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【ネタバレ】映画『ボーン・レガシー』あらすじを徹底解説!

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大人気『ボーンシリーズ』の4作目に当たる映画『ボーン・レガシー』について、そのあらすじやキャスト、見どころをご紹介します。本家の『ボーンシリーズ』とは違い、スピンオフ的な立ち位置にあるこの作品は、これまでの3部作をみていなくても楽しめる内容です。これを気に『ボーンシリーズ』の世界を覗いてみませんか。

映画『ボーン・レガシー』の作品情報

映画『ボーン・レガシー』は、2012年に公開されたアクション作品です。現在5作品が公開されている映画『ボーンシリーズ』の4作目に当たります。

1作目『ボーン・アイデンティティー』、2作目『ボーン・スプレマシー』、3作目『ボーン・アルティメイタム』の次に公開されました。5作目は『ジェイソン・ボーン』です。初めに公開された3作品を『ボーン3部作』と呼びます。

これら3作品の『ボーンシリーズ』の原作はロバート・ラドラムによる小説です。しかし、彼が死去したことを受けて、4作目はエリック・ヴァン・ラストベーダーが手がけることとなりました。このため、映画は小説の内容と趣を異にします。

シリーズ中、『ボーン・レガシー』のみ主人公が違うということもあり、『ボーンシリーズ』のスピンオフ的位置付けの作品として知られています。時系列でいうと、2作目『ボーン・スプレマシー』と3作目『ボーン・アルティメイタム』の間に位置します。

監督は、『ボーン3部作』の脚本を担当したトニー・ギルロイが務めました。主演を務めたジェレミー・レナーは、冒頭のシーンから極寒のアラスカの川へ飛び込み、雪山を歩き、さらには狼と格闘するなど、ハードなシーンに果敢に挑みました。

さらに、バイクを駆使したチェイスシーンなども含めて、ジェレミー・レナーによる数々のアクションシーンがたくさんみられます。なおタイトルの「レガシー」とは、「遺産」を意味しています。

映画『ボーン・レガシー』の主要キャスト

次に、映画『ボーン・レガシー』に出演するキャストをご紹介します。それぞれのキャストがどのような役柄を演じるのかチェックしておくと、映画の内容が頭に入りやすく物語に没頭できるでしょう。

キャスト①ジェレミー・レナー/アーロン・クロス役

アーロン・クロスを演じたのはジェレミー・レナーです。彼は、1990年台の後半から様々な映画に出演するようになりました。キャスリン・ビグロー監督による映画「ハート・ロッカー」では、イラクで爆弾の処理をする米兵を演じたことで、アカデミー主演男優賞をはじめとする数々の賞に輝きました。

ベン・アフレック監督による「ザ・タウン」では、アカデミー助演男優賞の候補となっています。他に、大人気の「アベンジャーズ」シリーズなどマーベル映画にホークアイ役として出演していることでも知られています。

また、「ミッション:インポッシブル」シリーズにおいては第4弾「ゴースト・プロトコル」と第5弾「ローグネイション」にて主要人物を演じています。また、俳優業以外に歌手としても活躍の幅を広げています。

キャスト②エドワード・ノートン/リック・バイヤー役

リック・バイヤーを演じたのはエドワード・ノートンです。イェール大学で史学を学んだ後に、様々な舞台に出演して俳優としての経験を積みます。大学卒業後はニューヨークにて、シグニチャー・シアター・カンパニーに所属、下積み生活を送ります。

1996年、「真実の行方」のオーディションで、大勢の候補者の中から大抜擢され、見事スクリーンデビューを飾りました。さらに、この時の役でアカデミー賞助演賞候補に入り注目を浴びます。その後出演した「アメリカン・ヒストリーX」でアカデミー賞に輝きました。

映画「ファイト・クラブ」では、ブラッド・ピットに負けない強い存在感を見せつけ、多くの観客の心にその演技力の高さを刻み込みました。2000年に公開された「僕たちのアナ・バナナ」では、監督業にもチャレンジしています。

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キャスト③レイチェル・ワイズ/マルタ・シェアリング博士役

