いろいろなカギを持ち歩くのに便利なキーケースですが、キーケースにはいくつか種類があります。そこで今回はキーケースとキーホルダーとの違いや、キーケースの種類、それぞれの使い方、おすすめの人気商品などについてご紹介します。ぜひキーケースを選ぶときの参考にしてみてください。
キーケースってキーホルダーとは違うの?
家や車のカギを何もつけないそのままの状態で持っている方は意外と少ないかもしれません。カギをなくさないために、キーホルダーもしくはキーケース、キーチェーンなどを使われている方が大半です。
ぱっと耳にすると、キーケースとキーホルダー、どこが違うのかわからないという方もいるでしょう。ここでキーケースの特徴やキーホルダーとの違いなどについてご紹介します。
キーケースの特徴
キーケースの特徴は、キーホルダーと違いカギを小さなケースの中に収納できるということです。小さなケースの内部にカギを収納するためのキーフックが付いていたり、ケース内部に縫い込まれたヒモの先にリングが付いていて、そこにカギを通してケースの中に収納したりなど、モデルによってデザインが違います。
カギを内部に収納した後は、スナップボタンやチャックなどで口がしめられるようになっており、外からはカギが見えず内部にすっきりと収納された状態になります。
キーリング(キーホルダー)との違い
キーホルダーは裸の状態のカギをリングでまとめてなくならないようにしており、リング部分には鈴や小さな人形などの装飾品がぶら下がっていることが多いです。リング部分は輪っか状とは限らず、四角などほかの形状をしていることもあります。
それに対し、キーケースはカギをまとめて入れるための小さなポーチのようなもので、カギがばらつかないよう中に収納して持ち歩くことができます。
キーホルダーではカギはむき出しなので、バッグの中でガチャガチャと音をたてたり、一緒に収納しているほかのものに引っ掛かって傷をつけたりすることもあります。しかしキーケースではカギはファスナーやスナップのついた小さなケースの中に納まっているのでカギがほかのものとぶつかりません。
ケースのサイズやデザインは種類によってさまざまで、純粋にカギだけ収納できるものもあれば、ちょっとした小銭やカードが入れられるものもあります。
キーケースを使うメリット
キーケースとキーホルダーのどちらにするか悩んでいる方のために、ここでキーケースを使うメリットについて確認してみましょう。キーケースを使えば先端がとがったカギをケースの中に収納できるので、バッグの中でガチャガチャと音をたてたり、バッグの中にあるスマホなどを傷つけたりすることがありません。
さらにケースの中に入れておくと、バッグの中でカギが迷子になりにくいという特徴があります。またキーホルダーだと見た目が賑やかな印象になりがちですが、ケースに入れておけばコンパクトで見た目もすっきりです。カギを手に持って歩いて入れも一見カギだとわかりにくいので、防犯面でも安全です。
キーケースに小銭やカードが収納できるスペースがあれば、近所のコンビニやスーパーに行くときも財布を持ち歩く必要がなくキーケースをポケットに入れるだけで済みます。
キーホルダーは使っているうちに装飾品がとれてしまうこともあり、意外に思っているほど長く使えないこともあります。しかしキーケースは装飾品はなく、ケースのみのものがほとんどなのでシンプルで長く愛用できます。
キーケースのタイプの種類と使い方
キーケースにはどんなタイプがあるのか、その種類と使い方についてここでご紹介します。タイプによっても使い勝手が違うので、どのタイプのものが使いやすいのか、選ぶときの参考にしてみてください。
種類①キーフックタイプ
キーフックタイプは三つ折りなどになったケースの中にフックがいくつかついており、フックの数だけカギが収納できます。収納したいカギの数をあらかじめ把握して選ぶことが大切です。
フックの数以上のカギは収納できないので要注意です。スマートキーのようにカギに厚みがあるとほかのカギと重なって、外側のスナップボタンが留められないこともあります。
使い方
フック一つにつき、カギが一つつけられます。カギの頭についている穴をフックに引っかけるだけなので装着も簡単です。カギのサイズが大きい、もしくは電子キーの場合は少しかさばるかもしれません。中に収納してもケースの口がきちんと閉まるのか事前にチェックしたほうが良いでしょう。
種類②キーチェーンタイプ
カギをよくポケットに入れるという方におすすめなのが、このキーチェーンタイプです。カギをまとめてチェーンに通し、ポケットに収納できるので取り出しやすく便利です。チェーンに通しておけばカギをなくす心配もありません。
使い方
