世界中で大人気の映画「ファンタスティックビースト」。ハリーポッターの作者J・K・ローリングによる物語で、これまでに様々な作品が生み出されてきました。この記事では、「ファンタスティックビースト」初心者の方へ向けて、視聴するおすすめの順番やハリーポッターシリーズとの相違点をご紹介します。参考にしながら映画鑑賞を楽しんでください。
目次
おすすめのファンタスティックビーストを見る順番
これまでに3作品が公開されているファンタスティックビーストシリーズですが、どの作品から見ると最も楽しめるのでしょうか。まずは、ファンタスティックビーストを初めて鑑賞する方向けに、おすすめの見る順番をご紹介します。
順にそれぞれの作品についての紹介をしながらまとめるので、ファンタスティックビーストを鑑賞する際の参考にしてください。
順番①ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、2016年に公開されました。大人気の映画「ハリー・ポッター」の新シリーズとして注目された作品です。ただし、舞台設定はハリーポッターの1991年よりも65年前、1926年となっています。
ハリーポッターのダンブルドア先生が出演するということもあり、ハリーポッターファンにとっては見逃せない作品です。話はガラリと変わりますが、要所要所にファンを楽しませてくれるシーンが見られます。
こちらの作品はファンタスティックビーストシリーズの中でも第一作目のため、3作品の中で最初に見ておきたい映画です。初めてこちらのシリーズを鑑賞する方は、まずこの作品からご覧になってください。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のあらすじ
主人公は魔法動物学者のニュート・スキャマンダーです。ある日ニューヨークを訪れた彼でしたが、愛用のトランクから魔法動物たちが逃げ出してしまいます。動物たちにより街はパニックに陥り、魔法使いではないノーマジ達も魔法の存在に気付いてしまいます。
またその頃、別の大きな何かも動き出していたのでした。仲間達と共に人間界と魔法界を救おうとするニュート。果たしてどうなってしまうのでしょうか。
順番②ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
次に視聴するおすすめの作品は「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」です。こちらは現在公開されている3作品の中で2番目に公開された作品なので、公開順に見るのが最も良い順番ということになります。
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」のあらすじ
前作でのある出来事のせいで、外国への出入国が禁止になってしまったニュート・スキャマンダー。そんな彼の元へ、米国からクイニーとジェイコブという2人が訪れます。2人は結婚をすると言いますが、実際はクイニーが魔法の力でジェイコブの判断力を鈍らせていたのでした。
そのことをニュートに指摘されたクイニーは、嫌々ながらも魔法を解きます。魔法を解かれたジェイコブは、法を犯してまで結婚するのは無理だと言いますが、それに対しクイニーは怒りを覚え、立ち去ってしまうのでした。
一方その頃、ティナは前作で死んでしまったと思われたクリーデンスが生きているという情報を掴みます。そしてパリにクリーデンスがいると聞き、探すためにフランスに赴くことにしたのでした。そこで、ジェイコブもクイニーを探すべく2人でパリへ行くことになります。
この頃、パリでは前作で逮捕されたグリデンバルドが動きを見せていました。監視役を唆して自分の信者にしたグリデンバルドは、脱獄に成功していたのです。
順番③ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
次に見るべきは、「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」です。ファンタスティックビーストシリーズの第3作となるこの作品では、ダンブルドア先生の過去が見られるとあってハリーポッターファンの間で話題が沸騰しています。
「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」のあらすじ
ダンブルドア先生と魔法使いの仲間達、それに加えてマグルたちと共に寄せ集めのチームを結成したニュート。徒党を組んだ彼らが向かうのは、史上最悪と称される魔法使いのグリンデルバルドでした。一方、彼に挑む中でダンブルドア先生の秘められた過去が明らかになろうとしていたのです。
ファンタスティックビーストとハリーポッターの時系列
物語自体が密接に関わっているわけではないものの、同じ世界の物語として結びつきのあるファンタスティックビーストシリーズとハリーポッターシリーズ。
そこで、ここからはファンなら知っておきたい両作品を、ハリーポッターシリーズの70年前にあたる「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を始めとして、時系列順にご紹介します。時系列を整理した上で作品を鑑賞すれば、より楽しめること間違いなしです。
- ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
- ハリー・ポッターと賢者の石
- ハリー・ポッターと秘密の部屋
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- ハリー・ポッターと謎のプリンス
- ハリー・ポッターと死の秘宝PART1と2
ファンタスティックビーストとハリーポッターの公開順はこちら
公開された順番と時系列の異なるファンタスティックビーストシリーズとハリーポッターシリーズ。ここでは、全作品を公開順に一覧にしてまとめます。
ハリーポッターシリーズとファンタスティック・ビーストシリーズの時系列は、それぞれの作品内においては公開順と同じです。しかし、両者は時系列と公開順がちょうど反対となっている関係性にあります。
- ハリー・ポッターと賢者の石(2001年)
- ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年)
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年)
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年)
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年)
- ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009年)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年)
- ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年)
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年)
- ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年)
ファンタスティック・ビーストとハリーポッターの共通点や違いは?
