を払わないでいると菰田重徳は幾度も訪問し、保険金を請求しました。だんだんと若槻に嫌がらせをするようになり若槻は心身共に疲弊してしまうのです。
『黒い家』は、保険金に執着する夫婦が異常で奇妙な作品です。保険金の為だけに殺人や拷問をしていく妻は、まさにサイコパスで恐ろしいので、気になる方は観てみましょう。
日本のホラー映画㉒聖地X
『聖地X』は2021年に公開されたホラー作品です。「劇団イキウメ」の人気舞台を映画化した話題作で、撮影は全て韓国で行われており、日韓合同チームで製作されました。
主要キャスト
山田輝夫:岡田将生/東要:川口春奈/忠:渋川清彦/京子:山田真歩/東滋:薬丸翔/パク・イヒョン/パク・ソユン/キム・テヒョン
あらすじ&見どころ
小説家志望の山田輝夫は、父親の韓国の別荘で執筆活動をしずにゲームや映画鑑賞に明け暮れていました。するとある日、離婚を決めた妹の要が韓国まで押しかけてきて、事情を話し居候させてほしいと頼みます。その後、輝夫と要が買い物に来ていると、日本にいるはずの要の夫である滋に遭遇しました。
ところが、滋に電話を掛けると、やはり東京で現在も働いており、韓国で先程みた滋はドッペルゲンガーだったのです。パニックになる二人ですが、調べていくと滋のドッペルゲンガーが入っていった怪しげな飲食店に原因があったのでした。
『聖地X』の見どころは、岡田将生さんと川口春奈さんなど日本を代表する俳優と韓国の国民的スターのパク・イヒョンが共演している点でしょう。ホラー好きだけではなく、韓国好きも楽しめる作品なので幅広い方におすすめです。
日本のホラー映画㉓人魚伝説
『人魚伝説』は1984年に公開されたバイオレンスホラー映画です。こちらの作品は、第6回ヨコハマ映画祭で監督賞と主演女優賞を受賞した功績を残しています。
主要キャスト
佐伯みぎわ(島の海女):白都真理/佐伯啓介(漁師・みぎわの夫):江藤潤/宮本祥平(啓介の友人のカメラマン):清水健太郎
あらすじ&見どころ
港町に住む佐伯啓介とみぎわは、漁師と海女として漁業で生活をしていました。しかし、港町では巨大レジャーランド施設の建設が計画されており、漁業に影響してしまいます。啓介はある日、釣りに行くと、啓介同様に建設反対をする男性に遭遇しました。
すると突然、男性の船は大破してしまい死亡します。ところが、男性が死亡したことはニュースにもならず、加えて翌日啓介も槍に突かれて死亡してしまいました。残された妻のみぎわは施設建設推進派の仕業だと勘ぐると、復讐を誓ったのです。
『人魚伝説』は、妻の復讐劇が過激なバイオレンス作品となっています。ナイフでめった刺しにしたり、プールの中で溺死させるなどハードな殺害シーンが多発するため、心の準備をして観て下さい。
日本のホラー映画㉔カルト
『カルト』は2013年公開のドキュメンタリー風のホラー映画です。白石晃士監督が手掛け、あびる優さん、岩佐真悠子さん、入来茉里さんが本人役で出演しています。
主要キャスト
あびる優/岩佐真悠子/入来茉里/金田美保子:岡本夏美/龍玄:井上肇/雲水:山口森広/金田朋絵:小山田サユリ/NEO:三浦涼介
あらすじ&見どころ
あびる優、岩佐真悠子、入来茉里は心霊番組のレポートをする仕事が入ります。ディレクターは3人に仕事内容の説明をしますが内容がひどく、怪奇現象が起こる家に実際に住み込みレポートすると言うものでした。
3人は怖がりながらも、霊媒師の雲水と一緒に怪奇現象の家へ突入することになりますが、数々の心霊現象が襲い掛かるのです。『カルト』は宗教を信仰する人々が危険な悪霊を呼び起こしてしまった物語です。
あびる優さんを始めとした女優さんたちのリアルな演技が本当のドキュメンタリーを観ている気分にさせてくれるでしょう。
日本のホラー映画㉕CURE
『CURE』は1997年公開のサイコホラー作品です。黒沢清監督が世界に注目されたきっかけの作品でもあり、主演の役所広司さんは第10回東京国際映画祭の主演男優賞を受賞しました。
主要キャスト
高部賢一:役所広司/間宮邦彦:萩原聖人/佐久間真:うじきつよし/高部文江:中川安奈/宮島明子:洞口依子/藤原本部長:大杉漣
あらすじ&見どころ
売春婦がXに斬られて殺されてしまった事件が起きました。最近、犯人は違えど共通点を持つ事件が多発していたことで、担当刑事の高部賢一は友人の心理学者である佐久間に捜査の協力を依頼します。すると、犯人たちが犯行前に一人の男性に遭っていることが判明するのでした。
『CURE』はロケ地も凝っており、薄暗い不気味なトンネルや、一般的な廃墟よりもさらに不気味な廃墟など気味が悪い場所ばかりです。また、ホラー映画の巨匠である黒沢清監督が手掛けていることもあり、不気味さは十分で、役所広司さんの名演技が恐怖を加速させます。
邦画ホラーを見て恐怖体験を楽しもう!
今回は邦画のホラー映画を厳選し25作品を紹介しました。ホラー作品は当たりはずれが激しいこともあり作品選びは悩むでしょうが、今回紹介した作品たちはかなり怖い作品ばかりです。ホラー映画を観たくなった際は、ぜひこちらで紹介した作品を観てみて下さい。