「可愛い」と周りからよく言われる人に限って、実は本当にそこまで可愛いと思われていないケースもよくあります。本当に可愛い人に、他人はなかなか「可愛い」と言わないようです。そこで今回は本当に可愛い人が可愛いと言われない理由やそれを言いたくない男性や女性の心理に迫ってみます。
目次
本当に可愛い人は可愛いと言われない?その理由
本当に可愛い人はなぜ「可愛い」と言われないのか、その理由が気になります。どうして周りは事実そのままを褒めないのか、そこにはどんな理由が隠されているのか、ここでは3つの理由に分けてご紹介します。もしかしてあなた自身思い当たることもあるかもしれません。
理由①容姿に触れることへの問題
可愛い人になぜ「可愛い」と言わないのか、そこには相手の容姿についてダイレクトにコメントすることに問題を感じている可能性が考えられます。現代は、職場など公の場で特定の人物の容姿について発言することはタブーだとする風潮があります。
たとえそれが「きれい、可愛い」といった誉め言葉であっても、セクハラだと捉えられたり、中身より容姿を重視していると思われたりするので危険です。
一度そういったレッテルを貼られると、発言した本人は以後、人間関係を円滑に運びにくくなります。心の中では容姿に対してポジティブな印象を持っていても、それをあえて口にすることにより相手を傷つけると考えてしまうのです。
理由②たくさん言われていると思うから
可愛い人を見ると、「こんなに可愛いのだから、もう周りから言われ慣れているのだろう」と思う人もいます。言われ慣れているであろう褒め言葉を言っても、相手は聞きなれているからありがたいと思わないだろうし、言うだけ無駄と感じてしまうのです。
周囲の人がすでに褒めているであろう容姿ではなく、ほかのポイントで褒めて、その人の印象に残りたいという下心があることもあります。
理由③周りが気まずくなるのが嫌だから
飲み会やグループ内で、ある特定の人を「可愛い」と褒めてしまうと、周りも「そうだよね、可愛いよね」と同調しないといけないような空気が生まれてしまいます。本心ではそこまで可愛いと思っていなくても、一緒になって褒めないと自分だけ意地悪をしているような雰囲気になってしまいがちです。
そういった感じの悪い雰囲気にならないよう、あえて特定の人を「可愛い」と褒めてはいけないという無意識のマナーがあります。周囲の人の動きや気持ちを察し、その場の空気を読んで動くのが得意な人ほど、この傾向が強いと思われます。
本当に可愛い人は可愛いと言われない?可愛いと言わない男性心理
可愛い女性を見ても、なぜか「可愛い」と褒めない男性もいるものです。どうしてその男性は褒めないのか、ここではその心理に迫ってみます。ぜひ役立ててみてください。
男性心理①自分の容姿に自信がない
相手の女性を可愛いと思っていても、自分の容姿に自信がない男性ほど、素直に褒めることができません。内心「相手はきっといろんな人から容姿を褒められているだろうし、自分が褒めたところで嬉しくは思わないだろう」と考えているのです。
さらに男性は自分よりも下に見ている女性には、上から目線で「君可愛いね」と簡単に褒めることはできますが、その女性が自分と対等もしくは容姿や能力などで自分を上回っていると感じた場合には褒められない傾向にあります。
男性心理②駆け引きをして振り向かせたい
可愛いと褒めない裏側には、男性の駆け引きしたい気持ちが潜んでいるケースもあります。可愛いと言われ慣れている女性の容姿を褒めても、その女性にとっては「またか」と思われるだけで印象に残りにくくなります。
しかしここで容姿ではなくあえて相手の知識の深さや丁寧な動作といった、外見とは違うところを褒めることにより、「外見ではなくほかのところをちゃんと見てくれている」と思わせたいのです。
もしくはまったく褒めないことにより、「いつもだったらみんな可愛いと言ってくれるのに。この人は何を考えているんだろう」とこちらに意識を向けさせようとしているのです。
男性心理③女性を尊重する気持ちから
男性の中には、その女性を尊重する気持ちからあえてルックスを褒めないというケースもあります。「可愛い」という言葉は使い方やシチュエーションによっては、上から見下したような印象を与えがちです。
相手の女性が「可愛い」という言葉をどのように受け止めるかわからないため、あえてその言葉を使わないこともあります。こういった男性の場合、ほかの動作や言葉でその女性のことを大切にしている気持ちが読み取れるので意識してみましょう。
男性心理④自分の立場が弱くなりそう
相手の女性の容姿を積極的に褒めてしまうと、相手から自分がよいように扱われ見下されてしまうのではと考える男性もいます。そのため、自分の立場を守るために褒めないというケースもあるようです。