ファンタスティックビーストとハリーポッターの共通点として挙げられるのは、主人公ニュート・スキャマンダーの書いた「幻の動物とその生息地」という本です。こちらの著作は、ハリーポッターシリーズの時代、ホグワーツで教科書として使用されていました。
また、ハリーポッターシリーズに出てくる人物や親戚も、ファンタスティックビーストに多数登場します。ダンブルドア先生をはじめ、ベラトリックスの親戚にあたると考えられるリタなどです。
また、ハリーポッターシリーズにて登場した蛇のナギニが、実は人間の女性であったということがファンタスティックビースト内で明かされるなど、両者は同じ世界の別の時代を描いているため、様々な共通点が見られます。
一方違いとしては、まず物語の舞台が挙げられるでしょう。ハリーポッターシリーズの舞台は1990年代のイギリスであるのに対し、ファンタスティックビーストは1920年代のアメリカでの様子が描かれています。
このように国が違うことにより、両者では魔力を持たない人間の呼称が違います。ハリーポッターの世界にあたるイギリスでは「マグル」と呼ばれていますが、ファンタスティックビーストの世界にあたるアメリカでは「ノーマジ」と呼ばれています。
また、ファンタスティックビーストの舞台である1920年代のアメリカでは、イギリスに比べて強くノーマジとの関わりを避けていたことが窺えます。これは、1693年にアメリカで起きた「セーラムの魔女裁判」による影響が残っているためだと言います。
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ファンタスティックビーストが見れるおすすめの動画配信
ファンタスティックビーストを楽しむには、動画配信サービスを利用するのがおすすめです。そこで次に、ファンタスティックビーストを配信しているプラットフォームをご紹介します。それぞれのサービスの特色もまとめるので、サイト選びの参考にしてください。
動画配信①Amazonプライム
コスパを重視するなら、Amazonプライムがおすすめです。30日間の無料お試し期間があるのに加え、月額料金は500円とかなりお得です。年額料金だと4,900円なので、普段からアマゾンを利用している方なら、入っておきたいサービスです。
プライムビデオ以外にも特典としてお急ぎ便無料や送料無料などのサービスが受けられます。さらに、本や音楽のサブスク特典もあるので、ぜひチェックしておきたいところです。
動画配信②U-NEXT
膨大な作品数で知られるのがU-NEXTです。21万本以上の動画が揃っているので、多くの映画やドラマを楽しみたい方にぴったりなサービスです。ただし、ポイント制なので他のサービスとは違い、途中課金が必要になることがあります。
しかし、無料登録だけで600ポイントが贈呈され、トライアル期間を利用することでファンタスティックビースト2作品分を追加料金なしで楽しむことができます。
動画配信③Hulu
ファンタスティックビーストに加え、ハリーポッターシリーズも配信しているHuluです。二週間の無料お試し期間があるので、こちらを利用することで全て無料で楽しむことができます。
ファンタスティックビーストの原作は?
ファンタスティックビーストの原作にあたるのは「幻の動物とその生息地」という書籍です。こちらはハリーポッターシリーズにも登場し、ホグワーツで教科書として使われています。2001年に発売されたこの本は、ハリーポッターシリーズの副読本という位置付けです。
ファンタスティックビーストの主人公、ニュートスキャマンダーが書いたという設定なので、初版本は1927年に刊行されたということになっています。2001年に刊行されたのは第52版本ということになっており、マグル向けに販売されたという設定で実際の世界の書店に並びました。
これらを踏まえてわかるように、原作本にはファンタスティックビーストの映画の内容が書かれているわけではありません。しかし、物語を書籍として楽しみたいというファンの声に応えて脚本の内容が綴られた書籍も販売されています。
ハリーポッターシリーズの原作の読む順番
ハリーポッターシリーズの原作は、次の順番で読むのがおすすめです。この順番は発売順と同じなので、古いものから順を追って読むのがベストと言うことができます。
- ハリー・ポッターと賢者の石
- ハリー・ポッターと秘密の部屋
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人)
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- ハリー・ポッターと謎のプリンス
- ハリー・ポッターと死の秘宝)
- 幻の動物とその生息地
ハリーポッターシリーズを読む前にファンタビを見るのがおすすめ
ハリーポッターシリーズを読む際は、先にファンタスティックビーストまで視聴してからにするとより楽しむことができます。まずは映像作品でハリーポッターシリーズとファンタスティックビーストシリーズをおさらいして、原作を読んでみてください。
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