都市伝説「山の中にある牧場」をご存知ですか?「世界の何だコレミステリー」でも紹介され、訪れた人が行方不明になるなどの怪奇現象が起き。話題になりました。そこでこの記事では、「山の中にある牧場」について場所や光景などについて紹介しているのでぜひご覧下さい。
目次
「世界の何だこれ!?ミステリー」で紹介された都市伝説・山の牧場とは
⏰このあと夜7時~放送⏰
『世界の何だコレ!?ミステリーSP』⛰️ネットで語り継がれる都市伝説”山の牧場”
その場所と噂の現地を直撃💥🇿🇦南アフリカの何だコレに直撃‼️
🦁ライオンと写真撮影❗️
🦛街中に現れる巨大カバ⁉️@nandakore_8https://t.co/FbtHFkX0jj pic.twitter.com/v4bwGAKQxE— フジテレビ (@fujitv) March 15, 2023
まず初めに、「山の中にある牧場」について紹介します。人気バラエティ番組「世界の何だコレミステリー」にも取り上げられ、都市伝説として注目されました。
山の中にある牧場
「世界の何だコレミステリー」で紹介された「山の中にある牧場」は、その名前の通り「山の中に存在している牧場」のことを指します。牧場の経営をしていたとのことですが、現在では廃墟となっていて、心霊スポットになっているようです。
SNS上では、「未使用の牛舎」「ひっくり返されている重機」「実験器具がある階段のない研究室」「日本人形」「無数のおふだ」などが敷地内にあるとされていています。
様々なYoutuberがこの「山の中にある牧場」を訪問していますが、地下室があるにも関わらず誰も訪れていないとのことです。
「世界の何だコレミステリー」や他の番組でも多々取り上げられていますが、これから解説するエピソードや、訪れた人が語っている現場の雰囲気等、心霊スポットの中でも本当に恐怖だと注目されています。
1982年に中山市朗氏が発見
「山の中にある牧場」は、1982年に中山市朗氏が発見しました。中山氏は、山の中にある牧場を訪れて以降、日常生活で不可解なことが次々と起こったため、17年間メディアや文章にするのをためらったとのことです。
中山氏は、山の中にある牧場を訪れた当初、オカルト的な話に全然興味がない大学生でした。大阪芸術大学映像計画学科に通っていた中山氏は、映画監督になることに憧れを抱いていました。
卒業制作における映画作りをしようと考え、ロケ地を探していたところ、山の中にある牧場を見つけて決めました。中山氏の祖父が住んでいた古い家などを撮影し、怪談のようなイメージのファンタジー映画を撮ることが目的でした。
「山の中にある牧場」は、1970年に建設されたとされています。中山氏が訪れたときは、建設後5年くらい経過したような見た目だったようです。
中山氏は何度かこの場所を訪問しましたが、オカルトを信じていなかったことから、身の回りの危険を感じるようになり、やがて信じるようになったと言います。
山の牧場の場所はどこにある?
続いて、「山の中にある牧場」がどこにあるのか気になる方もいるでしょう。ここでは、実際の場所やグーグルマップでの表記、目的地へ行くまでの道のりの詳細、所有者についてふれています。
山の牧場の場所①兵庫県の山奥
「山の中にある牧場」は、現在では住宅などがなく、詳細な住所が特定できません。しかし兵庫県の山奥であることが判明しています。
中山氏が発見した当時は、異様な光景に違和感がありましたが、一緒に来ていた同じ大学生4名と散策しました。中山氏が制作していた映画の撮影は終わっていたため、村の風景やモチーフなどの撮影に望む予定でした。
山の牧場の場所②グーグルマップでは山の牧場(旧朝日牧場)で表示
グーグルマップ上では、「旧朝日牧場」という表示になっています。兵庫県朝来市和田山町朝日」という地名の敷地ないであることがわかっています。
グーグルマップ上での座標は、「35.400149,134.884481」となっています。衛生写真では、牧場のような敷地が確認できます。2023年時点でも、敷地を確認できますが、名称は確認されませんでした。
山の牧場の場所③山道にドラム缶に「あと50メートル」
訪れていた朝来町は、農道用にアスファルトが整備されていましたが、横手には山へ繋がるような道もしっかりありました。山へ登ろうとするも、トラクターが1台通ると、乗用車1台がギリギリ通れるような山道でした。
Uターンできるほどの道幅ではなかったため、引き返すことなくその山道を進みました。するとドラム缶が置いてあり、「あと50メートル」と表記されています。
中山氏たちは「あと50メートル進むと何かあるかもしれない」と思い、進んでいったところ車が通ることができない道幅の先に赤い屋根の建物を見つけました。
赤い屋根の建物は2棟分あり、その広さからリゾートホテルを建設しているかのような見え方だったと言います。その場所が「山の中にある牧場」ということになります。
山の牧場の場所④所有者は?
