ガーリー系ファッションとは、女の子らしさを強調したファッションを意味します。たとえば、色はパステル系で、花柄やフリルをあしらったアイテムが代表的です。可愛らしさたっぷりのガーリー系ファッションは、工夫次第でどの世代でも取り入れることが可能です。
今回は、ガーリー系ファッションの解説とともに、着こなしのポイントを伝授いたします。憧れているけれど「私には着こなせない」と諦めていた方も、ぜひガーリー系ファッションにチャレンジしてみてください。
目次
ガーリー系ファッションとは?
「ガーリー」は、英語で「girly」と記します。その意味は「女の子らしい」「少女っぽい」となります。ですので、ガーリー系ファッションとは、女の子らしくて可愛いファッションを意味します。
ガーリー系ファッションの特徴としては、リボンやフリルが多いことが挙げられます。また、パステル系カラーや花柄、水玉柄も多く見られます。
ガーリー系ファッションは、愛らしさを感じさせるファッション系統ですが、「このアイテムはガーリー系ファッション」といった明確な定義はありません。どことなく少女っぽさを感じるようであれば、それはガーリー系ファッションだと思っていただいて問題ありません。
「ガーリー系」と「フェミニン系」の違い
ガーリー系と似たファッションで、フェミニン系という言葉を聞いたことがあるかもしれません。どちらも人気があるファッション系統です。ここでは、ガーリーとフェミニンの違いをご紹介します。ガーリーもフェミニンも、女性らしさを表すワードですが、女性らしさの系統は異なってきます。
まず、フェミニンは、上品で落ち着いた女性らしさを意味します。フェミニン系のアイテムは、装飾が少なめでありシンプルなものが多いです。
具体的には、きれいな色のカーディガンなどがあげられます。コーディネートとしては、甘いアイテムに品のあるパンツなどを合わせるなど、やりすぎ感のない大人っぽさが特徴的です。
対して、ガーリーは幼さが感じられる、どこか少女っぽい女性らしさのことを指します。代表的なアイテムとしては、フリルやリボンのついたブラウスなどがあげられます。甘くて可愛いアイテムをたっぷりと使った、ふんわりシルエットのコーディネートが多く見られます。
オフィスシーンでも着ていける上品なコーディネートがフェミニン系で、少女のようなあどけない印象のコーディネートがガーリー系だと考えるとわかりやすいです。また、どちらとも服装だけではなく、髪型やメイク、そして全体的な雰囲気なども含まれます。
ガーリー系ファッションの着こなしポイント
女の子らしいガーリー系ファッションは、着るだけでテンションが上がります。しかし、ガーリー系ファッションに憧れはあっても「自分には着こなせないかも」とハードルを上げてしまっている方も多くいらっしゃいます。しかし、せっかく女性として生まれたのであれば、可愛い服を着て楽しみたいでしょう。
ここでは、ガーリー系ファッションを着こなすために、知っておきたいポイントについてご紹介します。簡単なコツさえ押さえておけば、どなたでも着こなせますので、ぜひチェックしてみてください。
甘アイテムで柔らかな印象にする
ガーリー系ファッションは、甘めで柔らかな印象になるように仕上げましょう。具体的には、少女が着るような色、柄、色、シルエットなどを想像してもらえれば、判別しやすくなります。その代表的なアイテムとしては、フリルやレースデザインのアイテムです。
淡く優しいパステルカラーを選ぶ
ガーリー系ファッションで欠かせないのが、パステルカラーです。特にピンクは、ガーリーファッションではメインとなってきます。ピンクの中でも明るくて淡いベビーピンクなどを取り入れるだけでも、ガーリーさが磨かれます。
もし、甘くなりすぎるのが苦手な方は、ライトグリーンやペールブルーなど、爽やかな寒色系を選ぶと、トライしやすいですよ。また、バッグや靴にだけでも取り入れれば、それだけでガーリー度がアップします。
小花柄でかわいさをアピール
可愛い花柄も、ガーリー系ファッションにはマストです。ただし、大きめの花柄よりは、小さめの花柄のほうが、よりガーリー系ファッションらしく仕上がります。花柄の色は、白やピンクなどの淡いカラーがおすすめです。
素材は、オーガンジーやチュールと相性はバツグンです。アイテムは、ワンピースやロングスカートなどを選ぶと、品のあるガーリー系ファッションになります。
年代別♡ガーリー系ファッションのコーデ術