マルタ・シェアリング博士を演じたのはレイチェル・ワイズです。14歳の時にモデルとしてデビューし、ケンブリッジ大学に在学しながら劇団を作り、その後舞台を中心に活躍の幅を広げます。映画デビューは1994年「デスマシーン」でのことでした。

「チェーン・リアクション」でハリウッドに進出してからは、数々の有名作に出演します。さらにフェルナンド・メイレレス監督による「ナイロビの蜂」では、アカデミー助演女優賞にノミネートされました。

その後、ハリウッド大作に続々と出演し、近年では「ロブスター」や「女王陛下のお気に入り」などに出演しています。

キャスト④ジョアン・アレン/パメラ・ランディ役

パメラ・ランディを演じたのはジョアン・アレンです。彼女は、ジョン・マルコヴィッチとゲイリー・シニーズによるステッペンウルフ・シアター・カンパニーの創設メンバーであり、多くの舞台経験がある女優です。「ザ・コンテンダー」ではアカデミー主演女優賞にノミネートされました。

そのほか、「ニクソン」と「クルーシブル」ではアカデミー賞助演女優賞に輝いています。1990年にはピーター・フリードマンと結婚し、公私共に順風満帆な生活を送っているようです。

キャスト⑤デヴィッド・ストラザーン/ノア・ヴォーゼン役

ノア・ヴォーゼンを演じたのは、デヴィッド・ストラザーンです。ロンドン王立演劇アカデミー卒業後、舞台を中心に活動を始めます。映画デビューは1960年のこと、ローレンス・オリヴィエに推薦されてのことでした。この時は「寄席芸人」の端役を演じます。

「トム・ジョーンズの華麗な冒険」や「オリエント急行殺人事件」でポアロを演じたほか、「ドレッサー」、「火山のもとで」ではアカデミー主演賞に輝きました。その他多くの映画賞にノミネートされています。

その後、90年代には「ミラーズ・クロッシング」で迫力あるマフィアのボスを演じ、00年には「エリン・ブロコビッチ」でアカデミー助演賞候補に名があがります。長く第一線で活躍を続けるベテラン俳優です。

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映画『ボーン・レガシー』のネタバレあらすじ

映画『ボーン・レガシー』のあらすじをご紹介します。ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方は読み飛ばしてください。未視聴の場合は途中までチェックしていただいたり、映画鑑賞の補助としてお役立ていただくのがおすすめです。

ネタバレ①起

CIAが秘密裏に進める「トレッドストーン計画」は、人間を兵器にしてしまうという恐ろしいものでした。これにより生み出されたのが、最強の暗殺者ジェイソン・ボーンです。彼は任務の最中に記憶を失い、自身の秘密に迫るため奔走していました。

そしてボーンがサイモン記者に接触し、ヒントを得ようとしていたその頃、アーロン・クロスという男もまた人間兵器計画の一つである「アウトカム計画」の被験者となっていました。

彼は緑と青2種類の錠剤を日々服用し、過酷な訓練を強いられます。さらには定期的な血液採取に医者との問診も義務付けられていました。

ある日、ジェイソンボーンが行方をくらませて6週間が経つとの情報が上層部にもたらされます。CIAの責任者リック・バイヤーは、トレッドストーン計画やブラックブライアー計画が、CIA調査局の女性によって暴露されかけていることを知り、「アウトカム計画」を隠蔽しようとします。

データの消去、参加者の抹殺を企みます。その頃、モルランタ社のマルタ・シェアリング博士は、薬の投与により行動能力や精神的な能力の向上を目指す研究を進めていました。6名の被験者を定期的に問診しています。

そんな中、トレッドストーンの研究者であるアルバート博士とブラックブライアーの研究者であるヒルコット博士の対談がYouTube上にアップされ、世界中からアクセスが可能になります。これを受けて、リックはいよいよ参加者の抹殺を命じるのでした。

その頃、アラスカではそのようなことを露も知らないアーロンは訓練をこなしていました。しかし、彼のことを追い続ける狼がおり、そのことを気にするばかりです。彼は狼を巻くため崖を飛び越えますが、その際に服用しなくてはならない薬を落としてしまいます。