「山の中にある牧場」は、「農業組合法人T」という組織が所有者ではないかと言われています。これは2004年に雑誌「不思議ナックルズ」が独自で聞き込みや取材をしたときの調査結果によるものです。現在ではこの組織は存在していないようで、実際のところ「持ち主は不明」とのことです。
グーグルマップ上でも、「山の中にある牧場」がある場所は、番地などが存在しないため、登記することが困難のようです。法務局に問い合わせをしても、この場所について話すことを遠慮しているようで、1時間くらい待たされたという話もあります。
山の牧場の光景
「山の中にある牧場」の光景が気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは「山の中にある牧場」について、建物の外観や内部、敷地内にある不思議な物を紹介します。
山の牧場の建物
敷地内にある牛舎は、かなり大きく数頭の牛を飼うことが可能で鉄柵があります。しかし牛を飼うのに必要な藁等が何も落ちていないことから、牛を飼った形跡はないとのことです。
天井は、屋根の中心が、大きな鉄球が落ちてきたかのように直径2メートルの形でくぼんでいます。牛舎の外では、あと数センチでぶつかりそうな位置にキャタピラーがありますが、ひっくり返されて置いてあります。
奇妙な建物内
建物の1階には山積みされた石灰があります。もしこれが消石灰であれば、牧場の消毒や土の改良に使うため、大量に購入した可能性があります。
また2階建ての構造ですが、2階へ上がる階段がありません。しかし2階には人形や大量の御札が貼られていたとのことです。
襖に白いペンキで「たすけて」
建物内にある襖には「たすけて」という文字がはっきりと書かれています。白いペンキで書かれていて、書かれている場所は見えづらい場所にあります。
本当に助けを求めているのであれば、目立つ場所を選びますが、「山の中にある牧場」で何が行われていたのか不明であるため、書いた人物は「なぜ助けを求めていたのか」「逃げられなかった理由があるのか」などといった憶測しかされていません。
山の牧場の怖い後日談
続いて、「山の中にある牧場」の後日談について紹介します。ここでは「写真を撮った人が行方不明になった」「殺人事件があった」ことなどについてふれています。
山の牧場で写真を撮った人が行方不明に
「山の中にある牧場」を発見した中山氏の後輩であるKさんと、その友人が一緒に訪れた際、友人が後日行方不明になったとのことです。
中山氏は、UFOに関する話について、「UFOの写真を撮った人のところへ身長が2メートルほどある人のようなものが来た」等を以前に聞いていました。
Kさんの友人は、「山の中にある牧場」の写真を撮影していたことや、現場に黒いリムジンのような車があり中には誰もいなかったことがわかっています。中山氏は後輩の友人がUFOに連れ去れてしまったのではないかと推測しています。
山の牧場で殺人事件もあった?
「山の中にある牧場」では、殺人事件があったのではないかという噂もありますが、実際のところ不明です。これまで殺人事件があった内容はメディアなどで報道されていません。牧場の雰囲気や光景からそのような噂が広まったとされています。
「怪談百物語 新耳袋 第四夜 山の牧場」でもっと知る!
「山の中にある牧場」は、角川文庫から本として出版されています。この記事で紹介した内容が全て記載しているので気になる方はぜひご覧下さい。
動画「伝説の実話怪談『山の牧場』の全貌を中山市朗先生が語ります。」
「怪談百物語 新耳袋 第四夜 山の牧場」の本出版の他、中山氏本人による解説も話題になっているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
山の牧場の場所は実在する!長年語り継がれる怖い話
いかがでしたか?この記事では、都市伝説にもなっている「山の牧場」について紹介しました。「山の中にある牧場」は兵庫県にあり、グーグルマップ上では「旧朝日牧場」として表示されています。
山道に「あと50メートル」という表記があるドラム缶があったり、牛舎があるのに飼われた形跡がないことや、2階があるのに階段がない、襖に「たすけて」という文字があるなど不可解な光景がある場所です。また「山の中にある牧場」を訪れた人が後日行方不明になるなどの怪奇現象が起きていることも判明しています。
「山の中にある牧場」は、「世界の何だコレミステリー」で紹介されたり、発見した中山氏が執筆した「怪談百物語 新耳袋 第四夜 山の牧場」も出版されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。