チェーンの先にフックが付いており、ズボンのベルト通しなどに装着します。そして反対側についているリングに必要なカギを複数個通すことができます。キーチェーンがあればポケットから落ちずに安心ですが、歩くときにジャラジャラとカギの音がするかもしれません。
種類③多機能タイプ
キーケースの中にはカギがつけられるだけでなく、カード収納ポケット、小銭入れなどもついた多機能タイプもあります。カードケースもしくは小銭入れとして使えるので、その分持ち歩く小物の数が減り、バッグの中もすっきりします。
財布、カードケース、キーケースなどばらばらと持ち歩きたくない方におすすめです。ミニバッグで中に入れる荷物はできるだけコンパクトにしたいという女性や、バッグを持たずに手ぶらで出歩きたいという男性にもチェックしてほしいタイプです。
使い方
使い方はそのモデルにもよりけりですが、キーチェーンのように先についたリングにまとめてカギを通して使うものと、キーフックにカギを引っかけるものがあります。
使いやすいタイプのものを選ぶようにしましょう。チェーンの部分は金属の鎖状になっているもの、樹脂製のコードがついているものなどいろいろです。腰回りでぶらぶらとするので、ファッションのアクセントになるものを選びましょう。
種類④ねじタイプ
意外と知られていないのがこのネジタイプかもしれません。カギの頭についている穴にネジを通してキーケースに固定して使うタイプのものです。カギを装着するための金具部分が少ないので、コンパクトにカギを収納したい方にぴったりです。
使い方
カギの頭についている穴とキーケースの穴を合わせてまとめてビスに通し、ビスの反対側にネジをはめて使います。一度固定すると外れにくく、小さくまとまるので、持ち歩く荷物はできるだけ容量を減らしたいという方におすすめです。
種類⑤スマートキー対応タイプ
マンションに住んでいる方や車を所有している方が収納に悩みやすいのがスマートキーです。従来のカギよりも厚みがありサイズも大きいので、普通のキーケースだと収納できないことも。こんなときに便利なのがスマートキー対応タイプです。
スマートキーの普及とともにスマートキーに対応したキーケースの種類も増えてきているので、使いやすいモデルがないか探してみましょう。
使い方
デザインにもよりますが、一番よくみられるのが、通常のキーケースのようにキーリングにスマートキーの穴を通すタイプです。もしくはキーケースにスマートキーを収納するためのポケットがついていることもあります。ポケットに収納するタイプの場合は、スマートキーが滑って落ちないように心がけたいものです。
キーケースおすすめ人気10選
いろいろなメーカーやブランドからキーケースが販売されているので、どのモデルを選んだらよいのか迷われる方も多いでしょう。ここでおすすめのキーケースの人気10選についてご紹介します。選ぶときに役立ててみましょう。
おすすめ①CalvinKlein ブラック
シンプルで飽きのこないデザインのカルバンクラインのキーケースです。本革仕様なので、長く使い込むほどに手になじみ愛着がわきます。スキミングへの対策がされているので、満員電車などでスキミングされる心配もありません。
キーフックは6つ、キーリングが1つついているので、カギのサイズに合わせて使い分けできます。カードを入れるスペースも2カ所あるので、ちょっとした買い物であればこれ一つで十分です。
おすすめ②GUCCI キーケース 6連フック
一流ブランドのキーケースが欲しい方におすすめなのが、キーケースの定番の一つともいえる、グッチのキーケースです。6連フックなのでカギを6つまで収納できます。
グッチのロゴが並んだキャンパス地とブランド名の刻印がシックで高級感あふれる印象です。ブラックなので、女性はもちろん男性が使っていても違和感がありません。大切な方へのプレゼントにもよいでしょう。
おすすめ③PRADA サフィアーノ トライアングル 6連キーケース
毎日持ち歩くキーケースは、耐久性も重視したいポイントです。このプラダのサフィアーノ加工されたカーフスキン製のキーケースであれば、バッグの中にぽんと放り込んでいても傷が付きにくく、長く愛用できます。
6連フックなのでカギを6つ収納できます。オープンポケットも付いているので、カードも収納可能です。プラダのロゴプレートがさりげなく存在感をアピールしているので、一流ブランドならではの高級感も堪能できます。
おすすめ④LOUIS VUITTON ポシェット クレ キーリング
ルイヴィトンのキーケースは、リングの先にカギを通した状態でケースの中に収納してもよいですし、カギはそのままケースの外に出し、チャックのついたケース内に小銭やカードを収納することもできます。アイデア次第で自由に使える便利なキーケースです。
