ドラマなどでの活躍を始め、数々のバラエティ番組にも出演し、その可愛らしさで視聴者を魅了している上白石萌音ですが、実は知性派としても知られています。そこで今回は上白石萌音の出身校や英語力などにスポットを当ててご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
上白石萌音のプロフィール
上白石萌音はどんな経緯で芸能界入りを果たしたのか、どのような経歴を持っているのか、ここでは彼女のプロフィールについてご紹介します。プロフィールを知ればその魅力の秘密もわかるかもしれません。
上白石萌音は1998年1月27日生まれで、鹿児島県いちき串木野市出身です。身長は妹の上白石萌歌よりも10cm低く、152cmと小柄で可愛らしい印象です。
幼少期から歌ったり踊ったりすることが大好きな少女で、それを見た母親の勧めで、2005年に鹿児島市へ移住したのをきっかけに、同市内の市内のミュージカルスクール「マリアミュージカルアカデミー」に通い始めました。
小学校3年生から5年生まで、父親の仕事の関係でメキシコに住んでおり、現地で日本にはない独特の音楽センスを磨いたようです。そのときに養った感性は、歌手として活躍する今も、上白石萌音の奥底に息づいています。
上白石萌音の歌手デビューの時期
上白石萌音は2016年に公開され話題を呼んだ新海誠監督作品の「君の名は。」にてヒロインの声を担当しました。同時に同映画の主題歌「なんでもないや(movie ver.)」を熱唱し、同曲が収められたミニアルバム「chouchou」を同年10月にリリースし、歌手デビューを果たしました。
以後、イベントなどで同曲をサプライズ歌唱するなどしてファンを喜ばせ、メディアからその歌唱力のすばらしさについて取り上げられることも増えていきました。
CDが発売されたときは実感が湧かず、直接ファンと会話する中で、徐々に大好きだった歌でプロデビューを果たしたという喜びが湧いたと、インタビューで語ったこともあります。
2016年10月には音楽番組「ミュージックステーション」に出演し、その美しい歌声を披露しています。その後はいろいろな歌番組にも頻繁に出演し、ワンマンライブでファンの前で堂々と歌うなど、歌手としての地位も確立しています。
ちなみにこれまでに配信シングルは計7曲、シングル1枚、オリジナル曲のアルバムは4枚リリースしています。それ以外にもカバーアルバムが2枚出ているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
上白石萌音の女優デビューの時期
安定した歌唱力で、歌手としての知名度がある上白石萌歌ですが、ドラマや映画などでその演技力にも定評があります。上白石萌音は2011年9月にリリースしたHOME MADE 家族の「スターとライン」のPVにて女優デビューを果たしました。
当時13歳、さらに妹の上白石萌歌と一緒に共演しているので、改めて鑑賞してみると新鮮に感じるかもしれません。その後、2011年11月に公開された東宝の「『空色物語』第四話 上白石萌音〜ニケとかたつむり〜」に出演しました。
2014年9月公開のミュージカル映画「舞妓はレディ」では主役、西郷春子を演じ、安定した演技と歌唱力を披露しています。今では主役やヒロイン役をすることも多く、実力派女優として知られています。
上白石萌音は明治大学を卒業したのか?
素晴らしい歌唱力と演技力で、充実した芸能界生活を送っている上白石萌音ですが、大学に通っていることは過去に明かしていたものの、大学名については本人の口から語られたことはありません。
しかし過去にロックバンドDASHのMASAKIのTwitter投稿で、MASAKIと同じ明治大学に通っていたことが発覚しています。芸能人は大学に入学しても、芸能活動を理由にしばしば退学することもあります。
果たして上白石萌音はこの明治大学をきちんと卒業できたのか、ここでは彼女の大学事情についてスポットを当ててみましょう。
上白石萌音の大学入学はいつ?
上白石萌音は2016年3月に自身のInstagramにて高校の卒業報告と共に「大学も決まりました」と大学入学を報告しています。大学名は明かしていないものの、「もっともっと頑張らなきゃ」と自身を鼓舞し、キャンパスライフにわくわくと胸を躍らせている様子でした。
上白石萌音の大学入試は一般受験
芸能人が大学へ入学する場合、推薦入試や入学志望者の人格や適性などで入学判断をする「AO入試」などが多いです。そのため、上白石萌音も特別枠で入学したのではと思われがちですが、彼女の場合、一般受験で合格していたことを2017年1月5日のブログで告白しています。
芸能活動を続けながらの受験生活はかなり大変だったと思われますが、浪人せずに見事合格を勝ち取った上白石萌音はかなりの努力家だと思われます。ブログに「やることをやればあとは何とかなる」とも書いており、やりたいことに向け全身全霊で頑張る彼女のポリシーが読み取れます。
上白石萌音の通う大学は難関校?
