女性にとって必需品とも言えるブラジャーですが、たくさんの種類があることをご存知でしょうか。美しくバストメイクする機能性、リラックスして過ごせる快適性など、さまざまな用途に合ったブラジャーがありますので、ぜひ、目指すバストラインやライフスタイルにマッチしたブラジャーと巡り合ってください。
目次
ブラジャーはどんな構造をしている?
毎日身に着けているブラジャーですが、その構造は?と問われるとあまり良く理解できていない方も多いかと思います。まず、ブラジャーの構造についてご説明します。
カップはバストを包み込み、支える役割を担っています。バストの大きさやどんなシルエットに整えたいかによって、カップの形はさまざまです。
ホックは、多くは背中側にあり、アンダーバストのサイズによって位置を調節して留めます。その日の体調や着け心地の好みによって留める位置を決めましょう。
ストラップは、カップとサイドベルトに接続されている紐状のもので、肩に掛けてブラジャーを安定させます。ストラップにはアジャスターが付いていて、長さを調節できます。左右のバストの大きさに合わせて調節しましょう。
サイドベルトは、脇や背中周りのシルエットを安定させます。幅広のものを選べば、すっきりとした印象になり、ホールド感も得られます。
ブラジャーのカップ別で見る種類
ブラジャーのカップには多くの種類があることをご存知でしょうか。フルカップ、ハーフカップなどは耳にしたことがあるかもしれませんが、その他にもいろいろなカップがあります。
カップの名称とその特徴をご紹介しますので、ご自分のブラジャーがどれに当たるのか、また、よりご自分のバストにふさわしいカップはどれなのか、ぜひ検討してみてください。
ブラジャーのカップの種類①フルカップ
バストをすっぽり包み込むカップのフルカップブラは、バストが大きな方や下がり気味な方、柔らかくてバストが流れてしまいやすい方に向いているブラジャーです。
ストラップが左右のカップの中心近くに付いているので、しっかりとバストを持ち上げてバストアップさせ、シルエットを美しく整えてくれます。
ブラジャーのカップの種類②ハーフカップ
カップ丈夫が水平にカットされ、バストを覆う部分の面積がフルカップに対して半分なのでハーフカップと呼ばれているブラジャーです。アンダーのワイヤーがバストを下から持ち上げてバストの重心を分散させることで、上向きでボリュームのあるバストに整えてくれます。
アンダー部分がしっかりとしているので、肩のストラップを外して着けることができるものも多くなっています。 オフショルダーの服や胸元の開いたドレスなどを着るときには、ハーフカップブラがおすすめです。
ブラジャーのカップの種類③3/4カップ
カップの上辺1/4をフロントに向けてカットしたタイプのブラジャーで、デイリーに活躍してくれるベーシックなタイプです。脇に流れがちなバストをしっかりと寄せてボリュームアップし、バストを斜め下から中央に寄せる機能によって美しい谷間をメイクしてくれます。
ブラジャーのカップの種類④1/4カップ
バストを覆う部分の面積がフルカップに対して1/4で、基本的にはアンダーバスト中心に支えるブラジャーです。バストを前方向へ押し出してくれるので、バストの小さな方におすすめです。カップ部分にレースなどを使ったデザインのものは、蒸れを防ぐ効果もあります。
ブラジャーのカップの種類⑤4/5カップ
4/5カップブラは、フルカップブラと3/4カップブラの中間のカップサイズで、胸を寄せてしっかりと安定した着心地が得られます。バストが下がって来たと感じている方におすすめしたいブラジャーです。
ブラジャーのホック別で見る種類
ブラジャーのホックは、種類としてはフロントホックとバックホックの2種類です。最近ではホックのない、被るタイプのブラジャーも多く見かけるようになりました。
ブラジャーのホックの種類①フロントホック
フロントホックはその名の通りホックが前側に付いているブラジャーのことです。ホックが目視できるので着脱しやすく、背中側にホックによる凹凸が生じないので、後ろ姿がすっきりと決まります。薄手のトップスを着るときや、背中に手が届きにくい方におすすめです。
ブラジャーのホックの種類②バックホック
バックホックはブラジャーのスタンダードなホックになります。2~3段階で幅が調節できるのが一般的です。体調や体型によって微細に調節できるとうメリットがあります。
ブラジャーのワイヤー別で見る種類
ひと昔前はブラジャーといえば硬いワイヤー入りが一般的でしたが、現在ではノンワイヤーでも補正力が高かったり、ワイヤー入りでも快適性を追求したものなど、ワイヤーひとつとってもさまざまなタイプのブラジャーが登場しています。
ブラジャーのワイヤーの種類①ワイヤー入り
ワイヤー入りのブラジャーは、バストを脇に流さずブラジャーの中に留めてくれるので、バストメイクをきちんとして、メリハリのあるボディーラインを作りたいときに効果を発揮してくれます。その反面ワイヤーが食い込んで苦しさを感じたり、窮屈だと感じる方も多いようです。
ブラジャーのワイヤーの種類②ノンワイヤー
ワイヤーが入っていないノンワイヤーブラは、ワイヤーが触れる感触や締め付け感がないので着け心地が良くリラックス感を味わえるのが特徴です。対してバストメイク力はワイヤー入りブラジャーに対して弱くなりがちです。
最近では、ノンワイヤーでもきちんとバストメイクしてくれるブラジャーが開発され、評価も高くなっていますので、そういったノンワイヤーブラを探してみるのも良いかもしれません。