INKBOX(インクボックス)と言う、2週間で消えるタトゥーをご存じですか?タトゥーに興味はあるけれど、会社の規定で諦めている方や、温泉や肌を露出する施設へ入られないなどの規制の多さで諦めている方も、この記事を参考にインクボックスを試してみて下さい。
目次
SNSで話題のINKBOX(インクボックス)とは
インクボックスはカナダのトロント発のオーガニックタトゥーで、北米を中心に高い人気で今までに50万個以上販売されています。日本でも、ポップアップストアが出来たり、有名アーティストとコラボしたりと、少しずつ知名度が高くなってきています。
2週間で消えるタトゥー
通常のタトゥーですと、針を肌に刺してそこからインクを染み込ませる事で真皮という所まで液が浸透しほぼ永久的に消えずに残す事が出来ます。しかし、一生消えない物を入れるのは中々勇気が入りますし、日本では海外のように馴染みがないのが現実です。
そこで今話題になっているのが、インクボックスです。お手軽にタトゥーを試せるのはタトゥーシールと同じですが、シールだと皮膚の表面に貼るだけですぐ剥がれてしまいます。ですが、インクボックスが違う点はインクがしっかり皮膚に浸透するので2週間程度はタトゥーを楽しめるのです。
INKBOXが2週間で消える仕組み
皮膚に浸透させると聞くと、「身体に悪影響があるのでは?」「本当に2週間で落ちるの?」など色々と心配になりますが、もちろん大丈夫です。インクボックスが使っているインクは『フォーミュラ』と言う特許取得済みのオーガニック成分の物を使っているので人体に悪影響はありません。
そして、そのフォーミュラが使われているインクが表皮まで浸透するので2週間のタトゥー体験ができるのです。個人差はありますが、表皮部分は約2週間程度で角質とともに生まれかわる部分なのでタトゥーが落ちない心配はありません。
注意点としては、『アーモンド』『ナッツ』『いちご』のアレルギー成分があるのでこれらのアレルギーがある方や、肌の弱い方は使用する2,3日前に皮膚のパッチテストを行ってから使用して下さい。
つけられる身体の部分
インクボックスが推奨している付ける箇所は、首から上や胸の上部など肌が繊細な箇所以外です。画像にもありますが、二の腕は1日~14日、前腕は1日~12日、手首は1~10日、太ももは1日~14日、ふくらはぎは1日~14日、足首は1日~15日程度タトゥーを楽しむ事が出来ます。
タトゥーを長持ちさせるコツは、十分な保湿であったり、付ける箇所の肌の特性であったり、上記で説明した付ける箇所を気を付ける事です。そんなに難しい事では無いので、注意点に気を付けつつキレイに入れてみて下さい。
INKBOXの種類
インクボックスでタトゥーを入れる方法はステッカータイプとフリーハンドインクの2つがあります。それぞれ、入れ方が変わってきますのでステッカータイプとフリーハンドインクの両方の特徴を説明していくので、是非参考にしてみて下さい。
ステッカー
ステッカータイプは、決まったデザインの中から好みの物を選んで専用キットを使ってインクを入れていきます。行程は違いますが、タトゥーシールのような感じです。様々な種類が数多くあるので、サイトでデザインを見るだけでもとても楽しく種類によっては実際に入れている写真もあるので参考になります。
インクボックスのオリジナルのデザインから、有名アーティストやクリエイターとのコラボデザイン、季節ごとの期間限定デザインなど頻繁に更新されるので公式サイトやインスタグラムをチェックしておくといいでしょう。
フリーハンドインク
フリーハンドインクは、自分だけのオリジナルデザインでタトゥーを入れたい方におすすめです。ボトルの先に細い針が付いており、ジェル状の液が出てくるので細かい線も描きやすいです。デザインを描き終わったら30分~1時間そのまま放置し、水で流すだけで自分だけのタトゥーが出来上がります。
絵やデザインが得意な人は好きな時に好きな箇所に入れられますし、友達や恋人、家族などでデザインを入れ合っても良いですね。ボトルは約一年間保管可能です。
INKBOXステッカーの使い方
それではここからインクボックスのステッカータイプの使い方を紹介していきます。送られてくるキットに説明も書いていますし、特に用意するものも無いので簡単にタトゥーを入れる事が出来ます。
仕様変更で簡単手順にリニューアル