どちらかというと素直ではなく計算高く行動をとってしまう男性に見られがちな行動です。素直に発言することが損だと考える傾向にあります。
本当に可愛い人は可愛いと言われない?可愛いと言わない女性心理
友人や会社の同僚を本心では「可愛い」と思っていても、なかなかそれを口に出さないタイプの女性がいます。この場合、その女性は一体なにを考え褒めないのか、ここではその心理をチェックしてみましょう。
女性心理①容姿以外が可愛いと思えない
男性が女性の容姿を褒めるとき、純粋にその外見だけを材料に判断することが多いのに比べ、女性が同性の外見を褒める場合は性格などの内面も判断材料に含めることが多いです。
それゆえに、ある女性の外見だけはどんなに可愛くても、その女性の言動に問題があったり性格が悪かったりすると、女性の考える「可愛い」の物差しに当てはまらなくなるのです。女性社会では相手の気持ちに寄り添ったり、同調したりなどコミュニケーション能力の高さが重視されます。
外見は可愛いけれど性格はいまいち、外見は中の上ぐらいだけれど性格が良いといった2人の女性がいる場合、圧倒的に後者の女性の方が「可愛い」と称賛されやすくなります。
女性心理②嫉妬している
周囲に可愛い女性がいると、同じ女性としてそのルックスに嫉妬してしまい褒められないということもよくあります。相手の外見を褒めることにより、自分は負けてしまう、自分が可愛くないことを認めてしまうと考えてしまうのです。
「可愛いのだから彼氏もいるのだろう」「あの見た目だから恋愛はいつもうまくいっているのだろう。それに比べて自分は。」といった具合にいろいろな妄想を掻き立て、勝手に焼きもちを焼くこともあります。
女性心理③コンプレックスがある
自分の外見にコンプレックスを抱いている人ほど、人を外見で判断したくないと考える傾向が強いです。裏を返すと、自分自身のことを外見ではなく中身で評価してほしいと考えている証になります。
そういう女性は、目の前にどんなに可愛い同僚や後輩、友人がいても決して外見を褒めません。自力ではどうしようもない外見を、物事の良しあしを決める物差しにしたくないのです。
本当に可愛い女性の特徴
本当に可愛い女性はどんな特徴を持っているのか、ここでは一般的に言われる本当に可愛いと評価される女性の特徴についてチェックしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
特徴①スタイルが良い
本当に可愛い女性は、スタイルが良いケースが多いです。どれだけ顔立ちが愛らしかったり綺麗だったりしても、首から下のスタイルがいまいちだとそこで一気に評価が下がってしまいます。
「顔は可愛いんだけれど」という女性は、本当に可愛いと評価されにくい傾向にあるのです。どんなに器量の良い女性でも、首から下が残念と言われないために、スタイルアップする努力はした方がよさそうです。
特徴②女性らしいお洒落なファッション
可愛いと思われる女性は、女性らしさの感じられるお洒落なファッションを心掛けています。カラーはブラックなどのハードな色はなるべく避け、ピンクやホワイト、パステルブルーなどの明るい色合いを選ぶ傾向が強いです。
スカートやワンピースなどの着用率が高く、ふんわりとしたニットなども野暮ったく見せずに可愛らしく着こなします。デコルテや手首足首を見せるなど、細かいポイントで華奢見せをするなど、着こなしのテクニックが高いのも特徴的です。
特徴③清潔感がある身だしなみ
可愛い女性は、清潔感のある身だしなみを心掛けています。どんなにお洒落な服を着こなしていても、スカートにしわが寄っていたり髪にフケが浮いていたりすると台無しです。
緩っぽさの感じられる髪型をしていても、髪に艶があったり毛先がきれいにケアされていたりなど清潔感を出しています。忙しい日常生活の中で、髪の毛は意外とケアを怠りがちなポイントなので、注意したいものです。
特徴④芸能人に似ている
「今流行りのドラマに出演しているあの可愛い女優に似ている」となると、その女性は一気に「可愛い」と認定されます。その女性だけでは普通だったのに、似ている女優がメディアで「可愛い」と評価された途端に、周りも影響を受けてしまうのです。
また、特に外見でアピールしていないような女性芸能人でも、「芸能人なのだから府一般女性よりは可愛いに違いない」というフィルターが働き、その芸能人に似ている女性は「可愛い」とされるのです。
本当に可愛い人は可愛いと言われない!言わない心理は男女で違う
今回は、本当に可愛い人が「可愛い」と言われない理由についてご紹介しましたが、いかがでしたか?本当に可愛い人はなかなかそういわれないものです。そしてそこに潜む心理は男性と女性で変わってきます。今回の記事を参考にして、実生活で周囲の人を観察してみると面白い発見があるかもしれません。