『マラヴィータ』は2013年に公開された映画です。主演はロバート・デ・ニーロが務めました。この記事では、映画『マラヴィータ』のキャストやネタバレを含むあらすじをご紹介します。実際に本作を鑑賞した方の口コミもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
映画『マラヴィータ』の作品情報
映画『マラヴィータ』は、2013年にアメリカ・フランスで共同制作されました。ある田舎に引っ越ししてきた元マフィアの一家による物語です。
一家は元マフィアではあるものの、ゴッドファーザーを密告したため、マフィアから追われる身でした。FBIの証人保護プログラムによって、マフィアから隠れる生活を送っています。
しかし、身を隠す生活に消耗していた一家は疲れを感じていました。本作の主人公であり一家の主であるフレッドは、ロバート・デ・ニーロが演じています。
フレッドは田舎町に馴染もうと努力するも、元マフィアの血が疼いてしまい、頻繁にトラブルを起こしていました。本作はさまざまなトラブルに巻き込まれながらも、強固に繋がっている家族の絆を描いています。
シリアスなシーンとコメディ要素のバランスが絶妙な映画です。緊張感と爽快感を感じながら鑑賞してみましょう!
映画『マラヴィータ』の主要キャスト
映画『マラヴィータ』では、ロバート・デ・ニーロをはじめとした有名な俳優が多く出演しました。ここでは、映画『マラヴィータ』で活躍したキャスト陣をご紹介します。あなたの知っている俳優・女優が出演していないか確認してみてください。
キャスト①ロバート・デ・ニーロ/フレッド・ブレイク(ジョヴァンニマンゾーニ)役
ロバート・デ・ニーロは、映画『マラヴィータ』で主人公のフレッド・ブレイクを演じました。ロバート・デ・ニーロは、1960年代後半から活躍している映画界の重鎮です。
演技力が評判なだけでなく、ストーリーに入り込む徹底した役作りでも高い人気を博しています。1974年に公開された『ゴッドファーザー PART II』では、アカデミー賞助演男優賞しました。
ロバート・デ・ニーロは俳優だけでなく、監督にも挑戦しています。1993年に初監督を務めた『ブロンクス物語 愛につつまれた街』や2006年には監督を務めた2作品目の『グッド・シェパード』を発表しました。
キャスト②ミシェル・ファイファー/マギー・ブレイク役
ミシェル・ファイファーは、一家の妻であるマギー・ブレイクを演じました。ミシェル・ファイファーはアメリカ・サンタアナ出身の女優です。
1980年に映画界にデビューしました。多くの映画に出演した女優ですが、特に有名な作品は1983年に公開された『スカーフェイス』や1988年の『危険な関係』です。
キャスト③ディアナ・アグロン/ベル・ブレイク役
ディアナ・アグロンは、ベル・ブレイクを演じました。ディアナ・アグロンはアメリカ・ジョージア州出身の女優です。
映画デビューをしたのは、2006年に公開されたTV映画『After Midnight: Life Behind Bars(原題)』でした。『バーレスク』や『アイ・アム・ナンバー4』といった人気作品にも多く出演しています。
キャスト④トミー・リー・ジョーンズ/ロバート・スタンスフィールドFBI捜査官役
トミー・リー・ジョーンズは、FBI捜査官であるロバート・スタンスフィールドを演じました。アメリカ・テキサス州の俳優です。
トミー・リー・ジョーンズは、1970年に公開された『ある愛の詩』で映画デビューを果たします。多くの映画に脇役で活躍する日々が続いてましたが、1993年の『逃亡者』でアカデミー助演男優賞を受賞し、注目を集めました。
残忍な悪役を演じることが多い一方で、重厚な雰囲気を活かした権力を持つ役も多く演じています。本作でもFBI捜査官という立ち位置を見事に演じました。
キャスト⑤ドメニク・ランバルドッツィ/カプート(ミモ)役
ドメニク・ランバルドッツィは、カプート(ミモ)を演じました。アメリカ・ニューヨーク出身の俳優です。『マイケル・J・フォックス・ショウ』など人気の作品に多く出演しています。
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映画『マラヴィータ』のネタバレあらすじ
ここからは、映画『マラヴィータ』のネタバレを含むあらすじを紹介します。内容の根幹部分に触れる詳しいあらすじを解説しますので、ご都合に合わせてご覧ください。
ネタバレ①起
ある一家は、黙々と食事の時間を過ごしていました。インターホンが鳴り、一家の主である父が気が進まなさそうに玄関へ向かいます。
すると玄関扉は爆薬で吹き飛ばされ、父も吹き飛ばされました。武装した男たちは、食事をしていた家族に発砲して全員を射殺します。さらに、父の指を小さな斧で切り落としました。
一方で、田舎町に到着した一家は家に入るなり、気に入らない様子を見せます。部屋をひとしきり見た一家は、リビングに集まりました。一家の子ども・ウォレンが「またテレビを忘れたね」と言います。
一家は、これからこちらの田舎にたたずむ家に住む様子です。一家にはマラヴィータというシェパードもいました。子どもたちを寝室に送ってから、父・フレッドは1人で車を移動させています。フレッドは車から遺体を下し、埋め終わると妻のマギーが待つ寝室へと戻りました。
命を狙われ続けている一家ですが、フレッドは田舎街に住むにあたり、周りの住民には「自分の職業は作家」と伝えていました。妻のマギーは、新しく移り住んだこの町に何があるのかを調べていましたが、博物館と古い教会しかないことを知ります。
その後、マギーは田舎町で買い物をしますが、店員が気に入らなかったため、店を爆破させました。子供たちもそれぞれの1日を過ごします。田舎町に移り住んだ1日目の終わりに、夕食でフレッドが「1日どうだった?」と家族に聞くと、全員順調だと答えました。
ネタバレ②承
アメリカのある刑務所に凍った指が届きました。指を待っていたのは、ドン・ルケーゼです。ドン・ルケーゼは、望んでいた指ではなかったようで「奴じゃない」と吐き捨てました。