2020年6月にリニューアルしたインクボックスですが、以前と大きく違う点はステッカーを付ける手順が簡略化された事です。以前は、ステッカーを購入するとキットに同封されているクロスをレンジで温め、そのクロスで肌に貼ったステッカーを15分ほど抑え、その後ステッカーを剥がし洗い流すという工程でした。
その為、大きい柄などはクロスで均等に抑えられていないとムラが出来てしまっていたり、綺麗に模様が入っていなかったりと、少々コツがいるので初めてだと失敗する方も多かったのです。
ですが、リニューアル後のインクボックスは遥かに工程が簡略化され、付属のワイプで貼りたい箇所を拭き、乾燥させた後にステッカーを貼って60分待ち、ステッカーを剥がすと言う簡単な工程でタトゥーが入れられるようになりました。60分待っている間、時々ステッカーを軽く抑えるとよりキレイに入ります。
INKBOXステッカーの使い方を動画で見てみよう
https://youtu.be/3LVjNAiGMug
文字での説明でもインクボックスでタトゥーを入れる簡単さが伝わったと思いますが、こちらの動画では実際に貼り方から時間が経った後のインクの入り方も見せてくれているので、悩んでいる方は参考に出来ると思うので見てみて下さい。
INKBOXを使う際の注意点
ここまで、インクボックスについて紹介してきましたが、良い面だけでは無く注意する事や、気を付けなければいけない事を紹介します。入れる前に注意事項をしっかりと確認してから行って下さい。
注意点①消えるタトゥーでも入場不可になる場合がある
日本でも昔に比べると、タトゥーがオシャレの一つとして認められるようにはなりましたが、まだまだ厳しい目で見られてしまうのが現実です。インクボックスのように本物のタトゥーで無くても、温泉やプールなど肌を見せる施設では入場禁止となる場合があるので、そこは把握しておきましょう。
2週間以内に温泉やプールなどの施設に行く予定があるか確認し、先々の予定を確認してからで無いとせっかく入れたタトゥーをすぐ消さなければいけなくなってしまうので、気を付けて下さい。
注意点②入浴は8時間以上経過してから
インクボックスのステッカータイプでもフリーハンドインクどちらを入れた場合でも、最低8時間以上はお風呂やシャワーなどインクを入れた所が濡れるような事は避けて下さい。8時間経った後も、強く擦ると角質と共に剥がれてしまい肌に残りにくくなってしまいます。
綺麗に長持ちさせる為のポイントは、お風呂や海など肌に水が触れる前にワセリンを塗り、あまり普段から触り過ぎないようにするとインクが長持ちします。
注意点③インクをつけた当日は寝方に気を配る
インクボックスを入れた日は、入れた個所が身体の他の部位に当たらないように気を付けて下さい。入れた当日だと他の箇所に色移りしてしまう可能性があるので、特に睡眠時など自分の意識が無い状態の時は最新の注意を払って寝るようにしましょう。
INKBOXのおしゃれな使い方
インクボックスを入れる際の注意点が分かった所で、インクボックスのおしゃれな使い方、おすすめな使い方を紹介したいと思います。
- 海に行くとき
せっかくインクボックスでタトゥーを楽しむのなら、見せたいと思うのが当然です。体中に入っていると少し怖がられてしまいますが、ポイントで入っているとオシャレでセクシーな印象を与えます。
- フェスなどの野外イベントのとき
夏ならではの野外フェスの時にTシャツから、すこし見える位置に入れるのがおすすめです。お気に入りのアーティストと似ているステッカーを探して貼るか、フリーハンドインクで自分で描くのもおススメです。
- 海外旅行に行くとき
海外旅行など、普段の自分を知らない場所に行くときに思い切って大胆な柄を入れてみるのがおすすめです。会社や学校などの時は色々な規制がありますが、海外旅行ではあなたの事を知る人はいないので思い切って入れてみてはいかがでしょうか?
INKBOXでタトゥーデビューしてみよう
2週間で消えるタトゥー、インクボックスを紹介してきましたがいかがでしたか?インクボックスのタトゥーならアクセサリー感覚でタトゥーを体験出来るので、気軽に試す事が出来るのが魅力的です。
これから先、本格的なタトゥーを入れたい方ならどんな感じになるか試す事が出来ますし、後に残るのは嫌だけど興味がある方なら2週間だけのタトゥー体験が出来るインクボックスを、これを機会に是非試してみてください。