明治大学と言えば学部によるものの、全般的に高学歴に分類される大学です。上白石萌音はどこの学部に通っているのかは公表していませんが、過去に「英語とスペイン語が学べる大学に通っている」と話しており、国際日本学部に通っている説が濃厚です。
国際日本学部の偏差値は62から67とされており、偏差値高めの学部です。この学部では英語の授業が週に8コマ程度あり、ほかの学部に比べ英語習得に力を入れている学部として知られています。
上白石萌音の大学留年の噂
浪人もせず現役で明治大学へ入学した上白石萌音ですが、順調に単位習得できていれば2020年3月で卒業となっているはずが、ブログやInstagramを見ても卒業報告はされていません。
さらに2020年6月ごろに密着取材を受け、同年8月に放送された番組「情熱大陸」内で、現役大学生として学業と芸能活動を両立している姿が紹介されたことから、留年の噂が立ちました。
コロナ禍も重なり、大学生活も滞ったのかもしれませんが、その後大学卒業の話が聞こえてこないので、留年している可能性も大きいです。
2020年にはドラマ「恋は続くよ、どこまでも」でのヒロイン役や、2022年には舞台「千と千尋の神隠し」での千尋役など大きな仕事が続いているので、マイペースで勉強しているのかもしれません。
上白石萌音の出身校
明治大学へ現役合格をしている上白石萌音ですが、中学や高校はどこへ通っていたのかが気になります。中高時代から良い学校へ通っていたのか、ここでチェックしてみましょう。
上白石萌音の出身中学
上白石萌音は鹿児島市立皇徳寺中学校に2010年4月に入学し、2013年3月に卒業しています。同校の卒業生には柏木由紀や加藤ローサなどがいます。ちなみに妹の上白石萌歌も同校出身です。
上白石萌音の出身高校
上白石萌音は東京都中野区にある、実践学園高等学校を卒業しています。同校は卓球部やバスケットボール部の活動が盛んで、全国大会に頻繁に出場するなど、スポーツ面で優れた学校です。
高校へ進学する機会に、妹の上白石萌歌と母の3人で上京し、所属事務所の寮で母娘3人生活を送っていたとのことです。母親は上白石萌音が大学へ進学した際に、実家のある鹿児島へ戻っています。
上白石萌音の英語力には定評がある
上白石萌音と言えば、英語をすらすらと話す才女といった印象があります。実際に上白石萌音は映画「LA LA LAND大ヒット公開記念イベント」において劇中でエマ・ストーンが熱唱する「Audition(The Fools who Dream)」をイベントで歌い、大きな注目を浴びました。
テレビで映画「レ・ミゼラブル」の「On My Own」を歌い、その美しい英語の発音だけでなく、切ない感情のこもった歌声で視聴者を魅了しました。
ただ英語を話すだけであれば、できる人はたくさんいますが、彼女の場合、本来外国語である英語にきちんと自分の感情をのせて話せるのが評価されています。
また、映画「スタートアップガールズ」で主演した際、Disrupting Japanの英語インタビューを通訳なしでコメントしたこともあります。
同インタビューの様子はTwitterでも公開されているので、気になる方は視聴してみてください。発音もよく、声だけ聴いているとまるでネイティブのような会話力です。
全編英語のドラマにも出演
上白石萌音は、海外の視聴者あてに日本の魅力を伝えるドラマ「Home Sweet Tokyo」のシーズン4に出演したことがあります。同ドラマは日本に住む外国人の視点による「日本の暮らしにひそむ笑い」をテーマにしており、全編英語となっています。
上白石萌音は同ドラマ内でも抜群の英語力を披露しており、完全なバイリンガル女優としての印象を植え付けました。メキシコで暮らしたこともある彼女は、もしかすると将来的には女優もしくは歌手として、海外進出も視野に入れているのかもしれません。
彼女の英語力は英語が母語のアメリカ人やプロの英語教師なども評価しており、ほぼネイティブと同じ発音で話していると動画などでコメントしています。
英語力を活かして翻訳にも挑戦
この投稿をInstagramで見る
上白石萌音は英会話だけでなく、翻訳能力にもたけています。英語を話すことはできても、翻訳となると尻込みしてしまう方は少なくありません。翻訳で使うボキャブラリーは英会話のそれとはまた違っているので、難易度も高くなります。
翻訳家である河野万里子氏との「赤毛のアン」についての翻訳書簡をまとめた本が2022年7月に発売されています。河野万里子氏からのアドバイスを参考に、翻訳をどんどん練り上げていく姿勢は、英語学習者だけでなくそのほかの言語を学んでいる方の参考になります。
上白石萌音さんにはスゴイ才能がいっぱい
この投稿をInstagramで見る
今回は女優そして歌手として活躍している上白石萌音についてご紹介しましたが、いかがでしたか?彼女は演技や歌の才能があるだけでなく、努力して英語もネイティブに近いレベルまで習得しており、いろいろな面で優れています。
これからも彼女が自身の素晴らしい才能を活かしてどんな活躍を見せていくのか、あたたかい目で見守っていきたいものです。