ガーリー系ファッションは、10代の女子はもちろん、20~30代になっても取り入れることが可能です。ただし、世代によっておしゃれに着こなす工夫は異なってきます。
ここでは、年代別にガーリー系ファッションのコーディネートポイントをご紹介します。ぜひ参考にして、年齢に合ったガーリー系ファッションを楽しみましょう。
10代のコーデ術
若々しい10代の女性とガーリー系ファッションは、とても相性が良いです。女の子らしさたっぷりのアイテムだけでコーディネートをしても、まとまりやすいのがこの世代の特徴です。10代は甘いアイテムでも嫌味がなく着こなせますので、いろいろなタイプのガーリーファッションにチャレンジしてみましょう。
大ぶりなリボンディテールや、フリルをたくさんあしらったワンピースやブラウス、ミニスカートなど10代だからこそ様になるアイテムがたくさんあります。女の子らしさ全開のガーリー系コーディネートを思いっきり楽しんでください。
20代のコーデ術
20代がするガーリー系ファッションは、王道の甘めスタイルも素敵ですが、周囲と差がつく個性的なアイテムもおすすめです。また、少女っぽさの中にも、そこか大人らしさを感じさせるコーディネートが似合う世代です。
たとえば、フリルや花柄などのガーリー系アイテムに、クールなブラックやネイビーと合わせたり、ピンクであってもくすみ系カラーを選ぶなどの工夫をしてみると、おしゃれ度がアップします。
また、フレアなワンピースやスカートで、ふんわりとした雰囲気を出しながらも、バッグなど小物でダークカラーをチョイスすれば、品格のあるガーリー系ファッションに仕上がります。
30代のコーデ術
30代のガーリー系ファッションでは、ややきれいめを意識することが大切です。少女らしさの中にも、大人の女性だからこそ似合うアイテムを加えていきましょう。フリルやレースのワンピースを着る場合は、靴はシックなパンプスにするなど、甘さと大人っぽさのバランスを取ることをおすすめします。
色であれば、くすみ系のパープル、ブラウンベースのアイテムであれば、大人可愛いコーディネートに仕上がります。30代であれば、全身ガーリーなアイテムにするよりは、大人っぽいアイテムを効果的に使っていきましょう。
おすすめのガーリー系ファッションブランド
ガーリー系ファッションには、たくさんのブランドがあります。その中でも、代表的で可愛いおすすめブランドを3つ厳選して、ご紹介いたします。
ファッションブランド①F i.n.t
F i.n.tは、50年代~70年代の映画からインスパイアをうけた、シネマのヒロインをテーマとしたブランドです。クラシカルで懐かしいけれど、新しさもあるアイテムが揃っています。
レトロなガーリースタイルが得意で、お嬢様風なスタイルがお好きな方にもおすすめです。フレアスカートや三つ折りのソックスなど、トラディショナルなデザインが特徴的です。
ファッションブランド②OLIVE des OLIVE
OLIVE des OLIVEは、1984年にスタートした、リアルクローズを軸にしたガーリー系ブランドです。リーズナブルな価格で、若い方からの支持が高くなっています。シンプルながらも、トレンドを抑えたアイテムが揃っており、ガーリー系ファッション初心者にも取り入れやすいのが特徴です。
また、20代後半以降でも着こなしやすい甘さ控えめなアイテムから、思いっきりキュートな甘さたっぷりのアイテムまで、幅広い展開を楽しめます。
ファッションブランド③axes femme
axes femmeは、ヨーロピアンでヴィンテージな世界観が特徴のガーリー系ファッションブランドです。ロマンティックなテイストがお好きな方には特におすすめです。デイリーやデートにはもちろん、セレモニーなど、さまざまななシーンに合わせて選べる品揃えです。
スイートで可愛らしい小学生からの服も扱っていりので、ママとお揃いのガーリー系コーディネートも楽しむとができます。小花柄やリボンなどの定番ガーリーアイテムを展開しつつも、ボーダーやチェックなどのカジュアルテイストなデザインも取り入れていて、幅広い世代の女性にぴったりです。
ガーリー系ファッションを上手に着こなそう!
今回はガーリー系ファッションの意味や、着こなしのポイントをご紹介しました。ガーリー系ファッションは、年齢を問わず楽しめるものです。カラーやアイテムの組み合わせ次第で、甘さを調節しながらコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。