コンパクトでありながら、ルイヴィトンならではのロゴがインパクトある一品です。ルイヴィトンの中でも人気の定番商品であるだけに、流行に関係なく長く使うことができます。
おすすめ⑤PORTER キーケース コインケース
コインケースとキーケースが一体化したモデルです。ナイロンなので軽くて丈夫、雨に濡れても安心です。小銭入れとカギを一緒にまとめて持ち歩くことができるので、うっかり財布を忘れたという事態も防ぐことができます。
さりげない機能性と使いやすさに優れた商品は日本製ならではです。コンパクトでポケットにもスムーズに収まり、使いやすいと評判の商品です。色はブラック、ネイビー、ブロンズの3種類があるので好みのカラーを選んでみましょう。
おすすめ⑥Paul Smith キーケース ジップストローグレイン
4連フックと小銭入れ、カード収納がセットになっているので、日常使いにぴったりです。外側にはポールスミスのロゴが金字で刻印されており、チャック部分にはポールスミスならではの遊び心も光り、プレゼントしても喜ばれそうな商品です。
表面には傷がつきにくいようエンボス加工されているので、デイリーユースにもピッタリのキーケースです。男性はもちろん女性が持っていても違和感のないデザインです。
おすすめ⑦TAKEO KIKUCH キーケース タイム
日本のブランド、タケオキクチのキーケースです。使用されている革は、「フネ」という昔ながらの道具を使用して、揉み加工を施しており、日本製ならではの質の良さが感じられます。内側のさし色がアクセントになっています。ブラックとオレンジの2色があります。
カギの5連フックやカード入れ、小銭入れが付いた多機能なキーケースです。外側についている窓付きのカード入れには交通系ICカードも入れられるので、これ一つでキーケース、小銭入れ、定期入れの3役を果たします。
コンパクトでマルチに使えるキーケースを探しているのであればこちらの商品がおすすめです。
おすすめ⑧IL BISONTE キーケース
フィレンツェ発祥のブランド、イルビゾンテは高級な革を使用したハンドメイドの小物で知られています。イルビゾンテの革小物はどれも上質でシンプルなデザインが魅力ですが、キーケースもその例にもれず、シンプルで研ぎ澄まされたデザインがポイントです。
とことん無駄をなくし、シンプルイズベストを体現したようなキーケースは、使い込むほどに味がでて愛着の湧く一品です。フロント部分にはイルビゾンテのブランドロゴも刻印されているので、さりげないこだわりをアピールできます。
おすすめ⑨AGILITY パンセ スマートキー キーケース
日本のブランドAGILITYの革製品は、東京の日暮里にある小さな工房で丁寧に作られています。このキーケースは、キーリングが1つ、キーフックが3つついており、収納力がありながらコンパクトな点がポイントです。
キーリングには少し大ぶりなスマートキーを装着、ほかのキーフックには家の鍵などが装着できます。よく使うカギのみをケース外側に出しっぱなしにしてぶら下げることもできます。
ズボンのベルト通しなどからぶら下げれば、カギもすっきりとスマートに収まります。色はレッド、ブラウン、ダークブラウン、カーキの4色展開しています。
おすすめ⑩CASTELBAJAC スマートキーケース
ゴルフウェアをはじめ、さまざまな雑貨も販売しているカステルバジャックにもおしゃれなキーケースがあります。カステルバジャックのイメージカラー6色をステッチで表現しており、エンボス加工が施された革を使っているので傷みにくいのも嬉しいポイントです。
スマートキーだけをすっきりと収納したいのであれば、こちらの商品がおすすめです。チャックを開けた内側はシンプルなデザインになっており、外側に出たゴールドの金具が上品な印象です。
背面には小物を収納できるスペースがあり、カードなどを入れて持ち歩くこともできます。カラーもオレンジ、ブラック、ホワイト、ネイビーがあり、オリジナリティがありながらも品の良いキーケースが欲しい方にぴったりの商品です。
自分の使い方に合ったキーケースで快適に!
今回はキーケースとキーホルダーの違い、キーケースの特徴や主なタイプ、おすすめの商品などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?キーケースはいろいろなブランドから発売されており、大きな小物だと高くて手が出しにくい高級ブランドでも、キーケースであれば比較的買いやすい価格帯となっているのも魅力の一つです。
この機会に憧れのブランドのキーケースを手に入れてもよいですし、毎日何度も手に取るカギを気持ちよく収納できるお気に入りのキーケースを探してみるのもよいでしょう。長く愛用できる一品を見つけてみてください。