夕食をとっていた一家のもとに、来客が訪れます。訪ねてきたのはFBIのスタンフィールドでした。スタンフィールドに具合を聞かれたフレッドは問題ないことを伝えます。
スタンフィールドはある男の行方を知らないかフレッドに尋ねましたが、フレッドは知らないと嘘をつきました。スタンフィールドは真意を汲み取って、呆れます。そしてフレッドに町に馴染むよう、伝えました。
ある日、フレッドは自叙伝を執筆していた際、マギーにコーヒーを頼みます。イライラしていたマギーは、フレッドに愚痴を漏らしました。
一方で学校にいる子供たちも問題を起こしながら過ごしています。ベルは代理講師の大学生に一目惚れをしました。一家の家に配管工がやってきます。配管工はぼったくろうとしたため、バッドで気絶させられました。
気絶した配管工はフレッドが病院に連れていきます。フレッドの自叙伝には、自分はとんでもない奴だと記述されました。そんななかフレッドたち一家は、バーベキューパーティーを開催します。
パーティーには街の人々が押し寄せました。肉の焼き方で文句を言われたフレッドは、自身の想像上で相手に仕返しをして鬱憤を晴らします。バーベキューパーティーでは、一家は大きな問題を起こさずに済みました。
ネタバレ③転
フレッドは家の水が茶色いことに不満を感じて、町長と話をしていました。町長はフレッドによそ者を差別する発言をします。フレッドはここでも想像上で相手を痛めつけて、事なきを得ました。
マギーは教会で家族への祈りを捧げます。一方、学校にいるウォレンはマフィア時代に知って子どもながらに面白かったダジャレを紙に書いていました。そしてダジャレをメモした紙が刑務所にいるドン・ルケーゼの元に届きます。
フレッドは水道の水が茶色いことを、化学肥料メーカーに原因があると突き止めました。化学肥料メーカーの社長に腹を立てたフレッドは化学肥料メーカーの社長を懲らしめてしまいます。
フレッドが帰宅すると、スタンフィールドがフレッドの自叙伝を読んでいました。一家はFBIの保護下にあったので、目立つ行動をとっていたフレッドを戒めます。しかしフレッドはあまり気にしていない様子でした。
ネタバレ④結
一家は映画鑑賞を終えて、討論会に参加するところでした。ギャングに話しかけられたフレッドは、自身の人生を語ります。ウォレンが電車を待っていたところに、マフィアがやってきました。
ウォレンは身を隠して、マフィアが自分たちを探していることを報告するために電話をかけましたがタイミングが悪く、家には誰もいません。場面が切り替わると、ウォレンの姿は消えており、受話器だけがぶら下がっていました。
引き続きフレッドは自身の人生を話しています。その時もマフィアは警察署や消防署を制圧し、警察官や消防士まで殺してしまいました。家に戻ったフレッドは、蛇口をひねります。
一家はスタンフィールドや捜査官たちと、街から脱出するつもりでした。マギーは自身の服や子供たちを探そうとしますが、外を歩くマフィアを見て隠れます。フレッドは水道から流れる水を見ていましたが、透明になったときにマラヴィータが吠えました。
外にはロケットランチャーを構えたマフィアが居て、家の中にいるフレッドに伝えようとします。マギーは捜査官たちに止められました。ロケットランチャーは発射されて、フレッドは瓦礫のなかから出てきます。
家族たちはマフィアと交戦状態になりました。その後スタンフィールドが一家が住んでいた家に到着します。マフィアたちは返り討ちになっていました。一家が次の土地へと車で移動している様子が描かれ、物語は終了します。
見どころ
映画『マラヴィータ』は逃走劇です。家族全員が見ていて愉快な強いキャラクターを持っています。緊迫感があるシーンもありますが、程よく笑えるシーンがあるのも魅力です。
映画を鑑賞するシーンでは、ロバート・デ・ニーロが殺し屋を演じている映画が流れています。本作はマフィアが登場する物語ですが、銃撃戦やアクションシーンはラストのみです。幅広い方に楽しんでいただけるストーリーとなっています。
映画『マラヴィータ』の口コミ・評価
ここでは映画『マラヴィータ』の口コミを紹介します。良い口コミ・中立・悪い口コミとそれぞれの視点でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
良い口コミ
ハチャメチャである。妙な所はたくさんあるが、そこを素直に楽しめるかどうか?私は楽しめました
引用元:https://movies.yahoo.co.jp
やっぱり、ロバート・デ・ニーロは凄いな、引き込まれた。エグい状況をサラっとこなすブラックな展開と役者の演技は良かった。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp
中立的な口コミ
普通のドラマ系の映画ってカテゴリーだと思う俳優が豪華だしもっと面白くできそうなのに、なんかあれこれ中途半端感が強いまま終わった。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp
呆気なく暗殺者たちに居場所がバレて、追い詰められるも返り討ち。実質主役が4人いるので仕方ないが、呆気なく終わった。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp
悪い口コミ
自分が笑えたのは1個所だけ。もっとテンポ良く笑いも多ければいいけど、如何せん長過ぎて飽きる。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp
デニーロが出ていたり役者が良いから見れるが、内容はかなり薄い。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp
マラヴィータは緊張感と爽快感を味わえる映画!
この記事では、映画『マラヴィータ』のあらすじやキャストを紹介いたしました。本作は、シリアスさとコメディ要素が絶妙に組み合わさっています。独特の雰囲気をぜひ味わってみてください!