ネタバレ②承

アラスカの上空で、無人機がアーロンのことを発見し、抹殺する目的でミサイルを撃ちます。アーロンは間一髪、チップを狼の口の中に入れたところ、ミサイルは狼を射抜きました。上層部はアーロンが死んだと思い込みます。さらに、アウトカム計画の研究者らは研究所内のデータを消去、所員を次々に殺します。

生化学者のマルタは、現場から逃げ去り帰宅しました。彼女を訪ねてきた人物が自殺するよう促しますが、そこへアーロンが現れマルタは助け出されるのでした。

ネタバレ③転

ここで、アーロンのカウンセリングを行っていたのが彼女だということがわかります。そして、彼女が口にしたのは彼についての新事実でした。諜報員には肉体を強化するためのグリーンのピルを飲ませているのに対し、アーロンはそれがなくても活動できるよう遺伝子が操作されているということです。

ただし、アーロンには精神を強化する必要があり、それはブルーピルに含まれる効能でした。二人は、このピルを作っているマニラへ向かい、ピルを破壊しようと企てます。

しかし、彼の上司がアーロンの生存を確認したことで殺人マシーンを彼の向かうマニラに送り込みます。アーロンはイラク戦争で戦死したと考えられていた兵士だったのです。

ネタバレ④結

彼らは無事マニラの工場につき、そこでブルーピルを破壊しました。そして逃走した先の隠れ家で、マルタは彼を置いて薬を買いに行きます。

その間、隠れ家が警官により包囲されてしまい、マルタが大声で彼に知らせます。マルタとアーロンの二人は追跡の手を振り切りますが、派遣された殺人マシーンが追いかけます。

殺人マシーンは警察のバイクで追う途中、柱に激突して死亡しました。アーロンとマルタの二人は、男性に船に乗せてもらい、見知らぬ土地へと漕ぎ出すのでした。

見どころ

この作品は、ジェイソンボーンシリーズの中で唯一、スピンオフ的な立ち位置にあたる作品であり、共通する登場人物はパメラ・ランディのみです。

ですので、本筋のジェイソンボーンシリーズを鑑賞していなくても楽しめる内容となっています。また、アクションシーンは他のジェイソンボーンシリーズよりも迫力があり、エンターテイメントとして楽しめる作品です。

さらにキャスティングが豪華であり、主人公のジェレミー・レナーはアベンジャーズやミッションインポッシブルシリーズなど、今作出演後幅広い活躍を見せています。つまり、彼の出世作とも位置付けられる映画と言えるでしょう。

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映画『ボーン・レガシー』の口コミ・評価

映画『ボーン・レガシー』に寄せられる様々な口コミをご紹介します。良いものから悪いものまで、評判の高い順に並べますので視聴の際の参考にしてください。

良い口コミ

やはりこのシリーズは面白い。初めは意味がわからないところもあるけど、観ているうちに引き込まれる。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp

ボーンのスピンオフとして見るから評価が低いのではないでしょうか。先が読めなくてドキドキしたし、普通に面白かったです。個人的にレイチェルワイズが好きなので、彼女の魅力が発揮されてたのが嬉しいポイントでした。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp

中立的な口コミ

アクションは派手で面白い。ただ、それがストーリーのチープさをカバーしているようでした。内容はいまいちです。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp

ボーンシリーズと思うと評価は下がりますが、お金はかかっているし結構楽しめました。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp

悪い口コミ

分かりづらい内容だった。ボーンシリーズの名前に惹かれてみると後悔すると思う。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp

キャストはいい演技をしているのに、監督、演出、キャスティング、効果音とかその他の細かいところが良くない。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp

ボーン・レガシーは最後まで目が離せない映画!

最初から最後までド派手なアクションシーンが続き、まさに目が離せない展開が楽しめるのが本作、ボーン・レガシーです。ジェイソンボーンシリーズ未試聴の方でも楽しめるので、これを機にぜひチェックしてみてください。

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